いぢめスレ提供



博麗霊夢は紅魔館に訪れた
それを出迎える紅魔館の主
「あら、霊夢いらっしゃい。来てくれてうれしいわ。調度良い紅茶と美味しいケーキが入ったの、よかったら・・・・・」
自分の意中の女性を茶会へ誘う
しかし、愛しの霊夢は素っ気なく断る
「そんなことより、フランの部屋に通してくれない?」
現実は残酷で、霊夢が選んだ相手は自分ではなく妹だった
博麗霊夢が想いを寄せるのはレミリアではなくフラン

霊夢に聞こえないように小さく舌打ちをしてから従者を呼びつける
「咲夜」
「はい、お嬢様」
物音一つ立てず、どこからともなく咲夜が現れる
おそらく時間を止めているのだろう
「霊夢を地下室に」
「かしこまりました」
主人に恭しく頭を下げ、霊夢を地下室へ案内する
地下室の階段を下り、フランの部屋の前に到着する
咲夜が鍵を取り出し、扉の鍵穴にさしこむ
「なぜ、またフランを地下室に閉じ込めたの?少し前は館内を自由に出歩けたはずよ?」
最近になりフランはまた地下に閉じ込められるようになった
咲夜は表情を変える事無く、その問いに答える
「原因の半分は自分にあると理解しているかしら?」
「大方そんなことだとは思ったわ・・・」
用は妹に対するレミリアの嫉妬
霊夢が自分になびかないから、その腹いせに妹を再び監禁したのだろう
扉の鍵が解かれる
「では、ごゆるりと」
そう言って、咲夜は姿を消した

扉が開いた瞬間、霊夢の胸に飛び込んできた少女がひとり
「れーむ!来てくれたの!?」
レミリアの妹。フランドール・スカーレット

フランはベットに腰掛ける霊夢の膝の上に座り、鼻歌まじりで足を上機嫌にばたつかせ
懐いた猫のように霊夢に頭を摺り寄せる
霊夢はそれにこたえ、フランの頭を優しく撫でて、両腕で彼女の体を優しく包み込む、決して離さないという気持ちを込めて

フランの温もりを直に感じ、霊夢は至福のひと時を味わう
その胸中を占めるのは、目の前の吸血鬼の少女に対する想いだけ
嗚呼、この子はなんて綺麗な瞳なのだろう
瑞々しく輝いて、曇り一つ無く。どこまでも澄んでいる。覗き込んだらそのまま吸い込まれてしまうほどに
穢れを一切しらない、無垢な心と精神
日の光にさらされること無く育った、透き通るような肌
太陽のように暖かな色をした金色の髪
裏表の無い無邪気な笑顔
その全てが私の精神を異常なまでにかきたてる
可愛い、可愛いフランドール

許されるなら
今この場で「愛してる」と想いを伝え
無理やり唇を奪い
肌を重ねあいたい

「れーむ?」
その声で霊夢はハッとする
フランに僅かばかりでも劣情を抱いてしまった自分を恥じる
もし、フランが今以上の関係を望むなら、霊夢は喜んで受け入れる
しかし、自分から今以上の関係を持ちかけるのは博麗の巫女としてはばかられる


だから霊夢はじっと待つ
フランのその小さな唇から自分を「好きだ」という言ってくれるのを
フランが身も心も自分に依存してくれることを


「霊夢が来てくれない日はすごく退屈・・・」
霊夢の腕に掴まり、寂しそうに言う
「・・?、この前まで読む本がたくさんあったじゃない?」
前来たときは結構な数の本が机の部屋に積まれていた。あれだけの本をこの数日で全て読みきれるとは到底思えない
「あいつが来て、全部持って行っちゃった」
「なぜ?」
「わかんない」
自分で聞いておきながら霊夢にはその原因はわかっている
これもレミリアの嫉妬
それに今日フランの顔を見たとき気付いていたが顔色もどこか良くない
「ごはん、ちゃんと食べてる?」
「ううん。最近もらってない」
それを聞いた霊夢は驚愕する
そして、そのことを特に気にも留めず平然と話すフランが不憫でしょうがなかった
これもレミリアの仕打ちである
思わずフランの体を強く抱きしめる、抱きしめずにはいられなかった
「ごめん、本当にごめんなさい・・・・」
「急にどうしたのれーむ?」
不思議そうな顔のフランを他所に霊夢は謝り続けた


