手をとりあって Aチーム 第二回 2011/11/03
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<第二話暫定ハンドアウト>
PC1
コネ: ルスラン(16)
親戚のルスランくんがにんげんのおにゃのこに惚れちゃったよ!!
しゃーないからちょいと手伝ってやるか。
PC2
コネ:フェリックス
おや、オークが一匹野生動物におそわれているぞ。
それから1週間!!なにやら深刻な顔をしてフェリックスくんが現れた。
PC3
コネ:ヴィジリー
困ったことになった、ゲーマルクに連なる有力者から相談だ。
彼の孫があろうことか(?)人間に惚れちまったらしい、こんなのってありか!?
PC4
コネ:PC2
最近出入りのルスランくんからの依頼だ。PC2の身辺調査たのむ。
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<PC紹介>
PC1:ゲンナディ 種族:オーク 性別:男 年齢:25才 (PL:Hor.)
フルキフェル(オーク) /アングルス/コロナ
ハイ・オークの王、ゲーマルク王子の中の一人。北狄の南進の戦の際、戦況の悪化に持ち前の判断力で臨機応変に対
応した結果、以後仲間内から「腰抜け」呼ばわりされる羽目に。そんなさなか、彼に聖痕が宿る。これを契機に 「人
の国家と対等に渡り合えるオークの国家」を理想に掲げるのだった。どちらかと いうと理想主義で、口の達者な話の
分かるいい黒豚さん。通称ゲンナリィ。騎乗用の狼のドーベンを連れている。
PC2:アクアパッツァ 種族:人間 性別:女 年齢:17才 (PL:u-kari)
コロナ/ディアボルス/クレアータ
どこぞの村でホムンクルスとして生をうけ、村が滅び戦災孤児に。その後、とある領主の夫妻の子供として育てられる
。ここまでの記憶はアクアになく、自分は人間だと思っている。12歳の頃、唯一友人だと思っていた“フードを被った
男”(耳に二つの傷のあるオーク)に利用され、両親を殺害されたあげく村は滅び再び孤児に。現在は相方のフェリク
ス君を信頼しつつレジスタンス活動中。過去ののトラウマから子供の頃の暗い性格は押さえいる。「誓ったことは反故
しない」主義。行動原理は理想論一本。蛮族シネヨと思いつつ、そうもいかないジレンマに悩む。
PC3:アイン 種族:暗黒狼 性別:男 年齢:35才 (PL:akiko)
グラディウス/フルキフェル(ヴェルヴォルフ) /フィニス
殺戮と勝利の魔神・ヴォリヴァドゥスを信仰する神官。暗殺も担う。殺戮の日々に疲れたはじめた3年程前、一時の安
寧を女奴隷・カティアとの純愛に見出そうとするが、エリクトーの膏薬の呪い(異性と肌を合わすと激痛が走り死に至
る)をうけ、絶望とともにアインはカティアを【抱き殺す】ことを選択。以後、カティアの存在を胸中から消すべく、
以前より精力的に任務と戦いの日々に明け暮れる。目的を達成するためにはどんな手段も選ばない、ある意味ピュアす
ぎてやばい黒い狼さん。完璧主義者。
PC4:エイダ・サンス 種族:人間 性別:男 年齢:22才 (PL:mura)
イグニス/イグニス/ウェントス
4年前に酒造・サンス商会を継いだ二代目当主。温室育ちで頭空っぽのお気楽おぼっちゃん。ほんとは働きたくない。
当然、商売人が務まるはずもなく、店の経営は一気に右肩下がりになる。だが、今は亡き先代当主の父が頑なに拒んで
いた北狄のオークたちと酒の商談を快諾することで、サンス商会は窮地を脱することができた。以後、オークたちを恩
人ととらえ、彼らと友好な関係を築いている。異種族に偏見をまったくもたない、人間から見れば異端児。執事のハン
スは苦労人。
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<成長報告>
GM:ちゅーわけで、ようこそ、おこしくださいました、手をとりあってAチーム第二回でございます。というわけで
、PC1から今回の成長の報告をお願いいたします!
PC1:というわけでPC1ゲンナディです(PL:Hor.)。夜勤あけです!(一同:お疲れ様です~)成長の方はドー
ベンがウォーウルフになりました。これで乗りながら戦闘ができます。
GM:イニシアチブが乗り物の値を使えるようになるよ
ゲンナディ:これ、馬より早いぞ。あと、動物との会話をとりました。この前、ドーベンと普通に話しすぎたので。と
いうわけで、ゲンナディはメルヘン度数がうなぎのぼりでございます。この豚はこんなきれいで大丈夫なのか?
GM:大丈夫、きたない豚は向こうに(Bチーム)に腐るほどいる。(一同:爆笑)
PC2:はい、中の人は(PL:u-kari)でございます。PCはアクアパッツアでございます。特技3つとった。とりあ
えず、人化とった。外見が人っぽいというわりにとってなかったからね。あとなんか、コロナから王者の風をとりまし
た。対決に成功すると相手のメジャーアクションを失敗させるという…。ただ、交渉で6出さないといけないといけな
いからね、3d6はちょっと微妙。
ゲンナディ:まあそもそも相手の出目を下回らないといけないからね。
アクアパッツア:まあ、なんとかなるさー!ははっ。
アクアパッツア:なんか怪力とったからめっちゃムキムキになった。…いや、いやいや痩せてるよ、細ッこいよ!!
GM:あれ?ムキムキは?…俺のムキムキを返せ!あれ?
アクアパッツア:日本語で、日本語で!
GM:日本語だと思いますが…。
GM:この子がどんなひどい目にあうか、GMは楽しみです…。
アクアパッツア:大丈夫、もうオープニングでひどい目にあったから。
GM:直接的にはまだひどい目にあってないじゃないですか!まだまだ、これから。
PC4:今日はほのぼの、きょうはほのぼの!
アクアパッツア:ひどい目にあった方がオレたのし…
ゲンナディ:でも今回はテーマは異種婚と聞きました。これはアクアさんが以下略…。
一同:(え?)
GM:それか、よし、その可能性をボクは15分くらい考えたい。よしよし、…大丈夫、いける!
PC3:おお、なにか計算がはじまっとる。
アクアパッツア:ひどい目にあうなら、とりあえず皆さんよろしくお願いします…。
ゲンナディ:よもや、この時アクアパッツアがこのようなことになろうかとは…。
GM:誰かがよけいなこと言ったから。
ゲンナディ:では、相手にこのドーベンをくれてやろう。ドーベンはいいやつだよ。
アクアパッツア:(ぱーんっ)
ゲンナディ:うう、狼界では引く手あまたのイケメンだよ
アクアパッツア:(ぱーんっ!)
PC4:毛並みつやつや?
PC3:手入れされているのか?
ゲンナディ:戦闘用に訓練されているということは、毛並みは硬くなる方で、ごわごわで外皮高そうなやつじゃないと
オークは使わないと思う。
PC4:じゃ、りりしいということで。
ゲンナディ:昭和のイケメンといったところか。
PC3:PC3の紹介いいですか?中の人(PL:akiko)です。PCはアイン。よろしくおねがいします。
アイン:今回の成長はリビルドしてお友達になる特技はなくなりました。
GM:よかった、よかった、お友達なんていなかったんや。
アイン:そのかわり、刃乗りという特技をリビルドでとりまして…。
ゲンナディ:変態やあ
アイン:相手の刃の上にのりまして「お前の武器は使えない、もう捕縛した…!」とやれます
GM:捕縛まじ強いですよ~。
アイン:それと獣の生命をリビルドでとりました。クリンナップにHP3点回復です。それ以外の成長は地味に能力地
を延ばそうと思って父祖の血をとって、これは好きな能力値に一点ふれます。で、反射にふりました。これはフルキフ
ィル共通の特技。
アイン:それと、溢れる生命というので、最大HP7点増えてます。現在生命力37。あと、雄雄しき体という、これは
ダメージを受けた時リアクションでダメージを5点減らすことができるという特技です。
ゲンナディ:それ尊厳値重くないですか?
アイン:尊厳値はD3なんで、正直3回までか。
ゲンナディ:でもいっぺん命助かると考えればいいのか…。
アイン:尊厳値つかう特技ほかにないんで。意外と大丈夫。
アイン:あと、武器ソードステッキからツインブレードに変更。両方に刃がついていて、ぶんぶんまわせる…。次回の
成長では二刀流を取りたい。
ゲンナディ:この神官はどんどん変な方向にすすんでいくなあ。
アイン:まあ、そんな感じでございます。
PC4:エイダ・サンス、プレイヤー名(PL:mura)です。よろしくおねがいします。
エイダ:特技を二つとって、不幸中の幸い…シーン内に一回判定振りなおしができるのと、運命の舵というクリティカ
ル値があがるのをとりました。
ゲンナディ:それってこすとなんですか?
エイダ:Rなんですが、空とぶ魂をもっているので代償をH5に変更することができます。
GM:誰かが回復しないと死ぬとかいてある…。
アイン:回復できるひと?
ゲンナディ:シーン一発は強いなあ。回復はできない。
GM:熱いパーティーだ。そういえばAチームは前のめりだったんだな。
アクア:前のめりどころじゃない
ゲンナディ:そのうち回復とるか
GM:そして、本日2時に寝たわりにはじ眠気がじゃっかん抜けきらないshujiがマスターをさせていただきます
。
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<今回予告>
GM:はーい、みんな聞いてろよ!映像で学ぶハイデルランド史Aクラスいってみよ~。むこうはハローウィンとかや
っていたが、こっちはみんなが大好きな、種族を超えた恋愛話といこう!
GM:つーわけで、民族の差はなかなか踏み越えにくいのだが、この時代もにそういった例があり、個人レベルの交流
を見てみるのもいいと思うんだ。
GM:今回の回を見ておけば、こいつらの人となりがだいぶわかると思うんだ。あ、次回から結構キビしめになるから
、きついの苦手な人は休んでもいいから。
ゲンナディ:先生~アクアパッツア君がいませ~ん!(一同爆笑)
GM:あいつ、妙に似てるし感情移入するんだよな。出席カードの裏に妙に熱いことかいてるしな。ま、いいか!
GM:そんなわけでまいりましょうか!
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<オープニング>
シーンプレイヤー:PC2
シーン1 ルナ(正)陰陽 安らぎ 陰謀の進展 決断に迷う
GM:ここはゲーマルクの種族の本拠地。あんたの実家の近くの街道づたいの森だ。上には煌々と輝く月。一仕事終え
、何かの帰り道。
フェリックス(GM):「さて、今回の件もうまくすんだなあ」
アクア:「君がへましなきゃ、もうちょっと早く終わったんだけど」
フェリックス(GM):「わかちゃいるよ~でも、最近調子が悪くてな」
GM:希望判定を振ることを要求しますよ
アクア:高い。元地の差分は5以上
GM:では、あなたは感じます。どことなく闇の鎖の気配を感じます。闇の鎖というのは、魔印持ちです。
アクア:じゃあフェッリクスにはわからないと思うけど一応聞いてみよう
アクア:「なんかやな匂いしない?」
フェリックス(GM):「水気と気の匂いしかしないけど…」
アクア:「そういんじゃなくてさ、きな臭いというかさ」
フェリックス(GM):「きな臭いね…まあ、お前の感は悪いことにかんしては当たるからな」
アクア:「そういうこと言わないでよ、一応気にしてるんだからさ」
フェリックス(GM):「ナに言ってるんだよ、そのおかげでこの間おれ達助かったんだろ?」
アクア:「そんな予感しなければそもそも悪いことおこらないんじゃない」
フェリックス(GM):「今回はお前の悪い予感が外れればいいんだけど…」
GM:そんなところで狼の遠吠えが聞こえてくればいいんじゃないかな…
一同:わおーん
アクア:ため息一つついて「フェリックス、私より遅れてついてきてね。私より前にいかないこと」
ゲンナディ:最近このパターン多いいな(笑)
アクア:この間も遭遇した気がするけど…ここそんなに狼でるっけ?
GM:でます
ゲンナディ:乗用に狼飼いならすぐらいなんで。
フェリックス(GM):知覚をふる。フィリックス君知覚2レベル持ってる。…こりゃあかん
GM:知覚を振ってみてください
アクア:知覚?(コロコロ)6です。
GM:ではわかります。狼の声はだんだんとあなたの前方に遠ざかり、音の位置は収束していくようです。
アクア:「なんかに、向かってるみたいだから、たぶんそういうことでしょ」
フェリックス(GM):「要するに、だれか旅人でも襲われてるってっか?」
アクア「みなまでいわない!行くよ!」
フェリックス(GM):「まかせたぜ!」
アクア:「ああ、頼りにならないな…」
GM:そんな感じに駆けていくと、質のいいローブを着た人物が狼に囲まれているのを見つけるよ!例によってフード
の人物だよ。
アクア:顔は見えないんだね?
