W.I.Za.R.D.2015/08/29


☆『黒い女たち』


 さて。

 『まれ』の視聴率が苦戦している件についてのお話です。

 今週の『出産クッサンベイビー』で、希の妊娠、出産、それによるプチソルの休業と再開、そして2015年4月まで、一気に話が進みました。
 ……まあ、世界一のパティシェを目指す(といっても、多分、何かのコンクールで優勝するくらいの意味合いだとは思うけど)という最終目標へ辿りつくには、まあ、ここら辺で世界一を目指すお話になってないと間に合わないわけで。 その分のしわ寄せが一気に来たのが今週のお話ということになるわけですが。 強引過ぎるだろ、という批判がネットなどで広がっているようですが、こういう展開は『まれ』だけのものではなく、朝ドラ全般に起こっているわけで。 脚本家の皆さん、苦労なさっているようで。 『花子とアン』では、たしか、このタイミングで『赤毛のアン』の原作本が初めて登場してませんでしたっけ? 『マッサン』では、エリーが悟の子供が生まれたときに「これで私は本当に日本人になれた」と述懐するのが、ある意味真のクライマックスではなかったのかと予想していたのですが、12年ワープですっ飛びましたよね? 細かい突っ込みはこれらの作品にもありましたが、今回の『まれ』だけがこれほど炎上しているのは、客観的には不公平ではないかと思うわけです。
 尺不足以上に炎上しているのが、希がプチソルを開店して一月半で妊娠が判明、休業に入るという展開なわけですが。
 避妊は? さすがに開店してすぐ妊娠はまずいってことくらい予想できるんだから、そこは避妊して回避すべきだったのでは? という批判があるようですが。
 確かにそうかも知れませんが、篠崎さん的には、直前の2週で、希が細かく書き込んでいた人生計画書に対し、「人生にはこんな細かい計画書なんて必要ないのかも知れんね。みんなと一緒にいる、それだけを押さえておけば、あとはさして重要ではないのかも知れん」(細かい言い回しについては容赦してください)と、放棄する旨を描いてきました、ということなのでしょう。
 それにしても開店してすぐの休業はマズイ、何で避妊しなかったの……という思いは理解できる部分もあるのですが。
 「女は重なりがちよね、仕事がのってくるときと、妊娠と」
 という波多野都(役の名前)の台詞が出てきました。 仕事を頑張りたいから妊娠はしたくないという場合、結婚そのものをしない、というのが一般的なのではないですかね(正しいか正しくないかは別問題として)。 結婚をした上で、これから仕事を頑張りたいから妊娠しないよう避妊に気をつける……本当にそれを実行している女性って、そんなに多いのでしょうか? 妊娠、出産は天からの授かりもの……それは、仕事の都合とは根本的に切り離す、という考え方の方が、一般的ではないのかと私なんかは愚考するわけなんですが。 さすがに3人4人と子供を産んだあとは、それ以上妊娠しないよう気をつけるってことはあるのでしょうけども。 人生計画に妊娠、出産を盛り込んだ結果、子供を授かり損ねるケースだって多いわけで。 むしろ、結婚したら妊娠、出産は必然……という暗黙の了解があるからこそ、仕事を頑張りたいからと結婚そのものを先延ばしにするというパターンが形成されているんじゃないかと思うのですが。
 希の場合は、天然という要素もありそうです。 19歳で、まだ誰ともキスをしていない、と自慢げに宣言してしまう希と、一子とキスしたあと遠距離恋愛に入り、気まずくなりそのまま自然消滅した、気が利かない圭太……このふたりの場合、避妊という概念自体が妊娠するまでなかったことも考えられます。 結婚したら妊娠、出産がある……というのは当然の流れなわけで。 ことさらにその流れを止める必然性というものに考えが思い至らなかったという可能性もありますよね。 さらに、上述のように、その流れを止める必然性があったのかどうかということもありますし。
 プチソルの誕生と子供の誕生を、ストーリー的にかぶせたかったという都合もあったのでしょう。 でもまあ、さすがにこれはあざとすぎるように、私も思いましたが。
 避妊、避妊と言っている人たちって、よっぽど自分自身が避妊を必要とするような生活を送ってるんじゃないか、と逆に考えてしまいます。 まあ、それ自体が悪いわけではないですが、自分と異なる考え方の人を批判するというのは違うんじゃないかと……

 多分、希のキャラクターがカンに障るんでしょうね。

 主人公、希のキャラクターもそうなんですが、『まれ』のお話って、一部の人たちに、故意に喧嘩を売っているかのような要素が散見されています。 前述した19歳で、誰ともキスしてないと自慢げに宣言するカマトトぶりとか、高校生時代に、朝、学校へ行く前に家事も含めて4つの仕事をするとか、基本すっぴんで、着飾ろうとする意識そのものがないこととか……これは藍子ですが、一般的にはダメ男の徹と深い愛を貫くとか……

 世の中には、そういうのが許せない人たちがいます。

 そして、主にそれって、朝ドラの視聴者の一角をしめる若い女性たちに多いのではないかと思うわけです。 明らかに視聴者の主要な層の一つである人たちに喧嘩を売るようなストーリーを展開する……そりゃ、その分は確実に視聴率は下がるでしょうねぇ……むしろ、そのマイナス分を抱えながら現在の視聴率を叩き出していることが見事だと、私なんかは愚考するわけですが。

 そんな篠崎さんに喧嘩を売られている人たちにとって、希を敵視する一子は最高のダークヒロインだったわけですが、今週、「黒かった頃にふまわしてしまってごめんえ」と圭太に謝罪してしまいました。
 さらに、「真っ白いって最高」とか言い出す始末。
 多分、「世の中には光に当たったら死んでしまう生き物だっているんよ」と言っていた一子に共感しまくっていた一部の層の人たちはキレたのでしょう。

 それが、今回の主に脚本家に対して批判が集中している理由だと思うのですが、違いますかねぇ……

☆感想は、こちらにどうぞ~^^
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