※暴力表現注意
※理不尽な虐め注意
※キャラ崩壊注意

魔理沙が紅魔館のメイドに






「全く、こんなネズミ一匹に苦労するなんてウチの猫もだらし無いわね。」
「だから人間って使えないのよ。同じネズミに何回も入られるなんて。」
「くそ・・・」



ここは紅魔館、図書館。
その真ん中に、一人の少女が縛られていた。
彼女の名は霧雨魔理沙。
過去何度もここへ不法侵入を繰り返してきた。

この日もいつもの様に魔法書の強奪をしに来たのだが、
図書館の主の仕掛けた罠にはまり、いよいよ年貢の納め時というわけだ。


「・・・お前ら、私をどうする気だ?」
「そうね・・・どうしようか、パチェ?」
「私はこいつが二度と盗みに来れなくなればそれでいいわよ?
 ・・・まあ、手っ取り早く殺しましょう。」


それを聞いた魔理沙が青ざめる。
「ま、待って!本は全部返すから・・・命だけは許してくれ!」
「返すって・・・それで済むとでも思っているの?」

「だったら、私の魔道書やマジックアイテムも全部やるよ。だから・・・」
「話にならない。あなたの持ち物なんて興味ない。」
「そ・・・そんな。お願いだから・・・」

魔理沙は必死に命乞いをするが、魔女は聞く耳を持たない。
もはや死の運命からは逃れられないと、彼女は思ったが・・・



「まあ、そんなこと言わないで。パチェ。」
この館の主、レミリア=スカーレットが口を開いた。

「こいつは人間の癖に、この悪魔の館に何度も押し入る不届き者。
 確かに人間としては最低だけど・・・ある意味、最高に面白い人間とも言える。」

「レミィ・・・何考えてるのよ?」


レミリアはフワリと跳び上がると魔理沙の目の前に立ち、こう言った。
「ねえ、魔理沙?あなたの罪は働いて償うなんてどうかしら?」
「働く・・・だって?」
「そう。今日からここのメイドになるのよ。」
悪魔はニコリと微笑んだ。


「ちょっと、あなた本気?そんな奴が役に立つとでも?」

「いや、役に立つかどうかなんて私はどうでもいいよ。
 それよりここで殺しちゃったら、それこそ勿体無いじゃない。
 こいつからは散々迷惑被ってるんだから。」

「・・・全く、あなたの気紛れにはコリゴリだわ。」
パチュリーは呆れながらも納得したようだ。


「さあ、どうするの?あなたにとっても悪い話じゃないと思うけど・・・」

「・・・一つ聞いていいか?」
決断を迫るレミリアに、魔理沙が消えそうな声で質問した。

「何?」
「その・・・何年くらい働けばいいんだ?」

「そうね。あなた次第・・・ね。頑張れば結構早いかも。」
と、レミリアが答えた。
「普通に働いてたら、一生使っても償えないわよ。」
パチュリーがそう口を挟む。

「一生・・・?」
「だからね、これはあなたの頑張り次第よ。」
「でも・・・」


「それが嫌なら、ここで人生終わりにする?」
レミリアが爪を見せ付けた。

「ひぃ!分かった!分かりました!」
「分かったって・・・何が?」
「働きます!働かせて下さい!!」
「よろしい。」ニコリ
再び悪魔は無邪気な笑顔を見せた。



「それじゃ、ここにサインして。」
「あ・・・ああ。」

レミリアが魔理沙に悪魔の誓約書を手渡した。
これに著名してしまえば、契約の不履行は絶対にありえない。


「・・・」
「どうしたの?やっぱりやめたい?」
「わ、分かったよ。書けばいいんだろ?」


カリカリカリカリカリ・・・
(何で・・・どうして・・・こんなことに・・・・・・)



キリサメ マリサ
霧雨 魔理沙



「はい、良く出来ました。」


魔理沙は、著名をしてしまった。
もう彼女は逃げられない。
一生、レミリアの犬として働かなければならない。
幻想郷中を思うまま、自由に飛びまわっていた日々は永久に戻ってこないのだ。


「それじゃ最後に、誓いの言葉を聞かせて?」
「う、うん・・・」



「私、霧雨魔理沙は・・・己の罪を償うまで・・・
 お嬢様、レミリア=スカーレットに・・・忠誠を誓います。」









「お嬢様も何の用かしら?こんな朝早くに。」
翌日、館の全使用人が中庭に集められていた。

毎朝の朝礼は日課になっていたが、レミリアが顔を出すことはあまりない。
まして、この日のように主が直々に集合命令をかけることなど滅多にない。

「あの、咲夜さん。これって何でしょうか?」
「私だって知らないわよ。お嬢様が急に集まれって・・・」
「咲夜さんも知らないんですか!?」
メイド長の言葉に美鈴は驚いた。

わざわざ全員を集めるのだから、何か重要な発表があるのだろう。
しかしメイド長の咲夜にも内緒なまま、そんなことが決まるとは思えなかったからだ。



やがてレミリアが壇上に現れた。
「おはよう。急に呼び出して悪かったわね。」

「「「「「お嬢様、おはようございます。」」」」」
使用人達から統率の取れた挨拶が返ってきた。


「今朝はね、皆に大事なお知らせがあるの。」
(やっぱり・・・でも一体なんだろう?)
その場にいる者達の間に緊張が走った。


「実はね、今日から新しい仲間が増えるのよ。」

(新しい仲間?)
主の言葉を聞いた咲夜は己の耳を疑った。
この館の人事権は全て自分に一任されているはず。
メイドだろうが、門番だろが、お嬢様が私に黙って雇うわけが無い、と。


「そいつはね、あなた達も知っている奴よ。・・・誰だと思う?」
(妖精じゃないの?)
(誰だろう?)
(そんなこと、聞いてないよ?)
意外な言葉の連発に、使用人達は動揺を隠せなかった。



「ほら、来なさい。紅魔館の新しいメイドよ。」
レミリアがそう命令すると、彼女は壇上に上がった。

それは人間の少女。
長い金髪、顔の横から垂れた三つ編み、少し低めの身長。
トレードマークの黒い三角帽、白と黒のエプロンドレスは、
ヘッドドレスとメイド服に変わっていたが、間違いない。
彼女は・・・

