第二の七不思議『呪いのピアノ』

『呪いのピアノの噂』

 学園の音楽室にあるグランドピアノ、深夜にその音色が聞こえるという噂が学園内で流行っていました。演奏はうっとり聞きほれてしまうほど上手で、ですがそれを耳にしたものは不幸に遭う呪いをかけられてしまうとか。さらに、噂の真実を確かめようと音楽室に近づいたなら、突然体をバッサリ切断されてしまうそうです――

『呪いのピアノ』の真相

深夜に響くピアノの音色は、学園の生徒である「ピアノ」と「フォルテ」という一つの体を共有する二人のドールが、練習として弾いていたものでした。近づくと体が切断されてしまうのは、練習の音を聞かれるのが恥ずかしい、とピアノ線を廊下に張り巡らせていたから。音色を聞いてしまうと不幸に遭う、なんてのは噂に尾ひれがついただけでした。

『呪いのピアノ』の後日談

 噂の真実を突き止めた七不思議探検隊の面々は、精神崩壊にも似た状態でグランドピアノを壊そうとするフォルテを止めることに成功し、ピアノと無事仲直りさせることができました。演奏に自信がないから聞かれたくない、という思いを乗り越えた二人が多くの聴衆の前で奏でた音色は、これ以上ないほど見事に息の合ったもので、いつも隣にいてくれる、一番大切な人のことをそっと思い出させてくれるような、そんな優しい音でホールを満たしたのでした。

残された謎

 -フォルテの精神崩壊の原因
 -プリューシュの元に現れた少年
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