自分がフランを愛おしく思えば思うほど、フランはつらい目に合わされ続ける
その仕組みを理解してなお、その想いをとめることはできなかった



2人の時間はあっという間に過ぎ去り、別れの時間がやってくる
「またねフラン。次来るときは何かお菓子でも持ってくるわ」
「じゃあね、霊夢。約束だよ!絶対に持ってきてね!」
フランと交わした約束を胸に、霊夢は地下室を後にする


地下から出て、廊下を歩いているとレミリアに出くわした
「あら、霊夢?偶然ね」
どうせ待ち伏せしていたのだろうと胸中でレミリアを罵る
「もし良かったらこれから・・・」
「どうして?」
レミリアの言葉を遮り質問をぶつける
「なぜフランから本を取り上げたの?」
「パチェが早く返せってうるさいのよ」
「なぜフランに食事を与えないの?」
「持って行こうとするとあなたが居るから、渡しそびれちゃうのよ」
悪びれる様子もなく答えるレミリアに霊夢は殺意を覚える
手を強く握ることでその感情を押さえ、殺意を胸の奥へ無理矢理押し込む
「霊夢が今夜私の相手をしてくれるなら、フランの待遇を考えてあげても良いわ。どう?悪くない条件でしょ」
「・・・・・・・・・・・あっそう、残念だけど交渉の余地は無いわ。さよなら。また明日も来るわ」
強引に会話を切り上げて霊夢は早足で去っていった

霊夢が帰りしばらくして
レミリアは怒りに任せ、壁を思い切り蹴飛ばして部屋一面分を粉々に破壊した
「この私が直々に指名してあげてるのよ!?私よりあんな狂ったガキのどこが良いっていうのよ・・・・・・」
怒り心頭のレミリア。当然その怒りの矛先は妹に向けられることとなる






次の日も霊夢は紅魔館を訪れた、目的はフランに会いに。昨日交わした約束を果たすために
昨日と同様に地下室の鍵を咲夜に開けてもらい地下室に入る
「あ!霊夢だ!いらっしゃい」
今日もフランは明るく霊夢を出迎える
そして昨日と同様に、霊夢にしがみつき、はしゃぐ
霊夢はまず、フランの顔色を見る
昨日に比べ良くなっているため、どうやら自分が帰ってからちゃんと食事が貰えたのだとわかり安心する

だがその顔を見て、同時に霊夢は何か“違和感”を感じた


2人の団欒の時間がしばらく続く
「ねぇ、霊夢?」
「どうしたのフラン?」
急にフランがうつむいて恥ずかしそうな顔をする
「その・・・・あのね・・・・・私、霊夢のことが・・・・・・・・その、えっと・・・好きみたいなの・・・・」
それは霊夢が待ち望んでいた言葉
霊夢に嬉しさがこみ上げてくる、答えなど決まっている
「あなたにそう言ってもらえてうれしいわ、私もフランのこと好きよ」
その言葉を受け取ったフランは霊夢に体を寄せ、唇を重ねようと接近する

