エッセンス6_ex2

2nd Extra Mission: So Misled


story

うっかりと予期せぬ大打撃を受けて色々と油断のならない医師、ジャック・ホワイトのお世話になった我等がランナーズ。
その恩を盾にするかのように、にこやかにジャックがビズを引っさげてやって来た。
彼の世話になっている製薬会社であるバーバレラ・ファーマシーがランナーを必要としているらしいそうだ。
とは言っても、ジャックは詳しい事を知らされておらず(何故か会社の名前も言ってくれなかった)、実際の商談は同社の副社長である所のアラン・ダフィとの間で行われる事になった。
ビズの内容は、社内に社員として潜入し、ライバル社であるジョージ&カーマ・ファクトリーに情報を流している産業スパイを発見し、処理する事。
相場を知らないせいか最初はかなりシブったアランだったが、内縁の妻である社長、バーバレラ・フォンダに頭を下げて何とかそれなりの資金を工面してくれた。
かくして商談を成立させたランナーズ。
容疑者は

総務部:サイモン・リー ジェフ・カーティス 
経理部:リオ・グランディア
製品管理部:アンディ・キャンベル ウォーレン・クック ダイアナ・コリー
営業課:ジョン・トゥルーリー ロジャー・テイト

の8人。
行動面からはボロを出さなかったため、特に金を欲しがっていたり金遣いが荒かったりといった、カネの面から目をつけた連中だ。
イチロー等のコネクションに裏を取り、バーバレラ・ファーマシーがユカイな薬を作っているようなユカイな会社ではない事を確認。
かくしてラスが総務部、アレクが営業部(逆だったかも・訂正求む)、ジミーは経理部、ウェンディが製品管理部に侵入し、ニキータは外部から張るという事で意見が一致。

初日の金曜日。
製品管理部のウェンディに、唐突に容疑者の一人である黒人の陽気なエルフ、ウォーレン・クックが声をかけてきた。
早速、新人の歓迎会を俺の奢りでやろうZEというその豪快な誘いに、ウェンディは部内の様子を探る意味でもOKを出す。
妙にハイテンションな言動のウォーレンに、静かにツッコミを入れる同じく黒人の寡黙なドワーフ、アンディ。
更に、その様子をあきれた様子で見ている大人びた美女、ダイアナ・コリー。
妙にキャラの立った部署であったという。

適宜休憩でも挟みながら普通に仕事をする面々。
ジェフがドラゴン・フリークスだったという微妙に知りたくないかもしれない事実を知った彼等だが、今だ真相には近づかない。

さて、終業。
花の金曜日という事で飲み会に出かける製品管理部。
一方、ジミーは容疑者であるリオに接近しようと、飲みに行かないかと誘う。
しかし、相手は経理課のアイドル、通称リオたんである。
デートのお断りなどお手の物、ジミーの誘いは華麗にスルーされてしまう。
その態度にキナ臭い物を感じたか、ニキータはリオたんの尾行を開始する。
しかし、友人と電話したりしているだけで、特に変わった点は見られないようだ。
一方、製品管理部の飲み会。
ウォーレンが大盛り上がりしている横で静かに優雅に飲み続けるダイアナ。
しかし、ウェンディは妙な事に気が付く。
最初のうちこそワインとか優雅な感じだったダイアナだったが、酒が進むにつれビールなんかの注文がどんどん増えていく。
そして突如ダイアナは――泣き出した。
ケラケラ笑いながら説明したウォーレンによると、ダイアナは極度の泣き上戸で、ついでにダメ人間度が倍率ドンだそうだ。
そのダメ人間度と言ったら、うっかり酔った勢いで高級マンションを買ってしまった程だという。
確かにこれは金に困っているとしか言い様が無かろう。
ウェンディはダイアナが怪しいのではないかと目星をつける。

翌日土曜日は休日である。
ウェンディはソフトのコピーなどにかかるために、基本的にはお休み。
アレクはリオたんを霊視するためにリオたんに張り付く。
他のメンバーもそれぞれに他の容疑者の行動を監視するが、こちらは目立った成果は無い。
しかし、アレクは一つの発見をする。
リオたんは――イニシエーションした魔術師である。
この情報に色めき立った我等がランナーズはタリス・モンガーに聞き込みをし、彼女が高位のシャーマンでありながら、魔法を仕事にしなかった変わり者だという情報を入手。
更に、彼女が実はバーバレラ・ファーマシーが秘密裏に雇ってある魔術師である可能性を考慮し、アランに確認を取るが、結果としてアランもその事実を知らなかった。
それに加えて、ウェンディらは友人と共に買い物に行ったリオたんが買っている服が、やたらと高価である点にも気が付く。
通常なら、ボーナスで一着くらい買うようなレベルの服を平然と買っていく様が、疑念を深めさせる。
尾行には幸運にも気付かれなかったが、リオたんは巧妙であり、中々尻尾を見せない。