GM:わんわんおーは囲んでいるよ。
アイン:フードの人物か襲われてるで~。
GM:一個当たり1トループで(4トループに囲まれる謎の人物)
フェリックス(GM):「おいおい、けっこう囲まれてるぜ?」
アクア:「だからってほっとくわけにもいかないでしょうよ」
アクア:「1人で飛び出すからとりあえず危なくなったら来て」
GM:フードの人物はすっと剣を抜きます。が、空振り。
ゲンナディ:GMが判定すらしていない…弱いぞこいつ。
アクア:「とりあえず下がりなさい!」
フェリックス(GM):「どこに!?」(囲まれてるからなあ)
GM:戦闘…は演出でいいので。
アクア:では範囲で殴れるのでワイヤーで狼の首を飛ばす!
GM:キャイイン、キャイイン!
GM:月明かりの下、細やかな光の網が降り注ぐとともに、狼の体が四散します。
アクア:そのまま駆け抜けて、フードの人物に駆け寄ると「あなた、大丈夫?」そいつの顔を見ないでかばうようにし
ます。
フードの人物(GM):「助太刀感謝します」
アクア:「そんなに腕が立つように見えないし危ないから下がっていて」
フードの人物(GM):「ですが、女性を危険にさらすわけには…」ずずい、と前にでる
アイン:めんどくせいヤツだ
ゲンナディ:その行為の方が危険でごわす的なサムシング。
GM:一回目よけられただけだよ、この人演出的には1トループ削れる人だよ。といって1とループ削る。まあ、一対四
じゃ、勝てなかったと思いねえ。
アクア:「それなりに、いいとこの人みたいだから言うけど、危ないと思ったら下がることも大切なんだからね」とい
って切り刻むジュババー!
狼(GM):きゃいーん
アクア:といってそこでようやく振りかえる
エイダ:ごたいめーん(笑)
アクア:終わったから、若干笑顔で、薄笑いを浮かべつつ
フードの人物(GM):「美しい、カアスのヴァルヘとでもいうのだろうか…」というちょっとしたつぶやきが…。
アクア:「あなた、大丈夫?」顔を覗き込むようにして言います
フードの人物(GM):「むしろ、あなたのほうこそ」
GM:という位で顔が見えます。豚いね。
フェリックス(GM):「おいおい、また面倒ごとかよ」
アクア:「ああ、そう、私は大丈夫…」と急に歯切れが悪くなるよ…。
フードの人物(GM):「どこか具合が悪いのですか?」と普通に聞いてくる
GM:こいつは従軍してないのですれてません。ピュアなのよ。
アクア:「いえ、なんでもないわ…」…とセリフが出ない様子
フードの人物(GM):「まもなく、私の街につきます。命の恩人に礼もせずというのは家の流儀に反します」
GM:といったあたりで消えてくれると…。
アクア:じゃ、逆方向に消えようとする。
フードの人物(GM):「おまちください!」
ゲンナディ:は、こんなところにあの方が落としたワイヤーが…!(一同爆笑)
アクア:そんなシンデレラは嫌だ!
ゲンナディ:女性を探して来い!このワイヤーで狼の首をはねられるお方だ!
アクア:クズい!
GM:で、なにか落とすかい?落とさなくてもいい。
アクア:「ごめんなさい、先急いでるので。あなたも早くここ立ち去ったほうがいいですよ」「狼って血の匂いにつら
れるから」
アクア:先ほどの戦闘で母の形見の髪飾りを落としているという設定で…。
アイン:大事なものだ
フードの人物(GM):「私の名はルスランと申します!!」
GM:というとこであなたが立ち去ったあと形見の髪飾りを発見します「これは…?」
フードの人物(GM):「人とはいえ美しい方だ…」
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シーンプレイヤー:PC3
シーン2 ステラ(正)…希望、順調、信頼できる人物の登場、順風
GM:有力な支援者ヴィジリーさんの屋敷になります。年齢150歳のなかなかのイケオークになります。
アイン:「ヴィジリー殿、なにかご用件が…」
ヴィジリー(GM):「よくこられた、アイン殿」
アイン:「こちらこそ、お招きいただき光栄でございます、して?」
ヴィジリー(GM):「これが少々困ったことになりましてナ」
アイン「困ったこと?」
ヴィジリー(GM):「わしの孫にルスランというのがおってな…」
アイン「お孫さんのお話ですか」
ヴィジリー(GM):「こやつが少々…、どうも…」(と、いいづらそうに…)
アイン:「なにか事情がおありのようで…」
ヴィジリー(GM):「恥ずかしい話ですが、奴隷の娘に懸想しているようなのじゃ…」
アイン:「ほう、奴隷ですか…それはなかなか興味深い…いや、大変なことでございますな」
ヴィジリー(GM):「われらが信仰するヴォリヴァドス様は殺戮と勝利を奉じてはおるのだが…」
アイン:「そうでございますなあ」
ヴィジリー(GM):「たしか、強欲や婚姻に関する戒律はなかったのであるが…」
アイン:「たしかに、そうでございますが」
ヴィジリー(GM):「このガゾムの血族にはたしてアーの子である人の血を混ぜてよいものなのか…」
アイン:ちなみに人間とオークって子供できるっけ?
ゲンナディ:余裕じゃん
アイン:「では、ガゾムの血族から奴隷…人間の子が生まれるのを避けたいとおっしゃられるのですかな」
ヴィジリー(GM):「ヤツには悪いが、もう少し、世の中を知るべきだ…」
アイン:「で、いかように教育をなさるおつもりで」
ヴィジリー(GM):「ヤツは少々甘すぎるところがあるからな…」
アイン:「甘すぎるですか…」
アイン:「ならば、そこはひとつその女奴隷に恋をさせるというのも悪くないのではないでしょうか」
ヴィジリー(GM):「そして、さえぎるのも…悪くはないな」
アイン:「そうでございましょう」
ヴィジリー(GM):「頼むぞ、アイン殿、そろそろヤツにもヴォリヴァドス様の理を身をもって学んでもらう必要が
ある」
アイン:「ルスラン殿にも苦い恋というものを味わってもらいましょうか…」(アクアパッツアにもね)
ヴィジリー(GM):「ああ、アイン殿はレストでのお手並みもきいておる…」
アイン:「いや、なに、私などたいした働きなどしておりませぬよ…」
ヴィジリー(GM):「アイン殿にじっくり教育していただきましょう」
アイン:「私でできることなら、やっておきましょう」
GM:では、ちょっとした飯を食べつつカメラがパーンしていって、このシーンは終了いたしましょう。
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シーンプレイヤー PC1
シーン3
(※このシーンは録音されてなかったため、メモによる再現になります※)
GM:ではゲンナディは兄・リュドミールの天幕に呼ばれる。
ゲンナディ:いつもの長々しい口上を述べて、入っていくよ。
リュドミール(GM):「おお、ゲンナディか、よくきた」
リュドミール(GM):「レストでの活躍、お前にしてはよくやった」
ゲンナディ:「はっ」
リュドミール(GM):「さておき、お前も知っているだろうがヴィジリー叔父の孫・ルスランが今大変なのだ」
ゲンナディ:「どうしたのですか?」
リュドミール(GM):「どうやら人間の娘に恋をしたらしい」
ゲンナディ:「人間の娘ですか…」
リュドミール(GM):「時に机の上の書状を見よ」
ゲンナディ:じゃあ、見ます。なにがかいてあるんですかね?
GM:リュドミールの名前がかいてある書状があるよ。
ゲンナディ:「これは?」
リュドミール(GM):「お前に命令だ、私の名代として、この一件かたづけてみせよ」
リュドミール(GM):「お前の好きにやってかまわん」
ゲンナディ:「いいのですか、自由にさせていただいて?」
リュドミール(GM):「人間もあれで案外使えるからな」
GM:リュドミールは人間もうまく使えば利用価値あるんじゃねーか、と思い始めてるよ。
ゲンナディ:「ではすぐにでも出立しましょう」
GM:といって、ゲンナディは天幕を去るのであった。
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シーンプレイヤー:PC4
シーン4 ウェントス(逆)…束縛、囚人、冤罪、弾圧を受ける
GM:ここはルスラン君の屋敷。エイダは商売のため何度か来たことがあるよ。ルスランはきっとエイダのことをエイ
ダさんとかよんでるね。
エイダ:じゃ、くつろいだ感じで(笑)
GM:二人はきっと酒(サンス商会の芋焼酎)を飲みながら雑談をしているよ。
ルスラン(GM):「はあ、エイダさんのお酒はいつ飲んでもおいしいな~」
エイダ:「そりゃ、一流の作り手が作ってるからな、ほらどんどん飲めよ」
ルスラン(GM):「でもな、はあ…」といってため息
GM:どうにも今日はルスラン君は上の空気味です。
エイダ:「ん?どうした?きょうは…」
ゲンナディ:酒の進みが遅いぞ(一同:笑い)
ルスラン(GM):「なあに、悩みが、いや、悩みなんてないのだが」
エイダ:「それにいしてはなんかため息多いし、なんか困ったことがあるのか?」(といって顔を覗き込む)
ルスラン(GM):「困ってなど…いや、おれはまったく困ってなどいない!」
ルスラン(GM):「「困ってなど…」(といってくっと酒を飲むのだった)
エイダ:「いや、ダニールの子、ルスランはなにも困っていない」」
GM:ダメだ酔っ払っている、コイツ。
ルスラン(GM):「だが…時に、エイダさん。エイダさんは恋を…したことがありますか?」
エイダ:「へ?」(だが、すぐにピンときてニヤニヤとする)
エイダ:「さては、お前、恋の悩みだな…」
ルスラン(GM):「ああ、そうだ!そうなのだ。この誇り高きダニールの子ルスランはあろうことか人間の娘に…」
エイダ:「人間の娘?」(それは驚きます)
ルスラン(GM):「やっぱりそうですよね~」(といって、落ち込むルスラン)
エイダ:「え、いや、別に落ち込むことはないよ。いいんじゃないか、いいと思うよ!オレはいいと思うよ」
ルスラン(GM):「やっぱり、そうですかエイダさん!」
エイダ:「ほらほらだって、愛に種族なんて関係ないから」
ルスラン(GM):「ですよね、やっぱりエイダさんならわかってもらえると思ってました」
ルスラン(GM):「このことを聞きつけてから、じい様も一族の者も皆私のことを白い目で見るのですよ」
ルスラン(GM):「ですが、ですが、私はこんなことには負けたりしません!」
エイダ:「おい、やるじゃん、ルスラン。そのままつっぱしちゃえよ」
アイン:無責任…。
ゲンナディ:ゲンナディすらもこれが戦争をしらない世代か…といい顔してられるよ。
ルスラン(GM):「ロジオン(ルスランの副官)、触れをだせ!私の力の及ぶ限りの場所で、白磁の肌、栗の髪、そ
してこの髪飾りが似合う女性を探し出せとナ。見つけたものには30クラウン(金貨30両か、かなりの額だなバカ息子)
、人間であれば部下に取り立ててやろう。」
ゲンナディ:バカ息子はやることが違う…。
エイダ:で、その髪飾りに見覚えあっていいのかな、一ヶ月前か…。
GM:希望か知覚でふってもらば
エイダ:(コロコロ)ぜんぜん、覚えていない…。
ルスラン(GM):「やはり、このような素晴らしいものをもっているお方、貴人につながる方に違いない」
エイダ:「相手の名前は覚えてないのか?」
ルスラン(GM):「ええ…」
GM:シーン1の最後で自分の名前だけ叫んでおいたということにしましょうか。
エイダ:「見つかるといいな、その子が」
ルスラン(GM):「ええ」
エイダ:「まかしておけよ」(と安請け合いする)
エイダ:「いったいどうやって出会ったのかい?」
GM:そういって8割増してあのときの話がされますね。こうして、ルスラン宅の愉快な夜が更けていくのであった。
GM:といったところで、帰り道、ロジオンとハンス。
ロジオン(GM):「お互い、主人には苦労しますな…」
ハンス(GM):「なあに、ですが、坊ちゃまは未来有望な方です」
ロジオン(GM):「それに関しては私の主も」「ですが、あの娘なにか裏がありそうな…」「もし主の身を危険にさ
らすことが合ったら…」
ハンス(GM):「わかっておりますじょ、ロジオンどの」
ロジオン・ハンス(GM):「なに、われわれにとってもっともたいせつなのは主の作るハイデルランドの未来ですか
らな。
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ミドル
シーンプレイヤー:PC2
シーン5 アクシス(正) 黙考、偶然のに出会う、運命の導きにであう
GM:しばらくたった朝、あなたの部屋をガンガンとノックする音で目が覚めます。
フェリックス(GM):「大変だ、大変だ!アクアパッツア!」
アクア:「朝からうるさい!なによ!」
フェリックス(GM):「こいつを見ろ!」(ぺらりこ、と手配書を見せるよ)
アクア:「まって、私なんか悪いことした覚えないんだけど…」
フェリックス(GM):「ほんとになんもしてないよな!?」
アクア「してるわけないでしょ、あんたじゃあるまいし!!」
フェリックス(GM):「でも、金貨30枚って書いてあるぜ!」
アクア:「それがおかしっての!そんだけの大犯罪ならとっくに噂ひろまってるでしょうよ!」
フェリックス(GM):「だがほらみてみろ」(けっこううまい似顔絵がついてるよ)
GM:「この近くではけっこう勢力の強い豪族ルスランという男の署名がある…」
アクア:「どっかであったけ?」
GM:希望判定振ってみようね!
