Why do you fight?


【今回予告】

「決まってる。守りたい女がいる」
あいつを守るためなら、死ぬまで俺は戦うさ。

「戦えば、誰かが死ぬ。人の死には物語がある。私は、面白い話が見たいのだ」
死に際してこそ、人の命は輝く。散る花が最も美しいのと同じだ。

「戦わなけりゃ生き残れない。よく言うじゃないか。人生ってのは戦場なのさ」
どうせ一度きりしかないんだ。だったら、一番恰好よく。そうじゃないと損だろう?

「――そうしろ、って誰かが言ったから」
他に、何をすればいいか分からないから。

Double†Cross 2nd Edition:Daemon's City
『Why do you fight?』

――今日も、魔街の扉が叩かれる。



雰囲気

200X年、日本。
どこの県にも属さない、隔離された都市があった。
そこは悪魔が住まう街。人が這いずり暮らす街。
その名は、Daemon's City。


ハンドアウト

PC1枠:“ドラゴンヘッド”リュウイチ?(PL:ゆゆゆ)
「(やい“ドラゴンヘッド”! テメェの足りねえ頭でも分かるように言ってやる。台詞を入れろ!)」
 コネクション>“地獄の沙汰は俺次第”エンマ〔Reckless FIRE/Enma〕
「テメェが“ツインドラゴン”、“ドラゴンヘッド”のリュウイチだな! 俺の名前はエンマ! とりあえず死ね!」
 燃える拳で殴りかかってきたのは、見知らぬ少年。……なんか最近喧嘩売られるの多くね? でもまあいいか!
 今日はアマネも傍にいねえ、タツヒトもいねえ。何にも邪魔は入らねえ! 最近難しいこと言う連中が多くてウンザリしてたんだ。
 たまには何も考えねえで身体動かすのも悪くねえ、売られた喧嘩だ。買わないわけがねえ!
「――さて、たまに直々に警邏に出てみればこれだ。街中での私闘、及び能力行使は犯罪だ。治安維持の為、拘束させてもらおう」
 げげぇーっ、GPOのキザ野郎! ああもう畜生、面倒臭えなあオイ!

PC2枠:レベッカ・グロスター(PL:Ygi)
「主役は最後にご登場ということ、か。それじゃ、期待されている分の働きはするわよっ!」
 コネクション>“神の見えざる手”〔GAME=MASTER〕
 ――巨星、墜つ。
「れれれレベッカさぁん! 大変大変大変でそりゃあもう大変なんですよぉーっ!!」
 ああ、今日も元気な未亜が告げた内容は、そりゃあもう大変大変大変で大変な内容だった。
 英雄、バーナード・グロスター。君の父であり、GPO創立メンバーの一人。
 それが、何者かに討たれたというのだ。……え、嘘。マジで? あの親父が? だってこの間まで元気だったよ?
 嘘ではない。夢でもない。ただ事実として、英雄は死んだ。見ればサンジェルマンもいつになく真顔で考え事をしている。
 ……ああ、やはりこの街には平穏などないのだ。

PC3枠:“Iron ONE”品田・鉄一(PL:Sig)
「昔の古傷をつつくんじゃねえ。……バカはバカのままにさせといてくれや。柄じゃねえんだ、マジになるのは」
 コネクション>“いかれたガラクタ”〔Junk/Junkie〕
「ねえ鉄、何よりも大事なのは質量なのよ。弾丸よりも早く走れば、それはつまり車が最強ってことだわ」
 そして実際それを可能としていた女、北条・有希子。君の人生の主人公だった、かつての最愛の人。
 この間都築と会ったからだろうか、また昔の夢を見た。幸せな、だけど終わりが見えている、悲しい夢を。
 忘れるな、と夢が語りかけてくる。今お前がそこにいるのは、何故か。何故、お前は力を振るうのか。
「てててて鉄っちゃぁん! 大変だ! スラムで喧嘩だ! どうにか止めてくれねえか!」
 ……テメェ辻早、シリアスなシーンに茶々入れるんじゃねえ。

