777 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/07(火) 20:41:37 [ VO.upIIA ]
どうも最近幽香がいぢめられているので、
救済措置と言うことで、文々。新聞協力の下、
『いぢめ かっこわるい』ポスター記事を掲載することにした。
ポスターのモデルは幽香本人に出演を依頼し、
幽香はその出来映えに顔を綻ばせて喜んでくれた。


さて、言うまでもないだろうが、この企画はもちろん罠である。


いぢめの撲滅を訴えるポスターを自ら出演した手前、
いぢめ大好きの幽香が、今後いぢめに饗じる事ができなくなるのだ。
もしそんなことをしてしまえば、彼女は卑怯者と罵られ、
一生涯後ろ指を指されて生きて行くことになるだろう。
そうでなくても、誰にもいぢめられない代わりに、誰もいぢめられない……
つまり、誰からも相手をして(させて)もらえない境遇に追い込まれるダブルトラップなのだ。

私と射命丸はその様を幻視して、によによしながら新聞を刷って翌日の配布に備えた。




だが、射命丸も知らない。
幻想郷№1いじめっことしてイメージの定着した幽香を登用した、
説得力の欠片も無い記事を掲載すれば、
某年金不払い撲滅キャンペーンCMの某社壊保険庁の様に、
只でさえ取引部数の少ない新聞の人気が、地の底に沈みきって
二度と陽の目を見ることはできないだろう事態に陥るだろう事に。


さぁて、賽は投げられた。
あとは計画通りに進展することを祈って、ニヤニヤと傍観するのみ。
ああ、楽しみだ、楽しみだ。

779 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/07(火) 21:52:32 [ qJilFZzI ]
 >>777
なんという知略w

幽香の目の前で、これ見よがしに遊んでみせるミスチルーミアリグル。
立ったまま俯き、傘の柄をギリィ…ッと握り締めて震える幽香。

夜なのに灯りも点いておらず真っ暗な文の家。
投石で割られた窓から寒風が吹き込む。
床には、丸めて投げ込まれた文々新聞が幾つも散らばっている。
一人、机に突っ伏したまま嗚咽を漏らしている文。
まで妄想した。