「え~、今日からここのメイドとして働くことになった霧雨魔理沙です。
 皆さん、これからよろしくな・・・じゃなかった、よろしくお願いします。」



「「「「「な・・・何だって!」」」」」
およそ考えもしていなかった事態に、誰もが驚愕し取り乱した。
主の目の前であるにもかかわらず。

「何でそんな奴をメイドにするんですか!?」
「そいつをメイドにて、何の得が!?」
「そもそも、そいつ本当にメイドなんて出来るんですか!?」
とうとう取り留めの無い質問が飛び出してくる始末。


「うるさいわよ。質問があるなら、一人ずつにしなさい。」
「あの・・・お嬢様。」
咲夜が手を挙げた。

「何よ?咲夜。」
「メイドの人事権は全てメイド長の私にあるのではないですか?
 いくらお嬢様でも、私に内緒でメイドを採用するなんて・・・」


「ああ、そのことね。それについては・・・ほら、魔理沙。あなたから説明しなさい。」
「あ、はい。レミリ・・・いや、お嬢様。」

「実は・・・私がここの新しいメイド長に選ばれたんだぜ。」
「え・・・!?」
「だから・・・その、咲夜は一般メイドに格下げってことで・・・」
「・・・」

「ほら、つまりメイド長じゃ無くなったあなたには人事権なんて無いのよ。
 分かりやすいでしょ?」
「・・・・・・」

もう咲夜も、他の使用人達も呆然とするしかない。
今起きていることを理解することすら出来ていない。



「まあ、そういうことだから。
 今日からは咲夜じゃなくて魔理沙の言うことを聞いて働くのよ。
 以上で朝礼は終わりよ。」

「あの・・・」
咲夜が再び手を挙げる。
「あなた、まだ何か?」
レミリアはムッとした表情を見せた。

「魔理沙をメイドに採用するだけなら、分かります。
 ですが、どうしてメイド長にするのですか?
 ・・・どうして私が降格されなければいけないのですか?」


「あなたねぇ・・・」
レミリアは大きくため息をつき、更にこう続けた。

「あなた、前にこいつに一度負けてるよね?
 しかもこいつがウチに忍び込むたび、何度も何度も取り逃して・・・
 そんなあなたがメイド長に相応しいと思う?」


「そんな・・・確かに一度は不覚を取りましたが・・・」
咲夜が弁解をしようとしたその時・・・



「黙れ。」

レミリアの低い、静かな、しかし恐ろしい声が中庭に響き渡った。


「お嬢・・・さま・・・?」


「言い訳は聞きたくない。
 そもそも、私に気安く話し掛けていいと思ってるの?一般メイド如きが。」


「はい・・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・分かりました。」
そう言うと咲夜は魔理沙を睨みつけた。


「な・・・何だ?」
「それなら・・・魔理沙、あなたを倒してメイド長に戻る!」
咲夜がナイフを抜いた。

「ちょ、ちょっと待てよ!!私はただ・・・」
「問答無用!」
そうして壇上の魔理沙に襲い掛かった時・・・



「この馬鹿メイド!」
「ごほッ!!」

…レミリアの拳が咲夜のわき腹へ突き刺さった。


「がはっ!うぐっ!!」
不意打ちを食らった咲夜は、あまりの痛みにもんどりうって倒れこんだ。

「メイド長に暴力振るうなんて、どこまで馬鹿なのかしら?」
咲夜の髪を鷲掴みにし、持ち上げる。
「ううぅ・・・」

「どうやら、この館の階級制度を理解してないみたいね。」
バシッ!「いやぁっ!!」
咲夜の顔を引っ叩く。

「駄目なメイドだとは思っていたけど、ここまでとはね・・・」
ズドッ!!「ぐぅぅ・・・」
咲夜の腹に、もう一度鉄拳をかます。

「あなたには特に厳しい教育が必要みたいね!」
咲夜の服を掴み、思いっきり投げ飛ばした。

「うわぁぁぁぁぁ・・・あがぁっ!!」
咲夜は放物線を描いた後、壁にぶつかって落ちた。
失神したのか、痛くて動けないのか、彼女は立ち上がらなかった。



「まあ、そういうことなんだけど、他に質問ある人いる?」
リンチを終えたレミリアが、急に爽やかな笑顔に戻る。

「「「「「あ、ありません。」」」」」
「そう、それじゃ解散。魔理沙を宜しくね。」



こうして悪夢の朝礼は終わった。
「あ、あの・・・咲夜さん・・・?」
美鈴が心配そうに咲夜に近付いたが・・・


「触っちゃだめよ。」
レミリアがそれを止めた。

「え?」

「この場の全員に言っておくけど、こいつの介抱も治療もしないこと。」

「だ、だって・・・」

「こいつは今までかなり甘やかされていたからね。
 さっき言った特別教育よ。
 いい?こいつに味方するような奴にも・・・」

「「「「「は、はい。分かりました!」」」」」
レミリアが言わんとしている事は、その場の全員が理解できた。



数分後、誰もいなくなった中庭で咲夜は一人立ち上がった。
今の時刻は8時58分。9時から館内の掃除だ。
それに遅れてはならないと、彼女は涙を堪えながら館に戻った。









「これはどういうことなの・・・咲夜?」
「あの・・・実は・・・」
「いや・・・咲夜じゃなくて私が・・・」
ある日、瓦礫の山の上でレミリアは怒りに震えていた。



事の真相はこうだ。
メイドの仕事として、魔理沙に廊下の掃除が任された。
モップをかけるだけの簡単な仕事ではあるが、ここは広大な紅魔館。
律儀にかけていたのでは日が暮れると判断し魔法を使うことにした。

