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=⊂二 )リ \______________)
( / ノ(( ̄_ノニニフ )
色々作成中。うごごご、テストラッシュなのに何を・・・
■プロフィール■
種族:人間?
ワークス:一応学生
年齢: 14
性別:女性
髪の色:銀色 / 瞳の色: 赤 / 肌の色:肌色
身長: 158
体重: 52
総合レベル: 1 Lv
ウィザードクラス: 落とし子 / 1 Lv
スタイルクラス : ディフェンダー / 0 Lv
属性:火 / 虚
CF修正値: 2
プラーナ:内包値 8 / 開放力 2
■基本能力値■
|
筋力 |
器用 |
敏捷 |
精神 |
知力 |
信仰 |
知覚 |
幸運 |
ベース |
12 |
9 |
8 |
9 |
4 |
5 |
8 |
8 |
成長値 |
|
|
|
|
|
|
|
|
=現在値= |
12 |
9 |
8 |
9 |
4 |
5 |
8 |
8 |
■戦闘値■
|
命中 |
回避 |
攻撃 |
防御 |
魔導 |
抵抗 |
魔攻 |
魔防 |
耐久 |
魔法 |
行動 |
移動 |
ベース |
8 |
8 |
10 |
8 |
8 |
8 |
6 |
4 |
19 |
11 |
9 |
2 |
ウィザード |
3 |
0 |
3 |
0 |
3 |
0 |
3 |
0 |
5 |
2 |
1 |
|
スタイル |
2 |
0 |
2 |
4 |
2 |
0 |
0 |
3 |
6 |
1 |
0 |
|
クラスLv |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特殊能力 |
|
|
|
-1 |
|
|
|
1 |
|
|
|
|
総合Lv |
|
|
|
|
|
|
|
|
1 |
|
|
|
=未装備= |
13 |
8 |
15 |
13 |
13 |
8 |
9 |
9 |
30 |
14 |
10 |
2 |
装備 |
-3 |
-2 |
7 |
14 |
0 |
0 |
0 |
5 |
0 |
-3 |
-5 |
0 |
=最終値= |
10 |
6 |
22 |
27 |
13 |
8 |
9 |
15 |
30 |
11 |
5 |
2Sq |
■ライフパス■
出自 |
神の御子:生神/防御+1、抵抗-1 |
実は、パール様は神様なのです、なのでその娘の私も神なのですが。あの~ベル様親衛隊ってなんでしょう? |
生活 |
自己破壊願望:愚か者の勇気/エネミーのいるシーンへの登場判定+1 |
時々、こんな自分が嫌になります |
■コネクション■
対象 |
関係 |
どんなことを思っているのか |
ヤツキ |
片思い |
炉先輩と真神先輩は中がいいなぁ~。私も、いつかヤツキ君のことをヤッくんって呼びたいなぁ。 |
パール=クール |
主人 |
手間の掛かる可愛いお母さんみたいな人です・・・あれ? |
・ |
|
|
■特殊能力■
名称 |
SL |
タイミング |
判定値 |
難易度 |
対象 |
射程 |
代償 |
効果 |
参照 |
月衣 |
-Lv |
常時 |
自動成功 |
なし |
自身 |
なし |
なし |
アイテムを隠す、重量上限は筋力×2+総合Lv |
P126 |
月匣 |
-Lv |
常時 |
自動成功 |
なし |
自身 |
なし |
なし |
月匣を展開する |
P126 |
カバーリング |
-Lv |
オートアクション |
自動成功 |
なし |
単体 |
0Sq |
3MP,1c |
対象の代わりに防御か魔防を行う、1メインプロセスに1回まで |
P88 |
伝家の宝刀:アイゼンブルグ |
Lv |
|
|
|
|
|
|
|
P |
カースドアーマー |
1Lv |
セットアップ |
自動成功 |
自身 |
なし |
なし |
毒4 |
物防、魔防+[LV×2] |
P |
ソウルスティール |
1Lv |
オート |
自動成功 |
なし |
単体 |
0sq |
2c |
カースドウェポンで対象にダメージを与えた後に宣言。HP、MP[LV+2]回復 |
P |
カースドウェポン |
1Lv |
常時 |
|
|
|
|
|
指定武器、魔装の攻撃力+3、命中-2 |
P |
最後の砦 |
-Lv |
オート |
自動成功 |
なし |
自身 |
0sq |
1P |
物防、魔防判定+30、[Sin1] |
P |
|
Lv |
|
|
|
|
|
|
|
P |
|
Lv |
|
|
|
|
|
|
|
P |
略語:〔T*〕/〔Sce*〕/〔Sin*〕 1ターンに*回まで/1シーン*回まで/1シナリオ*回まで
