26 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 21:58:59 ID:1COYM2ag0
みんなのもとに新聞を届けてくれる文に、逆に自分が新聞を送り届けたい
ただし朝ではなく、その日の終わりに

新聞の内容は全面、その日文に起こったことを
全部書き記してあり、最後は「おやすみ」で締められている

どこかで監視されているのではないかと周囲を警戒する文だがついぞ発見できず、
しかし新聞にはその「探していた」ことまで書かれてしまう
監視者をまこうと、幻想郷最速の翼で幻想郷中を駆け巡っても、
その日の新聞には飛行軌道が図解つきで説明されている。
食生活も下着の種類もトイレの中での様子も、あますところなく書き記されている

最初は気丈に振る舞っていた文も、
やがて「自分の撮影行為にとうとうばちがあたったのだ」と家に閉じこもりがちになり、
毛布に包まって震えながら日々を過ごしていても毎日新聞は届き続け、
そのうちポストに新聞が投函される音もなくなって、
ああやっと解放されたのだ・・・と思って○週間ぶりに外に出てみると、
そこにはみっちりと新聞が詰まったポストと、ポストに入りきれなかった、
ただ「○時○分○秒:文は家にいる」とだけ延々と書かれた新聞の山が──



──とここまで想像して気づいた。
いぢめじゃなくてホラーだこれ。


27 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 22:02:13 ID:2lUzeEpk0
そして椛に泣きつくと

「どうしたんですか文さん?珍しいですね、外に出てくるなんて。





 昨日は目を覚ましてから眠るまでの14時間28分12秒間ずっと家を出なかったのに。」


嫌ああああああああああとか叫びながら逃げ出す文ちゃん


28 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 22:12:37 ID:8DzhQcKA0
椛……恐ろしすぎる娘……*1)))

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最終更新:2008年02月21日 19:09

*1 ((((゜д゜: