ジーゲル・ゴルトブリック=トーア

ジーゲル・ゴルトブリック=トーア<Siegel・Goldblick=Tor>

【種族】ヴァーナ(アウリラ)
【性別/年齢】♂/36
【クラス】シーフ/ウォーリア(レンジャー)
【レベル】4

●戦力値

HP:40 MP:36 IV:10/13 Mov.25/28
基本能力値: 筋力8 器用12 敏捷15 知力6 感知15 精神9 幸運9
能力値: 筋力2 器用4 敏捷5 知力2 感知5 精神3 幸運3
クラス修正: 筋力3 器用7 敏捷7 知力2 感知6 精神3 幸運3

●スキル

《ハイジャンプ》
《ファインドトラップ》4
《ブルズアイ》4
《ボルテクスアタック》4
《バタフライダンス》
《リムーブトラップ》
《フルスピード》2
《ボウマスタリー》
《ウェポンチェンジ》
《ソードマスタリー》
《バッシュ》2

●装備:重量

<武器>
  • ロングボウ:5 Dm+7/射程40m
  • ブロードソード:8 Dm+7/至近

<防具>
ドミノ:2 防御力+2
レザージャケット:5 防御力+4
シーブズツール:1 [トラップ解除]判定+1

<荷物>
バックパック:0(冒険者セット:5)
ベルトポーチ:0(HPポーション×2:1+1)
ブロードソード:8 ※ロングボウと入れ替えアリ

●戦闘能力値

命中判定:3D+5
攻撃力:2D+7
回避判定:3D+7
物理防御力:6
魔法防御力:2
行動値:10/13(弓/剣)

●特殊判定

トラップ探知:2D+10
トラップ解除:3D+7
危険感知:2D+6
エネミー識別:2D+2
アイテム鑑定:2D+2

【容姿】

 焦茶色の髪に、赤味がかった黒瞳(やや垂れ気味)。日に焼けた肌、引き締まった肉体。顔には皺よりも細かい傷の方が多い。
 ざんばらな髪を耳と一緒にバンダナでまとめ、モスグリーンのジャケットを羽織った姿。左肩には半ばから千切れた≪Goldblick≫のエンブレム。
 髭などの体毛は色素が薄くあまり目立たないが、何かに疲れたような眼差しは実年齢よりも老けさせて見せる。

【設定】[傭兵/没落/闘争]

「……あれは、俺がまだ毛も生えていないようなクソみたいなガキだった頃だ。俺の住んでいた街が妖魔に襲われてな」
「二十五年前の、ガーンズバック事件。聞いたことくらいあるだろ? ここ五十年でも五指に入る大規模な侵攻だったからな」
「炎散る街、逃げ惑う人。その中で、親父とお袋の名前を泣き叫ぶ自分。腕の中には、胸から下が千切れた妹がいた」
「そんなとこに屋根よりも高いところに頭があるオーガが金棒ぶん回しながら近づいてくるんだよ。誰だってもう駄目だ! って思うだろ」

「――そんな時に、あの人たちがやってきたんだ。爛と輝く金の瞳、傭兵団・ゴルトブリックがさ」

「あの人たちが来てからは、あっという間だった。神殿の連中はてんで歯が立たなかったってのに、どんどん旗色を塗り替えていくんだ」
「夜が開ける前には、街から妖魔は居なくなっていた。つっても、生き残っている街の人間は多分千に届くかどうかってくらいだったな」
「俺は憧れたよ、圧倒的な強さに。人を護って、仲間と笑いあえる力に。だから俺は、あの人たちに着いていくことにした」
「身寄りもなかったし、団長のシィルさんにも見込まれた。自慢じゃあないが、幼年学校での弓の腕は上級生を含めても一番だったんだぜ」

