93 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 00:35:10 ID:DV45jTn.O
早苗「私…何かしましたか?」
な夢をみた


94 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 01:33:12 ID:n58u0Wm20
「あっ!」

ガッシャーン!
運んでいた食器が砕け散り、見るも無惨な惨状となる。

「何やってんだい!この、役立たず!!」

足を引っかけられ、罵られる。このパターンにも少し慣れてきた。
この陰湿ないじめが始まったのは一ヶ月ほど前のことだ。
きっかけはよく分からない。ただ、今まで優しかった神奈子様が豹変し、私に当たり散らすようになった。

「全く、食器すら禄に運べないのかい、このダメ巫女は!」
「すいません…、すぐに片付けますから…」

涙が出てくる。これだけは一ヶ月たった今でも抑えられない。
どうしても優しかった頃の神奈子様を思い浮かべてしまうのだ。
戻ってほしい、そう思うがどうしたらいいのか分からない。

「今は何を言ってもダメ、私たちでは神奈子がこうなってしまった原因を解決できないから」

諏訪子様はそう言っていた。原因は分かっているのだろう、しかし、それを教えてもらえないというのはもどかしい。

「ほら!どきなよ!邪魔なんだよ!」
「あっ!!」

しゃがんで、割れた食器を拾い集めていたところを蹴られる。
手から血が滲んでくる、食器で手を切ってしまった様だ。

「ふんっ!祖先も祖先なら子孫も子孫だ!穢らわしい」

そう言い捨てて出て行く。
痛い。手のことではない。それに、抑えるべき感情が抑えられない。

「大丈夫?」

不意に声をかけられる。諏訪子様だ。

「ごめんね、早苗。こんな後からしか出てこないなんて卑怯だよね」

そういって、そっと抱きしめられる。
分かっている。諏訪子様が後からこうして出てくる理由は。
私が責められているところを庇うと、後で余計にいじめられることになるからだ。

「本当に、ごめんね…」

震えた声で言う。ああ、ダメだ、最近我慢してたんだけどなぁ。
諏訪子様はいいよ、と言って背中をポンポンと叩く。

私は、諏訪子様に抱かれながら、久しぶりに声を出して泣いた…




こんな感じでおk?


95 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 02:14:19 ID:ISGLix.o0
おkだ!!!!
この後諏訪子も豹変して追い詰められる早苗。
誰かに助けを求める事すら思いつかず崩れていく。
時がたち我に返った神奈子と諏訪子が見たのは
ストレスのあまり食事を受け付けずミイラのようになった早苗。
当然精神もまともではない。
そして神奈子と諏訪子は罪のなすりつけあいをはじめ……というとこまで幻視した。


96 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 02:25:36 ID:wt9SzFSQ0
「あ、あの……」

早苗は恐る恐る神奈子の部屋の襖を開いた。
二本のロウソクだけが照らす薄暗いその部屋の真ん中に、神奈子は座っていた。

「なに」

神奈子は眼だけを早苗の方に向けて、低い声で煩わしそうに言った。
剃刀みたいな空気が、早苗の肌をぴりぴりと不快にさする。
思わず後ずさりしそうになるが、早苗は勇気を振り絞って言った。

「お、お菓子を作って、みたんですけど……」

ちゃんとはっきり言ったつもりなのに、震える息に乗せられた言葉は途中から勢いを失っていた。
けれど、暗い部屋の中で神奈子はクスっと笑うと足を崩して言った。

「入っていいよ」

ふっと固まっていた空気が緩んだような気がする。
早苗は大きなケーキを持って部屋の中に入る。
きついお香の匂いがすぐに肺を満たした。

「閉めて」

早苗は返事をして後ろ手に襖を閉める。
また部屋の中は真っ暗になってしまう。また空気が張りつめてしまう。

早苗はコトと神奈子のそばにケーキを置くと、包丁を入れる。
クリームで出来た綺麗だった装飾が醜くつぶされ、ぶつぶつとスポンジが切れる音が聞こえる。
フォークを持つ手が震えて、皿に乗せる時にカタカタとぶつかった。

「あ、あの……お口にあうか……」

「………」

神奈子は皿を受け取ろうとせず何も言わず黙っていた。
薄暗いなか、神奈子の表情は伺えなかった。
怒っているのか、喜んでいるのかも分からず、ただただしんとした空気に、早苗は緊張していた。