しかしゴミだけを焼き尽くすはずの光線が出力の調整ミスで大暴発。
その結果、廊下の一角が丸々吹っ飛んだのだ。



「その・・・ゴメンなさい、お嬢様。全部私が・・・」
主の怒りを買ってしまったと思った魔理沙が謝罪を述べる。
しかし、その怒りは全く別の方向へ向いていた。

パァーン!!
「お嬢様・・・?」
咲夜の頬に張り手が飛んだ。



「咲夜、あなたに聞いてるのよ。これはどういうこと?」
「あの・・・だから、これは魔理沙が・・・」

「言い訳するな!」
パァーン!!
「きゃあ!」
レミリアが再び咲夜の頬を打った。


「あなたはメイド長から降格したけど、
 館のメイド達の仕事に関する責任はまだあなたにある筈よね?
 つまり、これもあなたの責任ってことじゃないの?」

「・・・はい。おっしゃる通りです。」
咲夜は観念した表情でそう答えた。


「だったらこの責任、どう取るつもりなの?」
「・・・」

咲夜は答えられなかった。
どうすればこの主の怒りを治めることが出来るのか、見当も付かない。


「と、取り合えず。ここの修理をやろうぜ、咲夜。」
「あ・・・うん。」
魔理沙が沈黙を破った。
彼女なりに、悪いことをしたと思っているらしい。


しかし・・・
「魔理沙、あなたまでやる必要は無いわ。」
瓦礫を片付けようとした魔理沙をレミリアが止めた。

「え・・・でも・・・」
「責任はこいつにある。全部、自分で修理させるのよ。」
「わ、分かったぜ。」


「・・・それと、咲夜。あなたは今夜、私の部屋に来るように。」
「はい・・・」



結局、その廊下の修理は咲夜が一人でやった。
時間を止めながら、瓦礫を運び出す。レンガを積む。
殴られた頬は夕方まで腫れたままだったし、涙も止まらなかった。



そして、その夜。
「・・・で、修理は終わったの?」

「瓦礫も片付けて、レンガも乾きました。
 ・・・後は新しい絨毯を敷くだけです。」

「まだ絨毯を敷いてないって・・・?」

「・・・はい。特注の絨毯ですから、在庫がありませんでした。
 発注はしたのですが、仕入れにしばらく掛かるようです。
 仕入れされ次第、急いで・・・」

「つまり、終わってないのね。」

「・・・はい。」
蚊の囁くような声で咲夜は答えた。



「・・・・・・・・・・・・ゴミクズ。」



「え?」

「あなたのことよ。」

「・・・」

「優秀な掃除係ってのは、買い被りすぎだったわ。
 戦闘も駄目、掃除も駄目、料理も駄目。
 言われた仕事も出来ないような奴、ゴミクズじゃなければ何よ?」


「・・・なさい。ごめんな・・・さい。ごめんなさい・・・」
この日、一度は枯れ果てたはずの涙が、咲夜の頬を伝う。



「泣くな、みっともない。」
「・・・はい。・・・ました。お・・・様。」



「で、今日の失態の罰なんだけど・・・」
「罰・・・?」
それを聞いた咲夜は恐怖におののいた。

呼び出された以上、覚悟はしていたのだが、
これより更に辛い仕打ちに耐える精神的な余裕は、既にない。
何とか、少しでも軽い罰で済めば良いのだが・・・


「入りなさい。美鈴。」
「はい。失礼します。」
レミリアに呼ばれて、美鈴が部屋に入ってきた。
その顔は真っ青で、まるで美鈴まで罰を受けるかのようだった。


「で、美鈴。今夜の罰は何だっけ?」
「はい。咲夜さんの・・・」

「『さん』だって?」
レミリアがギロリと美鈴を睨む。

「いえ!すみません。あの・・・咲夜の・・・」
ここで美鈴は言葉に詰まった。
咲夜が不安げな表情をしていたからだ。


「咲夜の・・・何よ?」


「あ・・・はい。
 これで・・・咲夜の髪の毛を・・・一本残らず・・・刈り取ります。」

美鈴が手に持っている物を咲夜に見せる。
それは・・・バリカンだ。



親友の宣告に咲夜は絶望に叩き落された。

「嫌!それだけは嫌!!やめて!!!」
思わず部屋の隅へと逃げ出した。

だが無念の表情を浮かべながら、美鈴が咲夜ににじり寄る。
「すみません。これも・・・お嬢様の命令なんです。」
「でも、そんなの嫌よ!お願い!お願い!美鈴!!!」



「おい、ゴミクズ。」
「「・・・!」」
部屋に低く、静かで、恐ろしい声が響いた。


「罰なんて受けたくないとでも言いたいのか?」
「・・・いえ・・・そんなこと・・・ないです。」

「これから私が罰を与えてやるんだ。
 お前が優秀なメイドになるように。
 それなのにお前は感謝するどころか、そんなの受けたくないとでも言うのか?」

「・・・分かり・・・ました。」
「分かったらここへ座れ。」

レミリアが部屋の中央を指差す。
咲夜は立ち上がり、そこへ行って正座した。
美鈴は彼女の髪の毛を持ち上げ、バリカンをその根元に添える。



「咲夜・・・罰を受ける前に、何か言うことがあるんじゃないの?」
「はい・・ヒック・・おじょう・・・さま・・・グスッ・・・
 ありが・・・とうござ・・ヒックッ・・ます。」
みたび、涙が咲夜の頬を伝う。



「やれ。」
「はい・・・すみません。咲夜さん・・・」



ジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギジョギ・・・・・・
「あぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!
 うわぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!
 いやぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!」


バリカンは彼女の髪を刈っていく。
咲夜の輝く銀髪は見る見るうちに姿を消し、頭皮が現れる。
彼女は産まれたばかりの赤子のような悲鳴を挙げた。
こんな泣き方をするのは、余程小さな頃でもなければ無かっただろう。


