「W.I.Za.R.D.2017/04/03」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
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#right(){[[【W.I.Za.R.D.履歴へ】>W.I.Za.R.D.履歴]]}
&sizex(6){&color(white,red){☆『べっぴんさん』から『ひよっこ』へ}}
同名のネット記事で『べっぴんさん』に関する、こんな感想がありませいた。
「一言でいえば、『キアリス』という企業の仕事ぶり、ものづくりへのこだわり、仕事と人、仕事と社会、仕事と街の関係について、描写が極端に少なくてものたりなかった」
う～ん、どうでしょう‥‥
理解はできます。でも、『まれ』のときにも書いたことですが、あまり仕事に関しては深く掘り下げないのが朝ドラなのではないかと。そこに感情移入したい、と思う人がいる反面、仕事に関して詳細な描写をすることで現実のストレスを思い出す人もいるわけで。また、朝ドラのメインの視聴者層である中高年の主婦層は専業主婦だったりパートさんだったりという経歴が多いと思われ。仕事に関する深い描写は、自分の人生を否定されているような受け取り方をされる危険もあります。
私自身、もうちょっとキアリスの仕事について描写してほしかったと思う部分はあるのですが、これは仕方がないんじゃないのかな。
一方で、極端にストーリーの前半部分を端折る脚本に、終盤、役者が変更になるんじゃないか、という予想もあったりしたのですが、そういう展開はなく、いろいろ表現したことがある、と脚本家が言っていたわりに、尺が余ったの？ と聞きたくなるような描写が終盤ちょいちょい見られたことが気になったりもします。２月に鶴瓶さんの番組に芳根京子が出た際（収録の際）に「いや、暇なわけないやろ」とか言ってましたが、通常の、後半の尺が不足していてパニック状態の朝ドラに比べれば、時間的余裕はあったということなのでしょう。クランクアップも通常より一週間ほど早かったようですし。特に、主役でもないのに撮影スケジュールがタイトすぎてダウンし、エマ役が女優休業に追い込まれた『マッサン』とかと比べたら‥‥
でもそれなら、前述のコメントにあったようなことが、少しは斟酌されてもよかったのかも‥‥。
とは言っても、仕事の描写を増やすのは難しいと思われ。
ただ、街‥‥に関しては、神戸の街が変化していくさま、みたいなのをもう少し描写してほしかった気がします。ヒロイン役の芳根京子さんがインタビューで言っていた「好きなシーン」でもあり、物語上の重要なシーンでもある、坂東家のある高台から、ヒロインが神戸の街を見下ろすシーン。神戸の街が、戦争から復興していくさまを、もう少し描写してくれたなら、もっと、この高台のシーンが生きてきたんじゃないかな‥‥『べっぴんさん』の物語が終了した10年ほど後には、阪神淡路大震災があり、再び神戸の街は破壊されるわけですが、それでも、彼らになら乗り越えられる、きっと大丈夫‥‥そんな余韻も生まれたはずです。
と書いていて気付いたのですが、これって、脚本家ではなく、監督の仕事ですよね？ もしくはプロデューサー？
何かというと、脚本家ばかりが批判される朝ドラですが、監督や演出家が果たすべき役割‥‥というのも、もう少し重視されていいのかもしれません。
全体の脚本が（というか、絵コンテ？みたいなの）が出来上がってから、全体のやりくりをしたり、フィルムを全部取り終わってから、尺の調整をしたり‥‥という手段が取れない以上、制限はあるのかもしれませんが、朝ドラがもっと面白くなるには‥‥そのあたりがポイントになってくるんじゃないのかなぁ‥‥たぶん、そのためには準備期間がもっと必要になってきて‥‥大阪制作と東京制作の２ターン制、というのがネックになってくるのかも‥‥
さて。
『ひよっこ』は、現代劇、ということでしたが‥‥東京五輪の年がスタート‥‥なんと、ヒロインは坂東さくらの一歳下（の筈）。『べっぴんさん』の子供世代の話、と思ってみると、違った楽しみ方ができるかも？ 年代記ではないって書いてあるけれども、ヒロインの誕生年が1946年だということは、現代まで引っ張って‥‥あるいは、近未来の東京五輪イヤーがラスト‥‥とか考えると、ヒロインは70歳以上になったりするわけで（生きていれば）。十分に年代記になるわけですが、それを否定するってことは、2020年には触れずに終わる気なのでしょうかね？
非常に気になります。
まあ、始まったばかりですし、期待しましょう。
ところで。
『べっぴんさん』のオープニングにこれ見よがしに登場していた巨大カマキリ‥‥ストーリーに絡まなきゃ詐欺だろ‥‥とずっと思っていたのですが、結局、登場しませんでしたね‥‥
