澱み流れて > クラスデータ

ここは澱み流れてのサブクラスデータを紹介するページです。

 顕現者、時間跳躍者は後日編集。

メインクラス

 メインクラスは「異界戦記カオスフレアSC」のデータを使用して作るため、ここにデータは載せていません。
 「澱み流れて」のために作った各クラス用の追加特技をここに挙げます(未実装)
追加データ

サブクラス


調律師

我々が為すべきことは流れの先にある――と、我々の先祖は悟ったらしい。これが今も続いている調律師達の生き方だ
――調律師同盟日本支部支部長 流崎 流牙

■調律師
 調律師とは、広義には澱みの解消のために戦う術を身に付けた者全てを指すのであるが、観察者の一般的な見解としては調律師同盟に所属し、そこで訓練を受けた者のことを言う。
 調律師に求められるのは、「流れ」を常に意識し、「澱み」を滅ぼすという意思と共に、人間として生きるという感性が必要とされる。つまり、自身が超人である。と考えている者にはその門は堅く閉ざされているのである。

■「澱み」と戦ってきた者達
 もともと、調律師という名前で呼ばれてはいなかった。調律師という名前が付けられる以前は、戦士や法師、あるいは勇者やただの一般人が調律師として求められること――つまり、「澱み」と戦ってきたのである。「澱み」と戦うという行為は、人類の初期においては英雄的行為であったし、それを行う彼らは超人としてあがめられた。古代における邪悪なる竜に立ち向かった男の話や、様々な神話に語られる摩訶不思議な力を持った超人達。それらは実在したのである。
 だが、彼らの力は彼らにだけ宿るものであった。多くの神話の神が滅びるように、英雄の子が英雄とは必ずしもならないように。
 彼らは戦いの果てに、自分が死んだ後のにも力を残そうとした。力とは澱みに打ち勝つ技術であり、彼らの経験であった。彼らはそれを子や仲間に伝え、やがては集団となった。その組織が作られた正確な時代は解っていないが、約1800年頃のことだという。観察者達が作った集団が統合と瓦解を繰り返し、ついには世界規模の組織となった。
 それが調律師同盟の前身である「世界保全協会」であった。

■「世界保全協会」
 「世界保全協会」が発足した後も観察者のすることは変わらなかった。すなわち「澱み」の解消である。彼らは「澱み」と戦うために力を追い求め、もちろん、それ以外の分野にも彼らの力を利用した。この様に、「世界保全協会」の時代には観察者は自由にその力を使っていたのである。吸魂者やそれ以外の不思議の力を使う存在を超自然の物と考えて狩りだすために協力して行動する者たちの統合組織、それが「世界保全協会」であった。
 「澱み」と我らは違う、誰もがそう思っていた。

■「澱み」となる者
 しかし、彼らの考えが間違いだと分かったのは、彼らの中から「澱み」が生れたときからだった。
 もともと、「澱み」という言葉もそれまではなかったものである。「澱み」は竜や妖怪、化けものと呼ばれていたものだけを指した。彼らの中にも化け物となるものがいることにはいたが、それは禁断の知識に手を伸ばしたため、他の化け物の影響やと考えられていた。
 だが、“ドンキホーテ”の存在が彼らを変えた。「澱み」と彼らの差は、観察者としての力を高めれば高めるほどに無くなってきていたのであった。そしてそれは、妖精女王の殺害により、妖精境が無くなり、“ドンキホーテ”から逃れてきた妖精達の保護と交流により、妖精の知識が次第に分かってきたことにより明らかになった。

■調律師と調律師同盟
 自分たちの力こそ世界を滅ぼすことにつながると「世界保全協会」は考えることになった。それは、20世紀の後半。科学が世界を滅ぼすことができるようになったのとほぼ同時期である。その力を知る彼らでさえ、地球を壊すほどの力になるとは思ってもいなかったのだ。そうして「澱み」を倒すためだけではなく、「流れ」を変えないこと、世界の自然な状態を保つことのために活動するべきと主張する者達が現れ始め、協会の内部で抗争が起こり、協会は分解していったのである。協会の分裂後、新たな道を選んだ彼らは「流れ」を保全することを目指し、音楽の調律のように正しい流れを理解し、「流れ」を調整するという意味で調律師と名乗るようになった。
 前身の「世界保存協会」自体は解散することとなったが、元々協会は複数の観察者組織の連合という形態をとった組織であり、「調律師同盟」の考えとは相容れないと考えた者たちが抜けて行ったあとの組織が調律師同盟となったとも考えられる。協会に所属していた者達の中には、現在も「澱み」を唯の化け物と考えて狩りを続けている者達がいる

