ギュンター・ボルツ<Günter Boltz>
「…人は、自分のためにこそ、死ぬべきだ。誰かのために誰かが死ぬとか、もう嫌なんだよ」
概要 / Personal Data
- 種族 / Race
- 人間
- 生年 / Birth
- 1058~
- 性別 / Sex
- 男性
- 色素 / Color
- 瞳:茶
- 髪:赤
- 肌:白
- 身長・体重 / Height & Weight
- 170cm/58kg
アルカナ / Arcana
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アルカナ |
奇跡 |
聖痕位置 |
過去 |
アダマス -Adamas- |
∵無敵防御 =Invincible=∵ |
瞳の奥 |
現在 |
ディアボルス -Diabolus- |
∵魔器 =Artifact=∵ |
舌 |
未来 |
アルドール -Ardor- |
∵絶対攻撃 =Fatal Blow=∵ |
髪 |
外見・性格 / Image & Character
赤毛でがっしりとした体格の青年。顔は四角めで彫りが深い。瞳は三白眼気味。
同年代の者に比べ背が高いのが密かに自慢。
農家をやらせたら絵になるだろう感じ。
性格
父親が裏切った関係で苦労しており、現実主義者の傾向がある。
不必要な争いは嫌い(めんどい)なので、よくケンカの仲裁に入る。が、それを別に義務とかノーブレスオブリージュだからとかは考えてはいない。
動ける奴が動けばいいやというのが信条。余裕がある時は人に優しくもするが、どこか一歩引く。必要ならいつでも切り捨てられるようにしておく。
プライドは低く、あまり細かいことにはこだわらないが、騎士道、という言葉に敏感に反発する。特に、それを嬉しそうに語る奴に対しては。
「騎士道? その言葉が今までどれだけの人を死に追いやってきた?そいつが何になる?
俺のとっつあんはその言葉に酔いしれて…挙げ句それを貫くことすらできなかった」
彼は思う。父、グラハム=ボルツが皇女アクア・パッツァの言葉に呼応したのは、古くさい騎士魂に火がついたからだ(推測だが)。
苦難の皇女に馳せ参ずる騎士。いかにも絵になるだろう?
だが、それが何になった?父は味方を裏切って、義もない戦いに多くの人を巻き込んで、迷惑をかけて、死んだ。
それ、駄目だろ。それとも「何にも勝る騎士の大義」ってのがあるのかい?
なら、騎士道なんて要らねえ。
余裕がある時の遊びならいい。だが、一番大事な所、例えば、命がかかるような場面ってのが、人生には、ある。
そんな時、人は自分のためにこそ、死ぬべきだ。それが一番大事だろ、馬鹿野郎。
少なくとも、自分の言葉も貫けねえ奴が、そんな言葉を語るもんじゃねえ!
(1/5セッション後の変化)
クラウディオは最初から最後まで、立派に…あー、「騎士道」を貫いていた。
マルレーネは騎士でもないくせに、見事に人をかばって倒れやがった。
騎士道なんて言葉は気に入らないが…実際、あいつらの働きが無ければ俺たちも死んでいた。
くそッ、結果として全員政官した以上、否定してかかれないのが辛いぜ。
設定 / Settings
騎士の家、ボルツ家の生まれ。
父親グラハム=ボルツはそれなりにちゃんとした騎士であり、ギュンターも彼を敬愛していた。
8年前、村は北狄に占領されてから、ボルツ家の人々は農奴となった。
グラハムは渋い顔をしながらも、圧倒的な力の差を感じ取り、余計な死人が出ないように努めた。
3年前のドルトムンテ砦で人間の過激派が蜂起した時も、グラハムはそれが義のない戦いとして、北狄側に味方した。
だが、最後にアクア・パッツァに唆され北狄を裏切り、挙げ句勝つことも出来ず死んだ。
戦いが終わった後ギュンターは広場で見ることになった。
地面に刺された父の剣クラウ・ソラスと、その上に置かれた父の首。
(その後しばらく、彼は父親の首をかばい、群衆の投石に耐え続けた)
その後、彼はアインに引き取られ、農奴の仕事をしつつ、色んな子どもたちに練兵所で剣を教えていたという設定。
そして3年後の1073年に1/5の試験を受けることになった。
その後はアインに許しを得、共同墓地の墓守を兼業している。
(1/7セッション後)
騎士道を嫌っていても、人を救えなかった痛みは容赦なく心を抉る。
レーネも、リタも、レオをかばって、死んでしまった。
悲劇は繰り返されたのだ。
また誰かのために
それ以上に、自分がそれを見ていることしか出来なかった
ギュンターは自分の無力を痛感し、限界まで鍛錬に励む。
