魔理沙が化け物に2:26スレ556の続きです
※二次、三次設定ばかりです 跡形もありません 霊夢が暴力巫女
※若干、バイオレンスな描写があります



「ひいいいいいい、命ばかりはお助けを!」
妖怪の山、天狗の住居、とある記者の自室、たまに現像の為の暗室にもなるその部屋
そこでは先程から一匹の鴉天狗の女性の悲鳴が響き渡っていた

修羅のような表情をした紅白の巫女が、射命丸 文の胸倉を右腕で掴み上げ
血で汚れた左の拳を振りかざしている

掴み上げられている鴉天狗の頬は真っ赤に腫上がり、恐怖に怯え瞳の焦点はガクガクと揺れている
赤い血しぶきで汚れたシャツを脱がせば、その身体にはきっと無数の痕が出来始めているだろう

幻想郷では無類の力を誇る博麗の巫女が、感情のままに結界と暴力を振るえば
本当に数える程の、ごく一部の強大な妖怪達や神々以外には抵抗する術はない
天狗ならば、天魔やせめて強力な大天狗…最高とはいえ鴉天狗では…
しかも、ここは密室だ 鴉天狗の最大の長所である素早さが完全に殺されている
スペルカードルールはすっかり無視されているが…  異変じゃないし、個人的な処刑だから良い  らしい
もしくは、萃夢想緋想天ルールとでも言い張るのだろう…決めるのは博麗の巫女…無茶な…酷い話だ

そんな状況でもなお、なんとか状況を好転させるべく、軽やかに舌が回るのは尊敬に値する

鴉天狗はこの絶体絶命の状況下、口早に一言も言葉を間違えることなく言い訳を続けている
「あの新聞の事は謝ります!そうだ!これから謝罪広告を出しますから!それで霊夢さんの誤解も皆・・・

   ミシリ 何かが衝突したような、鈍い音がした

霊夢が彼女の言葉を最後まで聞くことなく、左ストレートを頬に打ち込こんだのだ
既に腫れている彼女の頬に、衝撃と共に新たな赤い痕が刻印される
ここまでされて歯が折れてしまわないのは、妖怪の強靭さ故か

「やめてください!痛いです!本当に痛いんです! 謝罪広告は一週間毎日、全土に配りますからきっと…
バンッと嫌な音がする 最初はわき腹、突き刺さるような痛みがじわりと広がる また新たな刻印が白い肌を踏みしめる   
次は顔面、頑丈に出来ている額だが、バキッという音とともに血が大袈裟に流れる
鳩尾、ボゴッという音と同時に内臓が揺れて凄まじい吐き気が襲う

霊夢は鴉天狗の言葉を相変わらず聞き流しながら、殴り続ける
わき腹、顔面、鳩尾と三連続で殴打されて、射命丸はうげっ、うげっと何かを吐く様にえずく
(友達だと思ってたのに…同じ趣味があれば…親友になれると…私は…)
霊夢の腕が射命丸の口から滴った唾液のようなもので汚れ、彼女は一層不愉快そうな顔をした


「追加って事で、あの事件の事を書きますから!霊夢さんが実に悲劇のヒロインだったと…その辺はちょっと脚色も出来ますし…
射命丸は媚びたような上目遣いで霊夢を見つめながら喋る

…しかし、 ~のヒロイン あたりで霊夢は再び拳に力を篭める

バキャッ 喋っている途中に思い切り殴打された為、唇が切れてしまったのだろう
射命丸の口からたらたらと血液が滴り落ちる

先程の発言は、彼女はこの責め苦から逃れたい一心によるもの
事実と異なる脚色をする…完全捏造記事の製作を交換条件に提示したということになる
それは今までのポリシーとなけなしの記者魂を捨てる行為だが…それ程に彼女は必死だった
残念ながら、それに対する返答は拳だったが

射命丸をポイッと奥側の壁に投げるように叩きつける
霊夢の袖の色は元々赤い、それでも血液で汚れるのは嫌なのだろうか?
バシッと大きな音を立てて、射命丸はそのまま床に崩れ落ちた


げほげほと苦しそうにうずくまる射命丸に、更に霊夢の蹴りが連打されようとする
射命丸はとっさに頭を庇い、亀のように丸くなった

「んなことで!村人の!信用がっ!戻るか!お陰で!私はっ!村にっ! それに!そんなの!あたりっ!まえっ!でしょ!」
一単語喋るごとに、射命丸の背中、後頭部、脚、わき腹を上から横から蹴飛ばす
リズミカルに鳴る強打音のたび、射命丸の身体はオモチャのようにピクピクと動く
それは彼女が玩具だからではない、身体の痙攣は突き刺さる爪先が臓器に深刻なダメージを与えている故だ

「やめっ…ひぎっ!しんじゃ…ゴホッ!おねが…私も…知らないで…おええっげほっ…霊夢さんと…同じです…ぐひゅっ…だから…やめて…
霊夢の蹴りの音と、射命丸の悲鳴と断末魔のような声だけが現像室に響き渡る
普段から、これみよがしにアピールされる美しい脚は、しばらくは痣で見れたものでは無くなるだろう

『知らなかった』という射命丸の嘘を、巫女のカンで見抜いて更に怒ったのか
それとも単に、まだ気が治まらないのか
霊夢は愛用の玉串を射命丸の腹と床の隙間あたりに差し入れると、そのままぐいっと射命丸を転がす

射命丸の身体は90度横転し、ぎゅっと目をつぶり涙と血と傷痕でぐしゃぐちゃになった顔がよく見える
そこに霊夢は更に射命丸の腹あたりを目掛けて爪先から連続で蹴りを入れる
射命丸はもはや吐き出すものが唾さえ残っていないのか、ベチャベチャと血の泡を吐き出した


