dx_sss06


セッショントレーラー

街は期待に包まれていた、
迫りくる大きなイベントに。

「何といっても今回は三年に一度の大祭り! 何かしなきゃ、損ってもんじゃないか!」

楽しそうな歓声とは裏腹に、
闇はすでに忍び寄っていた。

「情報が入ったんですよ。十一年前の事件につながりそうな、おもしろそうな情報が、ね」

ダブルクロス The 3rd Edition:SSS06
『キミがいた夏は』

「所詮は俗世に落ちた真宮家の子孫。貴方のような者をこの社にあげることすら汚らわしい」

「今の夢、本当に単なる夢だと思いますか?」

不協和音を奏でながら、
祭囃子は鳴り響く。


ハンドアウト


PC1 縞
シナリオロイス:松井・康信
推奨感情 慕情/悔悟
母苗大祭りが近い。
公園で弁当を食べる学生たちはその話題ばかり話している。キミも祭りのことが気にかからないわけではない。
祭りを執り行う母苗神社に、キミの昔の主人が、覚めない眠りについているのだから。
そんな風に気にしていたせいだからだろうか。夢の中で、キミを呼び求める主人の声を聞いた。

PC2 真宮・陽良
シナリオロイス:母苗・真子
推奨感情 感服/不安
母苗大祭りが近い。
キミは病気で倒れた姉、耶雲の代わりに、母苗大祭で執り行われる儀式の舞の練習を行っている。
多少、急な話というということもあり、また、姉の容体も気になるせいか、不満足な出来のまま練習が終わってしまう。
そんなキミの元に、母苗・誠也が歩み寄ってくる。見たこともないような、渋い表情をして。

PC3 赤井・太一
シナリオロイス:木下・草路
推奨感情 好意/食傷
母苗大祭りが近い。
母苗大祭りは月曜の昼ごろから翌日の朝方まで続く。テレビ母苗は祭りを生中継。つまり、ドラマはお休み。
トーク番組の収録を終えたキミの元に、一人の男性が話しかける。「忍者戦隊ニンニンジャー!」のプロデューサー、木下・草路だ。
とても良いプロデューサーなのだが、たまに頭の悪い企画を持ち上げることがある。さて、今回は……?

PC4 獅子堂・正樹
シナリオロイス:アクティベイター
推奨感情 執着(期待)/猜疑心
母苗大祭りが近い。
キミの勤める母苗市警察署も、それに関する対応で大わらわになっている部署が多い。
そしてキミはというと、人手不足ということで、当日の警備に当たることとなってしまった。
いつものように屋上でタバコをふかして(婦警に一旦怒られた後)いると、馴染みの情報屋から連絡が入った。

注)PC間ロイスは真宮→赤井→縞→獅子堂→真宮でお願いします。

【情報概略】
●母苗大祭り:
 三年に一度行われる、母苗市最大のお祭り。昼から翌日の朝頃まで町中で盛大な催し物が執り行われる。母苗川沿いには長い屋台の列が並ぶ。
 そのような裏で、母苗神社では、母苗様を祀る儀式が執り行われる。この儀式が正しく執り行われることによって、町が栄えると言われている。
 オープニングシーンは、母苗大祭りまであと一週間の日です。

●母苗神社:
 母苗川上流に位置する、広い境内を持つ由緒正しき神社。もともと、約千年前に、この地に小さな苗が一株植えられ、それを御神木として祀るために作られたのが母苗神社の起こりである。代々、母苗家が神職となって、受け継がれてきた。
 境内の奥には、現在はもはや苗ではなく、大樹となった御神木が祀られ、三年に一度の母苗大祭では、その前で母苗家と真宮家の代表者(両家一人づつ。一方が男性で、もう一方が女性)が舞を披露する。
 また、地元に所縁のある人物の墓地がある。

●母苗家:
 母苗神社を代々受け継いできた、遡ればこの地の豪族であった一族。真宮家も元は母苗家だったが、鎌倉時代に、祭祀の母苗家から分派し、武力、流通を取り仕切るようになった。その後、母苗家は祭祀を地道に行ってきたため、経済の分野で輝かしい功績をあげている真宮家と比べると、影が薄い。

●松井・康信(matsui・yasunobu)
 動乱の時代、安土桃山時代を生きた戦国武将の一人。松井家は関東一帯を治める戦国大名の家老職を勤める一族で、母苗を含めた広大な一帯を領地として与えられていた。松井・康信は、特に母苗の地に思い入れがあり、その発展に大きく寄与した人物でもある。母苗から西に離れた地に、防衛を担う最重要拠点として築城された弥高城の城主となるが、その翌年の戦で落城し、城兵とともに戦死した。
 母苗神社には、康信を含め、その城で戦死した者たちの霊を弔うための墓が建立されている。
 ある一匹の動物を愛し続けたという話が残っているが、その詳細は分かっていない。

●母苗・誠也(monawa・seiya)
 母苗家の二男。21歳。東京の大学に通っている。長男が若くして亡くなっているので、現状、母苗神社の跡取りである。母苗の地を愛する気持ちは人一倍で、町を今後とも栄えさせるためにも、母苗様を後世に伝えていかなくてはならないと考えている。
 明るく朗らかで人あたりの良い好青年であり、町に出ては困っている人を率先して助け、町の人たちからも信頼されている。
 真宮家が危機に陥った時、母苗家は低い経済力ながらも、尽力して真宮家を助けようとした。
 当時は真宮姉弟の元に頻繁に通い、大学に通い始めてから少し疎遠になったものの、行事の度に顔を合わせては親しく会話を交わす間柄である。
 今回の母苗大祭で、真宮耶雲と舞を披露する予定だったが、耶雲が病気で倒れたため、その役割を陽良と真子に譲った。
 陽良のオープニングシーンで、上記からは考えられない言葉を発しますが、気にしないでください。

●母苗・真子(monawa・mako)
 母苗家の長女。16歳。公立西母苗高校二年。母苗・誠也の妹である。普段は高校生活を送りながら、母苗神社の巫女として暮らしている。今回、母苗大祭において、陽良と舞を披露することになった。清楚でおしとやかな性格である。

●木下・草路(kinoshita・souji)
 テレビ母苗の敏腕プロデューサー。42歳。男性。年齢以上に見た目は若く見える。「忍者戦隊ニンニンジャー!」が大人気を博し、現在月九の座に恒久的におさまっているのは、この人がいなければありえなかっただろうと言われている。非常に冴えた発想をすることがある一方、頭が悪すぎる企画を強引に通してしまうこともある。
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