アクア:(コロコロ)「あ、成功しちゃった」
フェリックス(GM):「こっちも成功」
フェリックス(GM):「もしかして…」
アクア:「私、恩を売った気しかしないんだけど」
GM:共感で振ってみよう!
アクア:(コロコロ)「成功しちゃった…」
フェリックス(GM):「こっちも、成功。よーくわかった」
フェリックス(GM):「あの、オークのぼんぼん、お前に惚れたな…」
アクア:露骨にあきれた顔して「だいたい、オークが人間の娘っこに惚れるなんてありえっこないでしょうよ」
フェリックス(GM):「いいや、オレは断言できるね!」
アイン:断言しちゃった。
ゲンナディ:ここで高い共感力を発揮しなくてもよかったのではないか(一同:笑)
フェリックス(GM):「いいや、たしかにあん時のあいつの目、普通じゃなかったぜ。」
アクア:「働きすぎで頭おかしくなったんじゃないの?」
フェリックス(GM):(急にまじめになって)「なに、落ち着いて考えろ…オークの有力者にただで近づける…」
アクア:「まあ、それはそうだけど…近づいたところで私い1人じゃどうにもなんないよ」
フェリックス(GM):「なに、うまい具合にオークの豪族に取り入れば、場合によっちゃあおれ達の目的を内側から
かえることだってできるかもしれねえ」
アクア:「にしても、まあ、それなりの立場にあるのはわかるけど人間の娘1人に金貨30枚出すやつがまともかわか
らないんだけど」
フェリックス(GM):「とりあえず、やつのまわりを洗ってみようぜ」
アクア:「すくなくても、身を差し出すのはぜったいなしだからね」
フェリックス(GM):「わかってるって」(バン、バン!と背中をたたくフェリックス)
ゲンナディ:わかってないのポーズ!
アクア:「その言葉を信用するからね、とりあえず二人で調べるでOK?」
フェリックス(GM):「おーけー」
アクア:「なんでこうなるかな…てーか、おかしいでしょ!なんで街道出るたびオーク助けるかな!ばか!」
ゲンナディ:君はオークとのめぐり合わせがいいのではないのかな、とゲンナディがお空に浮かび…。
アクア:あー、なんか変なビジョンがういたよ!!お空に!
フェリックス(GM):(ボソッと)「うまいぐあいにオークの貴族をやれれば…」
アクア:「まさか、もってきた情報がそれだけってことはないでしょ」
GM:事情通で振ってみて
アクア:(コロコロ)クリティカル!
GM:「ルスランはゲンナディ一派に血も近くかなり有力な一派であることがわかります。小さいころゲンナディに憧
れていたこともありかなり穏健派です。人とオークの架け橋になって見せるといっていて周りから白い目でみられてま
す。あと1がでているならエイダ・サンスとの係わり合いもわかります」
アクア:「あんた、なかなかやるじゃない」
GM:「あったりめーだろ。お前、腕は立つけどこっちの方はいまいちだからな」
アクア:こいつ、自分で振らずにのうのうと!むかつくのでグーぱんをかましておこう。
フェリックス(GM):「ひとまずこれ、役にたつかも。もうちょっと調べてからだけど…もしかしたらかなあ?」
アクア:「…もしかしたら…なあ?」
フェリックス(GM):「な~に、打算からはじまる……」
GM:シーンを切ります!
アクア:よかったな、GM、2秒あればフェリックスは殺してたぜ
GM:もうやめて、フェリックス君殺すのは。前回も死にそうだったんだから。
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シーンプレイヤー:PC3
シーン6 ディアボロス(逆)…更生、回復する、悪習の改善
アイン:まず、その手配書の女性に見覚えがないか判定してみるよ。
GM:希望か事情通で判定を。
アイン:希望で(コロコロ)うーん、妖怪1足りないが…失敗した。
GM:直接思い出すは無理でした。
ゲンナディ:登場してみよう…てい!(コロコロ)妖怪1足りない…失敗!くう!
GM:誰かに会いに行くのがてっとりばやいですかね…。
アイン:じゃあ、調べてわからんかったし、ルスランに会いにいきましょう、行きます、行きます!!」
GM:じゃ、ルスランの屋敷に着きます。
アイン:エイダはいるの?
エイダ:いるよ。酔っ払って話をしてる。
エイダ:(コロコロ)ぴったりで登場。ルスランとキャッキャしてます。
ルスラン(GM):「それでな、あれでな…あの時あのお方がな(以下略)」(きゃっきゃ!)
アイン:すすすーと部屋に入っていって「おや、どうもルスラン殿、なかなか楽しそうな話をしていますな…」
ルスラン(GM):「アイン様ではないですか」
エイダ:「アインさんじゃないですか~」
アイン:「エイダ殿も、お久しぶり」
ルスラン(GM):「エイダさんもアインさんのことをご存知で?」
ルスラン(GM):「この間世話になってさ~」
アイン:「なにやら、楽しそうなお話をしていたようで…そしてよろしければ私にもそのうまそうなメロ芋酒をいただ
けると…」
ルスラン(GM):「ええ、どうぞどうぞ」
アイン:「うまい!香りがたまらんですな。さすがエイダ殿の酒」
エイダ:「今、ルスランさんのコイバナを聞いていたところで」
アイン:「おお、そうですか、相手はどんな方で?」
ルスラン(GM):エイダの方を見てああ、いっちゃった…!!ってすごく恥ずかしそうな顔をします。
エイダ:ちょっとかわいいですが。
ゲンナディ:大丈夫か、豚やぞ。
GM:もうちょっと豚にやさしくしろよ。
アイン:「いやあ、そうですか…ルスラン殿もお年頃になられたもので」
ルスラン(GM):「ああ、恥ずかしながら、アイン様、私も恋というものをしってしまったのです…」
アイン:「恋というのは素晴らしきものですよ。ヴォリヴァドス様は恋については特に示されていませぬが、人生を豊
かにするためには恋というものも欠かせぬものだと、私は存じております」
ゲンナディ:カース様あたりが恋は戦いとか言っていそう。
GM:ははは、それ、いいな!
ルスラン(GM):「ああ、アイン様もわかっていただけるのですか!」
アイン:「応援いたしますよ」
ルスラン(GM):「周りの者も私をとめるばかりで、これまでエイダさんしか話を聞いてくれなかったのですよ…(
ホロホロ)」
エイダ:「おお、アインさん話がわかるじゃないですか~」
アイン:「周りの者はなんと見る目がない…」
ルスラン(GM):「聞いて下さいよ!(以下アクアパッツアの話)まるで、ヴァルキリーのごとき働きで、あるいは
あの返り血…ヴォリヴァドス様に見初められているに違いない!」
アイン:「それは、素晴らしき女性ですな」
ルスラン(GM):「これだけが唯一の手がかりなのです…」(アクアパッツアの髪飾りを取り出す)
アイン:「ほうほう、これはこれはめずらしい細工で…」
GM:ラブってコメいなあ…。
エイダ:「この髪飾りをオレはどこかで見たことがあるんですが…アインさんはどうですか?」
アイン:これはわかるの?
GM:知覚か希望で。
アイン:(コロコロ)わかった。差分7でよくわかった。
GM:超よくわかるね。
アイン:(アクアパッツアのだ。)
GM:しかもこれは、あきらかにブレダの貴族の系譜の物であることもわかる。
アイン:では、こちらはすっと目を細めて「ほう、できればルスラン殿、私この髪飾り、少しばかり見覚えがあります
。」
ルスラン(GM):「さすが、アイン様」
アイン:「つきましては、この髪飾り、少しばかり私にお貸し願えないでしょうか」
ルスラン(GM):「さすがにそれは…」(ちょっとしりごみをするよ)
アイン:「いや、あなた恋を後押しする物がいない以上、私が全力でバックアップいたします。そのためにはこの髪飾
りが必要なのですよ」
GM:それでは交渉で振ってください。ただし、話術がうまかったので+2で。
アイン:共感か…8以下を出せと?
ゲンナディ:この神官に唯一して最大の足りなさが共感だからな。
アイン:(コロコロ)ぜんぜんダメだぁ!
ルスラン(GM):「さすがに、これをお貸しすることは私とあの方をつなぐ唯一の…(以下略)ですがまっててくだ
さい」
GM:ルスランはなにかねんど細工を作ろうとするが…(コロコロ)失敗。
アイン:「私が替わりに作りましょう。アインお手製でございますよ。」
アイン:反射は15あるから余裕(コロコロ)…18!?おおう?作れない…だと?
エイダ:「しっかたないな~オレが作ってやるよ、ちょっと貸してくれませんか?」
ゲンナディ:まさかのねんど細工コーナー。
アイン:こねこね、こねこね。
エイダ:(コロコロ)失敗(笑)なんともいえないものができあがった。
ルスラン(GM):「この細工はあまりに精巧すぎます…」
アイン:「難しいですな、ねんど細工というものは」
ゲンナディ:話がずれてきた…。
エイダ:「話がずれましたが、アインさんは、この髪飾りに見覚えがあるとおしゃってますが、いったいどこで?」
アイン:「エイダ殿は見覚えないので?」
エイダ:「まったく、わからんのですよ」
GM:ハンスがあっちゃーもう!って顔をしてますよ。
アイン:「エイダ殿もお知りになってる女性ですよ」
エイダ:「ううん?」
アイン:話を面白い方向に進めてみよう「あんなに、あなた様が恋焦がれていた相手では…」
エイダ:「ええ?ええっ???」
ルスラン(GM):「隠していたんですか、エイダさん!」
アイン:「エイダ殿に悪気はなかったのですよ」
エイダ:「え?」(ひとりポカーン)
ルスラン(GM):「ですが、たしかにエイダさんの想うとおり、あの方はやはり素晴らしい。あの方の名はなんと申
すのですか?」
GM:(黒い方向にもっていかなかったよ!)
アイン:「それは、あとでお教えいたしましょう」
ルスラン(GM):「まさか、そのような縁があったとは…」
アイン:「そうですな…」(うんうんと感慨深げにうなずく…)
GM:実はこれによってエイダの高感度がさらにアップ!
エイダ:なぜ?今下がるかと思った…。
ゲンナディ:おなじアニメ語れる仲間いるとうれしいだろ、それだ。
エイダ:アニメと恋は違うと思います(キリッ
ゲンナディ:すいませんでした!!
アイン:「ただ、ルスラン殿、相手の女性はヴォリヴァドス様が見初めるような鬼神のような、なかなか手ごわい女性
でありますぞ。あなた様にその女性を落とす覚悟はおありで?」
ルスラン(GM):「覚悟ならできております!たとえ一族の者を敵に回したとしてもっ!」
アイン:「そこまで、おっしゃるのなら…先ほどいったとおり全力であなた様の恋をサポートをいたしましょう」
アイン:「つきまして、この女性があなた様にお会いできるよう手配してたいのですが…少々時間をいただきたい。エ
イダ殿も協力していただけますかな?」
エイダ:「もちろんルスランさんの恋の応援をするよ」
GM:ルスランは共感を振るよ。
ルスラン(GM):エイダさんは例のあの人と昔なにかあったのかもしれないのだが、今は協力してくれるのだろう…
とルスランは思った。
アイン:「エイダ殿が協力してくれるのであれば百人力でございます」(あとサンス商会)
アイン:「それでは、エイダどの、まずどうしましょうか…」
エイダ:「相手の名前すらわからないんじゃ…どうにも…」
アイン:「アで始まる人ですよ、アで。」
エイダ:「…アインさん…?」
アイン:「アインは私だ!」(一同:ブッブー)
アイン:「そのような所がエイダ殿らしい…」
ルスラン(GM):(エイダさんは経験豊富なんだな…と思っている)
アイン:「エイダ殿もなかなかやる方ですしな…」(ボソっと)
GM:なにが、どうなってかわからんけど、ルスランはエイダに恋の手ほどきをしてもらいそうになりそうだ…。
アイン:ってなところでシーンが切れそうかな?