更に飽き足りないのか、今度は射命丸の背中に馬乗りになり、ブチッブチッと羽根を毟り始めた
「いやああぁああぁあ!やめて!やめて!羽は私達の命なんです!霊夢さんの綺麗な黒髪と同じで…やだっやだっ!やめて!」
凄い勢いで撒き散らされてゆく射命丸の漆黒の羽根

射命丸は力を振り絞って、じたばたしながら手を背中に回し、羽根を毟る霊夢の手を防ごうとするが、全く無駄な抵抗だ
こうしている間にも、ブチブチと抜かれた羽根が舞い、部屋は漆黒に染まってゆく
謝命丸は、自慢の羽根が失われてゆく感覚に、ついに本気で感情のままに泣き出してしまった
ふううう…ひううう…などという押し込めるような鳴き声、堪えてもボロボロと流れる涙で床を濡らしながら叫ぶ

霊夢は萎えてしまって羽根を毟るのは途中でやめた


             何故こんな事になったのだろうか?時はいまから少し過去に遡る





博麗神社の巫女の自室、散々泣き通したお陰か
村人から拒絶されたショックから、霊夢はなんとか立ち直っていた

しかし、村との往来が無ければ食料に困る

霊夢は、しばらくの間は食料を運んでくる紫に頭を下げる状況になっていた

「れいむぅ?聞いてるー?あいつの葬式はどうするのー?出ないのー?薄情ね?」
「勘当娘でも流石に堪えたみたいよ? 『霧雨』魔法店の店主さん」
「そういえば霖之助さんはどうしてるかしらねー?でも、さっすがに霖之助さんと会わせる顔は無いわよねー?」
「彼の店は人里の外なんだから謝罪に行ったら?だんまり?貴方も好きだったんでしょ?彼、イケメンだもんね?ねぇ?ねぇ?」

紫は食料を握っているのをいい事に、ニヨニヨしながらスキマから現れて霊夢を連日なじる
萃香が居ない時を的確に狙ってやってくるのがいやらしい
霊夢は最初の数日はなじられる度に涙目になり、その晩はいつも毛布に包まり泣いていた
特に霖之助の事に触れられた時は、不覚にもまた紫の前で泣かされてしまった

しかし時間が過ぎ去るごとに、霊夢はいつもの冷静さを取り戻していった
今では紫の言う事などすっかり無視だ
つまんなーい!と紫は不貞腐れる
「あーあ、私の可愛い霊夢ちゃんはどこにいっちゃったのかしら?アレが解呪された瞬間の霊む…

そこまで紫が喋った瞬間、霊夢はピクリと反応した

「…解呪?そういえば前もそんな事言っていたわね」
霊夢はスッと透き通るような瞳で、紫を見つめながら言った
紫は、 しまった! と言わんばかりに広げた扇子で口元を隠す

「そういえば、私がこ…事故の直後に、魔理沙は元に戻ったわね?まぶしくてよく分からなかったけど」
何かを見通すような視線で、紫の瞳をじっと見つめる霊夢
紫は、まるで心の奥を覗かれているような気分になり、思わず目を逸らした

「そ、そんな事言ったかしらね?」
紫は怪しい表情を作ってクールに流す

しかし、それは紫が何かを隠す為に意図的に作っている表情
それを察した霊夢もクールに紫を追い詰める
「言ったわよ、ついさっきもね…博霊の為に、知ってる事は話してもらうわよ?結界の番人さん?」
霊夢は振りかざした玉串の先を、挑むように紫に向ける

紫は、なんとか情報を出し惜しみしようとした
「ええ…まあ…アレは怨念の類ね…死んだ途端戻ったんだから当然だけど…」
「発生源はさて…土地の祟りかな?妖怪かな?亡霊かな?…それはそれは残酷な…」
曖昧に言葉を濁そうとする紫の話を聞きつつ、霊夢は考えている

「ともかく!何かの呪いなのよ!それ以上は自分で考えなさい!」
そう叫ぶと、紫は今まで数日分しか置いていかなかった食料を、ドサドサと数か月分床に落とし、スキマに逃げ込んだ
あいつ…これ以上探られないように、逃げたな
でもあいつを追及する必要は無い こういうことは、専門家を訪ねるのが一番いい




紅魔館にある大図書館
そこで霊夢は、基礎的な呪いについての本を読んでいた
後ろの方に、冷や汗で服が身体に張り付きがちになるほど、何かに怯えているパチュリーがいる

「あのぅ、霊夢、そろそろ出て行ってよ…ほら、放置されたレミィが不貞腐れてるわ」
パチュリーは先程からボソボソと、霊夢に図書館からの退去を促している
「今は咲夜も『人里』に行ってるから…何かと…おもてなしも出来ないし…」
今の発言はNGワードに触れたらしく、霊夢がパチュリーをギリッと睨む

あわあわと慌てるパチュリー、ここで断固として退去を命じたいところだが
怒れる霊夢に睨みつけられると、喉がカラカラに乾いたように何も言葉が出ない
なんとか拒否を察して貰おうと、じっと霊夢を見つめ返すも、数秒で霊夢の威圧感に負け
しゅんと横を向いてしまった

ピンクの服を着た幼い少女、この館の主である吸血鬼でもあるレミリア・スカーレットは
本を読む霊夢にクルクルと周囲を回るように纏わりついている
「ねーねー霊夢、折角ウチに来てくれたんだから構ってよー」
レミリアは、ページを捲る霊夢の袖の端を、ぎゅっと掴む

