来たれ、リルズの下へ!
あなたは優しく寛大な神“融合神”リルズとその信徒クローディアを知っていますか?
「クローディアさんに会って人生が変わりました。ゴロツキだった頃の自分が嘘のようです。
これからは清く正しくリルズの教えを広めていきたいと思います」/裏路地のゴロツキさんA
あの帝都ルキスラの名士、ローマンさんも絶賛!
「クロ-ディアさんは仲間達とワシの娘を助けてくれたんだ!かよわいワシの娘を!
――いや、決して放っといてもジャイアントスラッグを倒しただろうなんてことはなく、断じてなく」
今入信すればもれなくワインも付いて来る!素敵なパートナーにもめぐり合えちゃうかも!?
“融合神”リルズについて気になった方は今すぐSW2.0ルールブックⅡのp.153をチェック!
さあ、みんなで愛を広めましょう!
このほ-むぺーじを見てくれたあなたは0001人目の未来のリルズ教信徒です。
(※このぺーじは「リルズ教マグノリア派」について書かれたものであり、リルズ教全体についてのものではありません。ご了承ください。)
クローディア・エルベンタール (本名:クロード・エルベンタール)
概略 / Personal Data
- 種族 / Race
- エルフ/elf
- 性別 / Sex
- 男♂/male (心は女♀だと本人は主張)
- 年齢 / Age
- 21
- 身長・体重 / Height - Weight
- 167cm - 59kg
- 色素 / Color
- 目:青/blue
- 髪:金/blond
- 肌:白/white
外見・性格 / Image&Character
長い金髪の髪を後ろに流している、清純なエルフの女性…に見える。
整った顔立ちには、大体は優美な微笑みが浮かべられている。
神官服は改造され、現実世界で言うところの黒のシスター服のような外見。
しかも何故か横にセクシーなスリットが入っていたりする。詳細はラグナロク○ンラインのプリースト参考で。
性格は割と大雑把。昔は男らしく修行に明け暮れる真面目な性格だったが、彼女の師、“噂をすれば”マグノリアとの出会いでその価値観はぶっ壊れた。
今は男とか女とかあんまり構わない。でも女性として扱って欲しい、そんなどっちつかずの漢女(おとめ)心の持ち主。
だが意外にキレやすい一面があり、その時は思いっきり地声で相手を怒鳴ってしまうのが悩みのタネ。
設定 / Settings
元はクロード・エルベンタールという男性。
エルフの中でも由緒正しき貴族、エルベンタール家の長男に生まれつき、厳格な父親クウィリオンを父に持つ優秀な戦士であった。
家が名門なこともあり、父親はクロードを男らしく育てることに執心した。
クロードは姉や妹と花かざりを作ったり人形で遊んだりするのが好きだったのだが、父親はそれを見ると激怒した。
女の子からクロードを引き離し、遊ぶヒマがないほどに彼に剣や弓を教え込んだ。また、「男としての」心構えをみっちりと叩き込んだ。
その結果、成人する頃にはクロードは立派な戦士に成長していた。筋骨隆々とした彼はとても男らしかったし、自分でもそれを誇りとしていた。
だが、心のどこかに空しさがあった。それが自分の弱さから来るものだと信じ込んだ彼は修行や冒険に明け暮れた。
だがそれはいつまでも消えず、かえって「戦士」として名声が高まるほど強くなるようでもあった。
そんなある日彼は帝都ルキスラに住まうある神官と出会う。
“噂をすれば”マグノリア。リルズの名の下に独特の教えをしている人物である。
疲れて何の気なしに教会に入ってみたクロードの話を、マグノリアは優しく聞いてくれた。
そして見た目は四十のヒゲナイスガイにしか見えない彼はぐねんぐねんしながらこう言った。
「『男らしい』のが苦しいなら男らしさから離れてみればいいんじゃな~い?いっそ女らしさを追い求めてみたらいいんじゃないかしら。ていうかあなたは私と同じ匂いがするわねえリルズ教にはコンヴァージョンっていう性別を変えられる魔法があるんだけどぉ、もしよかったらリルズ教に入ってみない?今ならワインも付いてくるわよ~ん」
――かくして、クロ-ドの人生は終わり、リルズ信徒クローディア・エルベンタールが誕生したのだった。
今の「彼女」の外見はすっかり女性のものである。
だが白鳥が水面下で水を激しく掻くがごとく、この外見を手に入れるまでには血を吐くような修行の日々があった!
まず「サイクロンダイエット」で無駄な筋肉を落とし!
代わりに「ジョニー☆ザ☆ブートキャンプ」で細くしなやかなインナーマッスルを手に入れ!
魔法のエステ「トラーの穴」で7日7晩の地獄のエステコースを潜り抜けたのだッ!