アクア:密偵!!(コロコロ)成功。
フェリックス(GM):「…てなことになっているぜ」
アクア:でも、ちょっとおもしろいことがきけたな。
フェリックス(GM):「四面楚歌ってやつか?」
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シーンプレイヤー:PC1
シーン7 エフェクトス(逆)…災厄、理不尽な暴力、誤った選択、意志薄弱
GM:場所は森の中、ゲンナディが集落に行く途中。
GM:ドーベンの顔がきゅっと上がって、じーっと前の方を見ます。
ゲンナディ:なにかいるのか?
ゲンナディ:何者だ!(といってロングソードを抜く)
アクア:その子、相変わらず鼻いいね。(といって森から出てくる)
GM:森の方をまだドーベンは見つめています。
フェリックス(GM):「…ったく、ばれちまっちゃしょうがねえな」(クロスボウを床において出てきます)
ゲンナディ:「顔の知れた相手でよかったと思うが、あなた方が何用かな?」(礼儀として剣をしまうよ)
アクア:「てーか、こっちからコンタクトできるオークがあんたしかいなかったんだよね」
フェリックス(GM):「あんたなら、ある程度信頼できそうだからな」
ゲンナディ:「なにか、困りごとかね?」
アクア:「困りごとというか…」
フェリックス(GM):「ルスランって名前しってるか?」
ゲンナディ:「存じているし、その者が少々我々の中で話題になっていることもわかっている」
アクア:「単刀直入に聞きたいが…どうしてこうなった!!」
ゲンナディ:「私はこの話をこれから聞きにいこうという所だが…このお触れはあなたのことなのか?」
アクア:似顔絵取り出す。
GM:よく似てるね!
ゲンナディ:「どうして、このようなことに?」
アクア:「君のときもそうなんだけど、森の中で襲われてる人がいたから助けたらルスラン君でさあ」
ゲンナディ:「ルスランはまた従兄弟で、我々の種族の中では高い地位にある。祖父ヴィジリーが実権を握っているが
、ルスランの親は南進で戦死したゆえ、ヴィジリーが亡くなればそれを告ぐのはルスランであろう。」
ゲンナディ:「私は幼少の頃、一度あったのみで。ルスランはオークの中では戦場が似合わぬものゆえ、その気持ちが
わからなくもないが」(何を言ってるんだこいつは的なリアクションをしてみよう)
アクア:「そういう気持ちってなにさ」
ゲンナディ:(不思議そうな顔して)「このお触れが何のために出ているのか知らないのか?」
アクア:「それがわからないから聞いてるのさ」
フェリックス(GM):「それはルスランってぼうやが…こいつに…っていうことだろ?」
ゲンナディ:「落ち着いて聞いてほしい…できれば光線を出さずに…ルスランはあなたを娶る気だ」
フェリックス(GM):「ほら~」
アクア:「はあ!?フェリックスの与太話でなかったの?」
ゲンナディ:「与太などではない。我々の集落のほうにそのような連絡が入った」
GM:逆にここまでして娶れないとルスランやばい。
アクア:「そんなのありなの?」
ゲンナディ:「正室として娶ることは少ない。オークと人との間に子をなすことはできるゆえ、側室として娶る場合は
あるが…」
アクア:「さっき、ひっそりと見てきたことによると、オークの一族を敵に回しても…と物騒なこと言ってたから」
ゲンナディ:「この前の芋と一緒だよ」
GM:お前、芋だってさ(一同:笑い)
ゲンナディ:例えが悪いことに気づく「異なるものを受け入れるのが難しいということだな」と言い直す
アクア:芋と同列?
ゲンナディ:「ルスランは南進のとき戦場にでていない。それゆえ戦士に対する憧れが非常に強い。あなたが狼に襲わ
れていたルスランを助けたのであれば、その働きぶりにほれ込むというのはよくわかることだ」
アクア:「私のせい?」
ゲンナディ:「オークの部族では強きことはよいことだ。強き母は強い子を産む」
アクア:「教えてくれて、ありがとう。ねえフェリックス、もう本人に聞いたほうが早いと思うんだけど」
フェリックス(GM):「いいんじゃね?ゲンナディさん。こいつルスランに合わせることできる?」
ゲンナディ:「むろん可能だ」
アクア:「どうせあんだけ、大々的に手配書出されていたら、むしろレジスタンスに迷惑かけるかもしれないし…」
フェリックス(GM):(あちゃ~、レジスタンスって言ったらダメじゃないですかっ!)
ゲンナディ:「まあ、だいたい察しはついてる。これだけの戦闘力をもった自由に動ける人間がどっかの集落に所属し
てるのは考えにくいよ」
フェリックス(GM):「話が早くて助かるよ」
ゲンナディ:「むしろ、あなたがたが人里でオークがうろうろしていたら怪しむだろう」
アクア:「連れて行ってもらえる?」
ゲンナディ:「それはかまわないが、どうするつもりだ」
アクア:ぶっちゃけノープラン。
ゲンナディ:「あまりお勧めできる話でないな。私が連れて行けば、それなりに手は回せるとしても…よくて三日と持
つまい。挙式まで」(一同:爆笑)
アクア:「オークなめてたわ」
GM:たぶん、サンス商会のおかげで婚礼衣装など一通りそろってるんじゃないかな。
ゲンナディ:「一つ確認しておこう、その気はないのだな…」
アクア:「あるかないかは判断するまでもなく、無理だよ…」
アクア:「むこうのなりがわかってればまた別の話かもしれないけど…少なくともこんなに探されちゃうとね」
ゲンナディ:「身をかくさざるをえんか…」
ゲンナディ:「どうにかルスランを丸くあきらめさせる要因があればいいのだが。」
ゲンナディ:「極端な話、いなくなったりしない限り、オークの目から逃れることはできん」
フェリックス(GM):「名を変え、顔を変えってやつだな」
ゲンナディ:「ルスランの前で一芝居うつくらいも必要かもな」
アクア:「あまり大事にしたくはないけど雲隠れは…」
ゲンナディ:「しかし、難しいぞ、あのゲーマルクの叔父の孫が一族を動かしているのだからな」
アクア:無駄にむこうがでかいんだよ!
GM:本人にその意識はあるのだろうか?
アイン:あんまないだろうな。
アクア:「ひとまず考えさせて」
ゲンナディ:「知らぬ顔でもないのだから、協力は惜しまぬようにしよう」
ゲンナディ:ドーベンの毛を一房抜いて「連絡が取りたければ、これを矢文につけて飛ばしてくれ」
GM:てなところでシーンが切れる
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シーンプレイヤー:PC4
シーン8 アダマス(逆)…犠牲、軽挙妄動、空威張り、ごろつきの登場
アイン:ルスランとちょっと離れた所(隣部屋)にエイダを呼び出す。
アイン:「…ルスランの想い人というのはアクアパッツアだ」
エイダ:「えーあのアクアパッ(もごもご)」(大声をあげそうになったのでアインに手で口を押さえられる)
アイン:「その名を言ってはいけない」
エイダ:「な、なんでですか?」
アイン:「このままだと、アクアの立場がまずくなると思わないかね?」
エイダ:「う、うううーん」
アイン:「エイダ殿はアクアとルスランが結ばれたほうがいいと思うか?」
エイダ:「そりゃあ、ルスランのこと思えば、ですけど、でもアクアさんの立場もありますし。アクアの気持ちが大事
ですよ!」
アイン:「アクアの気持ちを優先させると言いたいのですね」
エイダ:「そりゃ、そうですよ、当人の気持ちが大事ですよ、恋愛なんですから」
アイン:「それはそうだが…この状況はアクアにとってはあまりよくないように思わないかね?ここはオークの根城、
手配書は回り、アクアもあと少しで見つかるのではないのだろうか」
アイン:「このままでは、本人の意思とは関係なく婚姻がすすむと、私は考えてます」
エイダ:「な、なるほど~」(苦い顔でうなずく)
アイン:「協力してくれませんかね?」
エイダ:「協力するって、でも、どうするんですか?」
アイン:「ここは一つ、二人を婚姻させてしまってからですね、アクアパッツアにこちらから働きかけて、ルスランを
失望させる。そして、正式にルスランの方からアクアパッツアに愛想をつかしてもらうというわけです。」
エイダ:「つまり一芝居をうつってことですか…」
アイン:「そうでもしないと、ルスラン殿はあきらめないと思うのですが」
エイダ:「しかし、結構ルスランさんはけっこうアクアさんに熱をあげていたから…」
アイン:「そこがポイントなのだよ、エイダ殿。」
アイン:「一度結婚してしまえば、二人は夫婦。そこでなにがあるか我々のはかり知る所ではない。」
アイン:「芝居がうまくいって、ルスラン殿がアクアパッツアに愛想をつかすなら、アクアパッツアは自由の身になる
だろう?」
アイン:「アクアが自分の芝居に失敗すれば、ルスラン殿はアクアをあきらめきれないだろう。それはそれでアクアの
責任だからな。仲良く夫婦としてルスランと暮らしてもらおう…」
エイダ:「???」
ゲンナディ:もう、あいつがとちったんだから、あいつのせいでいいよな。ってことだな。
エイダ:「え、ええ?そんなんでいいんですか!?」
アイン:「これが、恋愛というものではないのかね?」
エイダ:「え、いや、それはちょっと違うと思うんですが…(あせあせ)」
アイン:「おかしいな、ヴォリヴァドス様流に考えるとありなんですが…人間は愛というものについての価値観が我々
と違うのかもしれませんねぇ…」
アイン:「エイダ殿も、ほれた女子がなかなか手出ししにくい立場にあった場合、それを強奪してでも手に入れたいと
はおもいませんかね?」
エイダ:「えっ、え~!?」
アイン:「それが金貨30枚に値する、輝くような美しい女性だとしても?」
エイダ:「その気持ちはわかりますけど…」
アイン:「逆に聞きましょう。エイダ殿にはなにか策がおありで?」
エイダ:「…正直にもうしまして、ないです…」
GM:ハンスがもう~って顔で見てます。
アイン:「ルスランをあきらめさせるにはアクアパッツア殿も一枚かんでもらわないといけないというのは、おわかり
ですね」
エイダ:「は、はい…」(丸め込まれてるなあ)
アクア:味方がいない…!
GM:お前にはゲンナディがいるよ!
アイン:「要するに我々もアクア殿のサポートをしてさしあげればよいのですよ。そして、同時にルスラン殿に気持ち
よくあきらめてもらうから、もしくはアクア殿の意思があるのであれば、二人仲良く結ばれることはめでたきことと考
えますが」
エイダ:アインさんの話がうまかったので、それが最善の策のような気がしてきた…。
アイン:「エイダ殿流におっしゃるのなら、お互いラブラブならなにも問題ないかと」
エイダ:「なんか、そんな気がしてきました。」
アイン:「エイダ殿は異種族に対する偏見も少なく、オークと人間の婚礼がそこまで珍しくないというか、本人達の意
思があればそういう形をとるのも悪くないということもご理解いただけると思うのですが」
エイダ:「まあ、そうっすね~」
アイン:「そういうわけで、ルスランにこの話を通そうと思います」
エイダ:「は、はい」
GM:じゃ、ルスランの部屋に移動した。
ルスラン(GM):「おお、戻られたか、二人とも。いったいどんなお話を」
アイン:「いえ、たいしたことでは。先ほどいった、女性にエイダ殿が惚れていたというのは私の勘違いでしたよ…」
アイン:「しかし、彼女・アクアパッツアは魅力的な女性でありますからねえ」
ルスラン(GM):「そうですとも!」
アイン:「アクアパッアを探し出した暁には、彼女が婚礼をしていいかどうか、彼女の意思も尊重していただけるとい
いかと思うですが…」
ルスラン(GM):「それはそのとおりでございます、アイン様、私はすっかり忘れていた。自分が熱を上げるばかり
、アクアパッツア様…ともうしましたか、心をまったく考えていないなんて、ああ!」
GM:こいつ、かわいいな。
アイン:「あなたは他のオークと違って強引に嫁を娶るなどしないと思いましたから」
ルスラン(GM):「そうです、そうですとも!そのようなことはいたしません」
アイン:「つきましては、アクアパッツアを見つけ出した折、直接ルスラン殿からアクアパッアに話すのではなく、知
人である私を介して彼女の意思を確認したいのですが、いかがでございましょう?」
GM:ラブコメっぽい!
アクア:いや、なにか捻じ曲がってる。
GM:でも、王道だよね。自分では立場上言えないのを誰かに仲介するとか…。
ゲンナディ:ロミジュリやで。
アクア:ちゃうねん、ラブコメはルスラン視点だけやで!
ゲンナディ:大事なとこに気づかれている!
ルスラン(GM):「そうですね、ではこちらを。聞いた話では人は会えない思い人のために手紙を書くといいます」
アイン:「恋文とはなかなか古風な…」
ルスラン(GM):(コロコロ)だめだあ!
