第2章


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第2章


ワ・ダージュ「マッツーノ様は撤退したか。ならば私が!」
ワ・ダージュはすごい速さでルナアに向かってきた。

と、思いきやワ・ダージュは足元の直径約5?くらいの石につまずいた。
ワ・ダージュ「…」
ルナアはおもいっきりワ・ダージュの頭をそこら辺の石で叩いた。
ルナア「あら、打ち所が悪かったのね。」

ルナア「そういえばフロレウス、なんであなたが生きているの?ってかなんで髪の毛ないの?キモいんだけどw」
フロレウス「君が私をもやしインデックスに挟んでくれただろう?そのおかげで私は髪の毛を失ったが生き返ることができた。だがこの残り少ない髪の毛が全てなくなってしまうと私は…」
ルナア「逝ってよし。」
フロレウスがウザくなったルナアは某国民的アニメ サ〇エさんに登場する波〇くらいの残りの髪の毛を全て抜いた。
フロレウスは悲鳴を上げもやし塊に戻った。
そして土に返った。

ルナア「アァァ〜〜もう!どいつもこいつもなんで私の邪魔をするの!こんな世界なんてイヤ。とりあえずマッツーノを殺らないと」
旅を続けて世界の歪みを見てきたルナアがこの後、ダークサイドに落ちることなど誰も想像していなかった。

「とにかく、マッツーノを殺るのよ。あのトマト嫌いのじじいが死んだのも、英雄気取りのフロレウスにあったのも、糞つまらないジョークをいいまくるワ・ダージュにあったのも、全部あいつのせいなんだから。」
ルナアはいまだイライラが収まらないのと、何分囮にしようとしていたフロレウスを殺してしまったために、作戦の立て直しを計らなければならなくなったので、この街にある最高級ホテルに待避することにした。
「わかりました。とりあえず宿泊は一週間、最高級のお部屋でよろしいですね?」
「そうよ」
「では、一週間分の御代金は…」
「これを見なさい!見えないの?」
ルナアはトマト・インデックスをカウンターにたたき付けた。
「代金は全部マッツーノ様に回しなさい!」
「も、申し訳ございませんでした。幹部の方とは露知らず…」
「わかったならとっとと案内しなさい。」
代金をマッツーノに押し付けたルナアは自分の部屋に案内されていった。
「こちらでございます。」
案内された部屋は、確かに豪華であった。ソファーに我が物顔で座っている、黒いローブに黒いフードの魔術師然のような影を除けば。
「誰よあんた」
「私か?私は魔術師だよ。」
「そんなの見ればわかるわよ!なんでここにいるの?名前は?」
「べ、別にあんたを助けにきたわけじゃないんだから!」
「似合わない演技はやめなさい。名前は!」
「私の名前?知りたければ当ててみたまえ。アから始まってウで終わる。イニシャルはA・Tで本に乗るくらい有名さ」


「アレハンドロ・トメイトゥだ。これで二度目だね」と魔術師が言った。しかし全く覚えのないルナアは彼を白い目で見つめた。「オイ忘れたのかよ。俺があそこで呪文を唱えてなかったら明らかに君もプチトメイトゥの餌食だったんだよ。」「え?その時は確かあのシュール野郎がダブルアースって……」「取り合えず外の空気を吸おう。」
二人は外に出た。
「続けて。」ルナアは言う。「それは奴を中継して僕が言った呪文だよ。君がワ・ダージュを倒せたのはもう奴が死んでいたからなんだ。いや〜手ごわい奴だった。奴にトドメをさす瞬間にプチトメイトゥに追われているカワイコちゃんを見つけてね。あそこで僕が直接助けにいっても良かったんだけど、何か巨大な闇の力が迫って来ていたから奴の肉体を借りたんだ。一応僕達『聖域戦隊ダイケンジャー』は追われる身だからね。それが奴の生命力(職業柄か)強くて君に不快なことを言ってしまったんだ。そしたら奇跡的に僕の弟子が復活してくれたおかげで君は助かったんだ……」「そんな……」ルナアは自分がしてしまったことがいかに愚かだったかを深く深く後悔した。そんな彼女をアレハンドロは優しく抱擁する。


「雨が降ってきたから中に入ろうか?」彼は濡れる彼女の頬を優しくハンカチで拭いた。「あり、がと…」そうしてホテルの玄関に向かう二人を柔らかく照らす満月の空には雲ひとつなかった……。


明くる日、アレハンドロが起きた時、ルナアが消えていた

「ルナア〜。何処へ行ったんだぁ」
アレハンドロがホテルの展望台に着てみると、東の朝日に照らされたルナアがいた。頬には朝日に照らされて輝いている大粒の涙があった
「昨日の夜にね、考えたの。土に返ってしまったフロレウスやおじさんの為に私は今まで何が出来たのかって。何もできなかったわ。私ってダメね。」
「そんなこと無いさ。フロレウスは君と旅ができて楽しかっただろう。アイツはいつも孤独だったからな……。君はこれから、マッツーノを倒しに行くんだ。」