その果てに手に入れたのがこの身体。裏声出せるボイトレも受けたから普通に生活してれば女性に見える。
代わりにファイター技能などがなくなってしまった。え、昔?きっと前衛系は軒並み5レベルくらいあったのではないかと。
だがそんな彼…彼女を導いてくれたマグノリアは今はいない。
数年ほど前のある日、急に失踪してしまったのだ。死んだという噂もあるが定かではない。
クローディアはマグノリアの帰りを待ちつつ、今日も教会を飛び出て布教活動に明け暮れるのであった。
――いつの日か「始まりの剣」に触れ、完全な女性になれる日(永久コンヴァージョン)を夢見ながら。
(経歴:「本来とは異なる性別として育てられた」「大切な人との生き別れ」「始まりの剣を求めている」)
データ / System Data
- 冒険者技能 / Skills
- 所持/合計経験点:160/4160
- 成長:
- 第一回(2/10)後:1500pt-プリーストをレベル3に。これにより冒険者レベルも3に上昇。戦闘特技《防具習熟/非金属鎧》を習得。
- 能力値 / Attribute
|
基本値 |
ボーナス |
|
|
|
器用度 |
15 |
2 |
|
|
|
敏捷度 |
18 |
3 |
|
|
|
筋力 |
8 |
1 |
|
生命抵抗力 |
HP |
生命力 |
10 |
1 |
→ |
4 |
19 |
知力 |
19 |
3 |
|
精神抵抗力 |
MP |
精神力 |
22 |
3 |
→ |
6 |
30 |
基本命中力 |
平目 |
追加Dm |
+0 |
基本回避力 |
平目 |
防護点 |
4(4) |
※ |
括弧内は盾装備時のもの |
魔物知識 |
4 |
先制力 |
n |
移動力 |
18m |
魔力 |
6 |
- 種族特徴 / Racial Characteristics
- [暗視]:暗い所でも良く見える。逢引の様子とか。
- [剣の加護/優しき水]:1時間は息継ぎしなくてOK!
- 戦闘特技 / Combat Speciality
- 《魔法拡大/数》
- 《防具習熟/非金属鎧》
- 言語 / Language
|
会話 |
読文 |
交易共通語 |
○ |
○ |
エルフ語 |
○ |
○ |
汎用蛮族語 |
○ |
|
- 装備 / Equipment
武器R |
ライトフレイル |
90 |
プリースト的に。 |
武器L |
なし。 |
|
|
鎧 |
ソフトレザー |
150 |
彼女が着ると何でもシスター服になってしまう程度の能力。 |
盾 |
ラウンドシールド |
100 |
|
- 装飾品 / Accessories
部位 |
装飾品 |
備考 |
頭 |
髪飾り |
天然石製。 |
耳 |
|
|
顔 |
|
|
首 |
聖印 |
ペンダント型。握りこんで殴ると強い。 |
背中 |
|
|
右手 |
|
|
左手 |
|
|
腰 |
ガーターベルト |
スリットからちらりと見えるのがセクシー。 |
足 |
ブーツ |
きつめに結ぶことで足が細く見える。 |
その他 |
下着 |
東方より伝わりし伝説のTバック下着、HUNDOSHIを着用☆ |
- 所持品 / Belongings
所持品 |
価格 |
|
冒険者セット |
100 |
|
├背負い袋 |
|
|
├水袋 |
|
|
├毛布 |
|
|
├火口箱 |
|
|
├ロープ(10m) |
|
|
└小型ナイフ |
|
|
着替えセット |
10 |
|
手鏡(小) |
50 |
|
羽ペン |
2 |
|
インク |
3 |
|
羊皮紙 |
5 |
|
調理道具セット |
50 |
|
ランタン |
40 |
シャッターで明かりを調節できるのが便利。 |
|
|
|
消耗品 |
価格 |
所持数 |
ワイン |
20 |
割とすぐなくなる。 |
保存食(1週分) |
|
|
たいまつ |
(5) |
5本 |
油(ランタン用) |
20 |
12h×1本。 |
魔香草 |
100 |
3本 |
ヒーリングポーション |
100 |
3本 |
所持金:204G
所持/合計名誉点:14/14
Extra
<“噂をすれば”マグノリア>
融合神リルズの神官。外見は40歳代のがっしりした男。本人は魂は女だと主張する。
顔は四角めのラインで黒髪を軽くオールバックにしている。とても肩幅が広くて筋骨隆々。骨自体が太い。
黙っていればダンディなヒゲの神父なのだが、口調はおネエ系。
クロードをその道に引き込んだが、「彼女」は外見を女に近づけようという気は無いらしい。
元々、リルズは恋愛の神である。それはもちろん“男女の”恋愛の神として。
そんなことは別に誰も気にしていなかったし、常識だと思われていた。
だがマグノリアは違った。彼女はこの世界にあって力強く叫んだ。
「愛が異性間のものである必要はない!リルズ自身は何もそのようなことを言ってはいない!」
彼は自身の心が女であると告白。そして“同種の”人々、または特殊な人々の為の宗教が未だ無いことを訴え、それにはリルズの教えこそが相応しいと主張。悩みがあったら自分の元に来るように、むしろこっちから行くわよォーっと訴えでたのであった。
――それはラクシアにとってひとつの革命であった。
だが当然反発は激しかった。この時代、ラクシアにおいて性別の不一致、性別錯乱的な兆候は精神異常であり、「穢れ」によるものと考えられていたのである(厳格な宗教においては「原罪」、最悪では邪教の徒とみなされた)。
リルズ教全体としてマグノリアを破門することは無かったが、教義の解釈とイメージ上の問題からマグノリアの教えは一般リルズ教と区別して「リルズ教マグノリア派」と呼ばれるに至った。
教義の特徴はとにかく色んなものへの愛を説いていること。
同性愛者だけでなく、マグノリア自身は色んなものの「境」で苦しむ人、それにあぶれた人によく援助をしていた。
男と女の境。国の境。種族の境。宗教と宗教の境など。
そのためナイトメアなど迫害を受けやすい人々には意外と人気が高いらしい、とか。
また、彼女は色んなものとリルズを結びつけながら知名度を上げる努力をしていた。
例:「リルズって男女同一の神でしょ?だから物質の完全な合一を目指す錬金術の神でもあると思うのよ!」
その結果「またマグノリアのトンデモが始まった」と、「彼女」は“噂をすれば”マグノリアと呼ばれるようになった。
現在は失踪中で生死不明。
最終更新:2010年03月01日 10:39