ALG17_replay2_md5

Middle.09

GM :次からは幾つかGM側からシーンを提示します。最初は九頭さんのシーンからで、先程の戦闘の直後になります。
八ッ尾 :……MPが心もとないけれども《ウィザードアイ》は宣言しておこう。
九頭 :ふぅとため息をついて、セキュアダガーをしまう。《狩場展開》で張った結界は維持したままです。
GM :では、戦闘を終えたあなたが魅希の方を見やると彼女は胸と口を押さえて咳き込んでいるのがわかります。かなり苦しそうで、辺りには血が幾らか飛び散っているほどです。
九頭 :まじでか! それは大丈夫ですかと言いながら急いで駆け寄る。
GM :彼女は小刻みに震えながら咳きを繰り返していて、あなたの声も届いていないようです。
九頭 :腹に力を入れて気の入った声で暫く呼びかけ続けますよ。それから軽く背中をさすってあげます。
GM :では、しばらくすると少しずつ痙攣が収まって、目の焦点も合い始めます。
九頭 :大丈夫、大丈夫ですからねー。
GM :彼女は歯を強く食いしばって、それからひとつため息をつくと「いや、これは流石に大丈夫ではなかった思いますけれど」と脱力したような苦笑を浮かべます。
九頭 :まだ、私にしか被害はかかっていませんからね。
GM :「そう、ですね。でもやっぱり、先生から離れていたほうがいいみたいです。すみません。腕の治療、ありがとうございました」
といっていそいそと部屋から出て行こうとします、結界は張られたままなので出られませんけれど。
九頭 :ああ、ちょっと、待ちなさい。まだ治療は終わって無いんですから。とぎゅっとベッドの上に引き戻しましょう。
それに、まぁ、この場合悪いのは私のような気もするのでね。 と軽く苦笑しましょうか、
GM :では魅希は思いのほか簡単にベッドの上に引き戻されます。
九頭 :(ため息をついて)事情を話して、あなたの仕事の頻度を減らしてもらう、と言う事はでき無いんですか?
GM :魅希は困ったような、あいまいな微笑を浮かべてに首をふって、
「奈落との戦いが無くなったら、私には何も残らないですから」と答えます。
九頭 :……もうコストを払っちゃってるもんね。
GM :エレメンタラーを設定した井上純一は外道だと思うね、大好きですが(爆笑)。
九頭 :とりあえずトントンと背中をたたきながら、私はあなたを小さいころから見てきていますから、医者としてこの言葉を言うのは難しいですがなるべくなら私のいないところで死んで欲しくは無いですね。
GM :では失敗した作り笑顔のようなものを浮かべて「ほら、でも猫って死ぬ時は飼い主の前からいなくなるものらしいですよ?」とあまり上手くは無い冗談を言います。
九頭 :それでも、飼い主は猫を探すんですよ? まぁ私はあなたの飼い主と言うわけでは有りませんけれど。
GM:「そうですね。あなたはシャルさんに飼われてる人ですし(爆笑)。 いや、冗談、冗談ですよ。すみません」
八ッ尾 :いや、間違ってはいないぞぉ(笑)。
九頭 :くそう、こんな小娘に(泣)。
八ッ尾 :そこでなんも反論しないのが九頭君らしいよなーと《ウィザードアイ》の先から。

八ッ尾様が見てる

九頭 :なにイランところ見てるんですか!
Duds :むしろ今のやり取りは通しなんですね(笑)。
九頭 :……それはそれとして、あなたのことを心配しているのは私だけじゃないんですからね。あなたの学び舎の理事長さんだって、あなたのことを気にかけているんですよ?
GM :「そうですね。ありがたいことだと思っています。でも・・・・・・」と疲れたような笑いを浮かべますが、言葉が続いてこないようですね。
九頭 :もう駄目、ってことなのかな?
GM :少なくとも、九頭先生の見立てではこうなったのは奈落に反応して、ということでは無い気がします。その後あなたが襲われたのはダンピールだったからでしょうけれど。
九頭 :力が暴走してしまっていると言う事か。そうなるとまた、話がややこしくなってきてしまいますねぇ。
GM :……。
九頭 :別に気持ちのベクトルが間違っていると言うわけじゃないんだよなぁ。
Duds ;うん。
GM :では思い悩む九頭先生に、遠慮がちに魅希は声をかけます。
「でも、少し休んだほうがいいと言うのは確かでかもしれませんね。ホテルに戻って休んできますよ」
九頭 :分かりました。何か自分で危ないと思ったら、ちゃんと連絡してくださいね? 九頭医院は24時間営業していますから
GM :「そうでしたね、ありがとうございます」と答えて、魅希は部屋から出て行きます。
うーん、なんか八ッ尾さんよりもこっちとのシーンのほうが多くなってますね、不思議不思議。
八ッ尾 :いいんじゃね? そういう仕掛けなんだろうし。
GM :ではそんな一部始終を八ッ尾さんが《ウィザードアイ》で目撃していたあたりで一旦シーンを切らせてもらいます。
九頭 :しかし、うーん、あの先生にはなんていったらいいんでしょうかねぇ。