PC4枠:“the Striker”水瀬やよい(PL:たむらけんじ)
「(私に帰る場所なんてない……。そんな場所は、無いのよ……!)」
 コネクション>“時計仕掛けの御伽噺”〔Click=Crack=Clock〕
「貴様は有能だ。有能であれ。そうでない貴様には価値がない。意味がない。――では、聞こう。貴様は有能か?」
 その問いに対する答えは常にイエスだ。何故なら、君はまさしく“そう”あるように調整されたオーヴァードだからだ。
 君を調整した組織は、いつものように命令を下した。
 同じく調整された“時計仕掛けの御伽噺”と共に、悪魔の棲む街、デモンズシティに秩序を齎せと。
 市街の治安維持組織GPOを監査し、正しい方向に導く。それが君に要求されている結果だ。
 であるならば、君はそれを実行する。何故なら、君はまさしく“そう”あるように調整されたオーヴァードだからだ。


どうしようもないボンクラな愛すべきNPCども。

“ドラゴンテイル”タツヒト〔Tatsuhito〕
「――ったく、本当にやー姉なのかよ。“外”の連中は、ああくそ、むかつくなあおい! 今から叩ッ切ってやるから覚悟してやがれ!」
 リュウイチとコンビを組むオーヴァード。十六歳の少年。
 リュウイチとアマネとは幼い頃から一緒で、家族っつーか兄弟っつーか。
 基本的にバカで涙もろくて一直線。たとえ火の中水の中、ダチがいるならどこまでも。
 七本の刃を錬成する“Sevens/Heavens Swords”が決め技。シンドロームはブラックドッグ/モルフェウス。
 ちなみに、将来の夢は「可愛い嫁さんと幸せな家庭を築くこと」

アマネ〔Amane〕
「……え、あ、私攫われちゃったんですか? でも、大丈夫ですよ。きっと兄さんとタツヒトさんが助けてくれます。きっと」
 リュウイチの妹。厳密な年齢は不明だが、恐らく十歳前後。
 妹、とは言うものの血縁関係はなく、スラムの片隅で泣いていたところをリュウイチに拾われた。
 いつも適当な理由でどこかに行って、怪我をして帰ってくる兄たちのことを――、理解したうえで気付いていないフリ。
 いい子だねえ。リュウイチには勿体ねえやなあ、おい! 今度市街の方にアイス食べにいこうぜ。byタツヒト。
 実は彼女自身もオーヴァードではあるのだが、兄たちには余計な心配をかけさせないため内緒。

“The FOOL”未亜〔Mia〕
「あー、うー。私も攫われるヒロインポジションがよかった……、てのは内緒です! そんなこと言ってる場合ではないのです!」
 ド新人のGPO第四班班員。十七歳の少女。
 能力の覚醒時に暴走していたところをレベッカの部隊に助けられ、そのままスカウトして隊員に、という流れ。
 てきぱきと人に指示を与えたりとかは彼女には一切できないので、レベッカを姉のように慕っている。というよりも心酔の域?
 死ね、と言われたらうーんうーんと悩んで、もう一回悩んで、ちょっとだけ泣いて、それから笑顔で死んじゃうようなタイプ。
 キュマイラ/ソラリスの運動戦闘系。アドレナリン出して色んなことに文字通り体当たりで突貫していくのよ。 

“伯爵”レオン・サンジェルマン〔Leon・Saint-Germain〕
「――もはや語ることはあるまい。状況は既に始まっているのだ。私の街をこのような姿にした罪――、必ず贖ってもらおう」
 公式NPC、だがぶっちゃけCampari補正超かかってるので別物扱いでどうぞ。←実はそんなに間違ってなかった!
 バイザーで顔の上半分を覆い隠した、一見奇人ではあるが有能なGPO第四班班長。
 部隊のの中でも特に優秀な上級隊員であり、純白の専用制服に身を包む。
 名が著すように稀代の錬金術師の末裔であり、レネゲイドウィルス、特にDロイス関係の造詣が深い。
 いささか大仰に、演じるような口調で喋るが根は熱血漢で、リュウイチやタツヒトと話していると地が出ることもしばしば。
 GPOとは別に、サンジェルマン部隊なる私兵を抱えているとかいないとか。
 エンジェルハィロウ/オルクス。やりたい放題できる演出系エフェクトも多いので、GM的に超動かしやすい。