「それからは、戦い、戦い、また戦いだ。最初の頃は家族や街のことを思い出して泣きべそかくこともあったが、すぐに慣れた」
「敵も味方も入り乱れる戦場じゃあ、弓だけ撃ってるわけにはいかないからな。剣だって使ったし、罠の見方外し方もどうにか覚えた」
「怪力のガゼル、気のいいコゼット、嘘つきロブ・ロイ、料理人のアーネスト、詩人なネイル、ヒースロウ博士、陽気なムーサ、無口なトパーズ――」
「他にも仲間はいたが、全員の名前を今でも覚えてる。みんな、いいヤツだったよ。それだけは胸を張って言える。みんな、いいヤツだった」

「……だが、だがだ。今から十三年前、ようやっと俺があの人たちにバカにされなくなった頃、だ。ああ、くそ。忌々しいアイツらはやってきたんだよ!」
「魔族、だ。妖魔じゃない、そんなもんじゃない。アレは何か、もっと別の、破壊とか、恐怖とか、凄まじい力がカタチになったもんだ」
「はは、一目見ただけで格の違いが分かるんだ。なまじっか実力があっただけに尚更だ。やばい、勝てねえ、そう思ったよ。それでも、俺たちは抗った」
「――最初に死んだのは、コゼットだった。あいつに惚れてたトパーズが、鼓膜が破れるかと思うくらい吼え叫んでた。今でも耳に残ってるような気がする」
「次にガゼル、アーネスト、ヒースロウが死んだ。ネイルはムーサを庇って死んだ。ロブ・ロイは魔族に操られて自分の胸にダガーを刺して死んだ」
「最後に残ったのは、俺と団長だ。周りは全部敵、倒したと思ったヤツまで何でか立ち上がってきてやがる。正直、俺はもう駄目だと思ったよ」
「だって、そうだろ? 敵うわけがない。団長は確かにすごい人だった、無敵だ最強だとも思ってた。でも、その団長ですら片腕飛ばされてるんだぜ」
「……人間、いざって時には身体が動くモンなんだ。満身創痍でも疲労困憊でも、な」

「――だから、俺は逃げた。もう駄目だ、と思ったから逃げちまったんだ。後ろ向いて、まさしく脱兎ってやつだ」

「情けないにも程があらァな。人を護りたい、そう思ったから傭兵団に入れてもらったはずだってのに。はは、どうしようもねえクズだ」
「連中は追ってこなかった。俺みたいな小物、追う価値も無かったんだろうかね。だが俺は怖かった。やっぱり連中が追ってくるんじゃないか、ってな」
「それからはずっと逃亡人生だ。こそこそと隠れるように、自分の手に負える仕事だけを選んで小銭を稼ぎながらな。惨めだろう、……笑えよ?」
「……誇り? はっは、そんなものはもうどこにも無いね。俺は逃げて逃げて、辿り着いた先で魔族の影に怯えながら死ぬんだ! それしかねえんだ!」

「ああ、くそ! 分かってる! 分かってるんだよ畜生! こんなんでいいはずがねえだろうが! 悔しいに決まってらァ!」
「今でも夢で、団長が金色の瞳で俺をじっと見つめてる! 何も、何も言わねえでよ! だけど、俺にどうしろってんだ!」
「あんなバケモノどもに、復讐なんて出来るワケがねえ。俺にはそんな力なんて、ねえンだよ!」
「畜生、畜生、畜生! 俺だって、俺だって、逃げたくなかった、仲間の敵を討ちたかったよ……、だけど、俺はもう、逃げちまったんだ……」

「…………」
「……すまねえ、怒鳴っちまってよ。嫌だね、言い訳する癖のついちまったヤツはさ、はは、は」
「でも、でもよ。もしも、もしもだ。もう一度魔族と遭うことがあったら……、俺は――、ああ、いや。何でもねえや。何でもねえ」
「悪いな、こんなおっさんの昔話に付き合わせてよ。ここのテーブルの払いはしとくから、後は好きにやってくれや」
「っと、そうだ。今の俺の仲間には、この話はしないでくれな。一応、仲間を見捨てて逃げるヤツ、と思われたくねえからよ」

 からん ころん。
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