■現在の活動
 「調律師同盟」は現在、昔のように「澱み」を滅ぼすためにだけ活動を行うということをしていない。「澱み」を滅ぼす時も、できるだけ周りに影響が及ばないように観察を行いながら活動を行っている。また、若き調律師の育成にも力を注いでいる。彼らがまず最初に教わるのは、「流れ」の正しい読み方である。正しき「流れ」を知らない者には調律などできないからだ。そこで、若い調律師は師に付き従って、世界を放浪する旅にでることが推奨されている。世界の常識と自身の常識のずれを解消し、視界を広く持つためである。

■観察者の呼び方
観察者と呼び始めたのは調律師同盟が最初である。

■他のクラスに対する一般見解?
元素論者 力の方向性さえ間違えなければ、彼らが「澱み」となることはないだろう。我々と協力関係になれる。
神話存在 残念なことに、彼らは自分をコントロールする術をあまり知らない。
予見者 「澱み」と戦う上で、これほど頼りになるパートナーもいない。後は少しだけ分り易くなってくれればいいんだけど。
契約者 問題は、彼らではなくて彼らの相手だ。十分注意して観察しなくては。
吸魂者 昔とは違って、今では良い関係が築ける。そう信じているよ。
顕現者 感情が先走っている点では神話存在と変わらないね。まあ、こっちは分り易くて助かるけど。
錬金術師 彼らに悪気はないと信じたい・・が、彼らの失敗が即「澱み」に繋がることが多いのは困ったものだ。
時間跳躍者 「澱み」ではないみたいだが「流れ」とも違う。彼らの行動を見張り、保護するのは、どうやら我々の義務だな。
守銭奴 お友達になりたい・・・なんてな。まあ、金は天下の回り物、と同時に腐り易い。友達になる相手のことはよく観察しなくてはな。

元素論者

火、水、地、風、そして鉄の理。よい仕事には全部必要だよ!
・・・ところで、ボクのお腹には、洋嗣園のどら焼きの理が足らないと思うんだけど、どうかな?
――琉千院 千記

■元素論者とは
 元素論者とは総量や「流れ」を火や水のように、この世界に溢れるエネルギーのように把握している者たちのことである。
 彼らは「流れ」を使い、彼ら自身の使いやすい形へと変える。すなわち、炎や水といった普遍的なイメージの形である。それゆえに彼らの使う力は強力であるとともに使いやすい。

■元素論者の能力
 この世の全てを元素として認識すると聞くと、陰陽道の五行や中世ヨーロッパから続く四元素論などが思いつくのではないだろうか。
 元素論者にはそれらが含まれているが、決して魔法のような万能の力とは程遠い。元素論者は世界を元素として認識するが、彼らが使えるのは認識した元素へ「流れ」や可変量を変換して使うこと、それに尽きるのである。もちろん、複合的に変換することによって様々な用途が見出せるであろうが、魔法のように万能とまではいかないのも事実である。
 彼らの力は普遍的な力のイメージから成り立っている。それ故に、他の観察者の技よりも分り易いものが多いといえる。また、元素の形に変えることで、その影響を残したままにすることができるのも特徴である。
 元素論者は把握した力は例えば炎、例えば水といった形に表し、しかもその形は消えないからである。

■直感把握の形態
 元素論者の多くは、その一番分り易い元素の形で総量を認識する。
 例えば、ある物体の構成要素を炎として認識する直感把握を行う。といったものが顕著な例だ。ひとつの元素だけではなく複数の元素の組合わせで認識するものもいるだろう。もちろん、ひとつの元素だけでもよい。その場合、例えば水で認識する者がマッチについた火を直感把握すると、水が押しのけられる様が見えたりするのだ。