日曜日も、幾つかの裏取りを中心に動いた。
アレクは、リオたんがコンビニに行った隙をついてアストラル体として部屋に侵入を敢行。
全体的に豪華だとは思ったが、めぼしい確証は得られなかった。
ここでリオたんはアストラル知覚に成功し、アレクの霊紋を発見してしまう。
一方でウェンディはダイアナを飲みに誘い、潰した上でラスに思考感知してもらうという大胆な作戦を決行。
両者同時に酔い潰れるが、ダイアナの思考感知には成功。
どうやら魔法により操られていたようで、断片的な記憶であるがサンプルを隠匿した事、そして――それをサイモン・リーに渡した事が判明する。
唐突に(尺の都合ともいう)判明したもう独りの黒幕候補。
この時点で、リオとサイモンが犯人であると目星をつけ、更にダイアナが秘匿する現場を押さえるために、アランに打診し、ウェンディの配送先がなるべくダイアナに近い場所になるようにする、などの手を打つ。

翌月曜日。
リオは固着術により12ヒットしないと見破れないというガチインチキ臭い完全幻覚を、呪文維持収束具で維持する完全透明化としじまのかかった自分の上に被せた状態で出社。
出社直後にこっそりと抜け出し、ダイアナに呪文をかけ、行動に移させる。
探っていると思われる何者かをいぶり出すための行為でもある。
これにランナーズも敢えて乗り、地下駐車場での決戦に挑む。
しかし、この時点でリオと思われているのは完全幻覚であったが、誰も気が付いていない。
そして、受け渡しの舞台となっていた地下駐車場での決戦が開始された。
GMの立てた戦略はこうである。
まずはドワーフの用心棒が制圧射撃で地下駐車場の入り口を容易に通行できないようにする。
そして、伏せているランナーズにリオが集団混乱を撃ちこんだり、実はテクノマンサーであるサイモンの遠隔操作する車を吶喊させたりという素晴らしく魅力的なプランであった。
しかし、第一にパスを4つに区切られたせいで車が到達しなかった事、第二に制圧射撃のタイミングが早すぎた事、第三に(気付きようもないが)入り口から離れた位置に停車させていたウェンディのバンから伏兵のニキータ及びドローンが出現した事により、制圧射撃が遮られた事、などからドワーフが早期に倒され、戦略が崩壊。
かろうじて完全幻覚で騙しきったリオがニキータを瀕死の重傷に追い込むが、ラスの広域生命探知により居場所を確認されてしまう。
ジミーの華麗な射撃術やウェンディの直感射撃が綺麗にヒットした事もあり、ついにスパイ達は降参した。

そして、無事にランナーズは謝礼をゲットしたのであった――。


Impression

GM

どうも、文章に起こしたら異様に長くなってしまったGMです。
楽しんでいただけたら何よりでした。
一番の反省点は報酬回りですね。
GMとしては調査時間と時給による収入の板ばさみになったら面白いかなーと思ってみたのですが、そもそも設定が安すぎた事と土日が挟まってしまった事で、有効に動きませんでした。
残念。
(石垣)

ジェイラス・ブラウン

(yume)

アレッサンドロ・ケストール

(石崎)

ヴォーパル・バニー

(KBC)

ウェンディ

 報酬はジミーと共に吊り上げに行っておいて何だけど、交渉の席ではぼりすぎた感はあるねぇ。結果論だと(階梯3のメイジを相手取ったわけだし)むしろ安いくらいだったけど。BAZZKILL(小説の方)のフレッドみたいに上限をあらかじめ考えておくといい感じなんだろうか。
 休みが挟まったのも若干ここの所為もあるので謝っておきます。コンパイルでオーバーキャストはやばい。2.03がいないから気合を入れすぎた。
 セッション中の立ち回りとしては、工作員と気づかれないように行動することに全力を注いでみたつもりだった。スプライトのおかげで(テクノマンサーがいなければ)それが出来るスペックだったし、他がばれても、仕事が続けられるように。だから結局リオ側が気づいてたのかどうかはちょっと気になってたりする。どうだったんでしょうね? テクノマンサーがいた所為で電紋が残ってたり、同時に入った人たちは怪しまれてたりでばれててもおかしくはなかったと思うけど。
 生命探知で完全透明状態のリオを発見したり、ダイアナの心を探査して鍵を手にしたり、こういうシナリオではやっぱジェイラスは流石って感じですねー。あと、車の下を跳弾で抜いたジミーのロールが妙にかっこよかった。
(t-jun)

ジェームス・バントライン

(はさ)
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