■アイテム特殊能力■
名称 |
タイミング |
判定値 |
難易度 |
対象 |
射程 |
代償 |
効果 |
参照 |
金剛障壁 |
常時 |
|
|
|
|
|
一人と同乗状態になれる。バリアシステムをそのキャラにも適用 |
P |
バリアシステム |
オート |
自動成功 |
なし |
自身 |
なし |
0 |
物防、魔防判定+10、[Sin1] |
P |
|
|
|
|
|
|
|
|
P |
略語:〔T*〕/〔Sce*〕/〔Sin*〕 1ターンに*回まで/1シーン*回まで/1シナリオ*回まで
■魔法■ *:記憶している魔法
名称 |
Lv |
種別 |
タイミング |
判定値 |
難易度 |
対象 |
射程 |
代償 |
効果 |
参照 |
* |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
P |
* |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
P |
* |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
P |
■武装・魔装■ *:装備している武装、魔装
魔法Lv合計 0 / 魔法記憶容量 5
武1 |
*[巫女服] |
防具 |
2 |
|
|
P |
武2 |
*[肩当] |
防具 |
2 |
|
|
P |
武3 |
*[ヘルメット] |
防具 |
2 |
|
|
P |
武4 |
*[アイゼンブルグ] |
箒 |
7 |
0 |
オプション5 |
P |
魔1 |
*[アーマメント] |
防具 |
2 |
|
|
P |
魔2 |
*[ ] |
|
|
|
|
P |
魔3 |
*[ ] |
|
|
|
|
P |
|
命中 |
回避 |
攻撃 |
防御 |
魔導 |
抵抗 |
魔攻 |
魔防 |
耐久 |
魔法 |
行動 |
移動 |
武1 |
|
|
|
1 |
|
1 |
|
1 |
|
|
|
|
武2 |
|
|
|
2 |
|
-1 |
|
|
|
|
|
|
武3 |
|
|
|
2 |
|
|
|
|
|
|
|
|
武4 |
-3 |
-2 |
7 |
7 |
|
0 |
|
+2 |
|
|
-4 |
|
魔1 |
|
|
|
2 |
|
|
|
2 |
|
-3 |
-1 |
|
魔2 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
魔3 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
=計= |
-3 |
-2 |
7 |
14 |
0 |
0 |
0 |
5 |
0 |
-3 |
-5 |
0 |
武装重量合計 13 / 上限 13
魔装Lv合計 2 / 上限 5
■所持品■
名称 |
重量 |
効果 |
参照 |
バリアシステム |
0 |
|
P |
バリアシステム |
0 |
|
P |
幸運の宝石 |
1 |
ファンブル振り直し |
P |
|
|
|
P |
重量合計 1 / 筋力+総合Lv 13
月衣収容可能重量上限 25
■クラス履歴■ *:作成時のウィザードクラス
■その他■
消費経験点:0点
(クラスチェンジ 回・0点/汎用特殊能力 個・0点/プラーナ内包値 0点/プラーナ開放力 0点/基本能力値 0点/常備化 点)
メモ:
■設定等■
- パール=クールによって作られたベール=ゼファーのクローン。
- パールはいつもベールゼファーにいじめられている仕返しにあいつの恥ずかしい写真とかを撮って仕返しをしてやろうとしか考えていなかった。
作ってみたはいいものの、出来たクローンは容姿こそ瓜二つであったものの、ただの自分に従順な下僕でしかなく、一気に興ざめしてしまったため、あとは放置を決め込んで、もしかしたら面白くなるかもしれないからと、ベルがこの頃よく遊びに行く輝明学園にウィザードとして通わせることとした。
- 性格はベルとは全然違う、内気でビクビクしている可哀想な子。だけど、クローンだから根っこの部分は同じで、単に自分に力がないから臆病なだけという設もある。
- 輝明学園高田馬場分校近くのアパートに独り住まい。生活費はパールが出しているが、働いているベルの情けない姿がみたいからという理由で少なめなため、バイトをして生活費を稼いでいる。しかも、パールが夕飯をたかりに来るため、生活は火の車。
- パールの機嫌が悪かったり、ベルに負けたりするとメールでムチャぶりが来る。子供が考える罰ゲームみたいなものだが、故に残酷で、精神的に参るものが多かったりするので、同胞であるはずの浸魔との戦いで息抜きをしている節がある。