「頑張って作ったの?」

沈黙の後、神奈子の低い声が聞こえた。

「……は、はい」

ロウソクの火がくらくらと燭台の上で踊っている。

「へぇ」

クスクスと笑う声が聞こえた。
息苦しい。
神奈子の一言一言が、早苗を威圧しているみたいだった。
暗闇が、早苗を押さえつけているみたいに重たくのしかかる。

「役立たずのくせにね」

神奈子の言葉が、早苗の隣を通り過ぎる。
くっくっと無理に喉を鳴らしたような笑い声が、暗闇の中から聞こえる。
胃の底がぐらぐらして身体が崩れそうになる。
その笑い声は早苗の柔らかな心を串刺しにして、早苗は、どうしていいのか分からなくなる。

「………」

早苗は黙ったままケーキを見つけた。
白いクリームの上で、三人の形をしたクッキーが、楽しそうに手をつないでいた。

やっぱケーキぶつけたらギャグになってしまう


97 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 02:35:24 ID:BCCzUL5o0
93
それはですね、
いじめられてた早苗さんを全力で保護してラブラブ~な展開になった後、
いつめ優しくしてくれている事に感謝の意を表してくれた早苗さんに対して、いかにも白けた様に視線をそらしながら舌を打ったりして、
早苗さんが焦り始めたら早々に立ち去り、訳も分からず恐縮しながら説明を求める早苗をガン無視するんですね。
わかります。


98 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 03:22:40 ID:ho8r4ShE0
そこで早苗は神奈子に「最近お疲れでしょう」とシケモクをプレゼントし
しばらくして今度は豪華なクリスタル製の灰皿を。神奈子はシケモクの火を
それで消す。ぎゅ

守矢神社大爆発

「これが河童流のやり方さ・・・お休み、神奈子さん!」
「あの・・・本当にこれでよかったんでしょうか」


99 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 03:36:49 ID:9Z7J6j360
神崎にとりw
しかし、シケモクなんかプレゼントしたら、青スジ立てた神奈子に
速攻で殺されると思うw


100 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 07:40:07 ID:f6GFJQ8k0
蛇は煙草の煙に弱いんだっけ?


101 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 08:45:24 ID:A0xh/rn.0
92 GJ
フラマリ好きの俺をしてはこういう話はなかなか・・・

100
煙草の紙とフィルターを取り除いた「煙草の葉っぱ」を撒くと
ヘビはそこを通らないので蛇除けとして煙草は有効だとされてる(たぶん蛇は煙草の臭いがきらい)

そてなわけでさらに神奈子の怒りを買った早苗
「も、申し訳ありません!!神奈子様」
額を床に擦り付けて土下座する早苗
「早苗、許して欲しかったらあんた自分の体に刺青彫りなさい。蛇のかっこいいやつね」
「い、刺青!?」
巫女として、年頃の女の子としてそんなことできるがわけない
「あんたの信仰がどれくらいか今一度私に見せとくれ」
「そ、そんな・・・・・・・」
「いいから行きな!!終わるまで帰って来るんじゃないよ!この能無しが!」
「きゃあ!」

神社を追い出される早苗さん


102 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 08:47:37 ID:A0xh/rn.0
訂正
できるがわけない×
できるわけがない○
連投してしまいすまない


103 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 11:07:56 ID:omU8PVAIO
刺青は自分を追い出すための口実だと知りつつも
幻想郷に来て間もないため他に他に行くところのない早苗さんは途方にくれる

このあとどんな行動とるのかいろいろ想像できそう・・・・・
数日経って、さすがにやりすぎたと反省する神奈子の前に、狂って本当に刺青入れた早苗さんが現れて
「ほら?神奈子様、入れましたよ?可愛い可愛いヘビさん。腕に。これで私の忠誠をわかってもらえましたか?すごく痛かったです」
と言って神社の二人を驚かせるのをちょっと考えてしまった


104 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 11:27:30 ID:v82JmqC.0
そこで神奈子様が反省する時点でぬるい気がする


105 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 12:49:47 ID:X9NkeSuQ0
というか対象が神奈子になってる


106 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 12:52:24 ID:JbDZQZNY0
対象がコロコロ入れ替わるのもこのスレの醍醐味さ


107 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 13:00:21 ID:X6q97/xEO
103
いい。グッドです。
思わずこれの長文ヴァージョンを読みたくなった。
狂っちゃう早苗さんの台詞・描写に萌えてしまった。
俺は生まれついての病人。

