ここは悪魔の棲まう街、人が這いずり暮らす街。
200X年、日本。
どこの県にも属さない、隔離された都市があった。
その名は、Daemon's City
ああ、馬鹿が馬鹿呼び馬鹿ばかり。
今日も誰かが扉を叩く――。
各話紹介-今回予告+ハンドアウト
- 「デモンズシティ」でs.CRY.edなノリでごーごー。超突発だけどうまくいった。頑張った。
- 「デモンズシティ」でs.CRY.edなノリでごーごー、まさかの第二回。PLも増えて、ますます加速。
- 「デモンズシティ」でs.CRY.edなノリでごーごー、そして第三回。ああ、やっぱり馬鹿ばっかり。
- そして最終回。なんとキャンペーンラスボスはミドル戦闘という暴挙。だって、なあ? 物語の〆はもう第一回から決まってた。
- ついでに番外編。「エンドライン」な「デモンズシティ」で平行世界(ルビ、マンガ版)でごーごー、あれ、結構重いかも。
この街に住むどうしようもないボンクラたち
※ここから先はネタばれしかありません。誰も気にしやしないだろうが。
- “ドラゴンテイル”タツヒト〔Tatsuhito〕
- 「やれやれ、あの馬鹿はまた無茶しやがって。――その無茶に乗る、俺も大概馬鹿だけどなあ!」
- リュウイチとコンビを組むオーヴァード。十六歳の少年。
- リュウイチとアマネとは幼い頃から一緒で、家族っつーか兄弟っつーか。
- 基本的にバカで涙もろくて一直線。たとえ火の中水の中、ダチがいるならどこまでも。
- 七本の刃を錬成する“Sevens/Heavens Swords”は攻防一体。シンドロームはブラックドッグ/モルフェウス。
- ちなみに、将来の夢は「可愛い嫁さんと幸せな家庭を築くこと」
- 第一話:GPOにボコにされたダチの仇を討つ為に突っ込んでいって、逆に洗脳されかかったのをリュウイチの拳で正気に帰る。
- 第二話:アマネと“鮮血に染まる百万の星”の会話を聞いてリュウイチと共に号泣。ええこや、アマネはほんにええこやでー。
- 第三話:水瀬・弥生との過去(実はシティ生まれなのよ)が発覚。発破をかけて、相棒とあの胸糞悪いヤツをぶん殴りにいくぜ!
- アマネ〔Amane〕
- 「兄さんもタツヒトさんも、私に心配ばかりかけさせて……。全く、仕方のない人たちなんだから」
- リュウイチの妹。厳密な年齢は不明だが、恐らく十歳前後。
- 妹、とは言うものの血縁関係はなく、スラムの片隅で泣いていたところをリュウイチに拾われた。
- いつも適当な理由でどこかに行って、怪我をして帰ってくる兄たちのことを――、理解したうえで気付いていないフリ。
- いい子だねえ。リュウイチには勿体ねえやなあ、おい! 今度市街の方にアイス食べにいこうぜ。byタツヒト。
- 実は彼女自身もオーヴァードではあるのだが、兄たちには余計な心配をかけさせないため内緒。
- 第一話:リュウイチとタツヒトは過保護すぎやしないかね。
- 第二話:だって、貴方、困ってるじゃないですか。めっちゃ胡散臭い相手でも、それで助ける理由になるよ。すごく懐の広いロリ。
- 第三話:そして“神の見えざる手”に攫われるヒロインその一。頼もしいガーディアンが二人もいるから何も心配いらねえやな。
- “The FOOL”未亜〔Mia〕
- 「先輩と隊長の期待に応えるためにも、未亜は頑張りますですよーっ!」
- ド新人のGPO第四班班員。十七歳の少女。
- 能力の覚醒時に暴走していたところをレベッカの部隊に助けられ、そのままスカウトして隊員に、という流れ。
- てきぱきと人に指示を与えたりとかは彼女には一切できないので、レベッカを姉のように慕っている。というよりも心酔の域?
- 死ね、と言われたらうーんうーんと悩んで、もう一回悩んで、ちょっとだけ泣いて、それから笑顔で死んじゃうようなタイプ。
- キュマイラ/ソラリスの運動戦闘系。アドレナリン出して色んなことに文字通り体当たりで突貫していくのよ。
- 第一話:ワイズマンに言葉巧みに騙されて、愛する先輩に刃を向けるも流石バカ。あふぅん! と一発でダウンし正気に返りましたとさ。
- 第二話:“鮮血に染まる百万の星”とエンカウントするも、持ち前の超天然っぷりで華麗にフラグ回収。未亜すげえや。
- 第三話:あわわわGPOがえらいことに。先輩どうしましょう。……え、この仮面を被ればいいんですか?