「えっ、マッツーノってあの頭が砂漠のような奴のこと?」

「そうだ。やつの頭上の砂漠から吹き荒れる"すなあらし"こうげきと黄砂による目潰しに我々の同志が何度やられたことか……」
「私までハゲるのはゴメンよ!」

「君はあのハゲを倒しておじさんやフロレウスに一矢報いるんだろ。勿論我々ダイケンジャーも手助けしよう」
刹那、二人の周りに、強い風が吹き荒れ、その中から人影が現れた。その瞬間

「グアッ、貴様」
???「アレハンドロ。女の子と2人で高級ホテルとはどうしたんですか?」
「ヤメロ、彼女を助けただけだ」
???「あー、はい。分かりました。」

そして、顔がハコで出来たような角刈りの野郎はアレハンドロを離した
「彼はハコ・ガリガリアンだ。彼も私と同じダイケンジャーの一人だ。」
アレハンドロは必死にルナアに説明した。しかしルナアはハコがアレハンドロに抱きかかるという状況を見た後なので、ハコの性癖を疑っている
「失礼ですが、ハコさん。ゲイ活を知っていますか」ルナアは皮肉のつもりで言ったのだが
「芸能活動ですか?」
ハコの返答は驚きのものだった
「もう、いいです」

「ルナア、ハコとも仲良くやってくれよ。彼は昔教師だったのだが、生徒に殴られまくり、顔が四角くなったんだ。その後も生徒にcubeなどと言われまくり、精神病を患って教職をやめたんだ」

「カワイソウデスネ」

ルナアの返答に安心して、アレハンドロはダイケンジャーについての説明を始めた
「ダイケンジャーはプチトメィトゥやマッツーノと闘うための組織だ。トマトウォーリア族で構成されているのだが、私やハコの他にも数人のメンバーがいる。みんなマッツーノに苦しめられた者や今のトマト恐怖政治に不満を持つ者ばかりだ」

「なんか特徴的な人ばかりね。他には誰がいるの?まさかお爺ちゃんとか(笑)?」
「このばやい…あっしの出番でございやすね」
急に近くの噴水からゴカイがたくさん這い出てきたと思うと、それは融合して変顔のジジイになった。
アレハンドロ「急に出てくんな、ジジイ」
ハコ「huh!?」
ルナア「だ、誰このヘンタイ!?」???「失礼しやした。わたくしバコード・コシミズンでこぜえやす」
アレハンドロ「コイツはゴカイになれるジジイだ。情報収集をしてもらってる。ジジイ、何かあったか?」
コシミズン「ちょっとばかし、付き合っていただきやす。
マッツーノは今、ビーンスプロゥト地区にいると思われやす。敵は、あっしが見た限りはほとんどいませんでした。プチトメィトゥが3体と雑魚トメィトゥ五体ぐらいでやんす」
アレハンドロ「よし、じゃあここから南に行くんだな…」
ハコ「oh、really!」
ルナア「行きましょう!ところでコシミズン、ゲイ活って知ってる?」
コシミズン「芸能活動でしょう」ルナア「………」
アレハンドロ「行こうか…」
こうして4人はビーンスプロゥト地区に向かったのだった…

ビーンス・プロゥトに向かう途中のこと、3人のダイケンジャーの構成員は、思い出話に花を咲かせていた。
「ハコは本当にかわいそうだったよな。あのクラスだけ問題児が集まっちゃたからな」
「過去の私の黒歴史に触れるのはやめなさい。もっと楽しい話をしましょう、ハイ」
「私はですね、前から腕っ節が強かったもんでね、それで持って当時の生徒のジャンプを真っ二つに破いたこともありましてね。あの時の生徒の顔は忘れられませんな」
楽しそうな3人の会話を聞いてルナアは安堵感を覚えた。フロレウスより誰よりもこの人たちなら信じられる。そんな気分になったのは、生まれてから何回目だろうか。ひょっとしたら初めてかもしれなかった。
それを見たコシミズンはルナアに声をかけた。
「安心しなさい。我々はですね、あなたを危険な目に遭わせたりは絶対いたしません。信じなさい。そうじゃ無いと点数引いちゃえ〜」
点数って何だよ、そう思いながらもルナアはこの老人への信頼を強めていった。
「フフフ。これでルナアも騙すことができたな。あとは、安心しきっているこやつらをワシの味方だらけのビーンス・プロゥトに連れ込めば良いのだな。アレハンドロ、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す」
コシミズンは心の中でこんなことを考えていた。
「コシミズン、あの飲み会は楽しかったよなぁ」
「……」
「オイ、コシミズン。聞いているのか」
「あぁ、すいませんでした。聞いてやすよ。」
30分後4人の前に標識が現れた。
この先ビーンス・プロゥト
「いよいよだわ」
ルナアは何故か底知れぬ不安に駆られていた。