- ベルの外見のためにウィザードから狙われたり、気味悪がられたりすることも多いので、交友関係は狭い。唯一の同年代の友達であるヤツキのことを少しだけ好き。だけど、本来はウィザードと対立する陣営の自分が惚れても相手に迷惑なんじゃないかなと思って言えずにいる。
- 容姿はベル本物よりも色々と戦闘力が上。とくに、バストはパールがベルが見たときに自分と比べて悲しむように気合を入れて作った。しかし、パールより大きく作ってしまったためにベルに負けたような気がして後悔中。
- 服装は学園指定の制服を一応持っているが、外にでるときはパール様特性のミニスカ巫女服の着用を厳守するように言われている。特に、膝上30㌢は絶対死守命令でストッキングはニーまでしか認められない。ポンチョはちょーこーの情け。機嫌によって30が50になる時もあり、引き篭らざるをえないが、そういう時に限って世界の危機が訪れるものである。
■ちゃん様無茶振り表■
セッション開始前にプレイヤーがオモムロに振って決めて、ファンブルが出たときに発動(嘘)
ダイス目 |
内容 |
ちゃん様のありがたいお言葉 |
ベローンの反応 |
1 |
奇跡 |
「今日はベルの悔しそうな顔が見れて超ラッキー!」 |
「ほっ・・・」 |
2 |
額に肉 |
「なによッ、馬鹿なのはアイツの筋肉しか詰まっていない頭の方でしょッ!!」 |
「うう、今日はずっと下を向いてなきゃ」 |
3 |
駅前で歌う |
「ベルったらペチャパ~イ!あんた、その顔で宣伝してきてよ。笑顔で。」 |
うう、ぺ「ぺったん♪ぺったん♪つるぺったん♪ベルッポイドはつるぺったん♪」 |
4 |
コスプレ(語尾つき) |
「ベーッだっ!!いつか、ベルなんてこのちょーこー様のペットにしてやるんだから!!」 |
「は、はい。その通りですニャン」 |
5 |
イタズラ |
「ううー、なんでアイツが人気なのよぅ!ちょっと、ねがてぃぶきゃんぺーんとかいうのやって来て!!」 |
「ち、チロルチョコ盗って来ちゃった」「ごめんね、ヤッくん。私、汚れちゃったよ・・・」 |
6 |
ノーパン |
「腹立つ、腹立つ、ハラーターツ-!!見てなさいよ、いつかギッたんギッたんのボッコボコにしてやるんだから」 |
「あは、アハハハ・・・はぁ」 |
ベローン作成経緯
_,f.⌒}
. /__! l7/-'" ̄>─ 、 f⌒ヽ
/ く -=7'"´ ̄`  ̄ 、 `:| l7r'’⌒ヽ.
. / ,ィ ̄ / ヽ厂ォ .}、 l
/ ,! /|l ヾ__,イ ∨ | |
| /| | ! 廾ト |ト、| _,⊥、 ∨ | ,. |
| l 〃 | Nv'rト、 |' |'从|__| l| || |. / j!
| l ||. ト, l 弋リ ´7r__.}iリ || |/ /|!
∨ ,ム |ハ. ',"" , `ー'/ /|ト、/ ∧|!
∨二ミ ! |込、 t "" 〃 ./ f⌒〉 /辷〉
弋Tノ ! ∨|l ヽ. イ/ イ/ 弋// ,/ j! _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| /Ⅳ /「l _f7⌒ァ-i、 { ! | 〈やっとできたわー、パールちゃん |
\、 l′,r'  ̄| !.lくム`攵,ノi| ̄`ヽ ! | 様ってば 天才ね!! |
| ト、 / / l ヾ、Lヽ幺彡',r''7 ∨ \_____________/
ト、.! ! \ ∧ l! l. /  ̄|「~ /ー′./ \
| | | \ / ∨ | / /t才ニ゙゙ヽ. / \
| | | ヽ-、 / ∨ | / / r'´二. ∨ / i
| | | ヽ. 、 ∨':,/ ,/ Y´ィニ ∨───|
|∨,' ハハ. |>イ=ニ二ニ≧': .:::::::ゝ、 \ マ
|. / ,} } ヘ, ∧:.:.:.:.:. ::::: |:::::::|::..::::::::::::::|\ 〉 ヽ.
|/ ヘ、_. ,ィ∧:.:.:.: ::;: イー弋ー─‐' | \!! i
| /´ ノ ∧ //| ,>-< \ |.! |
| / / ´ />--イ \ \!| |
| / / / `ヽ \ \ |
_,‐'"´ ̄ ̄`´ ̄ ` ‐-、__
/ `-、
/´ .i
/´ 、 .l
/ l 、 ヽ .l
./ / | .| | | .| |
/ /l .| | | | | | | | | | .| l、
〈/ | | | .|ゝ | | l ∧ | | | /l│ | |.l ベルのクローンの完成よーーー!!