■観察者の呼び方
 単に術者や魔術師等、その力を使うとされる者の名称で呼び合っていることも多い。もちろん、観察者という呼び名も知られてはいる。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 体系的に理解するって言うのは重要だね。でも、もうちょっとフィーリングを重視した方がいいと思うなぁ。
神話存在 格好いいよね!炎を纏ったりするともっといいと思うなぁ。
予見者 風が運んでくれる知らせを、正確に読めるっていうのは見習わないとね。
契約者 彼等の多くは理なんてまるで無視している。だから、体を酷使しているんだ。
吸魂者 炎の精霊とか自称する子もいるみたいだね。う~ん、元素に意思があるって言うのは含蓄があるねぇ。
顕現者 熱い心とかそんなのを彼らからは感じるよ。心が分かっちゃうんだよね。
狂科学者 僕らからみると、結構正しい理を使って作品を作っているんだ。あんなに無茶苦茶なことになるのにね。
時間跳躍者 未知の元素なんてものを見せてくれたりするよ。でも、未来の殆どの元素が今と変わらないって教えてくれるのは、ちょっとほっとするよね。
守銭奴 うーん、金物や鉱物の元素を認識している人が多いから、そこだけはウマが合うかな。


神話存在

山をも凌駕する体躯の竜を滅ぼし、象程の大きさを誇った砲弾を一刀両断にした。ついでに、その竜の骨と砲弾の鉛を使って釣り具を作り、島並の大きさのクジラを釣ったものよ。それらは今から100年は昔の話し。今なら島程の大きさの、機械で出来た竜も滅ぼせるじゃろう
――“ドンキホーテ”

■神話存在とは
神話や伝説でのみ語られる偉業を行える者達。それが彼ら神話存在である。

■神話存在能力
 神話存在の能力・・・・といっても確かにその能力であるということができるものはない。
 神話存在はその名の通り、まるで神話で語られている英雄のごとき偉業を行う、これだけが彼らの能力と言えるだろう。たとえば、病床の子供のため、野球でホームランを打つと約束をする。囚われの姫を必助けるために一人旅立つ。たった一人の少年が雲霞の如き軍勢に立ち向かう。
 そして、彼らはその偉業を達成するのだ。これが、これこそが神話存在である。
 なぜこのような奇跡が起こるのか。彼らと共に戦った調律師はのちのレポートの中で「彼らに、その偉業を達成させようと人々の意思が集まり、思いが力となるのを感じた。つまり「流れ」が彼らの偉業を助けるのを感じたのだ。今でも、その思いは私の中で生き続けている」と述懐している。
 このレポートを受けて調律師の間では「人々の期待、英雄を求める心が彼らを生み出すのではないか」という仮説がたてられている。しかし、その様な強い思いを受け止められるものは多くなく。彼らの中にはその力を歪めて受取り、「澱み」となってしまうものも少なくはないのが現実である。

■直感把握の形態
彼らの直感把握の仕方というのもなかなかに面白い。ある者は仲間に運命を感じたといい、またある者は成功へと続く光の道が眼の前に広がったという者もいた。
多くは、その偉業達成への道筋が頭に浮かぶという把握を行っているようだ。
それ以外にも運命の導きを把握するという者もいる。

■観察者の呼び方
彼らの多くは観察者という呼び名を知らない。自分と同じ存在として、「強敵」「ライバル」「運命の相手」などと他の観察者を呼ぶことが多いみたいだ。もちろん、強敵は“とも”と読むように。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 ふむ、大いに結構。「澱み」を滅ぼすために力を合せる!素晴しいことじゃ!!
元素論者 魔術師の類じゃな。じゃが、最後に竜の鱗を突き破るのはいつの日も勇者の剣じゃ!!
予見者 わしに道筋を教え、天運を運ぶ占い師。もっとも、最後は大団円となるのは決まっておるのじゃがな。
契約者 神や悪魔の手先じゃな。敵として戦うこともあるが、まあ、その時は神だろうが戦うのみよ。
吸魂者 ふん、「澱み」としては弱すぎるのう。相手にするのは剣の誇りにかけ無駄じゃな。
顕現者 馬鹿め、心の力じゃと?それは健全な肉体を介してこそ発揮するべきなのだッ!!
錬金術師 いらんもんを作る者は、何時の時代もいるものよ。それで化け物を倒せたためしがない。
時間跳躍者 先祖は敬うものじゃ。うん?未来人?
守銭奴 喝ッ!!