アイン:「この恋文は…内容がちょっと…人間流にした方が…」
エイダ:「ダイレクトすぎる」
ゲンナディ:オークのダイレクトはオレの子を作ってくれしか見えない。
アクア:クズい。
アイン:「ルスラン殿、お気持ちはよくわかりました。ですが、その気持ち、直接会って言葉でお伝えする方が手紙で
出す方がよろしいかと思います。その方が、あなた様の人柄がよりよく伝わるというもの…」
GM:この圧倒的丸め力!
エイダ:共感力低いのに。
ルスラン(GM):「では、アイン様の言うとおりに…」
アイン:ゲンナディそろそろでてきてくれるとうれしいのですが…。
ゲンナディ:じゃ、登場しよう。
ゲンナディ:たのもー。ガゾムの種族ゲーマルクの子ゲンナディが、同じくゲーマルクの子リュドーミールの許しをえ
て…」
ルスラン(GM):「ゲンナディ様!」(すぐに開けに行くよ)
ゲンナディ:うわあ、出てきた!(笑)
ゲンナディ:「おお、ルスランか」
ルスラン(GM):「ゲンナディ様もご健勝のようでなにより」
ゲンナディ:「大きくなったな、だが、種族の長を継ぐものともなれば、客人の出迎えに自ら出向くようではいかんぞ
」(といって頭をぽんぽんしよう)
GM:ほのぼのしてるよ。
ルスラン(GM):「それは失礼しましたゲンナディ様…」(しゅんとするよ)
アイン:「そのように叱らずともよいではないかゲンナディ殿」
ゲンナディ:「アインか…」
アイン:「エイダどのもおられますよ」
エイダ:「久しぶりっす」
ゲンナディ:「このような人々を招いていかようなお話を?」
ルスラン(GM):「それは、ゲンナディ様にはいいにくいのですが…」
エイダ:「作戦会議ですよ、作戦会議!」(と、空気を読まずに…)
ゲンナディ:「言い方が意地悪かったな。私も兄からお前が触れを出したと聞いて様子をみにきたのだ」
ゲンナディ:「伴侶を探しているとのことだが間違いないな?」
ルスラン(GM):「は、伴侶だなんて」(といって顔を赤らめます…)
ルスラン(GM):「私は、ただ、もう一度あの方に会って、この髪飾りを。お礼すらいえていないのです、これはオ
ークとしては名折れです」
ゲンナディ:その髪飾りについて、ブレダうんぬんが知りたいから事情通で振るよ。動物との会話~。(コロコロ)成
功!
GM:まあ、由来がだいたいわかるよ。
ゲンナディ:「預かり物を返したいというわけか」
ルスラン(GM):「まあ、できれば(以下略)先ほど、アイン様の話をきいてわかりました。少し性急過ぎたと」
アイン:「しかし、ゲンナディ殿、一度触れに出た以上、これをひっこめることはルスラン殿、ひいてはヴィジリー殿
の沽券にもかかわることでございますよ」
ゲンナディ:「一度、探し当てるなりしないといけないな。して探し人は進んでるのか?」
ルスラン(GM):「どうやら、アクアパッツア様はアイン様のお知り合いだったようで」
ゲンナディ:あ~、そこまで教えたんだ…って理解度を示す。
アイン:「ゲンナディ殿もアクアパッツアと一緒に戦った仲でありますからな」(とルスランの前に話を広げてみる)
ルスラン(GM):「そうでしたか、アクアパッツア様の戦いぶりといったら…」
ゲンナディ:ああ、そうねえ、とおおらかな相槌を打ったと思いねえ。
アイン:「こちらとしては、アクアパッツア殿を屋敷に招き、相互の意思を確認して、お互い愛情があれば婚姻もやぶ
さかでないかと思うのですが。」
アイン:「一度、話が大きくなった以上、なにか策を打たねば話が収束しないと思うのですが…」(とゲンナディには
わかってるよねとアイコンタクト)
ゲンナディ:「こちらとしても、なんの土産話もなしに戻るわけにもいかん。手伝いくらいはしよう」
アイン:「それはそうと、現在アクアパッツア殿の居場所をお知りで?」
ゲンナディ:「さすがにそれは知らぬよ」
アイン:「彼女も風のような身軽な人間でありますゆえ」
ゲンナディ:「ま、探すには一手間かかるであろうな」
アイン:「エイダ殿、サンス商会は手広く商売をおこなっていますよね」
アイン:「このような女性を、仕事がてらお聞きすることはないですか?」
エイダ:「なるほど~」
GM:事情通でできますね。助言がよかったのでボーナス+2で。
ゲンナディ:その前に、話をあまり大きくしすぎぬためにも我々に任せてほしいとルスランに話したいが…。
ルスラン(GM):「ゲンナディ様までそうおっしゃられるといいうのでしたら…」
ゲンナディ:「座して待つのも長の勤めぞ」
アイン:「あせるほど、恋は逃げていくと申しますから。あせらずあなた様はゆっくり待っておられればよいのですよ
」
ルスラン(GM):「わかりました、少しばかり私も待ってみようかと思います」
ゲンナディ:「待つことはそれほど悪いことではない。浮き足立っていることが相手にばれれば、心象もわるくなると
いうもの」
エイダ:事情通で振るよ(コロコロ)成功!わかってしまった。
アクア:隠密で対抗フルよ!おかしいだろ、だって!!
アクア:(コロコロ)だめだ、出目で負けてる。
アイン:サンス商会が。店員たちががんばった。
ハンス(GM):「坊ちゃま、ご所望の物、これでございますか」といって書状をもってくる。
GM:居場所がわかった。最近はこの街で見たみたいな。ここ数ヶ月の足取りがわかった。
ゲンナディ:サンス商会…敵に回したくないな…。
アイン:「さすが、エイダ殿のサンス商会、優秀な人材を抱えておられる」
ハンス(GM):「これも、すべてサンス商会、エイダ様の人徳のなすところでございます」
アイン:「ううん。見直しましたぞ、エイダ殿」
------------------------------------------------------------------------------------------------
シーンプレイヤーPC2
シーン9 グラディウス(逆)再生、どん底を抜ける、リセット
GM:というわけで場所はどこにしましょうか。
アクア:宿酒場の一室ってところかな…。
GM:じゃあ、そんなところで、皆が集まると。
アイン:みんなでいきましょうね。ぞろぞろと…。
ゲンナディ:人間、豚、狼だよ…大丈夫?
アイン:まあ、みたことのある面子ではある
アクア:しかも人間がほぼ敵だという…。
アイン:「まあ、ここはエイダ殿かゲンナディ殿から声をかけていただけると」
ゲンナディ:人間のとってる宿だから、人間が話しかけるのがいいんじゃないかな~と思ってる。
アイン:「…エイダ殿よろしく」
エイダ:では、普通にノックしましょう。トントン。
フェリックス(GM):「はーい」
エイダ:「サンス商会のエイダ・サンスというものです」
フェリックス(GM):「エイダさんだってよ」
アクア:「なんのようかな?通してあげて」
アイン:では、それと一緒について行きます…(一同:爆笑)
GM:押し込みや!(笑)
フェリックス(GM):「お久しぶりです、エイダさ…あれ?」
エイダ:「どうも」
アイン:「お久しぶり、アクアパッツア殿…」
ゲンナディ:「ああ、すまない」
フェリックス(GM):「アインさんに、あ、ゲンナディさん…」
アイン:「やあ、フェリックス君、お元気なようでなにより」
アクア:「部屋にいれたのはエイダさんだけなんだけど…」
アイン:「今日は君に大切な話しがあってきたのでぜひとも同席させていただきたい」
アクア:「なに?」(不機嫌な声で…)
エイダ:「そ、そんなぴりぴりしなくとも…そんな怖いはなしではないし」
アイン:「あなたにとっていい話だと思いますよ、正直…」
アクア:「だからなに?…用件話して!」
フェリックス(GM):「おい、そんなにぴりぴりするなよ。まとまる話もまとまらなくなるぜ…」
フェリックス(GM):「で、ゲンナディさん、どういう話で?」
ゲンナディ:「例の件にあたりをつけにきたというか」
フェリックス(GM):「あれからアクアのやつずっと気が立ってて困ってるんだ。…当たられて身が持たない」
アクア:「だいたい、こんなずらずら来なくとも…」
アイン:「お話を急いているようなので、単刀直入に話しましょう」
アイン:「婚約するふりをされてはどうで?」
フェリックス(GM):「婚約~!?」
アクア:「…どういうこと?」
アイン:「まあ、相手のルスラン殿もかなりあなたにお熱をあげてる様子で(ペらっと手配書)」
アイン:「手配書も回っているゆえ、もう逃げも隠れもできぬことかと存じ上げます」
アイン:「このようにして、居所もわかった以上、我々が見つけ出さぬとも、いづれはルスラン殿の配下があなた様を
みつけることでございましょう…」
アクア:「…だろうねえ」
アイン:「となれば、いっそ逃げ回るよりか、ルスランの気をそぐと申しましょうか、あなた様のことをルスラン殿が
嫌いになるように振舞えばよろしいのでないでしょうか?」
フェリックス(GM):「な、なるほど…」
アクア:「そこはわかるけど…それと、婚約は必ずしもイコールじゃなくない?」
ゲンナディ:「それは、こちらの都合というやつだな。ルスランはまがりなくとも種族の長。これだけの触れをだして
何事もなかったですませるわけにはいかんでな…」
アイン:「むしろ、婚約ですませるだけでもよいと思っていただきたい…。これが挙式ともなれば、あなた様もなかな
なか逃げ出すことが難しいのではなかろうかと…」
ゲンナディ:「というのが、アインの物言いであるのであるが…」
フェリックス(GM):(こいつやるな…と思ってます)
アクア:「だから、なにごとかあればいいんでしょ。それがプラスの方向である必要じゃないんじゃない?」
アイン:「プラスとは?」
アクア:「ルスラン君になにかしら期待を与えることをすることはないんじゃない?」
アイン:「ルスラン殿は、ああ見えて誠実なお方…ルスラン殿の心情を思うと私も胸がいたいのでございます」
アイン:「あんなにあなたに惚れこんでいるルスラン殿…こちらのゲンナディ殿同様の精神潔白な清い方でございます
」
GM:ルスラン清くはあるよ。
アイン:「一度、お会いになって、あなた様からきっぱりお断りするのが最善かと…」
アクア:「それと婚約はからまないでしょ!って言ってんの」
アイン:「いえ、居所が知れたいじょうですねえ…直接会う=婚約、もしくは挙式ぐらいの気持ちでいただかないと…
実際なにかあったときに我々としてもですね…」
アクア:「うーんとね、そこまではわかっているよ、わかった上で言ってるの」
アクア:「話を聞く限り、アインさんの言うとおり…誠実そうな人っていうのはわかるし、たぶんちゃんと考えてるの
はわかるけど…だったらなおさら、あとから騙すってのは性に合わない」
アイン:「騙すも何も、あなた様にそのつもりがないのであれば…それは騙したことにはならないでしょう」
アクア:「婚約までしてしまったのなら…騙したようなものだよ。少なくとも私の視点からしたら」
ゲンナディ:「優しいのだな」(穏やかな顔をして…)
GM:げんなりぃ…(一同:げんなりぃ)
フェリックス(GM):「まあ、なんだかんだでコイツも甘ちゃんだから」
アイン:「今はそんなに悠長なことを言ってられている状況ではないと思うのですが…」
アクア:「だから、プラスじゃなくてもいいんじゃないかなって言ったの」
アイン:「マイナスの方向で考えておられると?」
フェリックス(GM):「なんか、いい案あるのかよ」
アクア:「こっちが最初から嫌われるアクションすればいいかと思ったけど…具体案あるわけでないし…」
ゲンナディ:「どうするおつもりで」
アクア:「なんなら、大暴れすれば…」
ゲンナディ:「死ぬ」
フェリックス(GM):「それは死ぬって何回そのループ繰り返したよ?」
アクア:「だから…」
アイン:「そういえばですが…ルスラン殿はなにやらあなたの大切なもの…無くされた髪飾りをお持ちのようで」
アイン:「ルスラン殿はきっと人づてには、あの髪飾りをあなたにお渡しをしないでしょう…」
GM:こ、このいい方はクズい…。
アイン:「ここはひとつ、あの髪飾りを取り返しにいくという気持ちで行かれるのもよろしいのではないでしょうか?