Middle.10

GM :次は八ッ尾さんの、ちょっとした回想シーンになります。時間は5年と少し前、場所は理事長室になります。
九頭先生のOPの回想シーンの暫く後、鬼塚さんは紆余曲折あって、八ッ尾学園で学び、《異形》を隠すために《千変万化》の手ほどきを受けたりもしていたと思います。シーンは「こんな感じでいいでしょうか?」と《千変万化》を覚えたての魅希が師匠である八ッ尾先生に成果とかを見せに来たあたりから始まります。
八ッ尾 :ではこの辺の維持が甘いよ。と幾つか手ほどきをしてあげよう。
GM :「あ、こうですか?」と適当に直した後に「……助かります。やっぱり異形が出たままで暮らしていくのは難しいですし」
八ッ尾 :そうだろうねぇ。
GM :「それにほら、私は一応女の子ですからね?」
八ッ尾 :(少し笑って)そういうものかい? 私はもう歳だからそういうことには疎くてねぇ。
GM :「そうなんです! ……それに先生だってあと40年若ければって女子の間ではもっぱらの噂ですよ?」といたずらっぽく笑います(爆笑)。
八ッ尾 :もっぱらじゃねぇ! そういうのは生徒の一部だって言う話にしたはずじゃないか(爆笑)。
Duds :珍しいってことは良くあるってことですよね。
八ッ尾 :そこでTRPG的な拡大はいらない(爆笑)!
GM :「先生は千変万化でもうちょっと若作り、とかはしないんですか?」
八ッ尾 :若作り、と言えば今でも相当若作りだからねぇ
GM :「あ、やっぱりそうなんですか?」と魅希はコロコロと笑っているんですけれども、
八ッ尾 :……この頃は随分と表情豊かだったんだな。
GM :そうですね、過去シーンの魅希と、ミキについてはなるべく感情豊かに描写するよう気を使ってます。
八ッ尾 :くっ、卑怯だぞ(爆笑)。
GM :こういう対比は王道ですから(笑)。
ただ、魅希はひとしきりそういう話をした後に、1つ深呼吸をして「八ッ尾先生、お願いがあるんですけれど」と真剣な表情を作ります。
八ッ尾 :なんだい?
GM :「あの……」と1拍おいてから「私に戦い方を教えて下さい!」と土下座をします。
八ッ尾 :…………。
GM :……?
八ッ尾 :とりあえず、まずは顔を上げてくれ。
GM :では魅希はためらいがちに顔を上げます。 あと、彼女に起こった出来事については八ッ尾さんはこの時点でも知っていてください。
八ッ尾 :その経緯は聞いていても、もう一度 どうしてだい? とは聞くよ。
GM :では時折鬼塚さんはぽつぽつと、時折怒りに顔をゆがめながら話を始めます。
「奈落に、殺されたんです。3ヶ月前、私の父さんも、母さんも、家族みんな。だから、理由を聞かれたら、それは、憎しみなんだと思います」「それに、声が聞こえるんです。奈落を倒せって。あの時私を助けてくれた精霊達の声が。私はそれに応えたい」
八ッ尾 :どうしても、君が戦わなければならないのかい?
GM :「そうです。たとえ私以外の人たちが戦っていたって、いえ、だからこそ、私が戦えないのは我慢がなりません」と強い眼差しをもって言います。
八ッ尾 :そこまでの決意があるのならば、私は君に戦い方を教えるのをためらう事は無い。でもこれだけは言わせてくれ。
GM :「はい」
八ッ尾 :力を手に入れても、その力にのまれ、君が君自身を棄ててしまう事が無いように。
GM :「……約束します」と彼女は応えます。
ただ、彼女は心中でこうも付け加えていました。この気持ちが感じられているうちは、と。エレメンタラーは契約の代償として感情を初めとして様々な事を失っていく事を彼女は知っていたので。ただ、その当時の八ッ尾はそれを知る由もありません。そんなところで回想シーンを閉じます。


