☆コンビニの闇


 NMB48からの卒業を発表した、みるきーこと渡辺美優紀。グループ内での目標を見いだせなくなったことが卒業を決意した理由とか。
 しかし、何か、その言い分は、違法カジノ問題でリオ五輪出場がなくなり、無期限の資格停止処分を食らっている桃田選手が、競技続行をする気になれない、と言っているのと同じ匂いがします。

 要は、ふたりとも、ちやほやされたいからアイドルやってきたのであり、バドミントンをやってきたってことなんでしょうね。桃田選手の日常の言動が、週刊誌などで次々と明らかにされていますが、彼がバドミントンというスポーツそのものの魅力に憑かれて競技をしていた、という情景はほぼ見られず、特別な存在になりたい、というそれだけの理由で選手を続けてきた、という事実だけが次々と明らかになってきているような‥‥

 つまり、みるきーも桃田選手も、芸能人という仕事それ自体、バドミントンという競技それ自体には、結局、それほどの魅力を感じなかったというところでしょうか。ちやほやされることが優勢であるからこそ、辛いことがあっても続けることができたわけで、いい思いをするより先に、とにかくバッシングが先にくるのなら、ばかばかしくてやってられない、ということでしょうか。

 まあ、桃田選手の場合には、今まで熱心に支援してくれたり応援してくれた人たち限定で、怒られたりバッシングされるのなら、それは粛然と受け止めたのかも知れませんが、世の中には、普段応援も支援もしないくせに、バッシングにだけは熱心な方々が大勢いらっしゃるようなので、同情の余地はありそうですが‥‥

 あと、トップの方で活躍してきた彼らをしても、仕事に十分な魅力を感じさせないアイドルという仕事や、バトミントンの競技の環境も問題なのかな、というのはありますが。

 ちやほやされたいからその世界に飛び込む、というのは、どっちかというと普通の動機だったりもするわけですし。ちやほやされないなら辞めてやる、というのも、元女子バレーボール選手の佐野優子さんクラスでさえ、考えたりするレベルの話ですし。

 勿論、本人たちが悪いってのはありますが、それで終わってしまうと、アイドルにもバドミントンにも未来はないのかなぁ‥‥なんて、つらつらと考えてしまったり。


 さて。

 昨夜、熊本で震度7の地震が発生しました。
 改めて、いつどこで、そうした災害に襲われたとしても、不思議ではないんだよな、とつくづくと感じたり。

 ただ。
 東日本大震災のあと、コンビニの入口とかに、災害時支援ステーションとかのステッカーが貼られてたりするんですが。
 震災時、避難のマニュアルがなかったため、まじめに勤務を続けた結果、犠牲になったコンビニのスタッフの方が何人もいらっしゃったのですが、それを受けて、緊急時の避難マニュアルを作成するよう、業界に行政指導が入ったはずなのですが、今だ、震災の中心であった宮城県でさえ、半分もそのマニュアルが整備されてない状況みたいなんですが‥‥

 以前も書きましたが、大きな地震が起きたようなときは、ある程度余震が収まって、かつ建物が安全であるということが確認できるまでは、コンビニもスーパーも影響を停止するべきだと思うんですよね。

 それなのに。
 ああ、それなのに。

 むしろ、災害が起きたときは、意地でも営業を続けて、困っている人たちを助けます、みたいな宣言は、おかしいんじゃないかと、私は思うんですが。

 どう考えても、コンビニやスーパーを災害時の支援ステーションにする、という方向性には無理があると思うんですよね。災害時への備えをハード面で完備した特殊な建物があって、それが災害時の支援ステーションとなっていて、そこにコンビニを設置する、ということなら理解できるんですが。

 災害時の支援ステーションのステッカーが貼ってあるコンビニが、特殊な建物に設置されているようには、全く見えません。

 スタッフの命を何だと思っているのでしょうか‥


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最終更新:2016年04月15日 12:50