| | | l弋リ _lヽ∧ .l∧ハ/l._≠‐' ./l |
{ .i l | くf :::::oゝ ヽ/ .f '"::o ゝ/ / l.ハ
\\ \\ハ`ー:::リ l`ー..'ソ l / /l 、\
/ \ \ツ  ̄ ̄ ,  ̄ ̄ / / l ヽ \
イ ハ/ 〉 人 ー ' / 〈 人 ハ ヽ
/ / / / ゝ、 イ\__`ー-、 ; 丶ノ
〈 l / ,〃'./"´ l>-< l`ー一-、_l\∧ 〉;; .〈
<ヘl l〈 〈_ / \ |: ̄ ̄ ̄:| ./ 〉/ ハ ヘ∧>
ハ ル'ルーk  ̄丶 `ヽ、::::::::::::::::::/ / ハルヘ リ'"´
,,--‐'人__人_ `、::::::/ _,‐'"ー-- .、
// ´ `ー‐_ヽ/, -‐" 、\
/ ./ ヽヽ∨∠´ ヽ.\
. /∧.ゝ
/ニ`,へ‐ '´ ̄ ̄` ヽ、/ニヽ
〔` <// / ヽ `,イフ ̄ヽ、
/ / /, '/{ ヾ ヾ }</ヾ }` }
| { 〃{ {⌒ ヾヽ| `ヽ { l || | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
i | |小| ● ●亅|. ||_ jj }〈ベルクローンだと呼びづらいから名前をつけてあげる~
リ(T)l⊃ 、_,、_, ⊂⊃l(T) l j そうねぇ・・・
/⌒ヽルヘ. ゝ._) リノ/⌒iル \______________________/
\ / `ヽ_>,、 __, イ、. / /
/ ハ ヽ/ ,,ヘ、_∧
{ ゝ j ヽ. / /j ´ヽ
/ニ`,へ‐ '´ ̄ ̄` ヽ、/ニヽ
〔` <// / ヽ `,イフ ̄ヽ、
/ / /, '/{ ヾ ヾ }</ヾ }` }
| { 〃{ {⌒ ヾヽ| `ヽ { l || | / あんたなんてベローンでいいわ、ベローンでッ!!
i | |小| ● ●亅|. ||_ jj } キャハハハハハハ!!
リ(T)l⊃ 、_,、_, ⊂⊃l(T) l j
/⌒ヽルヘ. ゝ._) リノ/⌒iル /⌒)⌒)⌒)
\ / `ヽ_>,、 __, イ、. / (⌒)/ / / //
/ ハ ヽ/ ,,ヘ、_ / ゝ :::::::::::/
{ ゝ j ヽ. / /j / ) /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
(⌒_(⌒)⌒)⌒))
☆ × , へ――‐- 、 ☆
× × , '´/ ;ヘ ` 、 ゚
゚ . ・ / / / \__ X
/ ./ / / / | | . ゜
/ ./ / , / | ヽ|、
☆ .. ,...---、 l / l | |/ / / .|、 | | ヽニ==='
r――-v'´ r'__ノ_)‐ァ' フ⊃| | \/ / ノ ヾl l | ' . ☆
|_/l | -―'´ //ヾ☆_リVハ/V| /_lj_jハj_ ./ l
/::\-ハ> ノ¨´| ヽ|=气 j/r‐┬j/ / /| | X
/:::::::::::::|/丁 ̄ノ ̄V、人 \::::: , 弋_ノ////! ハ
X /::::::::::::::/<__/ <<二ノl `>rゝ _) r―ァ :::::::/ ̄/) ,レ パール様ありがとうございます!
/l└― / ノ/ Ll⌒ ∠ \ ‘r⌒ヽ イ <__)__ この不肖ベローン。パール様の為
/::// ̄/lフー┬┬< ̄ ̄ ̄ L._ ̄> ̄|`¨ゝ〃^Yl\_ ノlrヘ/ . ×一生懸命頑張ります!!