放っておけば修羅に落ちかねないレオを止められるように…。
墓の下のレーネに報いるために…。
(どこかの未来)
--ギュンターはクラウディオに対して斬りかかった--
これは疑問と証明の儀式。
クラウディオの騎士道を試し、自分の騎士道を試し、
そして、自分の存在意義を試すための。
「お前の騎士道を見せてみろッ!」
ギュンターは叫んだ。
その叫びには憎しみが籠もり、嫉妬が籠もり、何より「救いが欲しい」という願いが籠もっていた。
クラウディオが自分と姫の命を天秤にかけ、それでも姫の命を選び。
その上でギュンターに打ち勝ち、大切な者を守り通すなら。
その時、ギュンターは本当に、クラウディオに負けることが出来るだろう。
(俺が間違っていると証明してくれ、クラウディオ--)
ご託だけの騎士道なんていらないんだ。
現実の非情さを示され、なおそれを踏み越えて進め。
俺にお前を信じさせてくれ。
出来なければ、お前は死ぬ。
--剣は振り下ろされる。幾度も、幾度も。--
因縁・因果律 / Fatality & Causation
- 因縁
- ◎仇敵:アクア・パッツァ あのアマのせいでとっつぁんは犬死にした。多くの人が死んだ!
- ☆貸し:ファルディン=パーデルボルン 何か貸すらしい。でかい戦いで命を助けるとか?
- ◎秘密:クラウディオ …あいつはいい奴だと思うぜ?だが…だから、決着は、付けなきゃいけねえな。
- ◎幼子:レーネ (毎日朝夕、ギュンターは彼女の墓の掃除をする。よく墓前でレオの話などをする)
- 因果律
- 過去 没落 とっつぁんの裏切りで色んなもんが失われた。
- 現在 生活の糧 食わねえと話にならないだろ?
- 未来 欲望 力が手に入るんなら何でもいいよ。
能力値・技能 / Attribute&Skills
能力値
- 体格 15
- 重武器 ●●●
- 反射 13
- 回避 ●●
- 共感 10
- 知性 8
- 自我 ●●
- 希望 12
副能力値
生命力 / HP:35
尊厳値 / DP:12
行動値 / AP:11(5)
特技 (リビルド後)
名称 |
Lv |
技能 |
判定 |
代償 |
タイミング |
効果 |
狂戦士 |
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剣圧 |
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※魔剣所有 |
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進化 |
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光の刃 |
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魔技 |
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成長プランA:攻撃型
<鋭き刃>2LV+<渾身撃>:狂戦士と合わせて6までクリティカルで攻撃。普段の攻撃強化。
成長プランB:防御型
<防護>+<対魔法防御>+<仁王立ち>:他人のカバーリング+魔法防御可に。
成長プランC:超前のめり
<獅子心>+<無形の刃>+<強振>:攻+8(max26)、セカンドアクション狙い型。HPごりごり消費。
クリティカル時はMAX攻26+2DのRダメ-ジが入る。
装備・所持品 / Equipments
- 武器
- 魔剣クラウ・ソラス(両手、軽・重、S+12、防5、至近) ※魔剣所有の効果込み
- 防具 防護性能:S7 I6 C5
- スタディットレザー
- オープンヘルム
- グラブ
- メタルレガ-ス
- 所持品
- ▼一般装備
- バックパック
- オイルランタン
- 補充用オイル×3
- 点火石
- ロープ×2
- フック×2
- チョーク×4
独り言
本来狂戦士キャラだが、パリィが意外と強くてちょっと迷っている。
1/5、1/7のセッション(「アインの子どもたち」、「アインと子どもたち~予兆~」)のどちらにおいても、ギュンターにとっては人間関係絡みで結構でかいイベントが起こった。PLとしては嬉しい。
1/5ではクラウディオとの出会い、マルレーネの献身。騎士道をちょっと信じてみたくなる。
1/7では腐った元騎士との出会い、レーネやリタの死。自分の無力を噛み締める。また、殉死的な二人の死に方に疑問を覚える。
総計すると、今はChaos寄りくらいの位置。
最終更新:2012年01月08日 18:33