「うぇぇぇぇぇぇぇん!!!!わぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・咲夜さん。」

謝罪しながら散髪し続ける美鈴の目にも、いつの間にか涙が滲んでいた。



全てが終わった後・・・そこにはもう、瀟洒なメイドはいなかった。
髪の毛を全て刈り取られ、号泣する憐れな少女しかいなかった。









「お嬢様、お茶が入ったぜ。」



………
「うん、やっぱり美味しいわね。魔理沙のお茶は。」
「そ、そうか。」
レミリアは魔理沙の出した紅茶に舌鼓を打つ。

「私には咲夜のと変わらないように思えるけど・・・」
パチュリーが疑問を投げかける。

「いや・・・実は淹れたのは咲夜で・・・」
「魔理沙の出し方がいいのよ。本当に、良く出来たメイド長だわ。」



咲夜はメイド長を降ろされたが、その仕事の内容は変わらない。
紅茶を淹れたり、料理を作ったり、館内の掃除や洗濯は、相変わらず彼女の仕事だ。

魔理沙の仕事はその紅茶や料理を出すこと。
他には主人と他愛のない世間話をしたり、外出に付き添うくらいだ。

魔理沙が出来ることをやらせよう、というレミリアの気遣いでそうなった。



「出し方って・・・レミィ、本気で言ってるの?」
「私は本気よ?お茶って誰が出すかで結構、味が変わるものよ。
 楽しい人が出せば、美味しいお茶になる。その点、魔理沙は楽しいわ。」

「いやー、照れるぜ。」
主からの予想外の賛辞に、魔理沙の頬が赤く染まった。


「そうだ、明日は山にでも行ってみようか?」
「・・・悪いけど、私はパス。」
レミリアの提案を、パチュリーは却下した。

「何よ、パチェ。たまには外に出ないとカビが生えるわよ。」
「最近、体調が悪いのよ。行くなら他の誰かでも誘って。」

「ああ、それじゃあ、あいつなんてどうだろう?」
レミリアが声を挙げる。

「あいつって誰よ?」


「霊夢よ。行き掛けに神社に寄って・・・
 そうそう、魔理沙も来てくれるよね?」

「勿論です。ついでにフラ・・・いや、妹様も連れて行こうぜ。」



元々咲夜を雇ったのは、珍しい人間である彼女に純粋な興味を持ったからだった。

しかし紅魔異変の時、更に二人の人間と出合った。
妖怪退治を生業とし、どんな強大な相手にも決して屈しない巫女。
ただの人間の癖に、我が物顔で悪魔の住居に出入りする魔法使い。
自分の言いなりである咲夜と比べ、一筋縄では行かない彼女達はあまりに刺激的だった。

今まで見たことも無いような、その二人に心奪われて行く一方で
それまで身近にいた人間、十六夜咲夜は急激に色あせ、輝きを失って行った。



レミリアは、もう咲夜への興味を無くしていた。









地獄だ。


咲夜の髪は、ショートカットと言えるほどに伸びていた。
しかし、取り戻したと言えるのはそれだけだ。
そして更に色々なものを失っていた。


まずは、主からの寵愛を失っていた。
あれから、以前のようにレミリアと会話をしたことは無い。
言うまでもなく、褒められたことなど無い。
その代わり、叱責の言葉は毎日のように頂戴している。


かつての部下達、つまり同僚メイド達は咲夜を避けるようになった。
彼女の巻き沿いにあって罰を受けるのでは、たまったものではない。
この館では、誰もがレミリアを恐れているのだ。
唯一、美鈴が軽く目で挨拶してくれる程度。

レミリアに嫌われた咲夜は、味方を失った。


誇りも失った。
かつて優秀だと褒められたこともある。
周りのメイド達から羨望の眼差しで見られていた。
主からも信頼されていたつもりだった。

そんな自分が誇らしかったが、そんな自分であり続けたいと思っていたが、
そんな自分は最初からいなかったような気さえする。


夢も失った。
希望も失った。
未来も失った。

これからはどれだけ尽くしても、主は二度と自分を見てはくれない。
働いても、努力しても、リターンは無い。
身を削って当たりの無いクジを引き続けるような、そんな運命が眼前に広がっている。


昔のことを思い出してみる。
前はもっと幸せな未来を思い描いていたと思う。
それが具体的に、どんな未来だったのか・・・思い出せないのが救いだった。






「魔理沙・・・何やってるの・・・?」
「あ・・・咲夜。」
給湯室に行くと、魔理沙が食器を洗っていた。

「魔理沙、あなたは食器を置くだけでいいの。洗うのは私の仕事でしょ?」
「いやー。何もしないのも気が引けるし、せめて食器洗いだけでもって・・・」

「・・・別にあなたが気にすることじゃないわ。むしろ何もしない方が・・・」
「まあ、遠慮するなよ。こんな仕事、私の魔法で・・・」

「だから、それをするなって言ったじゃない!」

咲夜は大声で魔理沙を止めたが、既に遅い。
シンクの中で渦ができ、その中の食器が巻き込まれていく。


「ね、ねえ。これって大丈夫なの!?」
「い、いや、ちょっとヤバイかも・・・?」
「ええ!?」


魔理沙は何とか渦を止めようとするが、一向にそれが消える気配は無い。
むしろ、止めようとすればするほど強力になっていく気がする。


「わあ、ごめん。もう無理!」

ザパーン!!
遂にシンクの中の水は全て吹っ飛んだ。
当然、食器は全壊かと思ったが・・・


「あれ?食器がない?」
キッチンを見渡してみると、水浸しではあるが食器の欠片がどこにも無かった。
あれだけ派手に飛び散ったのだから、割れた食器の残骸が散乱しているはずなのに。


「・・・全く、だから言ったじゃない。」
そう言う咲夜の横の机の上には食器が並べられていた。


「咲夜、お前が時間を止めて・・・」
「そうよ。全く、私がいなかったらどうなっていたことやら・・・」

「ごめん・・・もう余計なことはしないよ。」
流石に反省したのか、魔理沙は罰の悪そうな顔をした。

「まあ、次から気をつけてくれればいいわ。無事だったんだし。」
「うん・・・」

「特に・・・これが割れなくて、本当に良かった。」
そう言って、一つのカップを手に取った。

「それって・・・お嬢様の愛用の。」
「ええ。でもそれだけじゃない。これは・・・形見なの。」

「形見?」
「うん。亡くなられたお嬢様のお母様の・・・思い出のカップ。
 お嬢様はこれが一番大事だって言ってた・・・」



ピシッ
「あ!」
突然、そのカップが割れた。
どうやら、渦の中で掻き混ぜられている時にヒビが入ってしまったらしい。


「ど、どうする!?」
「落ち着いて!何とかしてこれを・・・」



「見たわよ・・・咲夜。」



先程の大騒ぎを聞きつけたレミリアが、そこにいた。



「お、お嬢様・・・これは全部私が悪いんです。」
「・・・」
「さ、咲夜は別に・・・」
「・・・いいのよ、魔理沙。私はあんなカップにそれほど執着も無いわ。」
怒り狂っているはずのレミリアは、ニコリとそう答えた。