うぉーい、巨大カマキリは、どこへいったんだぁ～
☆感想は、こちらにどうぞ～^^
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同名のネット記事で『べっぴんさん』に関する、こんな感想がありませいた。
「一言でいえば、『キアリス』という企業の仕事ぶり、ものづくりへのこだわり、仕事と人、仕事と社会、仕事と街の関係について、描写が極端に少なくてものたりなかった」
う～ん、どうでしょう‥‥
理解はできます。でも、『まれ』のときにも書いたことですが、あまり仕事に関しては深く掘り下げないのが朝ドラなのではないかと。そこに感情移入したい、と思う人がいる反面、仕事に関して詳細な描写をすることで現実のストレスを思い出す人もいるわけで。また、朝ドラのメインの視聴者層である中高年の主婦層は専業主婦だったりパートさんだったりという経歴が多いと思われ。仕事に関する深い描写は、自分の人生を否定されているような受け取り方をされる危険もあります。
私自身、もうちょっとキアリスの仕事について描写してほしかったと思う部分はあるのですが、これは仕方がないんじゃないのかな。
一方で、極端にストーリーの前半部分を端折る脚本に、終盤、役者が変更になるんじゃないか、という予想もあったりしたのですが、そういう展開はなく、いろいろ表現したことがある、と脚本家が言っていたわりに、尺が余ったの？ と聞きたくなるような描写が終盤ちょいちょい見られたことが気になったりもします。２月に鶴瓶さんの番組に芳根京子が出た際（収録の際）に「いや、暇なわけないやろ」とか言ってましたが、通常の、後半の尺が不足していてパニック状態の朝ドラに比べれば、時間的余裕はあったということなのでしょう。クランクアップも通常より一週間ほど早かったようですし。特に、主役でもないのに撮影スケジュールがタイトすぎてダウンし、エマ役が女優休業に追い込まれた『マッサン』とかと比べたら（クランクアップも２週間ほどおしてた記憶が）‥‥
でもそれなら、前述のコメントにあったようなことが、少しは斟酌されてもよかったのかも‥‥。
とは言っても、仕事の描写を増やすのは難しいと思われ。
ただ、街‥‥に関しては、神戸の街が変化していくさま、みたいなのをもう少し描写してほしかった気がします。ヒロイン役の芳根京子さんがインタビューで言っていた「好きなシーン」でもあり、物語上の重要なシーンでもある、坂東家のある高台から、ヒロインが神戸の街を見下ろすシーン。神戸の街が、戦争から復興していくさまを、もう少し描写してくれたなら、もっと、この高台のシーンが生きてきたんじゃないかな‥‥『べっぴんさん』の物語が終了した10年ほど後には、阪神淡路大震災があり、再び神戸の街は破壊されるわけですが、それでも、彼らになら乗り越えられる、きっと大丈夫‥‥そんな余韻も生まれたはずです。
と書いていて気付いたのですが、これって、脚本家ではなく、監督の仕事ですよね？ もしくはプロデューサー？
何かというと、脚本家ばかりが批判される朝ドラですが、監督や演出家が果たすべき役割‥‥というのも、もう少し重視されていいのかもしれません。
全体の脚本が（というか、絵コンテ？みたいなの）が出来上がってから、全体のやりくりをしたり、フィルムを全部取り終わってから、尺の調整をしたり‥‥という手段が取れない以上、制限はあるのかもしれませんが、朝ドラがもっと面白くなるには‥‥そのあたりがポイントになってくるんじゃないのかなぁ‥‥たぶん、そのためには準備期間がもっと必要になってきて‥‥大阪制作と東京制作の２ターン制、というのがネックになってくるのかも‥‥
さて。
『ひよっこ』は、現代劇、ということでしたが‥‥東京五輪の年がスタート‥‥なんと、ヒロインは坂東さくらの一歳下（の筈）。『べっぴんさん』の子供世代の話、と思ってみると、違った楽しみ方ができるかも？ 年代記ではないって書いてあるけれども、ヒロインの誕生年が1946年だということは、現代まで引っ張って‥‥あるいは、近未来の東京五輪イヤーがラスト‥‥とか考えると、ヒロインは70歳以上になったりするわけで（生きていれば）。十分に年代記になるわけですが、それを否定するってことは、2020年には触れずに終わる気なのでしょうかね？
非常に気になります。
まあ、始まったばかりですし、期待しましょう。
ところで。
『べっぴんさん』のオープニングにこれ見よがしに登場していた巨大カマキリ‥‥ストーリーに絡まなきゃ詐欺だろ‥‥とずっと思っていたのですが、結局、登場しませんでしたね‥‥
うぉーい、巨大カマキリは、どこへいったんだぁ～
☆感想は、こちらにどうぞ～^^
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