芙蓉〔Fuyoh〕
「えう、私も、戦わされるの、かな? 嫌だな。おじちゃんが、きっとどうにかしてくれるかなあ? ……してくれるかなあ?」
 特殊なレネゲイドウィルス(対抗種)に感染している少女。
 そのせいで、GPOからレジスタンスから重要視され狙われている。おかげで基本ぺこぺこ謝る子。
 若干接触恐怖症の気はあるものの、鉄一や品田食堂の面々のおかげで快方に向かっている様子。よかったよかった。
 趣味は基本的にひとりでも出来る遊び。あやとりは特に得意。
 ハヌマーン/オルクス。RCで小器用にいろいろやるタイプだが、自発的に能力を使うことはほとんどない。
 敵の手に落ちると、操られて<神速の鼓動>→<ナーブジャック>でシーン全ての対象に言うこと聞かせたり、
 <対抗種>→<サイレンの魔女>で逆らうものは皆殺しにしたりと、データ的には超☆残虐ファイター。えへ。

辻早・巻也〔Tsujihaya・Makiya〕
「おいおい、ここまでの事になるなんて聞いてなかったぞ、畜生! どうなってやがる!」
 魔街の中なら市街、スラム問わず幅広く仕事を行う“運び屋”。
 物理的な荷物だけではなく情報も扱い運ぶ為、彼に仕事を頼む人間、あるいは彼に仕事を頼まれる人間は多い。
 仕事柄その人脈は広く、その気になれば魔街の外にも手が届くとか届かないとか。噂の域を出ず、真実は不明だが。
 コミカルなキャラクターに騙される人間は多いが意外と有能、ではあるのだが、情に流されやすいためミスをすることもしばしば。
 しかしそれが欠点にならないのは、つまるところそこも含めて彼のキャラクターなのである。

“WISE=MAN”真田・賢雄〔Sanada・Kenyuu〕
「(死人に口なし。既に死んだ身だ、ただ結果だけを見守らせてもらおう)」
 GPO設立メンバーの一人であり、現在でも現役で作戦立案・指揮を行う幹部。
 市街の治安維持、法整備によって保たれている平和を実現させたのは彼の功績であり、彼の誇りでもある。
 だからこそ、スラムの存在や犯罪を行うオーヴァードを許せず、その為に苛烈かつ非道な作戦を実行した。
 非登録市民を利用しての“賢者の石”の精製。
 オーヴァード同士を戦わせ、その中で高純度のレネゲイド結晶を取り出そうとする試み。
 どこで間違ったのか、あるいは、誰かに間違えさせられたのか。

“琥珀の槍”〔Amber Lance〕
「(ああ、父様がこんなに近くに! 死んでもいいことはありますのね! 出番はないですが! ……あら、私復活ですの?)」
“WISE=MAN”の私兵のひとり。幼い頃からWISE=MAN直々に教育を施されており、純粋に狂っている少女。
 行動理念は全てが全て「父様の為」。正義も愛も知ってはいるが、それは全てWISE=MANの模倣である。
 第一話時点では別任務の為WISE=MANの傍を離れていたが、WISE=MAN死亡の報を聞き何もかもを捨てて戻ってきた。
 WISE=MANを悪と断じて滅ぼした、どうしようもない愚か者たちを殺す為に。
 モルフェウス/ハヌマーン、WISE=MANの因子が埋め込まれている複製体であり、
 その身体能力と空間把握能力を活かした閉所での三次元戦闘を得手とする。

“Old Fashioned”都築・和刀〔Tsuduki・Kazuto〕
「アイツだ、アイツだよ……ッ! 俺がここにいる理由! 俺が転がり落ちた理由! ――見つけたぞ、この蝿野郎ゥッ!」
“震夜”以前からの品田姉弟との知り合いであり、鉄一と技を競い合っていた親友。
 この銃社会の現代で、誰に何を言われようと反りの少ない和刀を使い続ける、名前の通り時代遅れな頑固者。
 だが道を極めた彼の太刀筋は音よりも早く、圧倒的な剣気の前にはあらゆるものが動きを鈍らせる。
 街に悪魔が住まうようになってからは、GPO隊員として治安維持に努めていた。
 五年前、上層部護衛の任の際にミスをし、それをWISE=MANに庇われてからは彼の為に刃を振るうようになる。
 バロール/ノイマン。刃を振るうのは頭ではなく、あくまで肉体。ただひたすらに愚直なまでの鍛錬の結果。