- “伯爵”レオン・サンジェルマン〔Leon・Saint-Germain〕
- 「私はこの街を愛している。民の平和を背負い、街の明日を掲げる者。それが“貴族”だ。私の生き様だ」
- 公式NPC、だがぶっちゃけCampari補正超かかってるので別物扱いでどうぞ。←実はそんなに間違ってなかった!
- バイザーで顔の上半分を覆い隠した、一見奇人ではあるが有能なGPO第四班班長。
- 部隊のの中でも特に優秀な上級隊員であり、純白の専用制服に身を包む。
- 名が著すように稀代の錬金術師の末裔であり、レネゲイドウィルス、特にDロイス関係の造詣が深い。
- いささか大仰に、演じるような口調で喋るが根は熱血漢で、リュウイチやタツヒトと話していると地が出ることもしばしば。
- GPOとは別に、サンジェルマン部隊なる私兵を抱えているとかいないとか。
- エンジェルハィロウ/オルクス。やりたい放題できる演出系エフェクトも多いので、GM的に超動かしやすい。
- 第一話:あわやワイズマンの手先かと思いきや、実は超恰好良い立ち位置にいたサンジェルマン。できる男の貫禄を見せ付ける。
- 第二話:「サンジェルマン部隊が“デモンズシティ”をシーン攻撃からカバーリングします」。無茶言うな。でもそれが許される男。
- 第三話:今までのツケが溜まっていたのか、死んだー! ……と思いきや、最後にやっぱり口を出す。やれやれ。
- 芙蓉〔Fuyoh〕
- 「痛いのも、怖いのも嫌いです。どうして、みんな喧嘩するのかな……?」
- 特殊なレネゲイドウィルス(対抗種)に感染している少女。
- そのせいで、GPOからレジスタンスから重要視され狙われている。おかげで基本ぺこぺこ謝る子。
- 若干接触恐怖症の気はあるものの、鉄一や品田食堂の面々のおかげで快方に向かっている様子。よかったよかった。
- 趣味は基本的にひとりでも出来る遊び。あやとりは特に得意。
- ハヌマーン/オルクス。RCで小器用にいろいろやるタイプだが、自発的に能力を使うことはほとんどない。
- 敵の手に落ちると、操られて<神速の鼓動>→<ナーブジャック>でシーン全ての対象に言うこと聞かせたり、
- <対抗種>→<サイレンの魔女>で逆らうものは皆殺しにしたりと、データ的には超☆残虐ファイター。えへ。
- 第一話:第一話メインヒロイン。扱いづらい小動物系。扱いをミスると大泣きして<サイレンの魔女>発動の予定だった。えへ。
- 第二話:九割がた出番がなかったよ! ぐすん。
- 第三話:“神の見えざる手”に攫われるヒロインその二。一瞬“触られる”ヒロイン、と誤字してえらいことに。それはそれで。
- 辻早・巻也〔Tsujihaya・Makiya〕
- 「さぁてさてさて! 辻早さんが仕事を持ってきましたよぉっと! 大丈夫、簡単簡単!」
- 魔街の中なら市街、スラム問わず幅広く仕事を行う“運び屋”。
- 物理的な荷物だけではなく情報も扱い運ぶ為、彼に仕事を頼む人間、あるいは彼に仕事を頼まれる人間は多い。
- 仕事柄その人脈は広く、その気になれば魔街の外にも手が届くとか届かないとか。噂の域を出ず、真実は不明だが。
- コミカルなキャラクターに騙される人間は多いが意外と有能、ではあるのだが、情に流されやすいためミスをすることもしばしば。
- しかしそれが欠点にならないのは、つまるところそこも含めて彼のキャラクターなのである。
- 第一話:鉄一に芙蓉を任せた男。で、クライマックス前には対ワイズマン用のアイテムをサンジェルマンから預かってくるとか。結構不思議なムーヴ。
- 第二話:表には出なかったが、ちょこまか動き回っていた様子。意味深な台詞を吐いたりしたが、お前それ死亡フラグじゃねえのか。
- 第三話:ててて鉄ちゃーん、ジャンクジャンキーが! 彼がここまでトラブルを持ってくるのは、もはや意図的なものでは。
- “WISE=MAN”真田・賢雄〔Sanada・Kenyuu〕
- 「「――私は、この街を愛している。だからこそ、美しい街に蔓延る芥虫どもを駆除しなければならぬのだ」
- GPO設立メンバーの一人であり、現在でも現役で作戦立案・指揮を行う幹部。