唇同士が重なる直前、霊夢は突然言葉を発する

「せっかく、約束したものを持ってきたのに。無駄になっちゃったわね・・・・」
「約束?」
その言葉に反応しフランの動きがピタリと止まる
「ほら、昨日約束したじゃない?」
「え・・・・と・・」
袖からカードを一枚取り出す
「ほら、これよ?新しいスペルカードが完成したら一番に見せるって約束」
「ああ、そういえばそんな約束したわね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でもそんなことより今は・・・・・」
霊夢に口付けをしようと再び体を寄せる
しかし、霊夢の手がそれを制した
「悪いけれど、私がキスしたいのはあなたじゃないわ」
「え?」
フランの喉輪を掴み、床に叩きつける
「痛い!霊夢どうして!?いきなりひどいよ!」
「いい加減その下手な芝居をやめなさいレミリア。反吐がでるわ、フランをどこへやったの?」
レミリアと呼ばれたフランが表情を醜く歪める
「どうして私がレミリアだって気付いたの?」
「昨日フランと約束したのはスペルカードではないわ。フランが空腹そうだったから何か食べるものを持ってきてあげるっていう約束よ」
フランの姿をしたレミリアは顔に手をやり、「やられた」というジェスチャーをする
しかし顔はにやけていた
「そんな初歩的な手に引っかかるなんて・・・」
「それ以前の問題よ、一目見たときから違和感を感じてたわ」
「違和感?」
「フランはそんな薄汚い目をしていないわ」

その言葉を告げた瞬間

フランの体は全て蝙蝠に変わり、霊夢の拘束をすり抜け。元のレミリアの形へと戻っていく
戻ったレミリアの顔は激昂していた
「私の目が薄汚いですって!?」
「そんなことよりフランはどこ?」
「フランフランフラン・・・・・・・霊夢はそればかりだ。私のことを少しも見てくれない」
「会話が成立してないみたいね。私はフランは何処かって訊いてるの?」
静かな口調で、しかし殺意の篭った冷酷な感情を乗せて霊夢は同じ質問を繰り返す

幻想郷に住むほとんどの者が震え上がるであろう膨大な恐怖がその短い言葉の中に凝縮されていた

だが、レミリアはその恐怖に対峙してなお揺るがない
口元をニッと吊り上げて、勝ち誇った顔をする

その口から霊夢が最も聞きたくないであろう返事を吐き出す

「殺したわ」
「なんですって?」
「殺したっていうの・・・今頃は灰になって幻想郷の空を自由に泳いでるんじゃないかしら?」
「・・・・・・・・・・・・嘘ね、あなたは妹思いのお姉さんよ」
「本当よ!!私がこの手で殺した!!空腹で弱ったあの子を引き裂いて、日光にさらして灰にしてやったわ!!」
アハハと笑うレミリアに霊夢はゆっくりと歩み寄る
レミリアは霊夢の逆鱗に触れたとわかった、殺されると直感した
だが、その予想に反して、霊夢の取った行動は全く逆のものだった
「えっ?」
霊夢はレミリアを抱きしめていた
恐怖で強張り小刻みに震えていたレミリアの体が霊夢の温かさで徐々に弛緩していく
霊夢の予想外の行動にレミリアの思考が停止する
「いくらあんたでも、そこまで酷いことができるなんて思わないわ・・・」
フランと大して体の大きさの違わないレミリアを両腕で優しく包む
「いいえ、フランは死んだ。もうこの世にはいない」
「本当のことを話して頂戴。フランはどこ?私はこれ以上あなたを嫌いになりたくない・・・」
なおも霊夢の優しい抱擁は続く、レミリアが手を霊夢の背中に回しても嫌がる素振りは見せなかった
「・・・・・・・・・・」

自分が求めていた温もりを得て、レミリアはついに白状する

「フランは私の部屋に・・・・・・・薬で眠らせてあるわ、危害は加えてないから安心して・・・・・・・・だからもう少しこのままで・・・」
「そう、安心したわ」
強引にレミリアを引き剥がす
「え?ちょっと・・・・なんでよ?もう少しあのままでいてくれたって・・・・・・・」
いつの間にかレミリアは目には涙がにじむ
「フランのためなら、平気で私を抱きしめるの!?やさしい言葉を平気で吐けるの!?」
「そうよ。フランのためなら何だってするわ・・・・・」