頑張れ!レミィ! といった様子で祈るようにレミリアを熱心に見つめるパチュリー
あれから、霊夢も呪い殺してしまえたら…などと何回考えただろう
しかし、霊夢は結界の専門、その上博麗、呪い殺すには最悪の相手…墓穴を掘るのがオチだ

うざったそうにレミリアの手を振り解く霊夢、一瞬本のページが捲れて表紙が見える

「ねぇねぇ霊夢?呪いについて調べてるの?私も吸血鬼だから呪いにちょっと詳しいんだよ!」
先程までまるで無視されていたレミリアを、霊夢はハッとなったように真剣に見つめる
レミリアは霊夢に反応してもらえて、えっへんと胸を張りながら嬉しそうだ
そのまま、うー☆と霊夢の胸元に飛び込んでいこうとするが
それは、霊夢から伸びたアイアンクローで止められてしまった
「魔理沙に呪いを掛けたの、アンタ?」
霊夢は冷たい目でレミリアを見下ろす…ギリギリと締まる指、レミリアは両手を大の字のように振りながら慌てる
「私じゃないよー!私に出来るのは噛み付いてグールにしたりとかそんなのだよー」
そしてレミリアが うー と鳴くと、霊夢はアイアンクローをかましていた腕を放す

レミリアは自分のこめかみを撫でるようにさすると、呪いの講釈を始めた
「あいつの事でしょ?確かに、死んでから元に戻るなんて呪い以外はありえないよね?みんな意外に知らないけど」
うんうんと一人で頷くレミリア、話は紅魔館の戦力が選りすぐりで、他所はいかにアホかということに続こうとしたが…
再び霊夢のアイアンクローがにゅっと伸び、レミリアの数十センチ前あたりにまで達したあたりで
レミリアはピタリと自慢話をやめた 同時に霊夢の腕も止まる

今度は胸の前で いやいや するように手を動かし、レミリアは必死の形相だ
「分かってる!分かってるよ霊夢!霊夢は呪いの主が知りたいんだよね?」
そんなレミリアを、 余計な事は言わないで! と、うるうると祈るように見つめるパチュリー
だが、構ってもらえて嬉しいレミリアと必死な霊夢は、パチュリーの様子に全く気がついていないようだ

「あの呪いの主はねー…

パチュリーは口を三角にして、目をギュっとつぶって祈る

               …死ぬ前の魔理沙を見てないから、わかんないや」
パチュリーは三角の口のまま、ホッと息をつく

霊夢の顔がたちまち渋くなる…が、レミリアの話には続きがある
「でもねでもね?それは逆に、現場を見れば分かるって事だよ!」
レミリアはくるんと優雅に回転し、後ろに指を組む

霊夢の後ろに立つパチュリーは、息が止まりそうになった
「霊夢、あの殺s…事故の時の事、覚えてる?」
霊夢はあごに指を当て、何かを回想するが
「…まぶしくて、何も見えなかったわ」
はぁ、と思い切り溜息をつく

「それじゃあさ、あのカラスの文屋なら何か分かるかもよ?」
今度は胸の前に指を組み、ニコリと笑う
「あの新聞の写真以外にも、戦ってる瞬間の写真も持ってるかも」
レミリアは必殺の悩殺光線を放つ
霊夢がスタッと椅子から立ち上がる…霊夢の袖が動く
レミリアは、 いいこいいこ を期待して目を細めるが、霊夢は単に持っていた本をテーブルに置いただけだった
そしてスタスタと図書館出口に早足ながらしっかりとした足取りで歩いてゆく
「邪魔したわね、レミリア、パチュリー」
レミリアは、ガーンとショックを受けた表情で固まった




あれ以来、霊夢は射命丸を捕まえるべく飛び回っている
しかし、射命丸の方も命の危険を感じて懸命に霊夢から逃げ回っていた
幻想郷一速い彼女を捕まえるのは難しい
射命丸の気配がする度、そこへ向かってみるも既にその姿は無い

まぐれで行き違っている可能性もあるが…なにやら、霊夢が入れない人里方向に逃げこんだような経路の事が多々ある

このままでは埒があかない
霊夢は射命丸のお気に入り、犬走 椛にヤツの棲家を吐かせる事にした


ここは天狗達の本拠地、妖怪の山
椛はいつものように山を警備している最中、地平線の彼方から鬼巫女が一直線に飛んでくるのを発見した
彼女は逃げたい思いを必死で抑え、任務である警備を続ける…どうかこっちに来ませんようにと目を逸らす
…残念ながら、後ろでびゅうーという空気が乱れる音と、そのすぐ後にポンと肩を叩かれる感触がした


「…と、いうわけなの 射命丸 文 の棲家を教えなさい、仲がいい貴方なら知ってるでしょ?」
霊夢はカンタンに今までの経緯を椛に説明し、彼女に鴉天狗の住居の在り処を案内させようとする
しかし椛は、胸を張ってこう答える
「住人の個人情報に関する事はお答えできません」
毅然とした態度で拒否した

椛の両肩に、霊夢の手がポンと置かれる
「これは幻想郷の為だから、答えなさい」
両肩に置かれた手がギリギリと締め付け始めた

肩の痛みに耐えつつ、椛はぎゅっと霊夢を睨みつける
「私が文さんの居場所を答えるワケないじゃないですか」
その瞬間、霊夢の平手打ちが飛んできた

乾いた音がこだまし、微妙な沈黙が流れる
椛は、自分が何をされたか一瞬分からず、熱くなった頬の感覚でやっと平手を受けた事を理解した
でもそもそも、霊夢の手は自分の両肩を抑えているはず…なるほど、自分の両肩にお札が貼り付けられている