- 市街の治安維持、法整備によって保たれている平和を実現させたのは彼の功績であり、彼の誇りでもある。
- だからこそ、スラムの存在や犯罪を行うオーヴァードを許せず、その為に苛烈かつ非道な作戦を実行した。
- 非登録市民を利用しての“賢者の石”の精製。
- オーヴァード同士を戦わせ、その中で高純度のレネゲイド結晶を取り出そうとする試み。
- どこで間違ったのか、あるいは、誰かに間違えさせられたのか。
- 第一話:街を思う愛ゆえに、気付かぬ内に外道に落ちていた哀れな男。かわいそす。
- 第二話:本人は既に故人なれど、娘が登場。愛されてるね。良かったね。
- 第三話:なにやらワイズマンのバックにいたらしき“デモンズセル”の話。そうそう、彼の根は悪ではなかったのだ。
- “琥珀の槍”〔Amber Lance〕
- 「父様は言っていましたの。この街は美しい、と。ですから、私はこの街の美しさを守りたいのですわ――」
- “WISE=MAN”の私兵のひとり。幼い頃からWISE=MAN直々に教育を施されており、純粋に狂っている少女。
- 行動理念は全てが全て「父様の為」。正義も愛も知ってはいるが、それは全てWISE=MANの模倣である。
- 第一話時点では別任務の為WISE=MANの傍を離れていたが、WISE=MAN死亡の報を聞き何もかもを捨てて戻ってきた。
- WISE=MANを悪と断じて滅ぼした、どうしようもない愚か者たちを殺す為に。
- モルフェウス/ハヌマーン、WISE=MANの因子が埋め込まれている複製体であり、
- その身体能力と空間把握能力を活かした閉所での三次元戦闘を得手とする。
- 第一話:未登場。“鮮血に染まる百万の星”の実験の管理をしていた。
- 第二話:大暴走。GMはこの子大好きです。最期にリュウイチに手を差し伸べられるも、冗談ではないと一蹴して自害。
- 第三話:“神の見えざる手”により復活。なんやて。次回は過去ボス復活大連戦だ! わーい。でも彼女の意識はどうなんだろう?
- “Old Fashioned”都築・和刀〔Tsuduki・Kazuto〕
- 「剣だの銃だの車だの、使う得物はどうでもいいやな。問題は、誰が強いかだ。そうだろ?」
- “震夜”以前からの品田姉弟との知り合いであり、鉄一と技を競い合っていた親友。
- この銃社会の現代で、誰に何を言われようと反りの少ない和刀を使い続ける、名前の通り時代遅れな頑固者。
- だが道を極めた彼の太刀筋は音よりも早く、圧倒的な剣気の前にはあらゆるものが動きを鈍らせる。
- 街に悪魔が棲まうようになってからは、GPO隊員として治安維持に努めていた。
- 五年前、上層部護衛の任の際にミスをし、それをWISE=MANに庇われてからは彼の為に刃を振るうようになる。
- バロール/ノイマン。刃を振るうのは頭ではなく、あくまで肉体。ただひたすらに愚直なまでの鍛錬の結果。
- 第一話:未登場。“琥珀の槍”の護衛任務をワイズマンから頼まれていた。義理堅い男。
- 第二話:かつての親友、鉄一とぶつかる。“琥珀の槍”が間違っているとわかっていても、止められなかった。止めなかった。
- 第三話:本土からの連中をGPO本部に案内する。超嫌そう。「命令だからですよ」。誰の? 誰だろう。
- “鮮血に染まった百万の星”〔Program:Ver.MILLION〕
- 「この街は、とても、とても汚い。だけど、泥に紛れても、なお輝きを忘れない宝石も転がっている。だから、楽しい」
- WISE=MANが指揮していた実験の結果のひとつ。
- 戦いの中でとことんまで研ぎ澄まされたレネゲイドを取り出せば純度の高い“賢者の石”になる。
- であれば、それをそもそも保有しているものを従えられれば、別に取り出さなくてもいいんじゃね? という計画の果て。
- 投薬実験や意識操作の結果、実験以前の記憶などは木端微塵になっており、それに対する執着すらもどこかの隙間に落としてきた。
- WISE=MANの計画の産物なので、判断基準が超極端。「いいひとか、ゴミか」の二択しかない。