「お嬢様・・・」
その温情溢れる返事に、咲夜も魔理沙も一瞬だけホッとした。



「だけどね・・・」


「うわぁぁ!」
レミリアが咲夜の首根っこをグイッと掴み、持ち上げた。


「このカップの価値すら無いようなゴミクズは、どうしようかしら?」

「ゆ、許してください。お嬢さ・・・いやぁ!」ゴスッ!
許しを請う咲夜を思いっきり叩き付ける。
咲夜は頭を硬い床に強打してしまった。


「ねぇ・・・どうするのよ?
 死んで償うの?あなたが死ねば、これと釣り合うとでも思ってるの?」

ズドッ!「うぐっ!!」
這いつくばる咲夜の脇腹を、蹴飛ばした。


「聞いてるのよ?どうするの!?どうするのよ!?」

ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!
「あがっ!やめっ!やめて!くださ!」
更に容赦ないキックが咲夜を襲う。
彼女は亀の様に丸まって耐えるしかなかったが・・・



「ちょっと・・・それは何のつもり?」
「え・・・?」

「これってカップを割ったあなたが悪いのよね?
 つまり・・・罰を受けるのって・・・当然じゃない?
 ・・・・・・
 だけど、その姿勢は何・・・?
 どうして私の罰を真っ向から受け止めないの?」

「あ・・・これは・・・」


「へぇ・・・あなたは自分は悪くないと思っているのね?
 罰を受けるようなことはしてないって言いたいのね?
 私が勝手に癇癪起こして、理不尽な暴力振るってるってことなのね?」


「ち・・・違います・・・」



「この・・・ゴミクズッ!!!」

「いやぁぁぁ!!!」



「ゴミクズ!ゴミクズ!お前なんて!拾わなければ!良かった!!」

ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!
「ごめんなさい!お嬢様!ごめんなさい!!」
怒りに我を忘れたレミリアは、一心不乱に咲夜の腹を蹴飛ばし始めた。


「使えない上に!恩を仇で!返すなんて!本当に最低のゴミクズだわ!!」
「・・・さいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ・・・」

吸血鬼の本気の蹴りが生身の人間を襲う。
防御の出来ない咲夜にとって、それは絶望的な攻撃だった。

体中の骨が折れる音がした。
意識が朦朧としてきた。
咲夜が、自分が死んでいくことをハッキリと自覚した頃・・・



「あの!お嬢様!!」
あまりの恐怖に押し黙っていた魔理沙が、ようやく声を張り上げた。


「このカップ・・・にとりに頼めば直してくれると思う。」

「本当?」
咲夜を蹴り続けていた足が、ピタリと止まった。

「ああ。あいつら器用だから・・・これくらいならやってくれるぜ。」

「そうね・・・別にこんなカップ、どうでもいいけど・・・
 魔理沙がそう言うのなら、折角だし直して貰おうかしら。」


レミリアがクルリと振り返る。
つまり、咲夜はやっと解放されたのだ。


「それじゃ早速行くわよ。魔理沙、案内して。」
「あ、ああ。」



「・・・なさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんな・・・」
床に倒れたままの咲夜に、主は一切視線を向けなかった。









「咲夜、大丈夫か?」
カップを修理して貰った後、魔理沙は咲夜のことが気になって医務室を訪ねた。
しかし、そこに咲夜の姿はない。

「ここにいないってことは、意外と軽症だったってことなのか?」
もしそうだとすれば、彼女は今頃キッチンにいる筈である。
いつもなら夕食の準備が始まっている頃だ。
取り合えずキッチンに足を運んでみることにした。


「あれ?ここにもいないじゃないか。」
ここにも咲夜はいなかった。
もしかして永遠亭あたりに運ばれたのか、と魔理沙は考えたが・・・

「ん?何だ、これ?」
キッチンの机の上に一枚のメモがあった。

『魔理沙へ。夕食は鍋にあります。時間になったら取り出してください。』
かなり汚い字ではあったが、確かにそう書かれていた。


「夕飯作ったって事は、無事だったってことだな。良かった。」
特に深いことは考えず、魔理沙は安心した。









「それにしても、魔理沙をメイド長にして本当に良かったわ。」
「・・・でも、実質的な仕事は今まで通り咲夜が全部やっているんでしょ?」

「確かにそうだけど、あいつがメイド長になってから色々と良くなってるよ。」
「咲夜の心労が増えたこと以外は変わってないと思うけど?」


「パチェ、分からないの?魔理沙が来てから窃盗の被害が0になったのよ。
 それまでは月に10件とか、ザラだったのに・・・」



「レミィ・・・あなたは大変な勘違いをして・・・」

コンコン・・・「お嬢様、お夕食の準備が出来ましたぜ。」
そこへ魔理沙が夕飯を持ってきた。



………
「美味しい!今夜の夕食、凄く美味しいわ!!!」

「そ・・・そうか。」


「美味しいわよ。今までに無いくらい。」
「確かに・・・私もこんなに美味しいのは初めて食べた。」

「ま、まあ。でも作ったのは咲・・・」
「流石、魔理沙ね。私が見込んだだけのことはあるわ。」
「いやぁ、あはははは・・・」



咲夜の最期の料理は、主を大いに喜ばせた。









その頃、紅魔館の廊下の一角で。
正に今、一人の命が消えようとしていた。


「はあ・・・はぁ・・・う・・・ぐぅ・・・」
折れた肋骨が内臓に突き刺さっているらしい。
息をするのも苦しい。
もう目の前は真っ暗で何も見えない。

せめて誰にも見られず死ぬというのが、彼女の最後の誇りのつもりだった。



「咲夜さん・・・」
「・・・誰?」
「私です・・・美鈴です・・・」


それを見られたのが美鈴だったのが、救いだった。



「美鈴・・・私ってもう・・・駄目なのかな・・・?」

「・・・駄目だと思います。今の咲夜さん、野垂れ死ぬ前の犬みたいです・・・」

「美鈴は、私の人生・・・どう思う?」

「悲惨です。私が見て来た限りでは・・・」


それを聞いて咲夜は泣き出したようだったが、もう涙は出なかった。



「私ね・・・ここに来る前の記憶なんて無いし・・・
 お嬢様に尽くす以外の幸せなんて知らなかった。
 だから、お嬢様の為に頑張れば・・・報われるって信じてたのに・・・」