104
さらなるハードなものに期待せざるを得ない!
放ってくれ、放ってください


108 :名前が無い程度の能力:2008/03/24(月) 13:43:04 ID:YdiKawdE0
「その程度のことで追い出すなんて、信仰する気も失せる神様ね」
山を降りて少し行った場所、湖のほとりにある大きな洋館の主はそう言った。
神奈子様は、それでも私の家族のようなものなので、多少カチンときたが
「(お嬢様、相手は家を追い出された少女ですよ、もう少しやんわりと)」
プラチナブロンドのとても綺麗なメイドさんが、それを制する小声が
私にも聞こえてきたので、ちょっと溜飲が下がった。
きっとわざと私に聞こえるように喋ったんだと思う。瀟洒だなぁ。
「そうねぇ・・・刺青なんて、パチェ。どうにかならない?」
テーブルを囲んで対面する私と主の横に座り、飲み物にも手をつけないで
ずっと無愛想に本を読んでいた、紫色の女の人が、本をパタンと閉じて
私と館の主を交互に見てから、深い溜息をついた。魔女らしい。何なんだろう。
「レミィ。タトゥには魔力があるわ。それはそれは強烈な魔力がね」
「なんかイメージでは私と咲夜、貴方と小悪魔みたいに絶対離さない
 感じがするのだけど」
その言葉に魔女さんが少し目を細めた。笑っているのだと気づくまで
少し時間がかかった。魔女さんはこう言った。
「刺青が欲しいなら入れてあげるわよ。でもそれは貴方を永久に縛り付ける
 ことになるわ。その価値があるのかよく考えてみることね」
私は意を決して刺青を受け入れた。私に守矢神社以外の居場所など無いのだから。

「巫女はバカばっかりだわ」
パチュリーは刺青を入れるのに使ったグリモワールを乱暴に書棚に叩き付けた。
小悪魔がそれに怯えて体をびくつかせ、書棚の向こうに隠れてしまう。
咲夜はそれをえらく不憫に思ったが、慰めるのは後でいいだろうと目の前を優先した。
「パチュリー様、バカと申しますと」
「咲夜ならもっと察しがいいと思ったんだけどね。巫女じゃなく人間に
 訂正しようかしら・・・ごめん、怒らないで。ちょっと頭にきてただけ」
咲夜はその程度の皮肉でうろたえるような人間ではないが、パチュリーの
様相がおかしいことに対しては奇妙なものを覚えた。
「刺青がそんなに悪しきものなのでしょうか」
パチュリーはたっぷり時間を置いてから言った。
「あの娘、もう一生あの神社から離れられないわ。自分が望んだとしてもね」
「神の怒りを鎮めるのも巫女の仕事だと思うのですが」
「そうよ。でも今の彼女の神はいかれてるの。いかれた神に道理は通じない。
 無茶が通れば道理が引っ込む。つまり無茶を際限なく要求してくるわ」
そこまできて咲夜は少し衝撃を受けたようだった。あの巫女の少女に
何か罪があるとは思えない。態度、言葉遣い、あの紅白と比べればどれも
真人間のそれであった。彼女なら人里で幸福な一生を全うできるだろう。
「いいの。咲夜、しばらく放っておいて。あの娘は人生を棒に振ったわ。
 私は彼女から望んだそれに手を貸しただけよ」
パチュリーは咲夜に背を向けていたものの、その肩が小刻みに震えている
ことから、泣いていることがありありと解った。
咲夜は小悪魔の前に、パチュリーが泣き止むまで胸を貸さねばならなかった。


緑色の髪の少女が外的な要因で宙を舞い、襖を突き破って外に飛び出した。
激痛にもがいている彼女に歩み寄るそれはもうフランキーな神ではない。
早苗の胸倉を掴んだ神奈子は言った。
「誰に、やって、もらったんだい」
「・・・医者、です」
「バカ言うんじゃないよ、ただの医者にこんな刺青が入れられるものか」
その刺青には魔力が"込め"られていた。早苗を災厄から守るための魔法が。
神奈子はそれが気に障ったらしい。神である自分にそんな玩具は通じないが
自分のモノである巫女にそんないかがわしいものを施した奴を許せなかった。
そうだ、早苗は私のモノだ。私の。誰がなんと言おうと。
だから私が早苗に入れたかった刺青はこんなものじゃない。

早苗はどうにかしばらく耐えていたが、いつ終わるとも知れぬ暴力の前に
意識朦朧として、つい口を割ってしまったのだった。


医者なら永遠亭なんだけどそれだとイメージ沸かなかった。ごめん