霊夢はニッコリ笑いながら、質問を続ける
「あのクソ天狗の住処はどこ?」
椛はまがりなりにも山を警備する白狼天狗、こんな暴力には屈しない

「私が、文さんを売るとでも思ったんですか?」
   パチン

今度は逆の頬に衝撃が走り、それからひりひりとした痛みとじんわりとした熱さがやってきた

「そんな脅しには乗りませんよ、これでも
   ピシャッ
「私たち白狼天狗は絶対仲間を
   バチッ
「これでも天狗の
    ビタンッ
「そんな事しても
   バチッ
「暴力には
   バチッ バチンッ
「こんな
   バチッ バチッ ピシャッ


数分後、おたふく風邪のようにほっぺを真っ赤に腫らせた椛
もぐもぐと何かを口に含んだように曖昧で、そしてもそもそと小さな声で椛は言った
「妖怪の山の…○○の…××の…△△の…□□の側の…◇◇番目です」
それはぐしゅぐしゅの鼻声だったが、細部まで聞き取ることは出来た

それを聞くや否や、霊夢は山へヒューっと飛び去っていき、椛を拘束する札の霊力は解かれた
その直後、椛は熱い頬をさすりながら地面へ落下していった


それから数時間が経ち…時刻は夜
射命丸は情報集めを終えて、自分の棲家へ戻った

「あー、今日も大した収穫の無い一日でした」
いつものように、自分の部屋の灯りをつける

…そこには、今は最も会いたくない相手、紅白の巫女が目を瞑り座禅を組んで座っていた
周りをよく観察すれば、部屋の隅や壁の要所にはベタベタと、不気味な光を放つお札が貼られている
射命丸が戦慄した瞬間、一斉にガチャガチャという音が響いた
多分、全ての鍵がロックされた音だろう、陣は完成した

瞑っていた瞳が、カッと開かれる
「こんばんわ、射命丸」
逃げ道は…どこにもない 射命丸は腰が抜けたように、へなへなと座り込んでしまった
明かりを灯すその瞬間まで射命丸が気がつかなかったのは仕方の無いことだ
霊夢は、完全に気配を消していたのだから





        霊夢は、伏せっている射命丸の前で息を切らしている


流石に射命丸を蹴飛ばすのに疲れたのだろうか、霊夢はフゥフゥと汗を拭いながら深呼吸をして、小休憩をとっている
その間に、彼女はぽつりぽつりと紅魔館で得た情報を独り言のように語る

ひんひんと辛そうにお腹を抱えて泣いていた射命丸だが、ある言葉にピクリと反応する
「魔理沙さんとの戦と…悲劇の瞬間の写真があればいいですよね!?私、持ってるかもしれません」
ぜひぜひと苦しそうな呼吸をしながら、射命丸は這いつくばったまま媚びた目で霊夢のご機嫌を伺う

そんな射命丸を相変わらずの修羅の顔で見下ろしながら、怒鳴りつける
「今すぐ持って来なさい!」
その声に射命丸はよろめきながら、ボツ写真の溜めてある散らかった自分のデスクに寄りかかるように全体重を預け
荒い呼吸で必死に、あの事件を撮影した写真を探して集める

日頃の不摂生のせいか、それとも取材活動への熱心さのあまりか、かなり散らかっているデスク
溜めに溜めた古い資料、切り取ったスクラップ、執筆途中の原稿、多種多様な文房具
それらをかき分けながら、射命丸はガサゴソと焦り気味に、この前撮影した写真を探す

…射命丸が写真を探し出してから数十秒後
薄暗い部屋が、美しい色合いの光に照らされ始めた
彼女が選別している最中の写真にも赤、青、緑、黄といった様々な色合いの光がテラテラと反射する
…後ろで、霊夢が夢想封印の準備をしているようだ

「あああああああああああああああああああああああ!!!!」
発狂するように奇声を上げて、デスクの上をメチャクチャにかき回す射命丸
書きかけの原稿がシワクチャになり、ペンナイフが指に刺さってしまう
デスクの収納を直接外して、逆さにして中身を撒き散らす…インク瓶を落として床と原稿に大きなシミを作っている
空になった収納をその辺に乱暴に投げ捨てて、次の収納を必死で撒き散らす…友人にプレゼントされた赤茶の花瓶が落ちて割れる
部屋が汚れるのを気にも留めず、見やすいように床に散らした収納の中身から、必死に写真だけを拾い集める

…射命丸は、霊夢のご機嫌を損ねる前になんとか写真を全部集める事が出来た
捧げるように数十枚の写真を差し出した射命丸の手から、霊夢は写真をもぎ取り
一枚一枚写真を検める

媚びるように、にへらにへらと曖昧な笑みを浮かべながら射命丸は小さな声で尋ねる
「お気に召して…いただけましたでしょうか?」

霊夢は写真を一枚ずつ、ポイポイと投げ捨てる…捨てられた写真は夢想封印の宝玉の明かりに飲み込まれ、ジュッと音を立てて消えた
写真が飲み込まれてゆく度に、射命丸はビクッビクッと反応する
やがて、霊夢は数枚の写真を胸元にしまうとツカツカと外に向かって歩いていった