.(::::://::/::/∧ | 〉〈 | |`ー--.、_二(r' >ヽ/匸 _}、」 /〉Ll ) ゚ ☆
\/::::::::://::::l lV /ヽ | | _ <二二大二 「lノ/^;ヘ/人ヽrv'
 ̄ ̄ ̄/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\ /ー┬'// ヽ l l〈 / /i .|::::\
/ / l /:::::::::::フ/_ Vl `^Yrヘl::::::::::}__ x
/ ☆' / ', ,':::::::::::://::::::::::Yハ { \>ー':::::::} X
/ / ', l::::::::::://::::::::::::::::::ヽ__ノY 二ユ_ ̄ ̄\
/ ', |、_;_;V_;_;_;_;--:l- __ハ--ィヽーr―┘ \
- '´ ̄ ̄\ ', | : : : : : : : : : : :|: : : :.ヽ-<ヽ=| ̄ ̄ ̄\ \
/ \ ヽ: : : : : : : : : :.:.|: : : : : ヽ ヽl \ \
/ニ`,へ‐ '´ ̄ ̄` ヽ、/ニヽ
〔` <// / ヽ `,イフ ̄ヽ、
/ / /, '/{ ヾ ヾ }</ヾ }` }
| { 〃{ {─ ─ヽ { l || | /
i | |小| ● ●亅|. ||_ jj } ・・・・・・・
リ(T)l⊃ 、_,、_, ⊂⊃l(T) l j
/⌒ヽルヘ. リノ/⌒iル /⌒)⌒)⌒)
\ / `ヽ_>,、 __, イ、. / (⌒)/ / / //
/ ハ ヽ/ ,,ヘ、_ / ゝ :::::::::::/
{ ゝ j ヽ. / /j / ) /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
(⌒_(⌒)⌒)⌒))
/ニ`,へ‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 /ニヽ
〔``// / ヽ、`,イフ ̄ヽ
/ / /,. / { ヽ ヾ }</ヾ}` }
| { 〃{ { ヽトヽ|ヽ}ヽl }.|| |l /
| | {|小| ノ ` `ヽ | || |l }
{ | || j i ● ● | || jj | ・・・・・・
リ(T)ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃(T)j |
レル /⌒l,、 __, イ リイ从リ
/ ヽ/、 ヽ/ /" ヽ、
/ 〉.ヽ/ / l ヽ
/ / /イ }::| / x "二 _ \:|- 、
, ′ i ヽ二ノ/ ./ / /x‐ 、 、'.- 、 \
i l! ! |:::| / / ,/ ,/ / / ! i i、\ 、ヽ¦
| |! :! |:::/ ,i /_ ./ / /,/| |! '.ヽ'.':::} |
| ||. | /::;′ レ'レ \ //' / /イ | i i i´ |
V.| i. |'::/i i x≠=ミ、 ヽ /イイ / l|! |
l l :!/. | | んィ心 ` -‐/、' / j! ! ¦
| / /'、 ! !弋zク ,≠ミ、/イ /ル'. /
| ,.イ /) ヽl トヽ. んタ /// ヾ::ヽ もういいや、アンタなんていらな~い
l/ !'♀-} '. | 丶 ゚ー'’, ′i| /\::\
`ー ' xゥァヽl \ '^) ,.イ /リ ./ \::>-
x―‐ァ' ̄ /:/ >――‐ '"/ / / / ヾ
x‐ァ′ / ./:厶- '";: '" 弋 イ /
/ ,′j/ i i:::::> ´ ,. \ | /
ハ ' / | ,. '" ,. '" .\ l′
/ ヾ ′ / ,. '" ヽ
、 i / ,. '" / / /
` 、 ヽ. / / 、 y′ /
\-'- 厶-―‐┐∠ ____ /
\` ー――∠、 `ン
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ムイ.从 ノ .≠===八: : : :リ__`ー.)) )人 ), |
{X |人 { :' :' \ ノ`气ミ(ノ乂: :) ハ / ゚
( j八: :ヽ廴:' :' '( |/' j} + ゚
)X: :\: : :.\:' 厂 ̄〕 ゙(.r┘ x +
Y⌒ : :ノ : : :ノ { / 从 ゚
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 ̄`=ミz__rヘ_ノ\ \_」_) Yツ⌒フ/ ハヽ:\
≦厂 ̄气≧. \__X,人、 厶 / rヘ: :ヽ〉
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ゞゞ _ ノ ノ ≫≪ゞ=ヘ、
≫==≪ _,二ニ=彡ヘ、 _\
彡グ ̄ ノ \  ̄ ̄ ̄ ¨ ¬ …
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r一v'´ `>ー┐
厶ィ ト、
/ / } ∧
/ ( ! .ハ
{ { {\ /} ト、 }
jⅥ _L⊥斗 ヾ ムLL._ } } )亅
}∨ハ「 ( ヽ/ |/ l/ lノ } リイ }
}Y v== `==ィイ ハ } ,ノ 司先輩のせいで湯豆腐が食べたくなっちゃいましたー
ノノハ::::::: 、 ::::::: / ハノ人 ヤッくんも呼ぼうかなぁ。
r彡〃 j .>、rー ‐ァ / /`ヾ( `ヽ
`v ( 〃 ( ( r`ュ-r< ( ( ) _.ノ
. 、 ) ) )" ̄ハr' r<) )-ー<
`ミ、ノ ノ.:.:.:.:.└个ー'`ー廴_.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:`.