」
フェリックス(GM):「なに、考える時間くらいはあるさ。なんてったてデリケートな事情だからな」
アイン:「相手も純情な方ゆえ…」
アクア:「一番めんどくさいパターンっていうんだよ、それ」
アイン:「いきなり押しかけて暴れるといった無粋なマネをするのが、あなたの中の正義なのですかな?」
アクア:「はっ!」(鼻で笑い飛ばす)
アクア:「自分の意思でもないのに騙して結婚するやつよりよほどましだよ…」
アイン:「騙すわけではないと私は考えてますゆえ…」
アクア:「それはあんたの考え。私の中で納得いかないことを私がやる気はない!」
アイン:「たとえ、それが相手を傷つけることになっても?」
アクア:「どちらにせよ、傷つけるのだから一緒よ」
ゲンナディ:「身内のことゆえ、物理的に傷つけられるのは感化できんがね」
アイン:「エイダ殿からもなにかおしゃってください、あのルスラン殿の熱意を」
エイダ:「まあ、ルスランさんもだいぶ熱をあげているから、ちょっとやそっとじゃあきらめてくれそうにないよ。オ
レとしては一度あってみるのも悪くないかと思いますよ」
アクア:「だから、会うのはいいんだ。ただ、出向くにしろ向こうに行くにしろその時点でアウトのような気がするん
だよなあ」
アイン:「では、こうされてはどうかな?」
アクア:「なに?」
アイン:「ルスラン殿率いるオーク達の前で、ルスラン殿に会うのが嫌だというのなら…ルスラン殿にお忍びで来て頂
き、その場でお断りもうしあげるのはどうでしょう」
アクア:「考えていたけど…いいわけ?向こうもそれなりの立場なんでしょ」
アイン:「ふむ、そちらの方は私が顔が利きますから…もちろんゲンナディ殿も」
アイン:「例えばエイダ殿にサンス商会の一室を提供していただきまして、そこにルスラン殿をお通しする…」
GM:なんて社会戦に強いんだ、この狼…共感力低いのに。
アイン:「それで、お互いに取引をなさってはいかがですか?」
アクア:「まあ、言い方は好きじゃないけど、私があそこにいくよりかはよほどまともだと思う…」
アイン:「では、そういうことで、こちらは話をすすめさせていただきましょう…」
ゲンナディ:「断られた際の尻拭いが大変そうであるが、やむなしか…。あまり外部の協力者に無理強いもできんしな
」
アイン:「これ以上、ことが大きくなるのは我々にとっても、アクアパッツア殿にとってもよくないかと」
アクア:「最近、とみにことが大きくなってるのはどうしてなんだろう??」
GM:とあるオークの豪族が人間の娘に恋をしたんだって、どうなるのかな?どうなるのかな?街の娘さんの間でもち
きりです。
アクア:(なんであんなうわさが流れてるんだろうと思いつつ…くそう、あの時隠密に成功すれば)
ゲンナディ:人はこうして一般技能を伸ばそうと思うのであった。
アクア:「わかった、その方向でお願い、ただ、その会見て非公式で大丈夫なの?」
アイン:「まあ、ルスラン殿がお忍びでくるのをとめることは誰にもできないと、私は考えますゆえ」
ゲンナディ:「護衛に我々がつくと言えば、それほど問題がでるものでもあるまいしな…」
アクア:「了解。じゃあ、会うのはやぶさかでないし、ちゃんと話さないといけないし、お願いしていい?」
アイン:「ええ、まかせてください…(ニヤリ)」
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シーンプレイヤー:PC3
シーン10 アングルス(正)…無垢、気持ちを抑える、美しいものとの出会い
GM:ここはヴィジリーの館です。先客があるようです。
アイン:どなた?知っているますかな?
GM:事情通でふってください。
アイン:(コロコロ)出た。差分3で成功。
GM:この人はイェールゥサウルの副官です。
アイン:イェールゥサウルの副官ですか…会ったことはございませんね。
GM:特徴としては…耳に大きな傷が。
アイン:ほー、これはおもしろい!
アクア:それを言われて密偵せざるをえなくなったが、大丈夫?
GM:シーンを作ってから考えましょう、密偵は最後だしね。
アイン:「これは、先客がいらっしゃいましたか。そちらのお方は?私はアインと申しまして、ヴォリヴァドス様に仕
える神官でございます」
イェールゥサウルの副官(GM):「私は士族のイェールゥサウルの副官を務めているものです」
アイン:千切れ耳のことは、アインは知らないからな…(PLはアクアパッツアの仇だって知ってるけど)。
アイン:「その副官どのが、いかような御用で?」
イェールゥサウルの副官(GM):「なに、おもしろい話を小耳に挟みまして」
アイン:「それはもしかしてこのような?(ペらっと手配書)」
イェールゥサウルの副官(GM):「その件でございます」
アイン:「こちらの用件もそれでございます」
イェールゥサウルの副官(GM):「ならばちょうどいい…」
アクア:やべえ、PLが笑顔になってきた…テンションが上がって。
アイン:「思うところ会ってこちらに参上した、というところですか」
GM:この人、イェールゥサウルが修行の旅に出ている間の名代を務めてます。が、そのことまでは話さない。
アイン:「副官どのは、こちらの女性をご存知で?」
イェールゥサウルの副官(GM):「いや、このような女性ははじめて見ますね」
GM:希望を振っていいですよ。
アイン:(コロコロ)成功、差分は5です。
GM:本人は忘れているんですがこの二人にはなにかしらの縁があるんじゃないかなと感じます。
アイン:「名前はアクアパッツアと申しまして、ブレダ王国のとある筋の人間でないかと私はにらんでおるのですが…
お心当たりは?」
イェールゥサウルの副官(GM):「そうですね、我々が手に入れた城の中にそのような者がおったかもしれぬが、今
となっては詮無きことですな」
アイン:「して、この娘が今回ルスラン殿の想い人となっておられるのですが、それはお知りで?」
イェールゥサウルの副官(GM):「今、こちらで聞いたばかりです」
アイン:「ヴィジリー殿、サンス商会の一室で密談が開かれる予定となっております…ただしサンス商会は我々のお得
意先でございますから、ことは荒立てたくないのですよ…ですから」
GM:ヴィジリーさんはアインを部下にほしいとちょびっと思っています。
アイン:「サンス商会周辺で、アクアパッツアが現れたところで…。彼女の意思、そんなもの関係ないですな。」
アイン:「ルスラン殿の想いを満たせば…、そしてそれを砕けばいいと申しましたね…」
ヴィジリー(GM):「ああ、そのとおりだ」
アイン:「アクアパッツアをルスラン殿に与え、挙式を行い、その後は煮るなり焼くなりご自由にすればよろしいので
はと…」
アイン:「で、最終的にはルスラン殿、自らの手でアクアパッツアを殺すようにしむける…」
ヴィジリー(GM):「それはよい薬になる…してその手はずとは?」
アイン:「ルスランがアクアパッツアを憎むようにしむけるか…」(やっべ、ぜんぜん考えてなかった)
アイン:PLに考える時間をくれ…。
アクア:2秒でほのぼのがどっかいったんだけど…。
ヴィジリー(GM):「アクアパッツアの弱みでも握れればな…」
アイン:「副官どの、あなたはアクアパッツアの故郷を滅ぼしたと申しましたね?」
イェールゥサウルの副官(GM):「ええ、このあたりの人間の出入りは一部を除いてありません」
アイン:「それがうまく利用できれば…あるいは…」
イェールゥサウルの副官:「彼女に仇でもいれで話は早いのですが」
アイン:副官の情報が欲しいな…。アクアパッツアの両親を殺した仇だって、アインは知らないし。うががが。
GM:ヴィジリーは事情通を振ります、爺は腹を決めたようだ(コロコロ)
ヴィジリー(GM):「…わしもそろそろ長く生きた…孫のために骨を折るのも悪くない」
アイン:「では、ヴィジリー様自らがお動きになると?」
ヴィジリー(GM):「なに、簡単なことだ、アイン殿、あなたにはアクアパッツアの仇がいるかどうかを調べていた
だきたい。わしがそれに偽装しよう」
アイン:「偽装…ナルホド。それはいい考えでございますね」
アイン:「そして、あなた様を撃ちに来たアクアパッツアをルスラン殿が、ということでございますね…」
ヴィジリー(GM):「うむ、さすがのルスランといえど、たった一人の肉親の死に出会えば一皮むけるであろう」
アイン:「では、その手はず整えましょう…アクアパッツアに近づきその情報を」
ヴィジリー(GM):「方法はほかにもあると思うがな」
アイン:「あなた様が死んだよう偽装なさるだけで、もちろん大丈夫でありましょうが…」
ヴィジリー(GM):「そのあたりはわきまえておる」
アイン:「あんな小娘のため、命を落とすなど…」
ヴィジリー(GM)「何を言っておる、わしが考えておるのは、この種族の末のことだ…」
アイン:「左様でございますか…これはとんだご無礼を」
GM:とった、ところかな。
アクア:密偵する!(コロコロ)成功した。このシーン全部見てたよ(フェリックスが)。
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マスターシーン
シーン11 イグニス(逆)たそがれ、離別、信念が揺らぐ、赤字
ヴィジリー(GM):「しかし、ダニエルよ、面白く育ったものだなお前の息子も…。」
イェールゥサウルの副官(GM):「ヴィジリー様、申し入れたき議が…」
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シーンプレイヤー:PC3
シーン12 デクストラ(正)完成、成熟、新しい環境、チャンスを得る
ゲンナディ:このシーン登場しておこう。
アイン:では、ゲンナディと一緒にルスランの館に行く前にですね…ちょと話しておきたいことが。
アイン:「して、ゲンナディどの、アクアパッツアの件なんですが」
ゲンナディ:「なにやらまた、ぬしが手を回しているようではあるが…」
アイン:「早い話申しますと、私今回はヴィジリー殿の命で動いております」
ゲンナディ:「やはり。しかし、大叔父の話であればこのまますぐ終わると思えぬが」
アイン:「そうですね、ですからあなた様には先にお話をしようと思っております」
ゲンナディ:「あの大叔父のことだからルスランを一つ上の男に…長としてふさわしい男にしたいとの思いなのであろ
うが」
アイン:「詳しいことはもうせないのですが、一芝居うつことになりそうです」
ゲンナディ:「なるほど、と。私の方で協力できることはあるかね?」
アイン:「アクアパッツアの懐柔をばお願いしたい。私は敵愾心をもたれておりますゆえ」
ゲンナディ:「いかような手はずをとるか、聞かねばそれもかなうまいが」
アイン:「あなた様を試すようになってもうしわけないですが…あなた様は次代オークの長にもなろうというお方。も
はや人間ごときの命に情をかけたり、などは、なさりませんよな」
ゲンナディ:「また、難しいことを聞くな」
アイン:「難しいこと?これはこれは…。人間1人とオークの全体の利益を考えれば、あなた様のとる道は一つしかな
いのでは?」
ゲンナディ:「人間1人がオーク全体の命を危機にさらすこともある」
アイン:「それゆえでございます。あのアクアパッツアという女…実に危険な存在…」
GM:まったくだ!
ゲンナディ:「まあ、たしかにそうだ」
アイン:「このようにルスラン殿の心を惑わし…」
アクア:それ、私のせい?
ゲンナディ:それはどうかな?それはルスランが悪いんじゃないかな…?
アイン:「ヴィジリー殿に心労をかけ…」
アクア:ちょっと、納得いかないわ!
アイン:「人間の中では、我々に敵対する重要人物…危険因子ともうしましょうか。早めにここらへんで芽をつんでお
いた方がいいかと」
ゲンナディ:「ふーむ、一つ聞きたい。アインはあの髪飾りについて気づいたことはあるか?」
アイン:「ここはあなた様に嘘を申してもしょうがないことでございます。あれはブレダ王国の証でございましょう」
ゲンナディ:「危険なのはたしかだが、今のところ我々の側に傾いたまま均衡をたもっている天秤がおおきな触れ幅を
出すやもしれん。それを私は危ぶんでいるのだよ」
アイン:「こう申してはなんですが、弱腰な構えでございますな」
ゲンナディ:「他の同胞からもそう呼ばれている男ではあるからな」
アイン:「我々にはエイダ殿という味方がおるではないですか。人間はなにもアクアパッツアひとりではない」
ゲンナディ:「たしかにそうではあるが、味方を増やしておくにこしたことがないぞ。なってくれるかわからないがね
」
アイン:「そのとおりでございます。あの女は味方どころか巨大な敵になりかねないかもしれません…」
ゲンナディ:「…長く話しても話が平行線だな。見逃せ…という程度であれば、飲みはしよう。こちらに手を下せとい
うのであれば、それは飲めん」
GM:ゲンナディは光だなあ…。
アイン:「そうですな、今回の件あなた様の耳にいれないわけにはいかないでお話もうしましたが、くれぐれも邪魔な
さいませぬよう」
ゲンナディ:「その程度であればしかたあるまいな」
アイン:「くれぐれも、この話はご内密に…」
ゲンナディ:「して、いかような手をとるのだ?」
アイン:「どこに耳があるともしれませぬから…これはなるべく伏せておきたいと申します」
アイン:こっちとしてもゲンナディが及び腰なの知ってるんで、完全な計画は話さないです。
アイン:「ここは、お手を出さないということなれば関係ないことでございます。私を信用してくださいませ」
ゲンナディ:「まあ、しかたがないか。おぬしが思うに、少なくともルスランのためになることなのだろう?」
アイン:「もちろん、ルスラン殿、しいてはオーク社会全体にとっての利益と私は考えております」
ゲンナディ:「で、あれば、その言にのるしかあるまいな」
GM:で、ルスランのとこについたよ!ルスランは家の中でぐるぐる四角く歩いて、たまにふーっとため息。
ゲンナディ:この豚野郎!!