霊夢の姿が消えると、糸が切れた人形のように射命丸はバタリと床に伏せった
ヒュコー、ヒュコーと荒い呼吸の音だけが室内に響く


「私は…本当の…椛…以外にも…本当の…友達に…なれると…」




深夜、霊夢は村にこっそり忍び込んだ
写真の景色を参考に、あの日の現場に戻る

静まりかえった真っ暗な人里、目を凝らすと現場を中心に青と黄の透明な細かな無数の光と
アメジストのような紫色の小粒の光がキラキラと舞っている
それらは輝く光の列を作って、その先は村の外へ続いていた

霊夢は宙を舞う宝石の道を辿ってゆく…すると、その先には虫たちのリーダー、リグル・ナイトバグが樹に腰掛けていた
リグルは無数の眷属たちに囲まれて、怪しくクスクスと笑いながら無数の光に包まれている
その輝きを吸う大粒の青と黄の模様の甲虫と、アメジスト色の甲虫を眺めていた

「クスクス、まさかアイツのお陰でこんなモノが手に入るなんてね」
リグルはいっそう嬉しそうだ

「魔力を持つ種の虫たちを使えば、散った呪いを集めるなんて簡単だよ」
目を凝らして周囲の光を観察すれば、それら一つ一つがテントウムシのような小さな昆虫だった
「あからさまに『春』を集めたり」
「この呪いがあれば…幻想郷は僕らのもの!誰も僕に逆らえなくなる」
眷属の中で高等なものはゲッゲッゲと妙な声をあげて笑っている

「完全に散ってたらお手上げだったけど…虫達の情報網ですぐ分かったからね、僕ってついてる」
リグルはニヤニヤしながら、腕だけで 考える人 のような知的なポーズを取る
眷属達は、ギャッギャッと奇声を上げて我らが王を讃えた


妙な盛り上がりを見せる虫一派
その中心にいるリグルの前に、いきなり紅白の巫女は降り立った

「ああ、呪いを集めてたのはアンタだったの」
霊夢はリグルと虫たちを一瞥した後、輝く甲虫を凝視した
「へぇ、こうやって魔力を集められるワケ…便利ね」

リグルは突然の巫女の登場に大慌てだ
「あ…霊夢…どうも…」
(な、なんで腋がこんなところに…まさか…嗅ぎつけたの!?そんな…)

微妙な笑みを浮かべるリグルに、霊夢はテキトーな気の無い返事をした
「で、リグル、こんなに危険な呪いを集めて何する気なの?」
いきなり要所を突かれてビクッとしてしまう
「いや…危ないから回収しておいて…その…」
(バレたら…バレたら僕もゴミクズみたいに殺される)
勿論、これはその場限りの言い訳だ

霊夢は いい心がけね などと言いながら甲虫を手にとって眺めている
リグルは霊夢の手から甲虫をなんとか取り上げようと、手をわきわきさせるが…何も出来ない
霊夢は甲虫を観察しながら、再び続ける
「で、この回収した呪いはどうするつもりだったの?」
リグルはしどろもどろだ
「あの…それで…回収して…処分しようかと…」
(帰ってくれ!虫を置いて早く帰ってくれ!)

霊夢は更に質問を続ける
「どうやって処分すんのよ?アンタ、魔法使いでもないのに」
霊夢は甲虫を掌に乗せ、目の位置にまで持ち上げて観察している

「その…虫達に食わせるとか…神社に…」
リグルの目は完全に泳いでいる
霊夢はフッと笑った
「そう、じゃあこれは持ってくわね」
ブチッ!ブチッ!と輝く二匹の甲虫の翅を千切って胸元にしまう
「あ!ひどい!」
リグルは憤慨し、周囲の虫達もブンブン唸っている
しかし霊夢が玉串をクルクルとさりげなく振って見せると、リグル達はたちまち萎縮した

「じゃましたわねー」
霊夢はフワリと夜空に飛び立ってゆく
リグルは何か言いたそうだが、結局黙ってそれを見送ることしか出来ない

…あれは我らの野望を達成するのに重要な品だった筈だ
幻想郷における虫の権勢拡大はどうなるのか
グァー、グアーと虫達の不満の声が辺りに木霊する
虫達の数百万の視線がリグルに集中した
しかし、リグルは情けない笑みでそれを誤魔化す事しか出来ないでいた
だから彼女はアテにならない





再び、紅魔館の大図書館

洋風の大きなテーブルには、霊夢が鴉天狗から徴発した数枚の写真が散らばっている
レミリアは、フムフム…などと意味も無く虫眼鏡で写真を観察していた

「どれも同じアングルな上に、ブレ気味…三流記者ね だけどお陰で連続写真みたいに生き生きとk…事故の様子が伝わってくる」
レミリアは、椅子にドカッと座って頬杖をついて脚を組んだ霊夢の様子をチラチラと伺いながら、見解を述べる

「酷いキメラ状態ね…多分、何重にも呪われたんだアイツ…随分恨み買ってるわ でも自業自得かしら?」
ハンッ などとレミリアは故人の不幸を鼻で笑った

先程から、魔理沙の写真を見るのが辛いなどと言い訳をしながら後ろに引っ込んでいるパチュリー
顔は見るからに真っ青で、今にも卒倒しそうだが…それはきっと魔理沙の変わり果てた姿を見てショックなのだろう
みんなそう思っている

レミリアは、一枚の写真を手に取る
「この辺が息絶えた時の写真か、なるほど…上手い事解呪の瞬間が撮影されてるぞ!」
手に持った写真を霊夢側に向けて、撮影されてる魔理沙の死体から浮き出る輝きを指差す
確かに、クッキリと魔力の痕跡が写し出されているようだ