レミリアをその場に捨て置き
地下室から出て、霊夢はレミリアの部屋を目指す
その間、一度も振り返ることは無かった


レミリアの部屋の前に到着しノックをすることなくドアを開ける
ベットには穏やかに眠るフランの姿
脈を取り、呼吸を確認して霊夢は安堵して、その場に座り込む
「良かった・・・・・・・・」
だがフランの顔は相変わらずやつれていたのが少し残念だった


無防備に眠るフランを霊夢はしばらく見つめていた
「・・・・・・・・・・」
薬で眠らされているとレミリアは言った
つまり、フランは今なにをしても起きない
フランの唇を指でなぞる
指を動かした時に見えた犬歯がなんとも可愛らしかった
唇から指を離し、その指で今度は自分の唇をなぞる
ただの間接キス、しかしそれだけで霊夢は下腹部に熱いものを感じた
(これじゃ足りない・・・)
更なる背徳感を求めて、その感触を直接味わいたくて
霊夢は小さく寝息を立てるフランに顔を近づける

触れる直前

霊夢は自らの足に針をつき立てた
「っぐ・・・・・・・・・・・・・・」
危ない所だったと内心焦る
もう少しで巫女としての一線を越えてしまうところだった
だがどうしてもフランを自分のモノにしたかった
「必ずあなたをここから連れ出すわ」
フランの手を握りそう言って、部屋を出た


部屋を出てすぐのところにレミリアは居た
その顔はひどく悲しそうだった
「どうして私じゃ駄目なの?」
霊夢はそれを無視して彼女の横を通り過ぎる
「なんでよりにもよってフランなの!!私の方があの子よりずっと優れているじゃない!!私のどこが不満なの!!」
それでも霊夢は返事をしない
「少しは私の気持ちに・・・・・・・応えてくれたっていいじゃない・・・・」
自分で言ってて悲しくなったのか、レミリアは目に再び大粒の涙を浮かべていた
廊下のカーペットに次々水滴がしたたる
「ほしい物を全て手にしているあんたが、何も持っていないこの子から、これ以上なにを奪い取る気?」
一度だけ振り返り霊夢はそれだけ言った


しばらく進むとメイド長が隠れるようにそこに待機していた
「主人を泣かせた客人を生かして帰すわけにはいかないってところかしら?」
皮肉たっぷりに霊夢は言う
「いいえ。あなたと妹様がくっついてくれた方が私としては都合が良いのよ。むしろ応援してるわ」
「なぜ?」
「弱った主人を甲斐甲斐しく支えるメイド、いつしか主人はその従者の大切さを知り、ついに2人は主従関係を超えて・・・なんて物語があったら素敵じゃない?」
そう語るメイド長の顔はどこか異質さを感じさせた





レミリアが自室に入り眠る妹の様子を見る
フランの枕元には羊かんとドラ焼きが置いてあった
「っ!」
鎮まった怒りが再び復活し、霊夢が置いたであろう菓子を掴み全てゴミ箱に叩き込む
霊夢が好きになったのは自分ではなくフランなのだろう
もし霊夢が魔理沙や他の女を好きになっていたのならまだ諦めもついた
なぜよりのもよって肉親なのだ
「どうして・・・・」

『ほしい物を全て手にしているあんたが、何も持っていないこの子から、これ以上なにを奪い取る気?』

霊夢が去り際に語った言葉を思い出す
その言葉はレミリアの心を深くえぐった
フランの顔を見る
この前会った時よりやつれているとわかった
(なにをしてるんだろう私は・・・・・・・・)
これではただの虐待ではないか
自分の行動を恥じた
ここ最近の嫉妬で狂っていた頭が一気にクールダウンして今の自分を客観視することができた
(人間なんてたかだか5、60年じゃない・・・・・)
これから長い年月を共にしてくれる大切な家族を蔑ろにしていたことを後悔し反省する
ゴミ箱に捨てた、お菓子を拾い上げて汚れを払い枕元に戻す
(目が覚めたら、まず謝ろう。そして久しぶりに同じテーブルで食事をしよう)
その程度で罪滅ぼしになるとは思っていない
だから妹との日々を大切にしていこうと誓った