- 既に正体は人の原型をとどめてはおらず、巨大な赤黒いスライムである。
- ブラム=ストーカー/ソラリス。相手を自らの内に取り込み、苦痛を与え続けて意識を残したまま殺す。
- 第一話:未登場。別施設にて調整中。そして暴走。逃亡。第二話へ。
- 第二話:アマネ、未亜、そして真ら“とてもいい人”に出会い、自分の存在意義を再定義。よかったねよかったね。
- 第三話:こっそり出番なし。大丈夫、第四話で暴れるよ。
- “地獄の沙汰は俺次第”エンマ〔Reckless FIRE/Enma〕
- 「畜生、俺はこんなところで終わる男じゃねえんだ。何をしてでも、のし上がってやる……ッ!」
- 赤い髪の少年。スラムで暴れるチンピラのひとり。
- 実力もあり、カリスマもあり、それなりの規模のチームをひっぱってはいたのだが、生まれた時代が悪かった。
- 街の誰もが知っている。このスラムで一番のバカでロクデナシで、でも強いのは。
- “ツインドラゴン”、リュウイチとタツヒトのふたりだと。……なんだ、そりゃあ。
- ひとり、ふたりとチームから離れる人間が出て、やがて彼は一人になった。
- なんだそれ。なんだそれ。なんだそれ! 冗談じゃねえや、俺はまだ始まったばかりだろうが!
- お前らが主役だと思うなよ、俺だって……ッ! そう憤る彼に、“神の見えざる手”は哂いながら手を差し伸べた。
- 第一話:未登場。特に語ることもなし。
- 第二話:未登場。“神の見えざる手”が接触してくる。
- 第三話:鬱屈していた感情を吐き出し、リュウイチに喧嘩を売った。でも不完全燃焼のまま引き。報われない。
- “時計仕掛けの御伽噺”津田・心〔Click=Crack=Clock/Tsuda・Kokoro〕
- 「任務。命令。実行。――完了。次のフェイズに移行。状況、開始――」
- FH・デモンズセルにより調整されたオーヴァード。素体は“震夜”の際に回収された津田・心。
- 過去の記憶は徹底的に洗浄されており、今の彼の頭には「命令を実行する」ことしかない。
- 昔住んでいた街だろうがそんなことは知らず、ただ「やれ」と言われたから。それで充分な理由だから。
- 彼は、魔街をシティも、スラムも、GPOもチンピラも、一切の躊躇なく廃墟に変えた。
- バロール/オルクス。“調整”という設定上の理由から、レギュレーション外からエフェクトを取得しつつ、
- %エフェクトをほぼ全盛りという暴挙。でも反省はしていない。退屈はしなかっただろう?
- 行き過ぎた“調整”故か、戦闘終了後に砂と消えたが、はたしてあれで本当に終わったのか。はて、さて。
- 第一話:未登場。調整中。
- 第二話:未登場。調整中。
- 第三話:調整の結果は全て吐き出した。文句のつけようのない暴れっぷり。大丈夫、まだ因縁が残ってる。出てくる、よ。
- “神の見えざる手”〔GAME=MASTER〕
- 「くははははっ! 全ては私のシナリオ通り、予定調和に過ぎませぇん! さあさあ踊れ、私を楽しませてくださいよ!」
- ラスボス。悪いヤツ。他に説明は必要? あ、必要。そうですね。
- ファルスハーツ、デモンズセルに所属するエージェント。マスターデーモン(いい響きだ)の右腕。
- 黒いツーピース、琥珀色のカッター。橙色の複眼を模したサングラス。うっわあ胡散臭えー。でもそれがいい。
- ただひたすらに人を馬鹿にしたような態度で、状況をかき乱してはからからと哂う。プランナーとの繋がりも噂されるが、正直どうでもいい。
- シンドロームはノイマン/オルクス。のはずだが、他シンドロームのエフェクトを使っていたのが目撃されたことも。不思議不思議。
- 対NPC最強。<ナーブジャック>→「お前は今からエキストラになるのだぁ!」→宣言だけで死亡。ひでえ。
- 第一話:未登場。しかしワイズマンの背後にいたのは確実にこいつ。
- 第二話:未登場。しかし“琥珀の槍”を唆したのは確実にこいつ。
- 第三話:レベッカパパを殺したり、ヒロインたちを攫ったり復活させたり。やり放題。満足。あとはみんなに殴られてそれで役割は終了だ。
最終更新:2009年04月17日 02:47