前編荒筋

前編荒筋

スイマセン、箇条書きで綴っているだけですので、また編集します。



アルシャード63 荒筋

【オープニング】
全ての発端。フリアフリアは積層都市「オーディ」のコアブロックに侵入したテロリスト討伐の任務を受ける。「俺、この仕事が終わったら基地の売店に居るあの子に花を渡すんだ」「ケディ、お守り忘れてるぞ?いいのか?」「おお、忘れてたぜマルス・・・いや、パパと呼んだほうがいいかな?」などとフラグを立てまくる部下と共にコアブロック最下層まで来たフリア達「キルシェの死神」だったが、最深部にいたのはテロリストではなく、途中で別れたはずの副隊長ラミィの姿だった。

 なぜここにいるのか?そう問い詰めるフリア。しかしラミィは、「新世界」のために、戦争を起す起点となるために、「キルシェの死神」に犠牲になってもらうと答えになっていない答えをする。
それに対して、フリアフリアは呆れ顔を向けながら、冗談だろ?と呟く。
「新世界」ってなんだよ?つまり、裏切るってことか?・・・・・・だが、ラミィは冗談ではなかった。
彼は、積層都市の要であるリアクターに、小型爆弾を設置。「悪りぃなあ、全て死神達の責任にさせてもらうぜ?」と言い放ち、小型爆弾のスイッチを入れた。フリア達は急いでその場から脱出する。しかし、コアブロックを脱出した彼等を途中で襲ってきたのは、積層都市の警備隊。フリア達をテロリストと呼び、弾丸の雨を降らせてくる。フリア等は、完全に嵌められたのであった(GMの都合により)。

 その日、ユリーは、ゾンバルド将軍が孫に聖誕祭のプレゼントを買うため、おもちゃ屋に同伴していた。さりげなく会議に遅刻する理由をユーリに擦り付けつつ、孫へのプレゼントを買い、食事に繰り出そうとしたゾンバルドだったが、突如として、積層都市が揺れた。危険を察知したユリーはゾンバルド将軍を飛空挺ブロックにまで安全に誘導する。しかし、逃げ込んだ大量の市民達が飛空挺に乗り込んできたため、一瞬だけ見失ってしまう
。すぐにゾンバルド将軍を発見したユリーだが、そのゾンバルド将軍の様子はどこかおかしかった。あまりにも凛々しすぎるゾンバルド将軍の姿に、違和感を覚えるユリーであった。

その後、今回の事件はキルシェ公国の傭兵部隊「キルシェの死神」仕業であるという報告を受けた皇帝は「宣戦布告」を命令。
キルシェ公国と真帝国との戦いが、ここに開戦された。

荒砥 崇義 は、戦場から届けられる戦果記録を前に悩んでいた。今回の作戦では、不可解な戦果が多すぎる。勝つべき場所で勝てず、負けるであろう場所での勝利。それが多すぎた。確かに、戦場ではこのようなことが無いわけではない。だが、その“無くはない”と言えるギリギリの範囲に収まっているのも、彼には疑わしかった。しかし、何の確証も得られないまま、一応は帝国軍有利のまま戦争は進んでいく。彼が所属する部隊も快進撃を続けた。
だが、ある日の戦場。丘を奪取するという任務でそれは起こった。彼が待ち望んでいたはずの、不可思議な戦果の謎を解き明かすパズルの1ピースを見つけた。
彼等の部隊は丘を奪取するに成功するも、そこには所属不明の部隊が待っていた。圧倒的な火力を前に、なす術もなく壊滅していく荒砥の部隊。
他の隊員を助けようとするも、彼の前には、まるで騎士の如き重装甲のアームドギアが立ち塞がり、その行く手を阻んだ。辛くも撃退した荒砥ではあったが、気付けば、部隊で生き残ったのは彼一人だけであった。

