W.I.Za.R.D.2017/02/11


☆『べっぴんさん』


 3か月ぶりとなってしまいました。

 なんか、PCの調子が悪いです。 ちょっと回線が混んでたりすると、たちまち落ちてしまう‥‥冷却ファンのせいなのか、もっと深刻な事態なのか‥‥こんな風にインターネットが隆盛の時代になるんなら、もっとコンピューターのことを勉強しておけばよかった、とつくづく感じるこの頃‥‥


 さて。

 全体のトーンが暗い、とは言われるものの、過去作に比べればバッシングが少ない『べっぴんさん』。
 東京制作が、かなり攻めの姿勢でくるのに対し、大阪制作は、読者からのクレームに対して、比較的受け身の姿勢が見受けられます。
 たとえば、好評を博したダブルヒロイン制は『あさが来た』と共に採用(ただし、もう一人のヒロインについては、途中で百合からさくらに交代しているが‥)。 ヒロインが空気を読まないと批判されれば『あさが来た』では、時代背景の描写そのものをカットして、ヒロインが「読まない」空気そのものの描写を減らしたり(結果、時代感が全くわからなくなった)、『べっぴんさん』では、流されるだけのヒロインを採用したり、主張するヒロインがうざい、と言われれば、コミュ症じゃないかと思われるようなヒロインを採用したり‥‥まあ、さすがに途中からすみれも強くなって、主張を始めたりもしてますが‥‥

 まあ、楽しんで見てますが、しかし、個人的には、登場人物のキャラ変が、あまりにも激しいのが、なんだかなぁ‥‥という感じです。
 すみれも、もちろんそうなのですが、紀夫くんが、喋りまくるキャラに変更したのが‥‥全然、魅力的じゃない。 喋らない、喋れないキャラの紀夫くんの方が、可愛かったなぁ‥‥心象描写は、小道具の本で表現するとか‥‥
 イラっとしたのが、さくらのキャラ変。
 何故、突然、良い子ちゃんになる!?
 いや、最終的には、なってもいいんだけど、その前に、これだけはすみれに物申してほしかった。

すみれ「どうして、自分のことしか考えられないの?」
さくら「仕方がないでしょ。おかあさんの娘なんだから!」

 第一話で、明美にハンカチに包んだクッキーを渡し、明美をブチギレさせたエピソード。 あれ、何の伏線なのかと、ずっと気になってたんですよね‥‥
 きっと明美がすみれを嫌い、或いは、明美とすみれの間に心の溝がある、ということが、今後のストーリーに大きく関わってくるんだろうなあ‥‥とか予想して、ベビーショップあさやを始めるあたりで、どきどきしていたのは私だけではないはず。
 さらに、玉井が明美に仲間を裏切るように誘ったときも、こんな怪しいやつについてはいかないだろう、とは思いつつも、まさかの展開があるのかと不安に駆られた人も多いハズ。
 でも、何事もなく物語は進行し‥‥ここまできたら、この先の展開で、明美とすみれの間の心の溝がどうとかいう話は出てこないだろうし、そうなると‥‥あの第一話の伏線は、どこへいったのだろうという話になるわけです。
 第二週までの怒涛の展開を見る限り、無駄なエピソードを挟んだ、とは考えられないわけで‥‥女学校時代にセリフのあったキャラが全員、キアリスの関係者になるとか‥‥すでにやりすぎだから。
 そうすると、あのエピソードは、明美とすみれの不仲‥‥というストーリーへの伏線ではなく、単に『坂東すみれは、他人の気持ちがわからない女の子でした』というすみれのキャラの説明がメインだったと考えられるわけでして。
 その方向なら、確かにすみれのニブさ、熱中すると周りの人間のことが考えられなくなるという性格は、再三にわたって描かれているわけで‥‥

