☆18歳の決断


 青森県佐井村での漁師縁組制度がNHKでニュースになっていました。岐阜県から来た18歳の少年が紹介されていたわけですが‥。私が高校生くらいだった頃にも、こういうのがあれば(って、漁業は希望職種ではないですが、工芸品の職人には憧れてたなぁ‥‥)よかったのに‥‥

 それはともかく。

 佐井村の老人たち、町内会の会合で、明らかに18歳の少年に酒を飲ませていたぞ。
 飲ませているシーン自体は放送されなかったけど、誤魔化せると思ったら大間違い。

 まあ、それは置いといて(追及は、他の方にしてもらいましょう)。

 情報って、大事ですよね‥‥

 今になって思えば、高校生くらいの私は情報収集能力がとんでもなく欠如していたと思います。20年以上たった今になって、高校でクラスメートが言っていたのはこういうことだったんだ‥‥というか、あ、あの時点でクラスのみんなはそんなことも知っていたんだ、と感じることが多々あって。

 育ててくれた両親には感謝しているし、悪くはいいたくないですが、他のことはともかく、こと情報というものに関しては、私の両親は疎すぎましたね。本当に狭い範囲内の情報で、進路のこととか、あれこれと言ってきたけど、当時の私はとてもしんどかった。一般的なもの以外の進路の選択の仕方をまるで知りませんでした。まあ、個性の強すぎるこどもだったとは思うのですが、私の個性を両親は全く理解していなかったのだと思います。あとで、実際にはこういう方法や制度があった、ということを知るにつれ、さらに傷口が深くえぐられて‥‥
 確かに、私の育った町は情報へき地ではありました。でも、推定で、同級生の半分くらいは、世間並の情報をもっていたような気がします。まあ、私個人の情報収集能力が低すぎたってのもありますが、しかし‥‥

 情報がない、という悲劇というものを、だから私は現在とても強く意識しています。私の同級生のひとりは、それが原因で焼身自殺してますし‥‥

 情報収集能力がない、というのは個人の問題かもしれません。だから大人になってからのことは、誰のせいにするつもりもありませんが。

 でも、こと進路に関しては、後でリカバリーすることは現実には不可能に近いわけで。
 子供を育てるにあたっては、それは最も気をつけなければいけないポイントなのではないかと思ってます。
 知って欲しくない情報もあるにはありますが、子供が情報がない状態で途方にくれているというサインは、親は決して見逃してはならないのではないかと思います。


 何だかとりとめのない話になってしまいました。


 ところで。

 私、ずっとあたため続けていた、川柳があります。とある戦国武将の子孫が歌ったという設定の歌です。

 また誰か パパ泣かしたの ホトトギス

 さあ、誰が詠んだ(という設定の)歌でしょう?


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最終更新:2017年04月13日 09:05