予見者

はい、こちらメリー・サポートサービスでございます。あら、大変。太陽が見えないほどの弾丸の雨でございますか。
どうやら、日焼けの心配はいらないようでございますね?
――“セブンシスターズ”メリー

■予見者とは
予見者とは、「流れ」の動きを読み、未来の結果を予測する者のことである。

■元素論者の能力
 予見者の能力はその精緻な「流れ」の読み解きにある。彼らはその場に存在する「流れ」の動きをひとつひとつ捉え、その流れる先を捕らえることによってこれからなにが起こるのかを理解するのだ。
 無論、他の観察者もこれと同じことを行ってはいる。だが、予見者は他の観察者によって乱される「流れ」の動きすらも読むというところにその凄さがあるのだ。
 だが、彼らの先読みの能力も万能ではない。先に書いたように観察者は「流れ」を自由に使うために、正確に未来を読む、まして遠い未来のこととなると星に手を届かせることと同じぐらい難しくなるのだ。なので、予見者は戦闘や事件といった短い間の予見を行う者が圧倒的に多い。だが、遠い未来を予見する方法がないわけでもない。
 遠い未来の予見をするものは、次のような方法を取ることが多い。ひとつは、大掛かりな装置、多数の観察者を動員した予見装置を作り、儀式のような粛々とした様式で未来を予測するといった方法だ。
 もうひとつは、大掛かりな装置等は使わないで済む方法である。すなわち、世界全体に影響を及ぼすほどの「流れ」が発生した場合には未来への影響は一定方向に定まり易い。その爆発的な「流れ」の発生の現場を捉え、予見を行うのだ。前者は人員、物量共に大量に必要となり、ただでさえ少ない観察者を集めるのは大変である。後者の方法は、未来が分かった時には手遅れとなっていることが多い。

■直感把握の形態
 予見者は「流れ」を見ることが多い。その把握の仕方も、“波”や“煙”、“震動”、“水流”といった流動的な把握が殆どだ。ある予見者はコンポーザーのように「流れ」の波が見えるというし、ある者は鼓動のように「流れ」の動きがわかるという者もいる。

■観察者の呼び方
 観察者と呼ぶことが多いが、占い師や神託の巫女などとも呼ばれているようだ。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 重要なパートナーです。彼らの技にはいつも感心しております。
神話存在 風流な表現を好まれる方が多いようでして、美しい表現で私の耳を喜ばせて下さいます。
契約者 申し訳ございません。「流れ」の動きが大きいためにうまく把握できないことが多く、迷惑をおかけしております。
吸魂者 ふふふ、可愛らしい妖精の方もおられますよ。感謝されますと、つい気合が入ってしまいます。
顕現者 力強く、大空を飛ぶ翼。その様な自由な心の躍動を感じます。
狂科学者 ええ、あの、その・・発明品のおかげで私達も、その、活動が楽になり、大変に感謝しております。
時間跳躍者 彼らの流れは異質なもので、一番予想がしづらい方々です。
守銭奴 いつもプレゼントを頂きまして、ありがとうございます・・・・申し訳ございません、私事でございました。株の動き等でお役に立てることもございますよ。

契約者

私はその時、死のうと決意したんだ。そうして生まれたのが“死の天使”だった――“そのときは彼が最高傑作だったよ。だが、死ねなかった。心の奥底では生を捨てられなかったのだ。そうして“生の天使”が生まれてしまった
――ヒューゴ・ボルマン