霊夢は博麗神社に戻ると八雲紫を呼びつけた
「フランの能力は危険よ。あの力は博麗大結界すら粉みじんに吹き飛ばす」
霊夢がたった今したためた書に目を通す紫
その書面にはフランの能力についての危険性が数多く書き連ねられていた
「なるほど、で危険だから博麗神社に永久封印すると・・・・・」
「そうよ」
直後、紫は口元を扇で隠し、霊夢をあざ笑うかのように言葉を続ける
「で、本音はあの子を姉から引き離して永遠に自分だけのモノにしたいと・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
霊夢はその問いに一切答えなかった
紫は口を硬く結び、真剣な面持ちの霊夢の様子を楽しそうに観察する
「わかったわ博麗の巫女のあなたがやると言うのなら、私は別に反対しないわ」
フランに対する必死さが伝わったのか、紫は霊夢の言い分を聞き入れた








その日の夜、霊夢は再び紅魔館を訪れた
レミリアはばつが悪そうに挨拶をする
「霊夢、さっきはその・・・・・」
「今回は博麗の巫女として来たわ」
「?」
何処か霊夢の様子が違う
「この館に住む吸血鬼。フランドール・スカーレットを正式に幻想郷の平和を脅かす『厄災』として認定したわ。フランを博麗神社に永久封印と取り決められたわ」
「ちょっと、霊夢!それってどういう・・・・」
いきなりのことで戸惑うレミリア
「封印といっても、神社にある元々は妖怪を調伏させる部屋に移すだけなのだけれどね・・・・・・まぁだれも来ない地下室にいるよりはマシでしょう?」
言っていることイマイチわからないがは霊夢はフランを連れ去りに来たのだとレミリアは理解する
「そういうのを職権乱用っていうのよ?独占欲もそこまでいけば病気ね」
「フランをここに置いておいたらどんな目に遭わされるかわかったものじゃないわ」

これが霊夢なりに考え出したフランをレミリアの虐待から救い出し、彼女を独占する方法
フランのためなら自分の地位を最大限に利用して、友すら手にかける覚悟がある

「恋は盲目だと言うけれど・・・・・・あなた自分がどれだけぶっ飛んだことを言ってるか自覚してる?」
「心配しなくても、あの子には一秒たりとも寂しい思いはさせないわ。フランは責任を持って博麗の巫女が代々愛で続けてあげるから安心なさい」
全くかみ合わない2人の会話


いつの間にか霊夢の手には御札を針がそれぞれ握られており、周囲には陰陽球が浮かんでいる
「いいから大人しくフランの身柄をこちらに引き渡しなさい。邪魔立てするなら・・・・」
妹の大切さを再認識した今、フランを引き渡す気などレミリアには毛頭ない
「咲夜」
「はい、ここに」
呼ばれてすぐ咲夜が姿を見せる
「パチェと美鈴を呼んできて。他のものは全て避難するように伝えなさい」
「仰せのままに」
一礼して咲夜が消える

「それがあなたの返事というわけね・・・・」

次の瞬間、館中の窓ガラスが全て割れる音がした












夜が明け、自分を起こす者の声が聞こえる
「フラン・・・起きてフラン」
誰かが自分の体を揺すっている
全身の力が入らないが、かろうじてまぶたを開ける
「れーむ?・・・・・・・・・・・・れーむだ!」
思っても見ない相手に起こされ、そして霊夢が居てくれた嬉しさでフランは跳ね起きる
「おはよう、フラン」
「うん!おはよう!・・・・あれここは?」
状況がイマイチ理解できず、周りを見渡す。この場所がレミリアの部屋だと理解するのにしばらく時間が掛かった
「ねえ、フラン?」
「なに?」
「今日からしばらく私の家で暮らさない?」
「いいの?本当にいいの?」
「レミリアから許可を取ってあるから大丈夫よ」
「じゃあ、行きたい!」
2人はレミリアの部屋を出た