Middle.11

GM :では次は遊園地組みの戦闘後のシーンになります。
大燦寺 :(額の汗をぬぐいつつ)ふーぅ危ない危ない、三ツ橋さんがいなかったらどうなっていた事か。
Duds ;あ、とりあえずビックボディは解除しておきます。
GM :瑞村君はまだキュウと気を失ったままですね。トッキーは彼の介抱をしていると思ってください。
八ッ尾 ;疲れたような顔つきで、こんなところでも襲われるとは、気の休まりようも無いな。シーンに出ずっぱりだから舞台裏でMP回復が出来ない。
GM ;まぁ今回はPC1ですから(笑)。
Duds :元気出してくださいとそっとハイMPポーション2本と普通をMPポーションを差し出します。
八ッ尾 :(ポーションをがぶ飲みしつつ)ああ、すまないね。
大燦寺 :しかし問題は何が原因で襲われたか、だな。
Duds :見つけたって言っていましたね。とミキさんのほうを見やりますが。
GM :ではそんな感じでミキに視線を送ると、彼女は呆然とした感じで、「今のは・・・・・」とつぶやいています。
Duds :見覚えがあるんですかね?
GM :「あれが、奈落・・・・・・なんですね」
八ッ尾 :ああ、そういうことになるな。
大燦寺 :全く持って、美しくない。
八ッ尾 :こればかりは君に同意せざるを得んなと軽く笑う。
GM :うーん、前シーンの戦いを見るに、やっぱり八ッ尾さんですね。Dudsは真似できそうに無いし、大燦寺は少し違う。
じゃぁ・・・・・・と青ざめた顔に熱に浮かされたような瞳で八ッ尾さんに向き直って、こういいます。「あの、会ったばかりなのに、ぶしつけで、申し訳ないかもしれないですけれど・・・・・・私に戦い方を教えてもらえませんか」
大燦寺 :なんてデンジャラスな事を
八ッ尾 :・・・・・・・それには どうしてだい? と答えるしかないな。
GM :こういう仕掛けのシナリオと言うわけです(笑)。他に盗めそうな攻撃をする人がいたならば、そっちについていこうとするミキを八ッ尾さんがどうするか、という話にもなったわけですが。そういうわけで、その問いに対する答えも、かつてとほとんど同じものです。
「ほんの昨日の事なんです。あの、奈落って言う化け物が私の両親と弟を、私の家族を殺したのは」
八ッ尾 :(小声で)さっきのシーン見てるんだよねー、なんで見てるんだろうねー、死にたくなるわー。 じじい、もう1200年の生涯に幕を下ろしたくなってくるわー
GM :なんですか、いきなり(笑)。
「だから、仇をとりたいんです、私の手で、私の家族の」と彼女は続けます。
八ッ尾 :・・・・・・・・・・・・
GM :ただ、そうは言いながらもこちらのミキは顔は青ざめたままだし、身体も震えたままです。
九頭 :まだ中途半端ってこと?
GM :彼女は魅希と違いサラマンダーとは契約していませんから、恐怖という感情は普通に持ち合わせたままなんです。
八ッ尾 :それにはちょっと弱腰になっちゃうな。さっきのシーンを《ウィザードアイ》で覗いちゃったし。
(少し考えて)君にはまだ、少し早すぎるように感じられる。
GM :「じゃぁ、いつになれば早過ぎないんですか!」と彼女は不満げに声を荒げます。
八ッ尾 :君がこの世界の事実を知って、まだ1日しか経っていない。それに君は奈落から受けた事件のショックから立ち直っているようにも見えない。そんな状態で戦うすべを覚えたところで碌な結果にはならない。
九頭 ;過去の過ちを踏まなかった?
八ッ尾 ;いや、彼女は精霊とも契約して無いし、事件に関わってからの時間も違うから同じ受け答えと言うのは少し違う気もする。
GM :「でも、そんなの、何もなしに立ち直れるわけ無いじゃないですか! 確かに、『まだ1日』なのかもしれないですけど、突然だったんですよ? 何もかもがいきなりなくなっちゃったんです。そんなの。いつまでたったって立ち直れるわけ、無いじゃないですか!」と潤んだ声で涙ながらに話します。
九頭 ;その立ち直って無い結果が今の魅希ちゃんなんだろうしなぁ。
八ッ尾 :それでも、さ。こんな力を立ち直るために用いては欲しくない。それに、戦う力を持ったとしても、それは立ち直れるわけではなくて戦う事で何かを棄てているだけだ。
GM :・・・・・・・・・・・・
八ッ尾 :・・・・・・・・
GM ;ではミキはうつむいて、「そう、ですか」と呟きをもらします。
八ッ尾 ;今は君の気に喰わない事を言っているように感じられるだろう。ただ、もう少し落ち着いて考え直して欲しいと思う。
GM :「わかり、ました。無茶な事をいって、すみませんでした」とポツリポツリとうつむきながら話します。
八ッ尾 :いや、願う事をとがめたりはしないさ。 と最後に付け加える。
(PCのほうを見て)しかし、これからどうしたものかね?
大燦寺 :とりあえず、寮に戻って対策の建て直しが先決だろうね。あとはゴットフリート系列の園内に奈落の侵入を許すとは、責任者にはお仕置きが必要だな
GM :責任者は光照ですよ(笑)。
大燦寺 :俺か。 バカ! 俺のバカ(爆笑)! 
八ッ尾 :(せりふを続けて)でも美しい!
GM :まぁ、そんなところでシーンを切りますよ。

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