【ミドルシーン】
積層都市から辛くも脱出し、「死神部隊」の基地に戻ってきたフリア。だが、基地も真帝国軍、そしてキルシェ公国の討伐部隊によって囲まれていた。覚悟を決めた彼女は基地に立てこもり、徹底抗戦の構えを見せる。しかし、奇妙なことに真帝国の部隊は包囲網を広げたまませめて来ない。 
どうして彼等はせめて来ないのか?だが、その答えは遥か上空から飛来した。突如としてレーダーが反応を捉えた帝国の艦隊。それは上空10000メートルに浮かぶ超高高度艦であった。「うちの高射砲は射程2kmまでしかねぇぜ」と死亡フラグを立てまくる隊員達。そして、敵艦隊は遥か彼方から気化爆弾の投下を始めた…。

 今回の戦争では、ゾンバルド将軍はまるで別人のように理想的な将軍であり続けた。疑問を抱きながらもゾンバルド将軍に尽くすユリー。
だが、彼女は苦悩していた。本当に彼はあのゾンバルド将軍なの・・・?こころの中で、天使と悪魔がささやく…。
悪魔:「なぁ、ありえなくねぇ?ぜってーあいつはゾンバルドじゃないよ」
天使:「いいえ、ですが理想的な状態です。あれでこそ艦隊司令官としてふさわしい態度…」
悪魔:「おいおい天使・・・自分に嘘をつくなよ?あれは本当にお前を助けたゾンバルド様なのか?・・・いいや、違うね。俺は悪魔をやめてもいい」(すぽっと角を抜き、天使の輪を嵌める心の声A)
天使:「いえいえ、ゾンバルド将軍ですとも・・・」(にょきっと角が生える心の声B)
しかし、ある日執務室に届けられた孫へのプレゼントを、戦闘に関係ないものであると言って捨てた瞬間。彼女には、彼が本物のゾンバルド将軍で無いことが分かってしまった。偽ゾンバルドを問い詰めるユリーであったが、逆に、ユリーの過去の記録がないことを挙げて彼女を追い詰める偽ゾンバルド。彼女は、本物のゾンバルド将軍を救うため、夜の町へと駆出した。

 一方、荒砥は部隊が全滅したために、部隊換えのため間の休暇を楽しんでいた。ショッピングの帰り、彼は町を歩くエイリアスの少女を見つけた。
まるで、町の明かりを避け、影を縫うように歩く少女に気づく者はいない。彼女こそ、逃げ出したユリーである。
荒砥は、ゾンバルド将軍が自分の直近の部下だけに逃亡したエイリアスの逮捕を依頼しているという情報を思い出し、ユリーに接触をした。ユリーは、彼との接触に好機を見出し、ゾンバルド将軍が偽者と入れ替わっていることを明かす。荒砥は、今回の事件の謎を紐解く鍵を見つけ出した。

 基地毎吹き飛ばされ、意識を失っていたフリアだったが、気が付けばベッドに寝かされていた。病院か?と頭をひねる彼女。そのとき、部屋のドアが開き、一人のヴァルキリーが入ってきた。彼女に質問をするフリアだったが、まずは艦橋の方へ来てくださいと彼女は促す。どうやら、飛空挺の中にいるみたいだな、と思うフリア。艦橋に彼女が行くと、無事に生き残った隊員達がいて、しかもニヤニヤ笑っていた。先ほどのヴァルキリーの話しが始まり、彼等がニヤニヤ笑っていた理由も判明した。そのヴァルキリー(ラーズグリーズという名前らしい)の話しによると、昔アルフが残した気象制御用レリクス「フルリ」というものがあり、彼女はそれを正式に継ぐ血統であるらしかった。つまり、古の血統を継ぐ姫というわけだ。笑えない話しだったが、ラーズグリーズが続けた話しは、もっと笑えなかった。

 実は、フルリは他の超レリクスが暴走した時に止める役割を負っていると彼女は続けた。今回、フルリが再起動を始めたのは、もう一つの超レリクスであるシュメルが何者かによって占拠されたという信号を受け取ったからである。ラーズフリーズがフリアを迎えに来たのは、彼女がフルリの機能を覚醒させる鍵となるシャードを持っているからであった。突然の展開に戸惑うPCとフリアであったが、とりあえずは自分達の居城確保のためと、ラーズグリーズと共にフルリへと向かうことを決意した。