 正直、おまえにだけは言われたくない、という感じだったハズで、個人的には、是非とも、そこだけは主張して欲しかったな、と‥‥


 読者からのクレームに受け身なだけなのかと思いきや、案外、今作では攻めている部分もありました。
 それは、戦後の復興や高度成長の中で、家庭を顧みない親と、それに反発する子供という部分を描写したこと。
 私が子供のころには、まさにこれが社会問題化していて、ホームドラマが全盛の時代でした。 しかし、当時の風潮としては、親は子供のことを愛している、子供も大人になればわかる、大人は心で思っていれば、それでよい‥‥みたいな結末になることが多く。 今作では、はっきりと「思っているだけではだめなのです」「こういう時こそ、親は立ちどまらなければならないのです」とナレーションが入り‥‥結果として、さくらが突如、キャラ変して大人になり、親の気持ちを理解するという無理やりな結末になりましたが‥‥

 しかし。
 現実は、そうはいきません。 子供が突然、大人になるわけはなく、そうすると、子供は道を踏み外すわけで‥‥私たちが子供のころは、一度くらいは人生に失敗しても、やりなおしは出来る時代でしたから、「大人になればわかる」も一定の説得力がありましたが‥‥今は、一度、人生のレールから転落したら、もう二度とやり直しはききません。 つまり「大人になってわかった」では、遅すぎるのです。 そこまで踏み込んで主張してくれればいいのに‥‥と、ちょっと不満だったり。


 さて。
 最近の朝ドラに関しては、もう一つ、結構、激しく読者からクレームが来ている要素がありましたよね。
 それは「主人公が年を取らない」「ヒロインが、加齢を表現できていない」ということ。
 『まれ』では、かなり攻撃されてましたが‥‥しかし、せいぜい15年間の時間しかこの作品では流れていなく、いや、そんなこと言ったら、ドラマも舞台もまともに見れなくなるじゃんとか、私的には思いましたが(もちろん、単なる嫌がらせだったとは思うけど)。 『あさが来た』では、私自身が強烈な不満を抱いていました。 波留が加齢を表現できないのであれば、時代背景を丁寧に描くことで、時間軸を表現することは出来たと思うのですが、上記の理由により、時代背景は後半になればなるほど描かれなくなりました。 その結果が、主要登場人物の老いと死の描写ラッシュとなったわけで‥‥
 『とと姉ちゃん』も、微妙でした。 まあ、何とか無難にやり過ごすかな‥‥と思っていたら、ラストシーンで、70歳(くらいの筈)の常子が、ありえない走り方で公園を駆け抜けていくという、ぶっ壊しで終了したわけで‥‥まあ、これは常子の前に現れた竹蔵が異界の扉を開いたせいで、常子が妖怪化した、ということにしておきましょうか‥‥

 本来の朝ドラの作りとしては、少女時代、青春時代、晩年‥‥と3人の役者が演じ分けるのが主流でした。 が、まさにここが朝ドラ低迷のネックともなったわけで。
 少女時代は勿論ですが、朝ドラ自体が新人女優の登竜門とか言われていることもあり、比較的無名の役者が起用されることが多いのに対し、晩年を演じる女優は、一定以上の知名度や実力がある方が多く。 再三このコーナーでも書いている、尺がたりなくなった、で、出番を大幅カットする、ということが出来ない方々でした。 結果として、彼女たちの出番を確保するために、物語は視聴者を置き去りにしてサクサクと進む他はなく‥‥それが、朝ドラからの視聴者離れを起こす大きな要素となっていたと思われます。
 が、やっぱり、若手女優を起用している以上、老いを表現しろ、といわれても限界があるわけで‥‥

 で、ヒロインが老いを表現できてない、というクレームが殺到している状況で、結婚、出産までを二週で描いてしまうという、超高速展開があり‥‥私としては、これは、終盤にキャストが入れ替わるために尺を確保したってことではないかと勘ぐってしまうわけです。

 とりあえず、来週あたりで物語はひとつの山を越えて、再来週あたりで時間が飛びそうな雰囲気もしてます。

 尺的にも、キャストが入れ替わるとしたら、このあたりだと思うのですが、どうなることやら‥‥



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