「どうして、こんなに紅魔館が壊れてるの?」
「フランが寝てる間に台風が通ったの」
「そうなんだ。そういえば、みんなは?」
「さあ?フランを残してみんな何処かに出かけてしまったみたいね」
それを聞き少し不機嫌な顔になるフラン
「フランは私と一緒じゃ嫌?」
しかし、不機嫌な顔は一瞬で満面の笑みへと変わる
「ううん。すごく嬉しい」
「そう」
霊夢も嬉しそうに微笑んだ


やがて2人は玄関までたどりつく
時間は朝方であるため、外はもう日の光で溢れている
日光に恐怖してフランは霊夢にしがみつく
「大丈夫よ」
安心するように言い、霊夢は日傘を広げる
フランは外出するレミリアの姿を一度も見たことが無いため、その日傘が元は誰の所有物が知らなかった

「さあ、行きましょうか」
「うん」
「この傘小さいから、もう少し私のほうへ寄りなさい」
フランの手をとり自分の方へ引き寄せて体を密着させる



2人の足元には、今にも息絶えそうな弱った小さな蝙蝠が一匹いたが気付く者などいなかった











  • うん、おもしろい!
    しかしれみりゃがちょっとかわいそうだなあ。
    -- J (2008-11-22 23:47:30)
  • 続編みて余計に悲しくなったな・・・・
    なんとなくその後にフランが記憶を取り戻したりするところを想像 -- 名無しさん (2008-12-06 02:44:37)
  • 不覚にもキュンとなtt。 -- 名無しさん (2008-12-11 02:08:05)
  • 続編読んで切なくなった・・・ -- 名無しさん (2009-02-14 02:47:03)
  • 続編ってどれ? -- 名無しさん (2009-02-15 01:48:38)
  • そういえばこの蝙蝠の存在が(ry -- 名無しさん (2009-02-15 05:37:30)
  • 続編見たよ・・・
    なんという昼ドラ -- 名無しさん (2009-02-25 21:51:16)
  • 霊夢つええw -- 名無しさん (2009-05-07 01:06:22)
  • 続編ってそもそもあるのか?
    -- 名無しさん (2009-05-09 14:33:54)
  • 続編は左のメニューのSSまとめの中のその他にある  -- 上出来 (2009-05-10 23:05:24)
  • 続編…おぜうさま可愛いそすぎる -- 名無しさん (2009-06-01 10:21:57)
  • 最終的な勝ち組は咲夜 -- 名無しさん (2009-06-01 13:48:24)
  • 続編まで読んで、その後にRurutiaの「愛し子よ」聴いたら、
    この話と恐ろしい位のシンクロで鳥肌立った -- 名無しさん (2009-07-14 19:14:57)
  • ジャギとトキィを思い出した自分は北斗オタク -- 名無しさん (2009-07-15 19:14:48)
  • 霊夢容赦ねえ
    吸血鬼を巫女に変えるか、ぱねえ狂愛だ -- 名無しさん (2010-05-16 12:29:22)
  • でも続編見るとこれフランを愛してるんじゃなくてフランの身体を愛してるだけだよね
    記憶消すとかただの人格否定じゃないか・・・それに気付かない霊夢が哀れで実にいいけど -- 名無しさん (2010-05-16 20:28:09)
  • なかなかよいじゃねーか。 -- Z霊夢 (2010-09-04 02:44:09)
  • 黒幕は咲夜さんだった件について -- 名無しさん (2011-06-14 14:10:38)
  • 続編見てきました。
    とても切なくなりました。
    記憶を消して、名前も変えてフランという存在を消したことにする。
    それでフランを好きといえるんでしょうか・・・。
    どうしても、体にしか興味がなかったと思えてなりません。 -- K.O (2012-07-16 23:19:35)
  • 私も切なくなりました。
    レミリアの気持ちを考えると私では切なくて死にたくなるのかもしれません。
    フランは幸せで霊夢も幸せレミリアの気持ちは不公、可哀想にも思えてきます。なのに虐待だと思えたレミリアは心の優しい?吸血鬼かもしれません。
    -- ただの読者 (2014-05-04 16:18:12)