「・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 咲夜さんは・・・自分の人生って何だったと思いますか?」






「お嬢様の・・・気紛れ。」
そう言って咲夜は静かに目を閉じた。





  • なんとまぁ理不尽な -- 名無しさん (2009-05-13 20:39:49)
  • 次は魔理沙の番か -- 名無しさん (2009-05-13 23:41:08)
  • いずれみんなから見捨てられるレミリアが目に浮かぶ…… -- 名無しさん (2009-05-14 21:35:48)
  • というか家事全般の要がここで消えるわけだからな
    紅魔館終わったも同然だろう -- 名無しさん (2009-05-23 04:59:25)
  • 咲夜が死んだのは大きな痛手だな
    いつかレミリアいぢめになる -- 名無しさん (2009-05-23 13:18:52)
  • というか見方変えればこれも一種のレミリアいじめになる -- 名無しさん (2009-05-23 21:46:22)
  • 魔理沙がちゃんとメイドの仕事を完璧に出来るとは思えんな
    と言うか皆何も言わないのか、文の新聞で書かれるんじゃ -- 名無しさん (2009-05-24 11:46:56)
  • 人は失ったことに気付いた時強くなることができる -- 名無しさん (2009-05-31 01:40:19)
  • というか、すでに咲夜が死んだ時点で紅魔館はおしまいだろう

    一方パチェは倒れてきた本棚の下敷きに…… -- 名無しさん (2009-06-01 08:19:29)
  • 美鈴出奔→パチェ失踪→レミリアいぢめの完成 -- 名無しさん (2009-06-01 13:35:57)
  • 咲夜が死んで魔理沙が家事をどうにかしようとする→紅魔館崩壊
    愛想を尽かしたバチェが消える、そして美鈴も消える
    妖精も愛想を尽かし消える
    残るは悪魔の契約で縛られた魔理沙とレミリアとフラン -- 名無しさん (2009-07-22 02:09:52)
  • この調子だといずれレミリアいじめになるな -- 名無しさん (2009-07-22 23:55:27)
  • これから本当は仕事なんて全く出来ない魔理沙がヤられるんですね、分かります。  -- 名無しさん (2009-08-26 03:07:39)
  • 最初は罪を償うという名目でメイドになった魔理沙がレミリア相手にいつものだぜ口調で話しているのがすごく気になった。
    癖なんだろうし、もしかしたらレミリアがそうするように命令したのかもしれないが、もう少し敬語で離す比率を多くしても良かったんじゃないかと思う。
    これだと魔理沙とレミリアで裏を合わせて咲夜を虐めているんじゃないかと思いたくなる。 -- 名無しさん (2009-08-26 08:42:55)
  • この後すぐに荷物をまとめて出ていくパチェと美鈴
    そして魔理沙の失敗を妖精メイドになすりつけ妖精メイドを虐めだすおぜう
    そして妖精メイドも逃げ出していつのまにかフランとおぜうと魔理沙だけに
    紅魔館解体

    とここまで幻視した -- 名無しさん (2009-08-29 21:01:40)
  • 泣いた -- 名無しさん (2009-10-23 17:34:29)
  • レミリアは何を考えていたんだろう?
    さくやさんが憎かった?魔理沙が大好きすぎた?
    魔理沙の方がさくやさんより優秀だと信じてた?
    さくやさんが信用できなくて「実は私が悪い」という魔理沙の声がミミに入らないほどに盲目だった?
    いじめとしてはすばらしい、だがそれがわからなくて・・・ -- 名無しさん (2009-10-24 03:49:50)
  • ただの気紛れです -- 名無しさん (2009-10-24 10:33:29)
  • いやいやいやこれで終わりって理不尽すぎるだろwwww
    オチなし?咲夜の中に秘められた力を引き出すためにいじめたとかそういうのなし?
    それであんたゴミクズって・・・うーん。 -- J (2010-02-05 12:13:25)
  • レミリアにとっては強さ=優秀さなんじゃないの?
    だから今まででは館で一番強かった咲夜さんがメイド長だったけど咲夜さんより強い魔理沙が入ったから咲夜さんは一般メイドに格下げされたんだろう -- 砂時計 (2010-02-06 11:29:38)
  • >魔理沙が来てから窃盗の被害が0になったのよ。