“鮮血に染まった百万の星”〔Program:Ver.MILLION〕
「やらせはしないよ。だって、ここにいる彼らは皆いいひとたちだから。汚れなんかじゃ、ないから」
 WISE=MANが指揮していた実験の結果のひとつ。
 戦いの中でとことんまで研ぎ澄まされたレネゲイドを取り出せば純度の高い“賢者の石”になる。
 であれば、それをそもそも保有しているものを従えられれば、別に取り出さなくてもいいんじゃね? という計画の果て。
 投薬実験や意識操作の結果、実験以前の記憶などは木端微塵になっており、それに対する執着すらもどこかの隙間に落としてきた。
 WISE=MANの計画の産物なので、判断基準が超極端。「いいひとか、ゴミか」の二択しかない。
 既に正体は人の原型をとどめてはおらず、巨大な赤黒いスライムである。
 ブラム=ストーカー/ソラリス。相手を自らの内に取り込み、苦痛を与え続けて意識を残したまま殺す。

“地獄の沙汰は俺次第”エンマ〔Reckless FIRE/Enma〕
「畜生、俺はこんなところで終わる男じゃねえんだ。何をしてでも、のし上がってやる……ッ!」
 赤い髪の少年。スラムで暴れるチンピラのひとり。
 実力もあり、カリスマもあり、それなりの規模のチームをひっぱってはいたのだが、生まれた時代が悪かった。
 街の誰もが知っている。このスラムで一番のバカでロクデナシで、でも強いのは。
“ツインドラゴン”、リュウイチとタツヒトのふたりだと。……なんだ、そりゃあ。
 ひとり、ふたりとチームから離れる人間が出て、やがて彼は一人になった。
 なんだそれ。なんだそれ。なんだそれ! 冗談じゃねえや、俺はまだ始まったばかりだろうが!
 お前らが主役だと思うなよ、俺だって……ッ! そう憤る彼に、“神の見えざる手”は哂いながら手を差し伸べた。
 サラマンダー/キュマイラ。両腕を炎のガントレットで覆い、ただひたすら前へ。前へ。前へ。

“時計仕掛けの御伽噺”津田・心〔Click=Crack=Clock/Tsuda・Kokoro〕
「任務。命令。実行。――完了。次のフェイズに移行。状況、開始――」
 FH・デモンズセルにより調整されたオーヴァード。素体は“震夜”の際に回収された津田・心。
 過去の記憶は徹底的に洗浄されており、今の彼の頭には「命令を実行する」ことしかない。
 昔住んでいた街だろうがそんなことは知らず、ただ「やれ」と言われたから。それで充分な理由だから。
 彼は、魔街をシティも、スラムも、GPOもチンピラも、一切の躊躇なく廃墟に変えた。
 バロール/オルクス。“調整”という設定上の理由から、レギュレーション外からエフェクトを取得しつつ、
 %エフェクトをほぼ全盛りという暴挙。でも反省はしていない。退屈はしなかっただろう?
 行き過ぎた“調整”故か、戦闘終了後に砂と消えたが、はたしてあれで本当に終わったのか。はて、さて。

“神の見えざる手”〔GAME=MASTER〕
「くははははっ! 全ては私のシナリオ通り、予定調和に過ぎませぇん! さあさあ踊れ、私を楽しませてくださいよ!」
 ラスボス。悪いヤツ。他に説明は必要? あ、必要。そうですね。
 ファルスハーツ、デモンズセルに所属するエージェント。マスターデーモン(いい響きだ)の右腕。
 黒いツーピース、琥珀色のカッター。橙色の複眼を模したサングラス。うっわあ胡散臭えー。でもそれがいい。
 ただひたすらに人を馬鹿にしたような態度で、状況をかき乱してはからからと哂う。プランナーとの繋がりも噂されるが、正直どうでもいい。
 シンドロームはノイマン/オルクス。のはずだが、他シンドロームのエフェクトを使っていたのが目撃されたことも。不思議不思議。
 対NPC最強。<ナーブジャック>→「お前は今からエキストラになるのだぁ!」→宣言だけで死亡。ひでえ。


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