「呪いは属性みたいな…火の赤や水の青の影響がないからねー、そのまま持ち主の色だよ」
レミリアは楽しそうに霊夢に講釈する、霊夢がこんなに聞き入ってくれる事などそうそう無い
名探偵ごっこに火がついたのか、レミリアはなにやら推理モノの主人公気取りだ
「この…黄と青色の魔力の持ち主と、どんより紫の魔力の持ち主か うーん」


沈黙に陥りかけていた空気が突然破壊される
「八雲紫(ゆかり)と八雲藍だわ!」
今まで真っ青で押し黙っていたパチュリーは、急に上擦った大声で口早に叫んだ
「だって色も合っているし、彼女達は主人と式神の関係だから共謀できるわ!名前もそんなカンジだった筈」
無意味に霊夢を指差したパチュリーの指先は、ふるふると震え冷や汗が滴り落ちそうになっている


「あいつか…!あの野郎…」
霊夢は怒りでカッと目を見開いている 恐ろしい限りだ

そのままズンズンと図書室から出ていこうとする霊夢、だがレミリアは彼女を後ろから呼び止めた
「霊夢ー!証拠が推理だけじゃあ、とぼけられちゃうのがオチだよー!」
レミリアはトコトコと駆け寄る

振り向いた霊夢は、既に冷静な表情を取り戻していた 逆に怖い
「大丈夫よ、証拠になりそうなものなら他にもあるから」
そういって、霊夢は無表情のまま胸元から二対の昆虫の翅を取り出した

「あ、それパチェの魔力だ」
レミリアはアメジスト色の翅を指差して、言った

霊夢の首が、ギギギと音を立てるかのようにパチュリーの方に向く
ぺしゃりという音が、パチュリーが本を抱きながら膝から崩れ落ちた音がした
次にバタンとパチュリーの意識が途絶えた音が響く
霊夢は哀れなパチュリーに優しい微笑みを向ける…ただし、阿修羅像のような微笑だった




夜明け頃の博麗神社

今日の神社の庭には普段は見慣れない一本の柱が、奇妙な陣の真ん中に刺さっている
太さは一般的な家の柱程度だろうか、そこには一人の少女が注連縄で柱に縛りつけられていた

普段はローブの下に隠れている豊満な体つき、今は縄の締め付けのせいでそのラインが露わになって妙にいやらしい
少女の顔はこの世の終わりと言わんばかりだった

その近くで霊夢が野球選手のように、愛用の玉串を何度もスウィングしている
(ころされちゃう…いやぁ…死んじゃうよ…)
そんな事を考えながら、パチュリーはもじもじと動いている

縛られたパチュリーは恐る恐る話し掛けた
「あのね…あのね霊夢…実は、呪いを掛けたもう一人はね…あのね…アリス、アリス・マーガトロイドのものなの…だから」

霊夢はそれを聞いても妙にスカっとした笑顔だ
「うん、知ってる!レミリアから聞いたわ!」
穏やかな微笑みを湛えながら、霊夢は胸元から一枚のオシャレな模様がついたメモを取り出した
「あの後、アリスの家にも当然行ったけどね…家の中にはこんなものが残ってたの」
霊夢はメモをパチュリーの前に突き出す
メモには しばらく魔界に帰ります アリス・マーガトロイド とだけ書いてあった

パチュリーは目を丸くして口をポカーンと開けた その後 むっきゅううううう!!!!という大きな叫びが神社に木霊する
霊夢はその叫びをうるさいと咎めるでもなく、穏やかに言った
「しかもなんかさ、魔界への道が無くなっててさ…神綺あたりの仕業ね」
霊夢は胸元にメモをしまうと、再びスウィングを開始する

パチュリーは慌てながら主張する
「霊夢を騙そうって言い出したのはアリスで、私はつい一緒に…それにどう考えも私の罪は半分以下よ!」
こんなに勢いよく喋って、喘息の発作がよく起きないものだ・・・と思いきや若干コホコホ言っている
そんな半病人みたいなパチュリーに対しても、霊夢は一切容赦する気が無いようだ


お願い、許して…そんな言葉が嫌と言うほど伝わってくる顔で、パチュリーはむきゅうと霊夢を見つめる
三角形の口と訴えるつぶらな小動物のような瞳、ふるえるような視線 生来の愛らしい少女の顔立ち
それはパチュリーが持つ、最大の魔法だった

小悪魔曰く、パチュリーの最強の魔法は七属性のいずれでも錬金術でも無く、あの表情だとか
アリス曰く、あれだけはきっと誰にも真似できない魔術だとか

パチュリーの人生を救ってきたのは、実は七曜の魔力ではなくあの表情かもしれない
…それも博麗の巫女の霊力の前には通用しなかった 単に霊夢という人間が無慈悲なだけなのかもしれないが


硬い微笑みを保ったまま、霊夢は言う
「それにさ、魔界に行けないんだからアリスを捕まえようがないじゃない?じゃあ、しょうがないわよね」
なにがどう、しょうがないのだろう?ともかく、村人の霊夢に対する信用を損ねた罪は全てパチュリーにぶつける様子だ
目をまんまるにして、ぱくぱくと言葉が出ないパチュリーをそのまま、霊夢は宣言した
「それじゃ、いくわよ」




「なんで、魔理沙に呪いを掛けたの」
霊夢は笑顔で小首を傾げながらパチュリーに問う
「あいつが…私に無礼…

霊夢の顔が一瞬にして仁王のような表情に変わる
「そんなことで呪ったのか!」
パチュリーの丸い尻あたりに向かって玉串のフルスウィングが飛ぶ
霊夢はどうやら、自分と違うパチュリーのふくよかな腰つきがお気に召さないらしい
ビューン、と不吉な風を切る音がする

     バンッ!