■契約者とは
契約者とは、自身の何倍もの総量を持つ相手と契約し、その力を行使する者達の総省である。

■契約者の能力
 契約者の能力は、契約者自身の力ではなく、その契約した相手の力を使うことで発揮されるものなのである。
 契約の相手として知られているのは大きく分けて3種類である。ひとつは神や天使や聖人などといった善性とされる存在と契約をした者。もう一つは、悪魔や邪心、怨霊などといった悪性とされる存在と契約を行った者。そして、妖刀、聖剣、未知の剣などといった器物を使う者である。
 神や天使といった者と契約を行う者は、そのことを神の意思、聖なる奉仕として捉えることが多い。対等に契約をしたというよりは神の意思を顕現する為に身体をお貸しするといった意識である場合多いのだ。逆に、悪魔等と契約するものは、何重にも契約条項を重ね、お互いに罠を掛けあいながら、対等の条件と思える契約を行うことが多い。器物類との契約も上記のような例が多いが、ただたんに力の代償として命を削るだけという武器もある。代わり種としては……いや、最近では主流ともいえるが、企業、国家と契約をして戦う者もいるという。自分よりも強大な力を持つ者ならば、何と契約していようが、それは契約者と呼ばれる。いずれにしても、彼らは強大な力を振るう代償として、その命を契約相手に奉げなくてはならないのだ。

■観察者の呼び方
 様々な呼び名、自称がある。いわく、「聖人」、「神の代理人」、「選ばれた者」、「「四大を従える者」――もういいかい?
 また、神や悪魔が観察者という呼び名を教えることも多いので、観察者という呼び名も通じるようだ。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 彼らの技術は、ついに神魔の域に到達したと思ったのに、それを封ずるなんて・・。
元素論者 ああ、確かに正しい把握方法だ。だが、神を果たして元素でとらえられるのだろうか?
予見者 占って欲しいね。どうすればこの厄介な相手を出しぬけるのか・・・・。
吸魂者 人とは違う。ただそれだけ、可愛いものさ。迫害をするなどというのは馬鹿らしいにも程がある。いっそ、家の天使と取り換えたいものだ。
顕現者 自由な心・・。憧れてしまうよ。私は心までも天使に囚われている・・・。
狂科学者 彼らの発明には驚嘆するよ。まさに魔法を超えている。いつの日にか天使ホイホイを作ってくれると信じている!!
時間跳躍者 彼らもまた望まない旅を強いられている。誰も、何かに管理されるということを望まないと思うのだが。
守銭奴 世界を真に動かしているのは彼らだろうね。私は天使がいるからお金はいらないけどね。ほら、この天使は触った物が金に代わるんだ・・・・。

狂科学者

失敗の中にこそ本当の成功は宿る。ただの発明ではだめなのだ。この天才をも驚かせる、作り手の予
想をも超えた発明。それは、自分で完成と思い込んでいる発明には決して現れん
――ある失敗と、その言い訳

■狂科学者とは
 狂科学者とは、独自の法則を発見し、その法則を利用した装置を発明、開発する科学者である。だが、普通の科学者と違う点は、彼等の扱うその道具はあまりにも他者には理解不可能な技術を多用しており、自分以外にはその発明品を扱えないのである。ゆえに、彼等は科学者とは呼ばれず、狂科学者と呼ばれるのである。

■狂科学者の能力
 狂科学者の能力は、自ら作った発明品を使うことである。彼等が作った装置は余人には扱えないという欠点があるが、どれもが素晴らしい活躍をすることだろう。また、装置ではあるがあまりにも遺失な理論から作られた存在となるので、どのような場所にも持ち込め、怪しまれることがないという利点もある。
 また、彼等は科学者としても優秀だ。普通の品も作ることができ、修理もお手のものだろう。その方法が普通と同じとは思わない方がよいが。

■直感把握の形態
 彼等の直感把握は電波や素粒子などと結び付きやすい。
 例えば、電波を感じたり、ネットのサイトを機器を使わないで見たりできるという者がいる。或いは、空中に数式が現れたり、面白いとことでは、擬人化された菌が見えたりするという例も知られている。