GM:お前も豚だろう!
ゲンナディ:ああっ、す、すいませんでした!!
アイン:「ルスラン殿、アクアパッツアの居所知れました」
ルスラン(GM):「さようか!」(すっごくうれしそうに)
アイン:「ただし、この館に直接おもむくのは彼女も気恥ずかしいのでしょう…お忍びでルスラン殿にある場所に行っ
ていただきたいのですがよろしいでしょうか」
ルスラン(GM):「なに、それくらいのことかまわぬ」
アイン:「そう言っていただけると助かります」
ルスラン(GM):「そうか、見つかったか!エイダさんにも早くお伝えしなければな…」
アイン:「エイダ殿もご存知ですよ。今日は私が代表者として来た次第で」
ルスラン(GM):「さようであったか、これはまた恩が増えてしまったな」
GM:ルスランはきっとエイダが手をまわしてくれたんだろうな…と思ってます。
アイン:「ルスラン殿、彼女、あのとおり血気盛んゆえ乱暴狼藉ははたらかぬとは申しますが…万が一でもルスランの
身に何かがあっては一大事。何人か護衛をつけますがよろしいですかな?」
ルスラン(GM):「では、彼女の側にもご友人を」
アイン:「それにはエイダ殿が適任かと。それに彼女の友人のフェリックス殿(ヤツは戦えないしな、ニヤっ)に同席
するよう申し上げてみます」
ルスラン(GM):「それならば、安心だな。こう我々ばかりではアクアパッツア様も物怖じしてしまうだろう…」
アイン:「我々は影から見守っておりますゆえ、ご安心くださいませ」
ルスラン(GM):「アクアパッツア様は獣ではなく、人の心をもった方だ。むげに刀をあげたりするまいよ」
アイン:「あなた様の思いのたけを、どうか直接あってお伝えくださいませ…」
ルスラン(GM):「うまくできるかわからないけど」(と、ちょっと恥ずかしそうに笑います)
アイン:「応援してますよ、影ながらね」
ルスラン(GM):「アイン様がそういってくれると、少し勇気がわいてきます…」
アイン:にこりと笑います。(目は笑っていないよ)
アクア:密偵する…が、ここで失敗!!
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シーンプレイヤーPC2
シーン13 ?(逆)
アクア:矢文を使って、サンス商会からわりとはなれた街の大通りに近い路地にゲンナディを呼び出す。
GM:フェリックスは見張りをしてる。
ゲンナディ:「さすがに、呼ばれて来ぬほど不誠実ではいられまい」
アクア:「もしかして、アインあたりから話聞いてない?」
ゲンナディ:「なにがだね?」
アクア:「ルスランと会談する時のこととか(最後に会った時話した内容あたり)」
ゲンナディ:「それに関しては、答えられぬといった回答でいいかね?」
アクア:「きっと、君のことだから直接どうこうしようとは思ったりしないと思うけど…」
アクア:「君はあんまり私達人間と問題をおこしたくないみたいだから」
ゲンナディ:「なるべく、ならな」
アクア:「で、それだけ確認できればいいんだよね。ひとまずここで大事おこすつもりはないから」
ゲンナディ:「なるほどな」
アクア:「それだけ、言っときたかったかな…」
ゲンナディ:「こちらとしては、オークの味方にならざるをえんことを詫びる」
アクア:「それは違う、君達の味方になれるわけじゃなくて、私は私の暮らしを今までとおり続けるだけだから」
ゲンナディ:「だからこそさ、そのことを告げてくれる誠意をみせられて、こちらがあなたの行動に大手を振って味方
をできないことを詫びただけさ」
アクア:「ありがと」
ゲンナディ:「なに、私と話してくれる人間を大事にしたいのさ」
ゲンナディ:「大事にしたくはあるのだが、いかんせん私にも立場があってね」
アクア:「立場に縛られてるのは誰だってそうよ。ただ、ひとまずルスラン君のことは受け入れられないから。そうい
うことを口にするよと言っておく。あと、どうなるかは周りの人間次第」
ゲンナディ:「私もそんな気がするよ」
アクア:「できたらでいいから、君はどちらかに味方するとかではなくて君の視点で物事をみてほしい」
ゲンナディ:「うけたまわろう」
アクア:「そろそろ、ルスラン君がくるから」
ゲンナディ:「で、あろうな」
ゲンナディ:「では、また後で会うことがあれば」
アクア:「よろしく」
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シーンプレイヤー:PC4
シーン14 ルナ(逆)悪化、悪い予感が当たる、恩を仇で返される、悪評が広がる
GM:アクアパッツアを待つ、サンス商会の一室で。すでにルスランは着いている。
エイダ:「そんな、緊張するなって」(バンバン!)
ルスラン(GM):「こんな気持ちで人と会うのははじめてだ…」(ドキドキ)
ゲンナディ:ほのぼの~。
アイン:「そういった時、人は人という字を手に書いてのむといいます」
ルスラン(GM):ごくん。
GM:とりあえず、髪飾りをオーク流のかわいい民族系の細工の入った箱にいれてたりするんじゃないかな。
アクア:ノックして、入るよ!
ルスラン(GM):「えー、と、お入りください」(ちょっとぶるってます)
アクア:「失礼します、アクアパッツアと申します…」(いつもよりちゃんとした服装で)
アクア:「お待たせして申し訳ありません、アクアパッツアと申します」(と、その場でお辞儀をする)
ルスラン(GM):「名乗りがおくれました、ルスランと申します。このような形でお騒がせしてしまってもうしわけ
ない。ただ、あの時、一目会った時から…わ、わたしは。あの時お助けいただいたのに何もお礼も…」
アクア:「…落ち着いてください。とりあえず、席についてもよろしいでしょうか?」
ルスラン(GM):「ええ、こちらへ」
GM:と、サンス商会のいい椅子へ…。
ゲンナディ:今の心配はフェリックス君が笑いをこらえられるかどうかだ…。
GM:フェリックス君は非常にまじめな顔をして笑いをこらえています。
アクア:「では、あらためまして、ルスランさんですよね?どのような用件で私を探されていたので?」
ルスラン(GM):「はい、この間のお礼がしたくて…それに、これをなくされていたので(といって小箱を出す)き
っと大事なものだと思いまして」
アクア:「ありがとうございます…もうつけてもいいでしょうか」(ないと落ち着かないから…)
ルスラン(GM):「お、おつけしてもいいですか?」
アイン:お、ルスランがんばってる。
ゲンナディ:おれ、PC2じゃなくてよかった。
アクア:「それでは、よろしくおねがいします」
GM:じゃあ、ちょっと痛って感じで髪飾りが元の場所に着きます。
ルスラン(GM):「ああ、やはりこの髪飾りはあるべき所に戻った方が美しく見えます…(最後の美しいが消え入る
ように…)」
アクア:ふう、美しいって髪飾りのことか…。
アクア:「この髪飾り、母にもらったもので。あまりにも美しいのでねだったら、母がくれましてね」(にこっと)
ルスラン(GM):「そうでございますか…アクアパッツア様のお母様ですから、さぞかし美しく優しい方なのでしょ
うね」
ルスラン(GM):(おれ、かまずに言えたよ、エイダさん)
アクア:「私には似ておりませんでしたが、美しい母でしたよ…」
GM:踏むか、地雷…。
ルスラン(GM):「そうですか、一度お会いしてみたいものです」(いい笑顔)
アクア:えーっとぉ!
アクア:「私にも自慢の母でしたから、今はもう手の届かない遠くにいまして」
ルスラン(GM):「…これは失礼いたしました」
アクア:「それより、お礼なんかよろしかったのに。この髪飾りは大事なものですが」
ルスラン(GM):「そ、それは…」
アイン:告白のタイムですぞ。
ルスラン(GM):エイダさん、どうしたらいいんですか?(小さい声で…)
アクア:「それともわたしに特別なご用向きがございましたか?」(今までにない笑顔)
ルスラン(GM):「私は先日お会いした時から、あなた様に惹かれてしまいました…。よかったら、また、このよう
に一緒にお会いできませんか?(言えた、言えたよエイダさん!)」
アクア:「と、言われましても、私はあなたの人となりもしりませんし、その逆もしかりでしょ」
アクア:「それに、あなたの身なりを見ますと、私に目をかけるようなことはないと思いますけど…私のような乱暴者
には…」
ルスラン(GM):「それ以上、自分を陥れるのはおやめください」(ちょっと本気出した)
ルスラン(GM):「知らないから、私はあなたのことをもっと知りたいと思った。そして、私のことをあなたにもっ
としってもらいたいのです」
GM:おお、コイツちょっとかっこよくなった。
アイン:おお、株があがった。
ゲンナディ:レベルアップ!
アクア:「そうまで言っていただけるのは、うれしいですけれど…あなたの要望どおりには動けない身でして。残念な
がら、頻繁にあなたの場所へ出向くわけにはいきませんし」
ルスラン(GM):「では、私が出向きましょう」(先手をとる)
アクア:「私はかまわないですが、あなたの周りのものがなんというか…」
ルスラン(GM):「いずれ、お爺様も周りのものも認めてくれるはずです」
アイン:甘ちゃんよのお…。
アクア:「そう簡単にいきませんよ。私が身動きがとれませんから」
ルスラン(GM):「やはり、なにか事情がおありになられるのですね」
GM:いやあ、ラブって困ってる。
アクア:「まあ、あなたを助けられるような、それだけの戦闘能力を持った女がどれだけいるか。まあ、それなりに事
情があると思ってください」
GM:これは、やるしかないな…。
ルスラン(GM):「その事情も含めて私はあなたのことを…おしたおしたい!!」(一同:笑い)
アクア:「はあ!?」(素に戻る)
ルスラン(GM):「おしたい、もうしあげてます…」(と、あわてて人間流に言い直す)
GM:ルスラン、涙目…。
アクア:「気にしないで大丈夫です、緊張してるの、わかりますから…」(と、肩をポン)
フェリックス(GM):プルプル(笑いをこらえる図)
アクア:フェリックス、後で殺すっ。
ルスラン(GM):「これは、失礼いたしました」
アクア:「そんなに、あわてることないんですよ。あなたまだまだ若いでしょ。私もまだまだ子供ですから。そんな急
いで誰かを知ろうとするのはおこがましいです」
ルスラン(GM):「お優しいのですね」
フェリックス(GM):プルプル(笑いをこらえて白目)
アクア:「緊張しているのでしたら、お茶でもいれましょう」
GM:そろそろなにかアインさんがことをおこさないかな…。
アイン:アインはエイダとは仲悪くなりたくないからサンス商会ではことは荒事は起こさない。それに、ルスランにち
ゃんと告白してもらわないと…。
GM:これ以上ルスランは進展ないですよ。では、早回しで…。お茶が入りました、飲みましたっと…。
アクア:「もう遅いですし、そろそろお開きにしましょうか。」
ルスラン(GM):「わたしと、連れのものがお送りしましょう」
アクア:まあ、いいや、ついていこう。
GM:扉を開けて全員そろって外にでたということで…。
アイン:ヴィジリーさんとは打ち合わせをしていたということで…。アクアパッツアを刺激するような怪しい演出で登
場してもらえると…。
GM:背の高いひとりのオークがそこにはいます。
アクア:「お知り合いの方ですか?」(と、ルスラン君にきく)
ルスラン(GM):「お爺様?」(いぶかしげに…))
ヴィジリー(GM):「あのときの小娘が大きくなったものだ」
アクア:「どこかでお会いしたことがございましたか?」
ヴィジリー(GM):「貴様は覚えていないないかもしれないが…オストブルクの夜もこんな夜だったなあ」(と、匂
わせます…)
アクア:「たしかに私はそこの出ですし、心にあたる事情もありますが、あなたのような方を見た覚えがありません」
ヴィジリー(GM):「オストブルクの城を空けたおろかな娘の話…興味はないか?」
アクア:笑顔をの種類が変わる。けど、ここは事前情報があるから挑発には乗らない。
アクア:「ルスラン君、お爺様と暮らしているの?なんで、お爺様はきたのかな?」
アイン:フォローする!「それは…ルスラン殿が心配になってご様子をうかがいにきたのでしょう」
ヴィジリー(GM):「大事な孫が、弱くおろかな人間にたぶらかされたとあってはわしとしても黙ってはおれんから
な」
ルスラン(GM):「な、なにを言ってるんですか、お爺様!」
アイン:「むう…」(アクアパッツアがぜんぜん動じない…なぜだ…?)
