灰器

炭点前〈未〉で、灰匙で蒔くための灰を入れる器。

古くは灰炮烙(はいほうろく)とも。

灰の品質と使う量により、風炉用と炉用がある。
風炉用は小振りで釉薬のかかったもの、炉用は大振りで湿し灰〈未〉を入れるため釉薬のかかっていない素焼のものを用いる。

※風炉では蒔灰〈未〉(藤灰)、炉では湿し灰(湿り灰・濡灰)を入れます。

灰器は炉の炭点前には必ず用いるが、風炉の場合には土風炉〈未〉で蒔灰がしてあるときのみ用いる。


最終更新:2011年07月08日 13:49
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