☆ウソだよね‥


 森友学園をめぐる一連の問題で、学園に寄付をした51歳の男性が、去年の6月5日の午前10時ごろに、幼稚園の園長室で寄付を求められ、その際に、部屋に飛び込んできた夫人が「昭恵夫人からメールがあって、サミット会場が志摩に決まった」ということを聞き、安倍夫妻と学園の深い関係を感じて寄付を決意した、と公表したのを、後日、日付だけが6月9日の勘違いだったと訂正してきた、とのニュースが流れました。

 ウソだよね‥

 日付だけが勘違いだったって‥‥5日の夕方以降、テレビでは頻繁にサミットが志摩に決まったと報じていたし、翌日以降もメディアは大きくその話題を取り上げ続けていました。
 つまり、日付が6月5日じゃなかったら、男性は夫人に聞くまでもなくサミットが志摩になったことは知っていたはずで、このエピソード自体が成立しないということ。
 つまり、このエピソード自体がでっちあげだったのか、って話になる。
 そうでない場合、政権側が手をまわして、無理矢理男性に日付が勘違いだった、と発言させたことになりませんかね?
 どちらがウソなのかはわかりませんが、確実にウソが含まれているニュースです。


 もうひとつ。
 さらに恐ろしいのが、米軍によるシリア空爆の根拠とされる、アサド政権によるシリア市街地への化学兵器の使用に関する疑惑。
 政府軍と反政府勢力、それぞれにとって化学兵器を使用するメリットが存在するか、考えてみましょう。
 正直、ISが参加してきたからこそ、混乱が激化したものの、政府軍VS反政府勢力の関係性でいえば、政府軍の方が優勢であったわけで。 ISがほぼ掃討された今、米軍なんかに介入の口実を与えてしまうと考えれば、政府軍に国内で化学兵器を使用する意味はない、というか、むしろ戦略的に不利になるんじゃないでしょうか?
 一方で、反政府勢力の方は、大義名分上は、アサド政権の圧政に対抗するという立場なので、化学兵器を使うなんてことはありえないわけですが。
 しかし、勝たなければならない、という点では、劣勢を覆すためには他の国々に介入してもらいたい、という願望があるわけです。政権側の非人道行為をねつ造してでも‥‥ということは考えられないでしょうか?
 さらに言うと、トランプ政権です。
 アメリカが力を取り戻す‥‥と選挙期間中から何度も彼は主張してきたわけですが、そのためには、米軍がどこかで軍事行動を起こし、勝利する必要があるわけです。
 つまり、アメリカ側は、どこでもいいから米軍の勝利を見込める場所で軍事作戦を展開させたい、と虎視眈々と狙っている、と考えることができるわけで。
 アメリカがシリアでの政権側の化学兵器の使用をねつ造‥‥何なんでしょうかね、この既視感は。
 イラクで、政権側が生物兵器を開発、使用している‥‥として、米軍はフセイン政権を攻撃したわけですが、それがねつ造だったことは、すでに事実認定されているわけで。
 アメリカの主張を信じますか?
 もちろん、今、日本にいる我々にとっては、どちらが真実であるかはわかりません。
 でも、もう少し、冷静に物事を見極めた方がいいんじゃないかな、と思うわけですが‥‥


 それにしても、恐ろしい時代になってしまった‥‥


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最終更新:2017年04月08日 13:53