    のセリフでお前は何を言っているんだと思ったのは俺だけじゃないはず。
    -- 名無しさん (2010-02-08 02:13:28)
  • 咲夜かわいいよ咲夜
    これ以上の言葉はいらない -- 名無しさん (2010-02-26 14:43:59)
  • いやいやいや… -- 名無しさん (2010-02-28 09:40:02)
  • ゴミクズの称号は咲夜さんにも与えねば -- 名無し (2010-04-15 09:19:49)
  • 誰だって自分が1番大事 -- Aーfd (2010-04-16 22:39:12)
  • まあ咲夜さんは自分<レミリアみたいだったが。
    レミリアがいなければ死んでたから当然かもしれないが、ちょっと死ぬのが遅くなっただけだったな -- Aーfd (2010-04-16 22:41:31)
  • いじめとしては、すごくいい -- 名無しさん (2010-04-17 21:47:27)
  • いじめが前提にあるかぎりバッドエンドは当然なんだけどもね。
    ハッピーエンドを望んでいる俺がいる -- 名無しさん (2010-04-17 22:00:09)
  • わぁお -- 咲夜好きな奴 (2010-05-23 15:47:56)
  • R.M.スカーレットはブーメランが特技なのか? -- 名無しさん (2010-06-03 22:54:16)
  • もう少し魔理沙には反発して欲しかったな。メイリンとパチェは心配してくれてたけど助けてはくれはかった。どちらかといえば助けられなかったのかな? レミリアって哀れだな。-- 壊れかけている生き物 (2010-06-08 00:13:48)
  • 惨過ぎるーーーーーーー!!!!!!!
    咲夜がーーーーーー!!
    でもカップの所泣いたwwww
    それでもまだレミリアの事を思っている咲夜に感動したww
    実際こんなんじゃないんだーーーーーーーーーーー!!
    咲夜とレミリアは思い合っているんだよ!!!!
    後それから魔理沙!つったってないで助けてやれよ・・・
    なんか美鈴が優しい・・・・
    紅魔館オワタwww -- れみレミリ☆あうあう (2010-08-13 16:04:32)
  • めーりんが唯一の良心 -- 名無しさん (2011-02-21 00:50:24)- 美鈴かわいいよ美鈴 -- きもけーねす (2011-12-09 15:48:09)
  • せめて・・・・咲夜さんが、天国に行けますように・・・
    無理だろうけど・・・ -- 名無しさん (2011-12-11 00:49:58)
  • 「貴方、大変な勘違いをして」←つまり、10件の窃盗全部魔理沙のしわざか。 -- 名無しさん (2012-01-20 00:54:43)
  • ゴミリアに不覚にも吹いたwww
    これは感情入るな、咲夜さん好きだから^^
    完全で瀟洒なメイドのプライドがズタズタになったんだろうな~
    たかが人間の少女に立場取られて仲間もいなくてハゲにされるっていう…むごいぞ、むごすぎるぞ← -- ゆかりん (2012-01-20 18:13:16)
  • 大好きなレミリアのはずなのに初めて少し殺意がわいたw
    ↑の人と同じようにゴミリアには吹いたwww
    ここには職人さんいっぱいいるネ!!まさにここのレミリアはうぜう様
    あといつのまに小学生沸いた。いくら咲夜さんがすきすぎるからって症状酷いぞお前ら。
    でも最終的にはレミリア死亡フラグたってっからいいんじゃないの? -- 梨弁当 (2012-03-03 16:13:00)
  • 最後の方でパチュリーの「大変な勘違いをしている」というセリフが気になる。言葉通り咲夜がいなければ成り立たないという意味なのか?それくらいならレミリアもわかっているはず。他の意味があるのかもしれない。咲夜がいなくなることでパチュリーしかわからないことが。・・やっぱただのきまぐれかw咲夜も所詮ちょっと優れたお手伝いさんだっただけ。変わりはいくらでもできる -- 名無しさん (2012-05-02 13:26:34)
  • 魔理沙が窃盗の犯人>魔理沙がメイド長になり、窃盗がなくなった>おぜうが警備を強化したと勘違い>パチュリーがそれを指摘・・・要するに、全部おぜうの勘違いかww  -- 名無しさん (2012-05-22 00:29:24)
  • レミィは大変な勘違いをしていきましたといったところか。
    咲夜はパチェを喜ばせるために魔理沙をわざと館に入れていた…とか? -- 名無しさん (2012-07-25 10:02:37)
  • ↑あほか… 冒頭よくよめよ
    パチュリーがまりさのこと殺そうとしてる
    パチュリーどう見てもまりさのこと嫌ってんじゃん -- 名無しさん (2013-12-19 19:09:12)
  • まさにバンパイアとしか言い様のないおぜう。 -- ドグラマグラ (2014-03-01 14:57:27)
  • いつも咲夜の仕事を見ていた魔理沙が咲夜並みに仕事が出来るようになった(皿洗い以外)後日談を想像した拙者は鬼畜 -- 名無しさん (2014-07-19 00:34:27)
  • 咲夜さんが紅魔館を広げているんだよね・・・ -- 名無しさん (2014-07-19 23:02:37)
  • この手の小説でのおぜうのクズ率半端ないよね -- 名無しさん (2014-08-12 16:40:03)
  • ゴミリアは爆発四散すべし 慈悲はない -- 名無し (2014-08-19 21:58:50)
  • ゴミリアwww
    -- リンちゃん (2014-08-20 18:44:34)
  • レミリアは大変な咲夜いじめをしていきました。
    ダナ
    -- サクラクサ (2015-03-18 21:43:18)
  • 大切な一人の従者である咲夜を蹴り殺すとかレミリア正気なの? -- 名無しさん (2015-04-02 20:50:42)
  • ↑二次創作の話ですから。この話でのレミリアは、咲夜のことは気まぐれで拾ってきた人間の一人としか思ってなかったってことだ -- 名無しさん (2015-04-16 17:22:29)
  • 原作でのレミリアが咲夜を大事に思っているのはわかってるから、こういう話でも安心して見ていられる -- 名無しさん (2015-06-02 22:02:20)
  • 咲夜ざまあ -- 名無しさん (2015-07-11 16:31:04)
  • 。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
    咲夜ああああああああああああああああああああ
    レミリアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
    (*`へ´*) (*`へ´*) (*`へ´*)
    -- フランドール (2015-07-28 19:07:30)
  • レミィは大変なブーメランを設置しました