布団を叩いたような、大きな音が神社に木霊する

「むっぎゅううううううううううううう!!!」

パチュリーの悲痛な悲鳴が聞こえる
既に瞳からはぼろぼろと涙が零れ、嗚咽が聞こえてくる

霊夢は無表情になり、続ける
「次、なんで死ぬような事したの?」
パチュリーはぐしゅぐしゅ泣きながら答えた
「わ、わたしの…呪いは…死ぬようなものじゃ…
また、霊夢の表情が仁王に変わり、怒鳴る
「死んだじゃない!」
ヒュン、と風を切る音が恐ろしげだ

      ベシッ!

再び、軽快な音が神社に木霊した
今度はパチュリーの乳房に向かって、フルスウィングが飛ぶ
どうやら霊夢は自分に無いパチュリーの柔らかく大きなバストがお気に召さないらしい

「ぎゅううううううううううう!!!!」

パチュリーは再び動物のような悲鳴を上げた
うええええええん…うあああああん…という泣き声が哀れだ

再び無表情の霊夢
「ホントは死ぬって分かってたんでしょ?」
…パチュリーはぐすぐすと泣いていて会話にならない
だが、霊夢は容赦なく今度はパチュリーの頬を玉串で叩いた

      バチッ

棒型の痕がパチュリーの処女雪のような柔肌に赤い跡を印す
ひうううう…などと消え入りそうな泣き声を出しながらパチュリーは喋った
「偶然…偶然同じ晩に…
「言い訳してんな!何が紫と藍だ!嘘つきが!」
またまた、ヒュンと風を切る音がする

           ベチッ!

またも、霊夢のフルスウィングがパチュリーのたわわな乳房に飛んだ
本当に霊夢はパチュリーの大きな乳に怨みがあるらしい
しかも、今度は連続で乳を殴打し続ける

「大体!100年魔女やってんだから!んな事分かれよ!クソ妖怪!」

ぎにゅうううう!にゅううううう!みゅぎゅうう!!!むっぎゅうううううううう!

パチュリーの哀れな悲鳴が、一発ごとに神社に響き渡る
真っ白でか弱い肌は、玉串の打撃に耐え切れずにベロンと擦り剥けてぐちゅぐちゅの透明な液と血が滲み出る
骨で守られていない乳房は衝撃に弱く、強く叩かれれば切り裂かれたような傷がつく
霊夢は血の滲んだ場所に玉串をぐりぐりと押し付けると、傷口がどんどん広がってゆき
ぶちゅぶちゅと切り裂かれたような傷からは、薄黄色の脂肪が確認出来るかもしれない
…ちょろちょろと、柱の根元に黄色い水溜りが広がった

こんな状況でも羞恥はあるものだ、パチュリーは涙でぐしゃぐしゃな顔を更に真っ赤にしている
それが、更に霊夢のご不興を買った
霊夢は桶に入った井戸水をパチュリーに浴びせ
失せかけていたパチュリーの意識を再び呼び戻す

バシバシと殴られたパチュリーの胸部、服が千切れ、その下から真っ赤に腫れあがった乳房が見える
やがて、服だけではなくとうとう振りかざした玉串から血が滴った頃、霊夢は殴打をやめた

パチュリーはぐしゅぐしゅと泣きながら、助けて…助けて…レミィ…咲夜………まりさ…などと呟いている
しかし、親友は「パチェが悪いよ」と、黙って連れ去られるパチュリーを見送った
時間を操る従者も基本的に主に追従するし、小悪魔にはパチュリーを救い出せる勇気と力は無い
魔理沙に至っては今や故人だ、門番はこの時間寝てるだろう…それはいつもだが
パチュリーを助けるものは、誰もいない

霊夢は息を切らせながら、また尋問を開始した
パチュリーのへそ辺りを玉串の先端でぐりぐりしながら、霊夢は問う
「お陰で魔理沙は死んだし、私は村から爪弾きなんだけど、どうしてくれる?」
霊夢はパチュリーの豊満なくせにしっかりとあるくびれにご不満のようだ
パチュリーは何にも答える事が出来ない
ブン、と玉串が飛んでくる

            バシッ!

再び、霊夢の連打攻撃が始まった
今度は、乳房、尻、腰、へその下辺り、更にその下、そして脚など様々な部分を所構わず目茶苦茶に殴打し始めている

むぎゅっ!ぎゅっ!ぎゅうう!げほっ!ぎにゅうううううううううう! 

幼児退行を起こしたように、パチュリーはわんわん泣いている

服は今では半分ぐらいが千切れ、真っ白な肌と酷い裂傷が覗く
特に、乳と尻はほぼ露出している状態だった
たわわな流線型を描く白い肌に、真っ赤な血と見える傷が痛ましい
きっと、その部位ならば裂傷も命に関わらないという霊夢の心遣いだろう 多分


霊夢の拷問劇は、途中で休み休み、チチチと小鳥が鳴き始める頃まで続いただろうか
ボロボロの布切れを纏って柱に縛られたパチュリーをそのままに
霊夢は神社に戻って、一眠りするようだ

村人が神社に訪れたならば、ズタボロになって瞳から輝きが消えたパチュリーを見て
例の事件の犯人が霊夢ではなく、この魔女であると理解するだろう


…もっとも、その後霊夢が寝ている間、村人に発見される前に咲夜がパチュリーを回収したのだが
少女への残酷な仕打ちは、むしろ霊夢の村での評判を下げるだろうし
ただでさえ病弱なパチュリーを治療せずにそのまま放置するわけにもいかない
それに、村人の好奇の目に晒されるのも紅魔館の威厳に関わる
お互いに損、頭が冷えた頃にその辺を説明すれば、霊夢はまず分かってくれる

