277 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 20:19:54 ID:TSHjeGG20
やる気を起こした霊夢に信仰を奪われる守矢神社というものを想像してみる


早苗の度重なる説得により巫女としての自覚を持つに至った霊夢
それまでのぐうたらした態度を一変し、一切の私を捨て神に尽くす聖人の如く振舞うようになる
当初はようやく自分の熱意が伝わったと喜んでいたものの、
日に日に高まっていく霊夢の評判に焦りを覚える早苗
負けじと自分も信仰の獲得に努めるも、博麗の名を継ぎ、今や人格的にも完成した霊夢に適うはずがない
やがて人里から守矢への信仰が失われ、妖怪たちも博麗の名に畏怖の念を抱き、
いつしか霊夢が現人神と呼ばれるようになる

それからしばらくしてのこと
信仰と共に力を失い、衰弱してゆく二柱の神の姿に堪えかねた早苗が霊夢の許を訪れる
村々からの寄進で立派に建て替えられた本殿の隣、新しく併設された社務所に通された早苗は、
出された茶も口にせず畳に頭を擦り付け霊夢に懇願した
"どうか信仰の一部が守矢に向かうよう取り計らってください"
もはや奇跡を起こす力すら失った早苗に、信仰を取り戻す手立ては他に無かった
そんな早苗に霊夢は辛辣な言葉を投げかける

「巫女としての覚悟が足りないんじゃない?」
「わたしに聞かせた言葉は全てでまかせだったの?」
「いっそのこと営業を停止したら?」

叩頭したまま体を震わせ、ときおり嗚咽を漏らす早苗を見下ろす霊夢の表情は、微かに綻んでいた……