 ホテルのロビーで落ち合い、ともに情報交換を行った荒砥とユリー。どうやら、ゾンバルド将軍は真帝国内の軍港に捉えられているということが判明する。ホテルからの帰り、尾行してきた最強と誉れ高きシュラ三対と闘うも、全然苦戦とかしなかった。GM、大いに戦慄する。いやね、トールとか普通に使って闘ったはずなんですよ?でも、トールのダメージなんて、まるで意味ないんですよ!?

 「フルリ」の沈む海域まで来たフリアであったが、そこには真帝国の戦艦の姿があった。難無く撃退したフリア達は、海底の「フルリ」の中へ。首尾よく活性化させることに成功したフリアだったが、ラーズグリーズがまたもや爆弾発言を行った。「フルリ」は、海底に眠るリヴァイアサンを封印するために力を割いており、シュメルを止めるために活動する力は無いと彼女は言う。フリアを連れてきたのは、正当継続者である彼女の安全を確保するためと、「フルリ」に残された情報端末を使い、この世界に何が起きているのかを精確に認識してもらうためであった。ラーズグリーズは彼女に提案する。ここで戦火が無くなるまで過ごしましょうと。ここならば戦争の被害も来ない、真帝国の艦隊も撃退することが可能である。だが、フリアは閉じこもることは性に合わないと突っぱねた。裏切り者のラミィをぶん殴らなきゃ気がすまないと言う。その答えを聞いたラーズグリーズは、では、何か意味があるかもしれませんと、気になる情報を明かす。どうやら、今回の戦争の立役者であるゾンバルド将軍が二人いるというのだ。どこかの軍港にいるもう一人のゾンバルド将軍。なにやら事件の鍵になりそうだと、その軍港に行くことにした。

という訳で、軍港の酒場を利用してPCの皆さんに合流してもらうことに。酒場での互いの立場を探り会いながらの慎重な会話。そして、それをぶち破る、世にも珍しい酔っ払いヴァルキリー(ラーズグリーズ)互いの正体が強引にバレ(GMの陰謀)。お互いに気になる話しをして、どうやら目的が一致しているようなのでひとまず協力することに。

その後、軍港へと忍びこみ、ゾンバルド将軍を助け出すことに成功した彼等。だが、上空にはフリアの基地を破壊した高高度艦隊「イカロス」の姿が。どうやら、この軍港とそれに隣接する町ごと証拠を消すつもりらしい。
PC達は町に近づくイカロスを撃退するため、10000メートル上空へと飛んだ。


【クライマックス】
戦いは、ラーズグリーズ側からの奇襲で始まった。イカロスは、この高高度での戦闘を行える艦が他に存在するということを考えていないかったのだ。イカロスは緊急戦闘体勢に移るも、乗組員達は目の前に浮かぶ戦艦の姿が信じられなかった。そして、彼等は悪夢を見ることになる。どう見ても生身の人間の放つ剣の一撃が、ディアマント級戦艦と同じ超☆テクタイト(セントセクタイト)のボディを削る。夜空をと飛び回るメイドさんが、次々と砲台をダメにしていく。そして、イカロスの高速戦闘を封じる、怪しい歌声が戦場に鳴り響いた。
彼等は後悔した。目の前にいる敵は、きっと悪魔に違いないのだ。
沈みゆくイカロスの中、イカロス艦隊艦長は、一人呟く。
「どうやら我々は高く飛びすぎたらしい。見たまえ、彼等は悪魔などではない。愚かにも、機械神の御許に近づき過ぎた、我々を罰しにきたアインヘリアルなのだ」
イカロスは墜落し下の町も助かった。しかし、これからどうなっていくのか。戦争の行方も、彼等の行方も、薄暗闇の向こう側にある。
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