霊夢が目覚める頃には、パチュリーは小悪魔に、生命の水を含んだ脱脂綿をピンセットでチョンチョンされながら
滲みてひんひん泣いて…そして生命の水の力で傷が消えた後、ベットに潜りこんで眠っているだろう


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魔理沙が化け物に 終:28スレ392へ続く




  • 若干バイオレンスってレベルじゃねーぞ! -- 名無しさん (2009-08-30 18:44:04)
  • とりあえずいいぞもっとやれ
    アリスにもなんか粛清が欲しかったなあ -- 名無しさん (2009-08-31 16:06:26)
  • 文可愛いすぎだろ -- 名無しさん (2009-09-04 11:03:01)
  • グロ具合といい雰囲気といい最高 -- 名無しさん (2009-09-04 16:21:01)
  • 霊夢つえー -- 名無しさん (2009-09-04 16:40:25)
  • リグルざまぁwwwww -- 名無しさん (2009-09-05 01:58:53)
  • この調子で残りのやつらも全部やっちまえ!
    特に紫な! -- 名無しさん (2009-09-05 04:30:31)
  • もっとやれ! -- 名無しさん (2009-09-06 18:13:53)
  • 誰いじめなんだこれwww
    素直にアワレなのは射命丸 -- 名無しさん (2009-09-10 11:27:14)
  • レミリアが可愛いすぐる -- 名無しさん (2009-09-10 14:24:32)
  • 霊夢が切れたwwww -- 名無しさん (2009-09-25 13:41:46)
  • 逆上「てめぇ、マジ、殺す」 -- 名無しさん (2009-10-07 13:40:38)
  • 珍しく文が悪くない……このおぜう様欲しい。
    -- 名無しさん (2009-10-08 00:45:56)
  • ギニューwww -- 名無しさん (2009-10-08 17:43:18)
  • パチュリーに激しく萌えた -- 名無しさん (2009-10-11 13:48:11)
  • 文いじめでもない、文が悪いことしたわけでもない。
    それでもここまで文が痛めつけられるいじめはあっただろうかwww -- 名無しさん (2009-11-14 03:35:34)
  • (・Д・)ポカーン・・・
    ところでレミリアが常時カリスマブレイクしてるってどういうこっちゃw -- 名無しさん (2009-11-14 07:10:45)
  • なんとなく、ふあん亭あたりに漫画化してほしく思った -- 名無しさん (2010-02-15 18:44:49)
  • 文が憎めないなあ
    そして胸に当たるなw -- 名無しさん (2010-03-09 10:53:13)
  • パチェと文自業自得だろ… -- 名無しさん (2010-03-28 14:10:09)
  • 実際に幻想郷の住人達に、「友達」という関係は少なく。
    悪魔で、「知り合い」ていう関係だから、ここまで相手を強く憎めるんだろうね。 -- 名無し (2010-08-11 23:41:05)
  • 不覚にもリョナられる文におっきした^q^ -- 名無しさん (2010-08-12 01:48:36)
  • アイ・コンタクト「ちょっとこっち来い!」~無言の鎮圧~ -- 名無しさん (2010-08-12 13:08:55)
  • リグルが僕っ娘になってるのが最大の衝撃 -- 名無しさん (2010-10-30 11:17:00)
  • 所詮人間と妖怪の思考は相容れないってことか……。
    文が報われないな……。
    そんな文に萌え。あとれみぃ可愛い。 -- 名無しさん (2010-11-01 21:52:06)
  • パチェリーの悲鳴……orz
    -- 名無しさん (2010-12-02 19:00:48)
  • ギニュー隊長「誰かに呼ばれた気がする…」 -- 名無しさん (2010-12-02 22:16:52)
  • ↑おめーじゃねえ、座ってろ -- 名無しさん (2010-12-12 18:03:47)
  • パチュはもやしだから霊夢よりも豊満はないんじゃ
    霊夢がデブって言ってる訳じゃないぞ -- 名無しさん (2011-01-16 12:46:27)
  • ↑パチュリーには着痩せ派と貧乳派ってのがあってだな。 -- 名無しさん (2011-02-13 16:56:30)
  • パチュリーは着痩せするパジャマ着てるんだよ -- 名無しさん (2011-02-13 21:27:09)
  • 文への残虐行為見たら勝ち目なくても霊夢を殺しに行きたくなった


    くそったれ…… -- 名無しさん (2011-05-21 18:58:36)
  • あやや… -- 名無しさん (2013-05-23 15:19:22)
  • 愉しいよなぁ キャハハハハハハ -- 名無しさん (2014-06-19 18:32:45)
  • >椅子にドカッと座って頬杖をついて脚を組んだ霊夢の様子をチラチラと伺いながら
    霊夢のパンチラ見ようと狙ってたのかおぜうったらヤラシーwww -- 名無しさん (2015-06-10 03:34:03)
  • なんだこれ
    -- うー☆ (2015-07-28 20:30:39)
  • あら霊夢、また暴力で解決しようとしたの?怖いわねぇ -- 紫 (2016-06-18 04:34:38)
  • やっぱ霊夢ってクソだわ -- 名無しさん (2016-08-07 06:02:54)
  • 霊夢ひでーな  文とパチュリーすきなんだがな
    -- 名無し太郎 (2016-10-08 21:15:04)
  • 霊夢はくそのかたまりかな -- 名無し次郎 (2016-10-08 21:18:55)
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