    あ、ゴミリアで良かったか。


    ゴーミーリーアーうー☆ -- 名無しさん (2016-01-01 07:01:14)
  • ムワアああああああああああああああああああああああああ             -- mario (2016-04-29 17:30:07)
  • 咲夜ああああああああああああさああああんんんんんんんん -- フランドール (2016-04-29 17:32:56)
  • いやアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ -- 霊夢 (2016-04-29 17:35:35)
  • ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺様心にひびが入った -- ワリオ (2016-04-29 17:42:22)
  • 近日、レミリア死刑 -- 霊夢 (2016-04-29 17:48:34)
  • 荒れてるw
    レミリア好きだがこれはゴミリアだw
    うー☆w
    ウザリアうー☆
    -- 勇者あああ (2016-04-29 19:47:17)
  • くーそーゴーミーリーアーは粗大ゴミに出しましたww -- 和えDfdfhマリオ54 (2016-05-01 09:45:54)
  • 死ねレミリアあだ名はゴミリアちゃん -- ジtlgsぅrhgs利lgkrsh振れwskへkルイージ8888889964 (2016-05-01 09:51:50)
  • うーん一番好きな咲夜さんが倒れたから魔理沙家事できない美鈴出てくパチェ同じ小悪魔も妖精メイドも従者繋がり妖夢からの信頼失う白玉楼からもきらわれる -- 名無し (2016-05-20 02:18:09)
  • 続き
    うどんからも信頼消えて永遠亭からも信頼消えるね悪い言い方するが五大老婆からも信頼なし紫と霊夢関係で信頼無し霊夢が関わった時点で皆から信頼を失う オワタ
    紅魔郷一番好き -- 名無し (2016-05-20 02:22:34)
  • 咲夜さん!骨折れた時の痛さはよくわかるぜ!
    ヤンチャしてた頃にポッキリいったからね! -- キング クズ (2016-05-20 04:09:11)
  • レミリアファン唖然の名作ここに現る! -- 名無しさん (2016-05-21 15:57:27)
  • Oh...... -- 名無しさん (2016-05-30 00:55:42)
  • ›私が勝手に癇癪起こして、理不尽な暴力振るってるってことなのね?」
    はいそうです -- 名無しさん (2016-05-30 18:10:27)
  • これ妖怪が人間殺したのと同じだから霊夢がでてレミリア退治されるよね? -- 名無しさん (2016-07-04 17:12:11)
  • ここのれみりゃはゆっくりなみにあほなんだねーわかるよー -- ちぇん (2016-07-25 17:17:00)
  • 咲夜空間操れるし、死んじゃったら紅魔館の家具とか図書館とか縮んでやばいことになるじゃん。
    -- RRR (2016-07-30 18:52:58)
  • 咲夜が死んだ(殺された)事によって、
    美鈴が出てく
    パチュリーも出てく
    妖精もメイドやめる
    フランは…残るか、美鈴かパチュリーと一緒に出てく
    あとは悪魔の契約に縛られた魔理沙と信頼を失った小汚いコウモリ
    ってか腐れみりゃ勘違いし・す・ぎw
    咲夜が死んだら家事全般ほとんど機能しなくなるやんw
    -- reverse (2016-08-13 17:04:11)
  • フランはあんなクズになって欲しくないw
    咲夜が死んだから、従者繋がりの妖夢=白玉楼にも
    嫌われて、霊夢にも嫌われて、射命丸がこれをネタに
    新聞書いて幻想郷中に広める。居場所をなくした紅魔館メンバー
    なんてことしてくれんだよ…幻想郷で居場所をなくし
    紅魔館でも居場所をなくす。
    美鈴に嫌われパッチェ先輩にも親友としてみてもらえなくなって、
    フランには毛嫌い。メイドやめる。紅魔勢にヤバイことしてくれはった
    コウモリ。幻想郷で殺しは大罪。
    霊夢に退治されてれみりゃ死ね!
    -- れみりゃ死ねっ! (2016-08-13 17:12:14)
  • 咲夜が死んでからたったの2日後、紅魔館はめちゃくちゃに
    なった。何故なら紅魔館の元メイド長。十六夜 咲夜がこの世
    を去ったからだ。それは紅魔館の主、レミリア・スカーレット
    の理不尽すぎるイジメにより…、
    霧雨 魔理沙が家事全般をできないため、咲夜がやっていた仕事
    のほとんどは妖精メイドにやらせることなった。


    魔理沙「…お嬢様。紅茶が入りましたのぜ」


    レミリア「えぇ…そこに置いといてちょうだい」
    -- 続きの小説を予想した、 (2016-08-24 19:35:00)
  • レミリア・スカーレットは、紅魔館を支えてきた者の1人。そのメイドが死んだ今、主の信頼は落ちる一方だった


    レミリア「ねぇパチェ…」


    パチュリー「……何かしら」


    レミリア「最近貴方、私に冷たくないかしら」 -- あいか (2016-08-24 19:38:12)
  • パチュリー「…咲夜が死んでから、魔理沙の失敗を一般メイドになすりつける様になったんですってね。 」


    レミリア「…メイド長の犯した失態の責任者に罰を与えてるだけよ。なすりつけるなんてのはやめてくれないかしら」


    パチュリー「はぁ…レミィ…貴方は物が取られるのが0件って言ってたけど、魔理沙がメイド長をやる前は、10件あったわよね?」


    レミリア「え?えぇ…そうだけど。私が何か間違ったことでも言っているの?」


    パチュリー「…貴方は勘違いをしている。」


    レミリア「…はあぁ?」


    パチュリー「その10件はね、魔理沙がほぼ毎日とっていくからよ。別に魔理沙がはいってきた事で盗難が無くなったわけじゃないわ」


    レミリア「…ぇ」


    パチュリー「レミィ…貴方は咲夜より珍しい人間に酔っていただけなのよ。」 -- 398大好き (2016-08-24 19:57:54)
  • レミリア「なっ…!なんですって!?私が!人間に酔っているって!?」


    パチュリー「貴方は咲夜が珍しいから拾ったのでしょう?咲夜は貴方に忠誠を誓い、慕っていた。それをあんな扱い…レミィ、正直言って貴方に失望したわ」


    レミリア「…はぁ!?だから何?あいつは私の所有物だ。この館のものみんな私を楽しませんだけの玩具…っ貴方は黙って私の親友として居ればいいのよ!!!」


    パチュリー「…そう……それが貴方の言葉ね」 -- レミィくたばれ (2016-08-24 20:11:35)
  • パチュリー「なら、私はあなたの紅魔館に在る図書館には居たくないわ。
    …レミィ、あなたはいつの間にか運命の歯車を壊していたのね。もう、後悔したって遅いわ、コア、ココア、美鈴行くわよ…」
    勝手にすいません! -- ララキキ (2016-09-13 21:34:31)
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