  • 後味悪いな…霊夢の仕打ちがひどすぎるわ… -- 名無しさん (2014-05-05 23:06:55)
  • 気持ちいいかぁ キヒヒ -- t・u (2014-06-19 18:36:43)
  • 霊夢GJ!おぜうざまぁ -- 名無しさん (2014-12-06 07:21:47)
  • スゲー面白いが···博麗の巫女強えー
    他のメンツ大丈夫だろうか··· -- どっかの巫女 (2014-12-11 17:50:48)
  • ろくにフランの相手しないおぜうが、霊夢にかまってくれという虫のいい話。レミリアまじ死ね -- 名無しさん (2015-01-16 22:16:47)
  • フランごときが博麗大結境壊せるの? -- ららら (2015-02-13 17:26:11)
  • ↑ごときワロタ、レミリアかな? -- 名無しさん (2015-02-14 11:21:30)
  • 続編が…・・・(;´Д`) -- 緑茶ドール (2015-06-02 23:00:28)
  • さすがゴミリア‼ウザすぎ‼…はぁ…フラン可哀想に
    霊夢がいいやつでよかった
    それにしてもゴミリア クサーレットは姉としてどうなんだ?自分は、フランの方が姉に見えるぞ
    -- 名無しさん (2015-07-12 22:15:11)
  • レミリア 「私の目が薄汚いですって!?」→ うん
    -- 名無しさん (2015-07-14 04:32:38)
  • きっと霊夢はねぇクソリアがフランのあいてをしないからきらいになったんだよ -- 名無しさん (2015-07-25 13:43:48)
  • ゴミリアはまじでキモい そもそも私の方が優れてるとか言ってるけどだからなんだって話だよ。愛ってのは、優れてるとか優れてないとか関係無いんじゃないかな?っていうか、ゴミリアに同情することが難しく感じる‼って、私は私は思ったことを正直に解説してみたり□ -- 名無しさん (2015-08-13 02:12:52)
  • 流石です!
    こんなにフラン信者がつれるなんて。
    フラン信者は必死にレミリアをバカにしてますね。実際、フランってそんなに強くないし結界は壊せないだろ。 -- 名無しさん (2015-12-06 19:20:40)
  • ハッ!!言い様だなゴミリア❗️ -- 名無しさん (2016-01-30 20:24:58)
  • フラン大好き -- 名無しさん (2016-01-30 20:27:20)
  • ゴミリアは、フランちゃんの事を、本当に妹だと自覚していたのか(゚〇゚)/
    あとゴミリアダイ(死)wwwww -- 名無しさん (2016-02-18 17:38:33)
  • いいね!いいね!レイフラサイコー! -- ののっちです。 (2016-02-19 18:08:00)
  • レミリアをバカにした奴は全員死せよ。
    フランが可哀想なのはわかるんだがな、
    レミリア叩きに興じるのは意味不です。
    きっとレミリアもフランも愛するのは自分だけなのでしょう -- キング クズ (2016-07-10 02:21:43)
  • 続き読んできたぞい。
    やっぱりレミリア叩きは死せよ。
    フランが可哀想で仕方なかったぞ。
    それと同時にレミリアも究極的に可哀想だった。
    ちなみに、俺は究極的という単語を最近になってやっと知った。 -- キング クズ (2016-07-10 02:38:05)
  • フラン死ね -- 名無しさん (2016-08-12 13:20:52)
  • ああああ
    素晴らしい、何て素晴らしいんだ
    心が震える、、この作品に出会えたことに心の底から感謝を -- 名無しさん (2016-12-29 00:22:17)
  • コメント欄がキッズだらけだな -- 名無しさん (2017-03-13 20:30:46)
  • やっぱり霊夢はすごいな。(^-^) -- パッチェさん (2017-04-21 19:37:16)
  • やっぱり、霊フラは至高ですな。レミリア、ザマァ。 -- れいせん (2017-07-15 07:22:49)
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