■観察者の呼び方
観察者という呼び名が広く知られている。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 私の発明に価値ある意見を述べてくれる友人。特に、無償で私の失敗作の後始末をしてくれることを考えると、これほどの友人はいない。…まあ、すこし発明品に対して五月蝿いのが難点だが。
神話存在 彼等が持つ武器は素晴らしいッ!!いったいどの用にしてあれほどの機能を有するようになったのか、今度サンプルを捕まえて実験してみるつもりだ。
予見者 私が数式と土の味と朝づゆを用いて予測する結果を、彼等はいとも簡単に知ってしまう。一体どんな方法を使っているのか、実に興味深いッ!!ところで、今日の夕方は晴れるようだよ、諸君。
契約者 神や悪魔がいるかどうか?マクスウェルの知的な悪魔の例を挙げるまでもなく、思考実験的にはその仮定して考えることがある。だが、彼等が我々に語りかけることが出来たとは驚きだ。
吸魂者 で、彼等がその悪魔達なのか…。ふむ、確かにエネルギー源を取り込み力にする課程を考えるとマクスウェルの悪魔のように速い分子と遅い分子を取り分けているかのようであるが・・・。おお、今は彼等に対する評価だったな。うむ、興味深いよ。
顕現者 心の力が他の存在に影響を及ぼすというのは、実は説明が出来る。つまり、高等次元に干渉する素粒子の存在が~(その後、二時間に及ぶ講義が続いた。彼は、彼の心の力が私に精神的疲労を確かに与える効果を実践してくれたのだろう)
時間跳躍者 時間を超えてきた!?しかも平行世界から来た!?ううむ。ばかばかしいかもれないが、一考の価値がある・・・。

吸魂者

....ああ、私もあんまり合わないなぁとは思ったよ....しかし、こう長く生きていると....この姿の年代の子はどう振舞うべきか....ふふ、忘れてしまってねぇ
――セドナ・クラッベン

■吸魂者とは
 吸魂者とは、かつて調律師同盟から「澱み」として討伐を受けた種族の総称である。
 吸魂鬼、妖精の類がその代表である。彼らは「流れ」を糧に生き、他者から「総量」を奪うことで生きている。それは、他の動物の食事と変わらない行為だが、彼らの場合は直接に「流れ」を吸収するという点で特別だ。
 その特性と外見によって、彼らは観察者によって長年に渡って狩られる対象であった。「総量」を捕食するという行為が「澱み」と同様の存在として捉えられていたのだ。
 実際に犯罪と呼べる行為を行っていた者もいたが、多くの場合は野の獣と、或いは人間と変わらぬ生活を行っていただけの者達が一方的に狩られていった。彼らと調律師との関係が変わったのは、“ドンキホーテ”の登場と彼の起したある事件が切っ掛けであった。“ドンキホーテ”の登場は、観察者が「澱み」と全く違った存在ではなく、いつ「澱み」になってもおかしくない存在であるということに気付かせた。そして、“ドンキホーテ”が行った妖精女王の殺害によって調律師は吸魂者の保護を行うようになった。この事件によって妖精が住んでいた世界は崩壊した。行き場を失った妖精達を、調律者同盟は“ドンキホーテ”や彼等を利用しようと考える者達から保護することになる。
 彼等は現在ではその数が非常に少ない。また、吸魂者を捕らえ、研究した人間によって人造の吸魂者も生まれた。彼等は人間の都合によって造られた存在であり、様々な吸魂者の特徴をその身に宿している。

■吸魂者の能力
 吸魂者の能力は、その生得する「流れ」の捕食能力と獣の身体を利用した人間を超越した運動能力である。

■観察者の呼び方
 吸魂者は観察者のことを「観察者」と呼ぶことは少ない。彼等にとっては[直感把握]の能力は生得的なものであり、特に呼び名を作る必要がなかったからだ。だが、妖精の間では遥か昔から人間の能力者を「フォースティル」と呼ぶ言葉が伝わっている。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 狩られる立場の時にはこれほど怖い敵というのは考えられなかった…「澱み」なんかより、よっぽど恐ろしい、というのが私の飾らざる本音・・・かな?
元素論者 彼らは私達に似ているんだ。元素という形で彼らは自然の“流れ”を使う。私達と違うのは、それをそのまま食べないことかな。
予見者 未来を知ることが出来るというのは嬉しいね。でも、判っていたのならば、もう少し早く教えて欲しいな……ふふ、贅沢かな、私は「狩り」から生き残ることができたしね…。
顕現者 妖精と顕現体は似ているように思うよ。儚さといい、自由な所といい、そして、時に残酷な所も、ね?
狂科学者 いやぁ、面白いねぇ・・ふふ。彼等と過ごす時というのは私の楽しみの一つだよ。この無限に紅茶が出るポッドも、彼等の作品だしね……どうも、「澱み」に近いんじゃないかと疑ってるんだけど・・・。
時間跳躍者 昔の私を知る人がいるのじゃないかって・・・ちょっと怖いね。ちょっと合いた人も・・・いる。けど、あって何を話せるだろう…。
守銭奴 ふふ…私のパトロンが沢山いるよ。結構私は見られる容姿をしているだろう?ちょっと甘えて、すこし仕事を手伝ってあげるのさ。それが一番いい関係って、彼等は冷静に把握しているみたいだよ……いわば、WINWINの関係…かな。

守銭奴

どこにでもビジネスチャンスが転がっています。この社会が哀れなのはそれを見つけ出せるものが少なすぎるということです。誰かが持っているパイばかり目について、互いに奪い争っている。まあ、私はそれをビジネスチャンスとしているのですが。
――どこにでもいる死の商人

■守銭奴とは
 この世の中に流れる経済の動きを把握し、誰よりもその動きに敏感な者。それが守銭奴である。

■守銭奴の能力
 守銭奴の能力は、その人並み外れた経済感覚に違いない。古代より、人類は貨幣を開発し、物々交換よりも正確な価値観の共有のために貨幣を役立ててきた。それは、誰もが価値を見出せる美しく希少な貝殻や、金や宝石であった。逆に、全く価値の無い紙に信頼を寄せることなどによって、誰もが共有できる価値を作り出してきた。
 このような価値観の統一とそれによる経済の動きは一般の人でも理解可能だし、更には訓練によってそれを予測することを職業とする者達もいる。だが、観察者である守銭奴はそれらとは一線を画す経済感覚を有するのである。
 具体的に、株を購入し、儲けようというとき、株価の動きやその予測を出すために普通はグラフや資料に寄って推計を立てるであろう。守銭奴にはそんなことは必要ない。まったく一瞬のうちにそれが儲かるのか儲からないのかを判断することが出来るのだ。どうして?と言わないで欲しい。それが彼等の能力なのである。
 そして、彼等はどのように財産を運用すれば最大限の効果を生むことが出来るかを把握して現実にすることが出来る。それが、守銭奴である。

■直感把握の形態
 株価のグラフのように、対象への回りの評価が見えたり、対象を見ただけで回りに金銀財宝が浮かんでいるのが見えるなど、金銭的な把握によるものが多い。

■観察者の呼び方
 特になし。だが、一般人からは、その通常の金銭感覚を超越した感覚から、魔術師や超能力者と呼ばれることが多いらしい。

■他のクラスに対する一般見解?
調律師 彼等の行為は一銭にもならない時や、逆に大金を生み出したりと、かなりムラがありますね。
神話存在 予測不可能な行動を起し、我々の財産運用を狂わせることが多いですね。それをも考慮した計画が必要です。
予見者 商売敵にはなりたくない相手です。出来れば、味方として接したいものです。
契約者 彼等のパトロンは一体いかなる方なのでしょうか。無尽蔵とも言える財産を扱うエージェント。潰しがいがあります。
吸魂者 非動物愛護的なことを言いますが、兵器、愛玩目的での利用共に価値が高いと思います。勿論、一人格を認め、パートナーとして仕事をすることの方が利益は大きいですから、私どもはそのような行為には手を染めていませんが。
顕現者 人を感動させる物というのは、多大な利益を生み出します。彼等をそのような商品のメルクマールとすることが出来る可能性がありますね。
時間跳躍者 新規性のある物、又は骨董的価値のある者を持ち、技術的にも目新しいものをお持ちです。もしもお知りあいでしたら、是非ご紹介ください。
狂科学者 ユニークな発明品の数々は、一見すると失敗が多く、扱いが難しいようにも見えますが、それゆえにビッグヒットに化ける可能性があります。まあ、費用対効果を考えると、利益が望めない場合の方が多いですが。
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