20分後ルナア達はビーンス・プロゥト地区に着いた。

「これからどうするの、コシミズン?」
「ここで待っててよう。ちょっと偵察に行ってくるから。」
そう言い残してコシミズンはゴカイになって消えた。

「やっといなくなりやがったかあのクソジジイ。今から大事な事を言うからよく聞いてくれハコ、ルナア。コシミズンはマッツーノ側の人間だ。」

「はい。そうですか。」

「え?」

「だからここにも何かしらの罠があるだろう。でもあいつはこの世界で長生きしてるだけあって、この世界の秘密を裏のことまで詳しく知っている。だから俺はあいつを倒し、情報を手に入れたいんだ。みんな協力してくれるか?」

「はい、行きます。」

「私は……
ルナアは頭の中でどうする事が一番いいか考えた。

行くわ。」

「ありがとう。じゃあまずは情報を集めよう。敵がどれくらいいるかとかを調べよう。3人で手分けしよう。俺は北。ハコは南。ルナアは東。西はマッツーノがいて危ないからそのあと3人で行く。いいな。」

「「分かった。」」
私は東かぁ。これはチャンスね。みんなにバレないようにマッツーノに会えるわ。

そう思ったルナアは西へ向かった。

ルナアはどんどん西に向かってすすんで行った。すると、途中、検問らしきものを見つける。例によって検問の横にはブルートメトが山積みになっていた
「困ったわね…アレハンドロがいれば付き添いとして入れるけど、ブルートメトもないし…」
幸い、向こう側から来る者に対する警備は厳重だが、こちらから通る分にはなんとかなりそうだ。
「忍び足忍び足…」検問の横をガードのプチトメィトゥの目をかい潜って通ろうとする。ブルートメトの横まで来て
「ブルートメトは後々役に立ちそうね。」
ブルートメトを2、3個バックに入れていると、山の上からブルートメトが転がり落ちて踏み潰してしまった
「何だ?」
「やばっ!気付かれたかも…こういうときは…ウニョ、ウニョウニョウニョ…!」
「気のせいか…」見張りは何事もなかったかのように前を向いて監視に戻った。
「危なかった…これで検問突破、あとはマッツーノの…え?」
検問を抜けると、そこはカタフィギオ郊外だった。
「こんなとこにマッツーノがいるのかしら。どう見てもそうは見えないけど…もしかして、アレハンドロがスパイだった?かれはアレハンドロ・トメィトゥだし。大変、キューブとゴカイを助けなきゃ!」
慌てて検問をブルートメトで通過し、こんどは南東に向かって走り出す。しばらく走ると、前方で大乱闘が始まっていた。
「今です!敵は我が術中に落ちた!捕縛しなさい!」
陣頭に立って似合わぬ言葉遣いで指揮をとっているのはアレハンドロ。
「しまった、これは孔明の罠だったのね…!」
一人持ちこたえているのはハコであった。ルナアが参戦しようか躊躇っていると、左の方から声がする
「このばやい、人質をとるのが上策ですねぇ…?」
「コシミズン!はやくハコを…」
ルナアがコシミズンに叫ぼうとするが、コシミズン(ゴカイ)はルナアに向かって転がって来る。
「敵か!」
ルナアはとっさにゴカイを踏み潰した。しかし、その音でアレハンドロ達がルナアに気付いてしまった。
「あちらを確保せよ!ハコは後回しだ!」
アレハンドロがそう叫ぶと、回りのトメィトゥ達が一斉にルナアにむかって来た。
「キャァァァァー!」
トメィトゥの内の一つがルナアを掴もうとしたその瞬間!
「サ☆ブジェクト!」
トメィトゥ達の気が逸れた瞬間を狙って紡いだハコ渾身の呪文がトメィトゥ達をみな立方体にかえてしまった。
「おのれ、キューブの分際でぇぇぇ、トマトビーム!」
アレハンドロはトメィトゥの体になると、呪文をハコに向けて放った。
「ギャァァァーーーッ!」
ハコを片付けたアレハンドロ・トメィトゥがルナアに向かって走り出す。
「何か、武器はないのか?」
ルナアは、バックの中を探り、手に触れたものをアレハンドロに投げつけた。
「覚悟ぉ!……プログラムショウキョカイシ、100%カンリョウ、トメィトゥ、リダツシマス」
「え…何?」
よくみると、トメィトゥがスヌアじいさんから逃げたした時と同じように、何かがカタフィギオの方にとんで行った。そして、地面には、フロレウスの残片であったもやし塊の一部と、もとの体に戻ったアレハンドロが横たわっていた。