323 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/10/10(水) 01:13:49 ID:FjDsOfbA0
儚月抄ネタで

膨大な予算と時間を費やして、とうとう月ロケットを完成させたパチュリー。
紅魔館の住人と幻想郷中の暇人たちが総出で見守る中、恭しく打ち上げ式が行なわれるが
元々トンデモ理論で作ったガラクタがまともに機能するはずもなく、待てど暮らせどロケットはピクリとも動かない
涙目で点火スイッチを連打するパチュに、周りの白けきった視線が突き刺さる

「よくも私の顔に泥を塗ってくれたわね……。明日までに荷物を纏めて、屋敷から出て行きなさい。顔も見たく無いわ」
「前から使えないとは思っていましたがここまでとは。とんだ茶番に付き合わされたものですわ」
「うっわー、これは見事な大醜態ですねー普通の人間なら恥ずかしくてとっくに自殺してますよー従者として恥ずかしいですー」
「ホント、がっかりですよパチュリー様。あの鉄クズ、とっとと片付けといて下さいね。警備の邪魔ですので」
「何が『プロジェクトスミヨシ!』よ、馬鹿じゃないの?パチュリー・イグノランスに改名したら?」
「アハハハハハハハハ!何あいつすっごいバカね!あたいの方が百倍頭良いわ!!」
「チルノちゃん、駄目だよ本当の事言っちゃ。あの人だって自分なりに精一杯頑張ったんだろうし(プププッ)」
「……あんたら同じ魔女でしょ、誰も止めてやらなかったの?」
「し、知らなかったんだよ!アイツがあそこまで魔法使いとして無能だったなんて!!」
「ああいう三流魔女一人の失敗のせいで、魔法使い全体が白い眼で見られるのよ。死ねばいいのに」
「詐欺、妄言学歴詐称の罪で地獄行き、っと(メモメモ)」
「折角特集組もうと思ってたのに、『紅魔館の知識人(笑)ロケット打ち上げに失敗』じゃぁ三文記事にもなりませんよ
 ニュース性を高める為に、あのガラクタの側で無謀なスペル実験でもして爆死して頂けませんか?」
「これは求問史紀の記述を大幅に改める必要がありそうね。妖精の項の余白にでも移そうかしら?」
「何だよー。ロケット動かないのかよー。金返せ馬鹿ぁー」
「こ、こらお前達、遠足でこんな所に連れてきたのは悪かったが石を投げるんじゃない!」

「……なんで、何で動かないのよぅ……
 ……ううっ、ひっく、ううぅ……」