あらすじ
壊滅したレペルトリアを後に、葬炎帝国クレマトリアに向かった一行。
そこで、新生騎士団長・キシュウに「ちょっと怪しいから調べるね」と軟禁される。
だが、軟禁中に、“人間”であるキシュウの策は動き始めているのだった。
そしてGMはとてもひどいことをした。(下記参照)
“青き血の母の牙”ゲットだぜ!
第2話で入手した、クルエの祖にあたる超ヴァンパイア、
《青き血の母》の牙。
調査という口実のもとに、キシュウはクルエからそれを奪い取る。
いや、実はもっと抵抗するかなと思ってたんだけど。
そこで抵抗して騒ぎが起こったら、「計画」のフェーズを早める予定だった。
4方に配置されたオッドエンドたち
クレマトリアの中央議事堂に対して、東西南北の四方に配置されたオッドエンドたち。
それぞれ“戦士たち”をベースにしたもので、
《ストレングス》《スウィフトネス》《センシティブ》《ワイズネス》の4体である。
要するに筋力・機敏・感知・知性が10ずつという。
彼らは死霊皇帝降臨のための器であり、それぞれに“青きティンクトゥラ”が埋め込まれている。
なお、儀式を食い止めるべく、クルエの父・ティフォンが潜入していた。
皇帝降臨
青き血の母の牙ゲット後、“人間”と死霊帝国は一気に動き出す。
尊厳皇帝アウグストゥスの爆殺。
インフェルヌス出現による議事堂奇襲。
《霧の支配者》による、レペルトリアからクレマトリアへの死霊の軍勢の進軍。
そして、オッド・エンドを媒介としての、死霊皇帝アウェルヌスの降臨である。
アウェルヌスの暴挙については下記を参照。
- 降臨すると議事堂が消し飛ぶ。
- 皇帝の姿を直視すると、その存在感の圧倒的すぎるあまり、インフェルノが暴走。インフェルノを持つ者は頭部が弾け飛んで死ぬ。(PCも例外ではない)
- NPCが登場した瞬間にPCを判定なしで即死させた経験は、これが初めてであった。
- しかも死因は存在感。
- しゃべるたびに黒い稲津が降り落ちる。人間は死ぬ。
- 皇帝は小さな頭がい骨。それを、シャドウフレアをまとった〈ソロレス〉によく似た女が抱えている。
- 皇帝のアークスキル《天雷》が炸裂。《オール・ガンズ・ブレイジング》で手札を全乗せして、えーと、86点くらい出したっけ?
- 皇帝BGM(:appearance。出現~トーク)は「X-LAWS」(シャーマンキング)。http://www.youtube.com/watch?v=cGXcNgkNw-0
- 皇帝BGM(:battle。戦闘時)は「The Master」(コードギアス)。http://www.youtube.com/watch?v=RvFQZekvnxM
- プリミティブ:プロテクティブスフィアで、攻撃をだいたい30点くらい止める。
- 今回出現した皇帝はENP200、WP24、GF1。EP100のユニット3体で互角に戦えるレベル。でもまあGF1点なら削れるだろう的な。
- 耐久力は30。能力値はオール10。なお、降臨までにオッド・エンドが残っていると、1体ごとに耐久力が5点増す予定だった。
- クルエいわく、「あれ、降臨したとか分身とかじゃなくて……『ちょっと意識を向けてみた』程度みたい……」
- 実は、第4話でPCたちが「転生して《霧の支配者》のために働けばいーじゃん!」と説得した“少年”が《逆転生》した姿。
- とりあえず一行の名前と存在を再確認して帝国に帰って行きました。
- 実は皇帝降臨は、続く「クレマトリア インフェルヌス化」の余波にすぎない。
- 「ラスボス誰がいい?」って聞いたら、オクトーのPLが「死霊皇帝!」って言ったので出した。
尊厳皇帝復活
宮殿ごと爆殺された尊厳皇帝。
だが、「あの方がその程度で死ぬはずがない!」と家臣が救助にあたった結果、えーと、生きてた。
しかも五体満足で。とっさに周囲の武器でバリケードを築きあげ、その中に隠れてがれきをやり過ごしたらしい。
救助された後は、以下の暴挙を参照。
- しゃべるたびに武器を[プリミティブ技法:飛刀一閃]で投げ放つ。アンデッドは死ぬ。
- インフェルノを持たないので、そのへんの武器を蹴り飛ばしたり、部下から武器をもらったりして戦う。
- そのすさまじいカリスマゆえに、GFこそ多いが、インフェルノがないので破損した部位を再生できない。「それがどうかしたか?」
- 尊厳皇帝が出現すると、押し寄せていた1万5千からなる死霊の軍勢が、一斉に進軍を止めた。
- 飛来するバリスタの矢の上に乗っており、それによって《霧の支配者》に肉薄、接近戦を挑むも、逃してしまう。
- インフェルノ技法を持てないので、すべて[プリミティブ技法]でまかなっている。
- 尊厳皇帝BGM(:appearance)は「Beautiful Emperor」(コードギアス)。http://www.youtube.com/watch?v=hLnJhd6Kh1k
- インフェルノを持たないので、中央に出現したインフェルヌスの核には入れませんことよ! がんばれPC!
- 最終決戦では、結界が破れたコア・タワーに登場。《ストレングス》2体を引き受ける。
ヴァレンタイン記憶復活
NPC化したヴァレンタイン。
前回の戦闘でボロボロになり、身体にガタがきたせいで、ろくな戦力にならないので、
「あれだけ数がいるなら、狙い定める必要もないだろう」と、死霊軍の迎撃に参加する。
その後、封印記憶の条件を満たすことで過去の記憶が復活。
《炎鎧》で生前の肉体をマテリアライズし、巨大なバリスタによる攻撃を行う。
《火砲使い》(固定砲台)はいずれサポートします。
決戦
決戦の相手はキシュウ。
“人間”でありながら、《ストレングス》にして《スウィフトネス》にして《センシティブ》にして《ワイズネス》。
“人間”とは、死霊帝国が作った組織であることを明らかにしつつ、クレマトリアをインフェルヌス化するため、
コアとなるタワーに立てこもる。
その右腕はオノフリオの祖母のもの。祖母を(間接的に)殺したのはこの男だった。
(オノフリオは、一族の技術を利用させまいとした祖母が川に突き落として殺した。祖母自身は自害)
その左腕は生前のエオノウスのもの。最後まで生き残った“戦士”のものであった。
移動を阻害するスフィア・エフェクトや、《聖水烈散(ホーリーウォーター・スプリンクラー)》を組み合わせた、
期待値45点のスリングでPCを苦しめるが、
誰かの命令ではなく、自らの意思で戦うオクトーの一撃を受けて倒れる。
その後
オノフリオとエオノウスは、《霧の支配者》を追うヴァレンタインについていく。
クルエは、再会した父ティフォンとともに、母の待つ地へと向かう。
オクトーは、しばらくはシアンのもとで、クレマトリアの復興を手伝うことになる。
- とにもかくにも、みなさんお疲れさまでした。 -- 松崎 (2009-09-27 14:00:46)
最終更新:2009年09月27日 14:00