GM:さっきの情報が抜けたのが痛い…挑発してちょいちょいしてるけど、乗ってこない、困ったな。
アクア:「私は彼と会話していただけです。それが罪だとは思いませんよ。彼個人と話していて、種族として話してい
るのではないので」
ヴィジリー(GM):「甘いな、人の娘よ」
アクア:「なにがどう甘いんです?」
ヴィジリー(GM):「こやつは貴様の仇の息子ぞ?」
アクア:「私、あなたに仇の話したっけ?」
アイン:「そのことを知ってることがすべてじゃないかな?」
アクア:「なーんか、最近勘違いされてるみたいだけど、さっきも言ったとおりだよ。私は、目の前にいる人間と、生
き物とちゃんと話す。ただ、それだけだよ」
ヴィジリー(GM):呵呵大笑(かかたいしょう)します!(大笑)
ヴィジリー(GM):「ルスランよ、貴様はいい女に惚れたな…だが、まだこやつは貴様にまだ早い!娘よ、見上げた
心行きだ」
アクア:「人間、死んでもってけるのは心行きぐらいだから…それぐらいはきれいに保っていないとね」
ヴィジリー(GM):「アイン!」
アイン:「ハッ!」
ヴィジリー(GM):「興が冷めた、わしは降りるぞ」
アイン:「さようでございますか…」
アイン:「して、ヴィジリー殿、ルスラン殿をこのままにしておくつもりで?」
GM:爺としては、もういいじゃろってところですね。
アイン:ルスランはショックをうけてるのかな?
GM:そうですね、ショックを受けてます。
ルスラン(GM):「そんなことが…」
ゲンナディ:「大叔父殿、これ以降はお目こぼしをいただけるということでよろしいのか?」
ヴィジリー:「そうだなあ、まあ、よいだろう」
ゲンナディ:「一つ確認したいことがございます。先の言に偽りはございませぬか?(ルスランが仇の息子っていうの
は本当かな?)」
ヴィジリー(GM):「嘘は好まん」
ゲンナディ:「だそうだ、ルスラン。それをえて、おまえがどう人と相対するかはお前が決めるほかない。運がいいこ
とに、あの方は目の前にあるものと相対するとそう言ってくれておる」
ゲンナディ:「ひとつ、私から言えることがあるとすれば、目の前のものと相対せずして、長として皆と相対すること
は不可能と知れ」
GM:ここで大叔父はルスランの様子を試している。ルスランは我を取り戻すに必死。
ルスラン(GM):「ならば、私は!」
アイン:「アクアパッツアを引き止めるのなら、今ですぞ。これを逃してしまうともう二度と会えるかどうか」
ルスラン(GM):「…ならば、ロジオンの血族・ヴィジリーの子ダニエルの子ルスランはここに生を終えます!」
ルスラン(GM):「事情がおありなんでしょう」(っとアクアパッツアを見る)
ルスラン(GM):「あなたの元で、あなたを支える力になりましょう。あなたが私を好くかどうかはその後でかまわ
ない!!」
アイン:「ヴィジリー殿、ガゾムの血族から人間につく裏切り者がでることを許しておいてもよいので?」
アイン:「ゲンナディに対して…いや、オーク社会に対しての示しがつかないのでは?」
ヴィジリー(GM):「なるほど、たしかに乳臭い夢に憧れた我が孫は死んだようだ」
アクア:ルスランをでこピンします!
アクア:「まだ、わたしのこと知らないのに軽々しくそう言ったのは減点。あなたがもし、このまま生きていくなら名
を変えないといけないかもしれないけど、今までの立場や生を捨てることはない。減点2。だけど、君が自分自身とし
てその言葉をむけてくれたのなら、望む道じゃないかもしれないけれど、君についてきて欲しいって言うよ」
ヴィジリー(GM):「のう、娘、いや、アクアパッツア殿。わしはその若造をまったく知らぬが、どうやら気概だけ
はたしかなようだ。そいつを使って貴様が我らの国にどこまで相対できるか見ものよう…」(とサメのように笑う)
アクア:「いつまで見てられるつもりですか?」
ヴィジリー(GM):「いづれ戦場で合間見えるのが楽しみだ」
アクア:「私は戦場でない場所で相対するのが楽しみですけどね」(にこっ)
ヴィジリー(GM):「ならば、精進するがよい」
アクア:「ええ、そうさせていただきます」
アクア:「ゲンナディ、ごめんこうなった…」
アイン:「ルスラン、その道は茨の道。人間の…奴隷女に恋を貫くのは厳しいぞ…」
ルスラン(GM):「ですが(にへらと笑って)もう決めたことです」
アイン:「ならばしかたない、お前の好きなように生きるがいい…」
ゲンナディ:「私も大叔父殿と同じような心持だ。今日何ものにも変えがたき血族を失い、何ものにも変えがたき敵を
得た」
アクア:「ま、ごめん」
ゲンナディ:「あやまることはない。道を並んで歩くものの方が少ないのだ」
アクア:「じゃ、また交ええることを祈っているよ」
ゲンナディ:「この道が交わらぬということもあるまいよ」
アクア:「できればその時同じ方向を見ていたいってだけだよ」
ゲンナディ:それでは薄く笑ってドーベンに乗ってクールに去ろうとするよ。
GM:ヴィジリーも狼に乗って去りますが、アインも乗る?
アイン:乗ります。もう依頼主が依頼を引っ込めた以上、やることがアインにはない。
ヴィジリー(GM):「店主(エイダ)、これは迷惑料だ」
GM:といわけで、謎アイテムがエイダに渡されたよ。
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エンディング
シーンプレイヤーPC1
シーン15 フルキフェル(正)背信、災難、害意を持った人物が登場する
ゲンナディ:「ガゾムの種族ゲーマルクの子ゲンナディが帰参いたしました」
リュドミール(GM):「入れ、おうご苦労だったなゲンナディ、まあ座れ、そして飲め、食え」
ゲンナディ:食って飲んだ
リュドミール(GM):「して、首尾は?」
ゲンナディ:「はっ(と笑って)申し訳ない兄君、しくじった…だが、これは大叔父殿も話の全てをわかっておられる
。詳しく聞くのであれば大叔父殿のほうがいいかもしれぬ。私も兄君も大叔父殿も少しルスランをみくびっていた…と
いうことだ」
リュドミール(GM):「なるほど、合点がいった。先ほど大叔父どのから書状が届いてナ」(ぴらっとな)
GM:書状にはこう書いてある『ルスランは死んだ。このような男を見かけても我々による援助が一切行われることは
ないだろう。』…これは愛ですよ。
ゲンナディ:「ではなおさら、大叔父殿がそのような顛末で済ましたことをオレの口からとやかく言うことはできん」
リュドミール(GM):「して、ゲンナディよ。まだ夢は追うつもりか?」
ゲンナディ:「むろん。人が我々同胞と相対する敵であるうちはこの夢は捨て切れません」
リュドミール(GM):「ならばよし!」(キリっ)
ゲンナディ:なんで、蒼天航路オチなんだよ!(一同:笑)
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シーンプレイヤーPC2
シーン16 イグニス(正)貫徹、振り出しに戻る、理想を貫く、決断
アクア:ルスラン迎えいれるところでいいんだよね?はい、みんな集合~!
フェリックス(GM):「いやあ、まっさか本当にこいつついてくるとは思わなかったよ」
アクア:「いろいろ腹決めて行ったのにどうしてこうなるのかな…」
ルスラン(GM):「なに、ものとは思ったように運ぶものではございませぬよ」(と、いい笑みで)
アクア:だっから~数日前とキャラがちがう…
ルスラン(GM):「先日の一件で私も一皮向けました…」
アクア:「それで、無茶しないでね」
フェリックス(GM):「まったくだよ、お前みたいなぼんぼんにいったいどんだけできるのか?」
アクア:「はじめてみた時、かすりもしなかったもんね」
ルスラン(GM):「剣はこれからがんばります」
アクア:「まあ、期待してるよ(と、頭をポン)というわけで、みんな、よく思わない人もいると思うけど、はい自己
紹介」
ルスラン(GM):「リュジアンと申します。ゆえあってこの解放戦線に参加させていただくことになりました」(貴
族的な品のあるお辞儀をするよ)
GM:「どうゆうことだよ」(ざわざわ)
アクア:「少なくともこの子、オークとしてみるんじゃなくて、この子としてみてあげて」
アクア:「君達の目で信用できると思ったらその時ちゃんと仲間に入れてあげて」
GM:ま、アクアが見込んだならそれでもいいかという流れで…。ルスラン君がにへらと笑います。
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シーンプレイヤーPC3
シーン17 エフェクトス(逆)災厄、強奪、誤った選択
アイン:場面選択できるなら、私のかつての恋人(女奴隷のカティア)の墓の前で。
GM:いいでしょう。
アイン:誰もいない墓に語りかけます。
アイン:「ルスランも意外と見所のあるヤツだったのかもしれないですね…ねえ、カティア」
アイン:「人間との恋は儚くもろい、そして美しいもの。それゆえに茨の道だと私は思うのですよ…」
GM:そんなところにヴィジリーが声をかけにくるよ。
ヴィジリー(GM):「申し訳なかったな、アイン殿」
アイン:「なにが、でございますかな」
ヴィジリー(GM):「孫の尻拭いに付きあわせてしまった」
アイン:「いえ、これも若さゆえのものでありましょうから…それを過ちだと私は思いはしませんよ」
ヴィジリー(GM):「しかし、困ったことにうちの血族は先の戦いで多くの子を失った。継ぐべきものがいなくなっ
てしまった」
アイン:「そうですなあ…」
ヴィジリー:「よければ、アイン殿、貴殿にわしの名を告ぐものを連れてきて欲しい」
GM:(と、アインにクエストを渡します)
アイン:「あなた様の名を継ぐものですか…それはなかなか難しい」
アイン:「しかし、了解いたしました。では、このアインめがヴィジリー殿の名を継ぐにふさわしい人物を育て上げま
しょう」
ヴィジリー(GM):「では、おまかせいたしますぞ」
アイン:「はっ」
ヴィジリー(GM):「わしも、もうすこし長く生きねばならんのう…」(といって笑う)
アイン:こちらも笑います。はっはっは!
アイン:「さっそくですが、オークの奴隷の中から生きがいいの選別して…」
ヴィジリー(GM):「無理にオークだけから募る必要はないぞ」
アイン:「気概のある人間をこちらに引き込むのも手ですかな」
ヴィジリー(GM):「一番いいのを頼む!」
アイン:「心当たりが…なかなか骨があるものでございますが…味方にすれば百人力かと」
ゲンナディ:そして、すぐ連れ戻されるアクアパッツアであった。
ヴィジリー(GM):「では、我が子に会える日を楽しみにしていますぞ」
アイン:「おおせのままに」
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シーンプレイヤーPC4
シーン18 ルナ(逆)悪化、悪い予感が当たる
GM:ここはまたサンス商会になります。
ハンス(GM):「坊ちゃま、金払いはよかったのですが、こちらはどういたしましょうか(つ婚礼道具)」
ハンス(GM):「大丈夫、料金は先払いしてもらってますから」
エイダ:「じゃあ、適当にしまっといて」
ハンス(GM):「しかし、坊ちゃまも、そろそろどなたか娶られては?」
エイダ:「え、えー、いいよ、めんどくさい。」
ハンス(GM):「ハンスは、坊ちゃまがフラフラとこのまま一人身をつづけるかと心配で心配で…」(と、うそ涙を
…W)
エイダ:ドキっ、ほんとはそうしていたい…。
GM:ドンドン、ドンドンとドアがノックされます。ルスランが入ってきます。
エイダ「久しぶり、リュジュアン。どうしたんだ?」
ルスラン(GM):「エイダさん!この間、アクアパッツアさんに頭ぽんぽんってしてもらったんだ!」
エイダ:「そういう報告は今週で3度めだぞ」(呆れ顔で)
ルスラン(GM):「そういえば、この間みつけたこの酒がいけるんで飲みましょう!」
エイダ:「ま、一杯やりながら話を聞くか」
ルスラン(GM):「くそ、フェリックスのやつ…」
エイダ:なんで、あんなにアクアさんと仲がいんだよ…的な。
エイダ:きゃっきゃうふふしながらシーンは切れるといいと思うよ。
GM:てーわけでシーンは切れる。
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GM:以上で、ブレカナキャンペーンAチーム第二回終了いたします、お疲れ様でした~!!
一同:おつかれさまでした~(パチパチパチ:拍手)
リプレイ執筆者:akiko
ども、akikoです。このブレカナキャンペーンAチームは、本当にほのぼのよの~。うわさでは同時並行のBチームはか
なりシビアらしいですぞ。…第三回からはもちっと違う展開になるらしいですが、はたしてどうなることやら。ではで
は、また、次回、第三回リプレイお会いいたしましょう。
最終更新:2011年11月17日 12:14