にニフ.:.:.:.:.:.:.:.:[]:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:}
. / ィr┴───┴┐.:.:.:.:.:.:.:.:.}/.:.:.:.:.:.:.:丨
〈 { ⊂^ヽ、.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
. } ヽ、 ____.ノ }.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
r廴__ノ「`ヽ二二_ ノ¨ヽ:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:..!
_廴 {.:.:.:.:.:.:.:.:!て´ ノヽ.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ′
. /:.:.:.:`ー{i :.:.:.:.:.:.:|.:.:`rー.:'゙.:.:.:.:ハ.:.:.:.:.:.:.:.:. ′
/ .:.:.:.:.:.:.:.:}i.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:'.:.:.:.:.:.: ノ ヽ.:.:.:.:.:.: '
. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}|.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.: '.:.:.:.:':.:.:.:.:ヽ.:.:.:,′
. ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.ノi :.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:'..:.:.:.:.:.:.:.:.:} :/
`ー─ く/.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:'..:.:.:.:.:.:.:.:/
`ー─‐'
|┃
ガラッ. |┃
|┃ ノ// /ニ`,へ‐ '´ ̄ ̄` ヽ、/ニヽ
|┃三 〔` <// / ヽ `,イフ ̄ヽ、
|┃ .___ __ ./ / /, '/{ ヾ ヾ }</ヾ }` }
|┃ .\\ .| | | { 〃{ {⌒ ヾヽ| `ヽ { l || | /
|┃三 . \`l、| i | |小| ○ ○亅|. ||_ jj } 鍋と聞いて~
|┃三 \\ .リ(T)l@ r―-┐ @l(T) l j
|┃三 ヽ/⌒ヽルヘ. .| | リノ/⌒iル
|┃三 \ / `ヽ_>L___|イ、. / /
|┃三 / ハ ヽ/ ,,ヘ、_∧
,.ッ―v―ッ===tz_ ―- .. ゚
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ベローンとベル様のハートフルな一幕
「はあ、今日のはきつかったなぁ。さっき笑ってたのは、クラスの錦野さんだったよね」
ポチャンッと、べロールの投げた石が水面に当たり。良い音を立てて沈む。
今日は、駅前でベール・ゼファーがいかにペチャパイかを歌ってきた。笑顔で。
ベローンの事ではないけれど、年頃の女の子があんな恥ずかしい歌を公衆の面前で歌うことがいかに精神的にキツイかは理解していただけると思う。
でも、自分にとっては何時も通りのことだった。あえて言えば、今日も今日とて普通の日だった。死にたい。
既に、ベローンがおかしな子だという噂は学年の皆に知れ渡っていた。あと一ヶ月もしたら、学園中に広まるんじゃないかなぁと考え、また憂鬱になる。
だが、彼女の主の目的はそれだ。ベール・ゼファーの顔をした自分が変なことをして、ベール・ゼファーを笑いものにする。そのために、自分は生まれてきたのだから。
そんな些細な冗談が、自分の生まれた意味だった。
最近、そんな彼女に友達が出来た。同じクラスの男の子で、名前はやつきという。何故かは知らないけど、苗字は誰も知らないし,教えてくれない。なんで?
