ウェンディの主観的なダイアリー Potential

  • PL注)11月22日に行われた過去セッションのプレイレポートです。ゲーム内で2067年,3年前の出来事になります。また一部描写が水増しされてる場面があるのは気にしない方針で。


11月某日

  • 今日はいいことがあった。イチローが来週から新東京行われる日米野球のチケットを融通してくれたのだ。7試合フルで500\。往復の航空券込みで700\。格安すぎて何が起きているのか良くわからない。裏でもあるかもしれないが、その企みに乗らざるを得ない。オヤジを3秒で説得して旅行の準備を始める。
渡航中には丁度新東京では最新のドローン/ヴィークルにかんする国際博覧会が開かれている。来週になるのが待ちきれない。

11月12日

  • 成田空港に到着、ついに日本の地を踏む。入国管理局で役人が少し不思議そうな顔をしていた(流石にこのなりで21歳のSINはやりすぎただろうか?)が問題なく入国できた。

11月13日

  • 新東京のグリッドを散策していると、シャイオンと名乗るアイコンに話しかけられた。あたしのマトリックスでの腕前を見込んで依頼がしたいのだとか。イチローからの紹介(直接そういわれたわけではないが、マリナーズの伝説のライトフィルダー。イチローのペルソナであたしを紹介したとなればイチローくらいのものだろう)のようだし、特にあたしが拘束されるわけでもないので受ける事にする。
  • ファンプロ・リミテッド社提供のシャドウランMMOのとあるギルドルーム(ワールド5/渋谷エリア/道玄坂の黄色い建物/らしい)に侵入、様子を報告して欲しいのだとか。成功報酬は1000\。仕事の結果によっては追加で依頼をしたい、とのこと。
  • "シャドウランMMO VR"なら良く知っている、やった事があるのだから当たり前だ。早速フォールト・スプライトにお願いして管理者アカウントを捏造してもらう。時間もあるしゆっくり確実コース(脆弱性の探査)。その間に予定通りドローン博の散策を続ける事にする。

 シャドウランMMOについて 
富士山技研によって開発されたVRでMMORPG。
2060年に不祥事により富士山技研は解体。ファンプロ・リミテッドが買収しサービスを続けている。
プレイヤーはシャドウランナーと呼ばれる犯罪者となって"新宿""渋谷""銀座""幕張"といった現実に忠実に作られたエリアに出現する"敵"を撃ち殺す。一般人を誤射すると減点されたり、エリア内でやりすぎると警察が出動してきたりと、変なところでリアル志向。
ギルドルームなどはスペースを買い取れば、内部や外観は自由に実装できる。
最近魔法使いクラスが実装された。

  • フォールトさんに頼んで4時間ほど後にアカウントが作れたと言う報告が入る。こんなセキュリティで"シャドウランMMO"大丈夫なのだろうか?
  • 会場のトイレに入ってVRに完全没入。管理者アカウントで動き回るのもなんだし他人のアカウントを拝借して"シャドウランMMO VR"にログインする。ニキータ・ジルマルシェとか言う人ごめんなさい。知らないけどね。
  • 依頼にあったゲーム内オブジェクトに到着。黄色い建物、庭は黄色く枯れた芝生、と予想以上に黄色かった。こっそりとやるために気合を入れて周りから隠れ(スレッド編成→隠密のR上昇)てから、建物の入り口にパスワードを教えてもらう(フォールトスプライトによる即興ハッキング)。
  • 中に入ると其処はあたり一面の平原で、その中心にはストーンヘンジが聳え立っていた。ストーンヘンジのそばにはソファが備え付けられていて、そのすべてが限りなく本物に近いほどにリアル。正直シャドウランMMOのオブジェクトよりも余程リアル。いわゆるUVノードって奴だ。
  • ソファの近くには数人のメイジ(もちろんゲーム内の話だ)が昨日の狩りがどうだのくっちゃべっていた。しばらく聞き耳を立てた後、ノードのログを拝借して依頼は完了、ぶぶづけを出されるまでも無くお暇する。

  • 会場を出た後にシャイオンに連絡をいれ、仕事の報告をする。浮かない顔で「まだそんなことを」とか。マトリックス上でわざわざ言うって事は聞いて欲しいのだろうか?
  • 依頼のときに言われたとおり、追加で依頼をしたいと言ってきた。内容はギルドルームのサーバーのある場所を特定する事。報酬は1000\とのこと。もちろん受ける。難しい依頼でもないしね。
  • 即座にデータスプライトちゃんにお願いして割り出してもらう。「ググレカス」とか言いながらもしっかりお願いを聞いてくれる優しいイルカだ。
  • 3時間(PL注:ルールミスで実際は3分間だった模様。早いな)で検索完了。サーバーの置き場所は「東京レンラクデータセンター」 普通の貸しサーバーだ。借主は「カナイワークス」 渋谷の高級マンションの一室に事務所を構えるベンチャー企業でココが例のノードの製作、保守管理しているようだ。

  • 例によってシャイオンに連絡を取り、仕事の報告。「早かったわね」と言われたが、こんなものだろう? 「カナイワークス」の情報は頼まれたわけじゃないがサービス。約束の報酬をいただく。

  • ドローン博ではスティールリンクスという4足のドローンが展示されていたのを見つけた。
  • ロマンがあふれてちょっと興奮が抑えきれない。とりあえず言える事は一つ。シアトルに帰ったら買おう。5000\の値段と警備ドローン取り扱いの免許が必要なのがネックだが、そんなものはほとばしる情熱の前では些細な障害だ。多分。

11月14日

  • イチローから入電、様子を聞かれる。保護者か、お前は。いや、そうなのかもしれないが。
  • 航空機のチケットは往復とも偽造だったことをさらりと暴露される。どうやらちゃんと入国できたか心配だったらしい。道理で安いわけだ。というか心配するくらならそんなもの売りつけるんじゃねぇ! 帰りはちゃんとしたチケットで買えることを固く決意。幸いバイト代も入った事だし。
  • 帰りのチケット代や、物欲(スティールリンクス)の話をすると、依頼を受けてみないかと話を振られる。どうやら新東京にいる知り合いのフィクサーが緊急でマトリックスに強い奴(気を使って婉曲に言っていたがハッカーだろう。スプライトちゃんに頼めば真似事は出来ないわけじゃない)を必要としているのだとか。リンクスちゃんを身請するには新円がいる。シアトルではオヤジの眼と口が五月蝿くバイトはし辛いので今のうちに新円を稼いでおく事にする。
  • 受けるならば明日の正午に高田馬場のボードゲームカフェにいる鈴木一に会えといわれる。鈴木一とか言うフィクサーはイチローいわく「油断はするな」だそうだ。にしてもなんでボードゲームカフェなんだ?


PL注)まだメインセッションの依頼すら受けてすらいません。しばらくお待ち下さい。
最終更新:2008年11月30日 06:36
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