閑話休題。ベローンの顔立ちは確かに可愛くて、最初のうちは男子生徒達からよく可愛がられていたが、彼女の奇行が目立ってくると次第に誰も寄り付かなくなった。
女子もそうだ、最近は独りでお昼を食べている。前は巫女クラブでお昼を食べることが出来たけれど、この頃彼女の主人であるパールが何故か巫女クラブに入部した。
「ご飯の時にベルの顔を見るなんて、最悪よ。あなた、お昼にここに来るのやめてよねー」
もちろん、ハイと答えるしかなかった。逆らうことなんて全く考えられない――彼女はそういう風に出来ていた。
ウィザード達はもっとひどい、彼らは露骨にベローンを敵視していて、命を狙われたことも何度かあった。もちろん、それも当たり前だった――彼女は、魔王の顔をしている落とし子なのだ。
やつき君は不思議だった。独りでいることが多くなった自分に話しかけてくれる。たまにだけど、お昼を一緒に食べないかと自分のグループに誘ってくれる。帰り道で一緒になれば、自分と一緒に帰ってくれた。
いつも思う。何でもないような振りをしてくれるのは、皆に良い顔を見せたいからなのか、それとも自分を哀れんでくれるからなのか。
そのたびに思う。自分はやっぱりいらない子だ、友達の好意を疑ってるんだもの、と。
そう、友達。やつきは彼女の唯一と言っていい友達だった。
「・・・・“ヤッくん”」
ポツリと呟いてみる。えへへへと、口元がつい綻ぶのを感じる。
だんだん笑顔になってくる。まだ、恥ずかしくて、うぬぼれているようで、面と向かっては言えないけれど。いつか、本当の人間と人間の友達のように、彼がクラスメート達から呼ばれているその呼び名で呼んでみたい。
そうすれば、彼女の意味が変わるような気がするから。ベローンは嫌味な冗談から生まれて、そのまま死んでいく。そんな嫌味な冗談の自分だけど、一回だけは、本当の笑顔を誰かにあげたいから。そうすれば、彼女は嫌味な冗談ではなくて、素敵な冗談として幕を閉じることができる気がするのだ。
「・・・・へえ、こんなところにいたんだ。探しちゃったわ」
真後ろから、自分の声が聞こえた。全身を怖気が包み込む。背筋に電流が流れる感覚、ベローンが人生で感じた中で一番近いのは、高層ビルから落ちた時の感覚だった。
ああ、死ぬんだな私。ベローンは自分の頭の中が真っ白になって、怖くて、だから彼の名前を呼ぶ――
「あら、初めましてベール・ゼファー」
ベローンは立ち上がる。優雅に、威厳を伴って。先程まで泣いていた少女とは、別人のようであった。
「あなたね?駅前で私の真似をして歌っていたっていた偽物は。おかげで恥をかいたわ」
静かに、だが、普通の人間ならばその声を聞いただけで死を覚悟する怒気を孕んで、鈴の様な声で尋ねる。
いつものべローンなら、もう立つ事が出来ずに地にひれ伏していただろう。
しかし、べローンはベルの発する怒気をどこふく風と受け流し、豊かな胸を見せつける様に両手を前で組む。
「ええ、そうよ。見た事がないから嘘をついてしまうかもと思っていたんだけど、その心配は要らなかったみたいね」
ベール=ゼファーはべローンを見てから、ふと自分の身体を見てみた――何物にも邪魔をされずに足元が見えた。
先程まで、怒気だったものが明確に殺意に変わるのをベル自身も感じた。殺そう、その自慢の胸を撃ちぬいてやる。
しかし、違和感がある。
「うん、あなたが目障りなのは確定したわ・・・・で、この裏界第一位の魔王ベール=ゼファーに喧嘩を売るのはどういう了見なのかしらね?ただの自殺志願者じゃつまらないわ」
この目の前にいる相手は何者なのかが分からない。こいつの製作者は、なんのためにこんな紛い物を作ったのか、まだ理解していなかった。
「私はベローン。裏界第一位の実力者にして東方王国のプリンス、偉大なる超公パール様がお作りになられた。裏界第一位のヘッポコ魔王のクローンよ、ま・お・う・さ・ま」
二人はよく似ていた。少女とは思えないほどの威厳、享楽的に輝く妖かしの瞳、その喋り方、佇まい。
だがそれは、些細なことだった。月と水面に揺れる水月を比較するように、比べることなどできないぐらい圧倒的な力の差が両者の間にはあった。
パールの奴が気まぐれで作ったのね・・・。
パールの名前が出た時点で全てを理解したベルは、もはや目の前にいる存在に対する興味を失った。
ベルの周囲に魔法陣が浮き上がる。せめてもの腹いせに、塵も残さずにこの表世界から存在を消してやろう。
「光栄ね、全力で相手をしていただけるなんて、偽物冥利につきるわ」
口では慇懃に、しかし、あくまで自分はベルと対等だとでもいうかの如く、挑発的に答えるベローン。
ウィザードの使う箒である自身の鈴を盾として展開する、その表面にはパールを称える言葉と、ベルを滅ぼす旨の言葉がところ狭しと並べられていた。
それを見て、ベール・ゼファーは魔法陣の展開を止める。そして、自身の意識を裏界の本体へと戻した。
――ああ、やっぱり、パールの味がする。
蠅は、その手足に味覚があると言う。
蠅の王たるベルもまた、裏界の空気をただようプラーナの味を感じることができた。
そして、直ぐ近くに大嫌いなあいつの味がした。
ベルはベローンを作ったパールの意図を今度こそ完璧に理解した。
この挑発的な存在は、ベルの力をもってすれば簡単に滅ぼすことができるだろう。
それでも、パールが作り出したベルを殺すという概念と鉄壁と呼ばれている箒に守られた偽物を殺すためには、ある程度本気で殺さなければならない。
その時、写し身に自身の力を移したその瞬間に、ベルの本体はパールの襲撃を受けるだろう。
つまり、目の前いる存在の本当の意味は・・・・
「・・・・餌ね、あなた」
ベローンは、にこりと微笑んで肯定した。
「なるほど、あなたを私が殺そうと思ったら、パールの奴が私の本体を攻撃する。そして、私がそれに気づいて放置したら、あなたは最悪の冗談としてわたしの姿で愚弄し続ける、そういうことなのね」
呆れた、本当にパールは子供だ。
「ええ、そうよ。わたしがあなたに合っている時には、パール様はあなたを狙っているわ。そして、わたしはあなたを馬鹿にし続けるの。この姿で、あなたの真似をして」
「そう、じゃあ普段のあなたがわたしと似ても似つかない性格なのは、それもわたしを怒らせたいからね?そして、わたしと合った時に、普段のわたしのような雰囲気を纏うようになっているのも、その方がわたしがあなたを無視しないと思っているからなのかしら」
「その通りよ、ベール・ゼファー。それに、あなたが近くに居ればわたしから貴方に合いに行くの。貴方に殺してもらえるようにね」
ベルはしばし、考えた。
こいつをわたしが殺すことはパールの思い通りだろう。
こいつを生かし続ける?――冗談、これもパールの思い通りだ。
では、どうするか。どうすればパールを出し抜き、この冗談をかき消せるのか。
ああ、これはパールの用意したゲームね、そうだとすれば。
ベルは、このゲームの勝利の方程式を見つけた。
ベローンの纏う偽物の余裕ではなく、本物だけが纏うことが許された本当の余裕をもって、ベルはこのゲームに参加宣言をした。
「貴方をどうするかが決まったわ。わたしは、貴方に直接手を下さない、クイーンでポーンを落としてはつまらないもの」
「だから、別の駒を使って貴方を壊してあげる。そして、あなたを殺したら次はパールにチェックメイトを掛けてやるわ。首を洗っていなさい、パール」
裏界のどこかで、笑い声が響いた気がした。
もう、ベルはベローンを見ていない。
ベルの意識は、どうやって華麗に、どんな駒を使って、パールの用意した冗談を逆に笑い飛ばしてやろうか、それだけを考えていた。
川辺で、一人の少女が泣いている。
「――ヤッくん、ヤッくん、ヤッくん、ヤッくん、ヤッくんッ!!」
自分のただ一人好きな少年の名前を叫び続けていた少女は、ふと気づきあたりを見回す。周りには誰もいなかった。
「よ、よかった、そ、空耳だったんだ・・・・・・・」
ベローンはほっとして、その場に座り込んだ。いつの間にか、立ち上がっていた。たぶん、逃げ出したかったのだろう。体が勝手に反応してしまったのだろう。
考えてみれば、今日は最悪の日ではない。そして、今日までの日常は幸運だったのだろう、ベローンはベルを嘲笑しながらも、ベルに合ったことはないのだから。
いつかはベルに、自分のオリジナルに合うだろう。そして、殺される。ベローンはそのために生まれてきたのだから。
でも。
「うぅぅ、うああぁ、生きてる、まだ生きてるよヤッくん。まだ、ヤッくんとお話できるんだよ、うぐぅ、ぐすっ」
両膝を抱えて、声をあげてベローンは泣き出した。
生きていることが嬉しくて泣くのか、先に待つ絶望が怖くて泣いているのか、ベローンには解らなかった。
いつか、遠くない未来に自分はこの世界からいなくなる。流行りの歌よりも低俗な、冗談を覚えてくれる人なんていない。
それでも、今日と同じ日常を、明日も生きることができるのがベローンには嬉しかった。
その姿は、パールの見たい、ベルが絶望に打ちひしがれる姿にそっくりだった。
――ギギィ、これだけを書くのに2時間とか。表現が適切ではないとか、誤字脱字、句読点の位置とかは勘弁を。SSを書ける人とか、イラストを描ける人はすごいなぁと思いました。
最終更新:2009年12月21日 17:07