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スカーレット 後編」(2016/05/13 (金) 04:14:14) の最新版変更点

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-[[スカーレット 前編]]から続き ピクン 「お、お二人が未曾有の危機に!」 「あなたのそれって発作みたいなものなの?」 「時報みたいなものだと思うよ。カン!」 「第一、あの殺しても死なない姉妹がそんなに心配なわけ?」 「・・・こんなこと、慣れてないからね。」 「5日でこうだったら、あんたが死ぬときなんて大変だな。それだ、ポン。」 「まあ、死んじゃった後はどうしようもないわよ・・・誰でもね。」 「だから生きている間、頑張るのよね。リーチ!!」 「つくづく人間って儚いよね。チー。」 「まあ、そこがいいって言う奴もいるけどねぇ。」 「萃香、それよ!ロン。」 「また・・・?」 「ホンローチートイドラドラ・・・6翻、跳ね満。」 共同生活7日目。 「う・・・ん・・・うーん。・・・あれ?」 「大丈夫・・・?」 レミリアが目を覚ますと、図書館にいた。 フランが心配そうな顔で見つめている。 「えーと、私は何を・・・?」 「お姉様、今日起きたことを覚えてないの?」 「全然。でも、何か凄く嫌なことがあったような・・・」 「ねぇ・・・お姉様、落ち着いて聞いてね・・・」 「どうしたの?」 「お家が・・・吹っ飛んじゃった・・・」 「・・・・・・・・・え?」 レミリアは図書館を飛び出し、急いで地上へ上がった。 「嘘・・・でしょ・・・?」 そこで見たのは・・・瓦礫の山。 図書館以外が全て吹き飛んだ、紅魔館の残骸だった。 「何で・・・?私の館が・・・」 「どうしよう、お姉様・・・食べるものも住むとこも無くなっちゃったよ・・・」 「フラン、これって悪い夢だよね・・・」 その問い掛けに、フランは首を横に振った。 「あ・・・あああ・・・うぁ・・・  うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 既に夕日が沈みかけていた。 その黄昏の空の下、姉妹の慟哭が響き渡った。 その日の午前。 「お姉様、まだ対吸血起用バリアは解除出来ないの?」 「無理、ね。色々試してはいるんだけど。」 「そもそも、なんでそんなものがあるの?」 「ま、まあ、これには深い訳が・・・」 館の周辺に張り巡らされたバリアに、姉妹は閉じ込められたままだった。 このままでは食料の調達もままならない。 「でも安心しなさい。私達は滅多なことで飢え死にするようなことは無いから。」 「・・・だけど、お腹は空くよ。」 いくら死ななくても腹は減る。 それはつまり、気力が失われて行くと言うことだ。 状況を少しでも好転させたい姉妹は、強硬手段に出ることにした。 「これがそのバリア?」 「そうよ。外に出るにはこれを何とかしないと。」 バリア発生装置は1階の倉庫にあった。 「昨日私が解除しようとはしたけど、駄目。」 「まともなやり方じゃ埒が明かないってことだね。」 「私が言いたいこと、当然分かるわよね?」 「うん、でもこれ壊しちゃって本当に大丈夫なの?」 「そうね、十中八九大爆発よ。かなり高度なマジックアイテムだし。」 「どうするの・・・?」 「いい?コンビネーションが大事よ。  あなたはこれを破壊して。私は爆発を押さえ込むの。」 「で、でも・・・そんなこと本当に出来るの?」 「出来る!だって私とフランじゃない。不可能なんて無い。」 そう言ってレミリアは力強く微笑んだ。 「・・・分かった!行くよ、お姉様。」 「来なさい!フラン。」 「壊れろ!!!」 駄目だった。 装置の魔力が暴走し、紅魔館は木っ端微塵になった。 当然、姉妹は爆発に飲み込まれ気を失った。 今日と言う日が晴れでも雨でも無かったのは、幸運としか言いようが無い。 フランが目を覚ますと、傍にレミリアが倒れていた。 より爆心地に近かった姉の方が重症だったのだ。 フランにとっても館を失ったショックは計り知れなかったが、姉を放っておけない。 魔法で防御されていた為に被害を逃れた図書館に運び出した。 「グスッ、ごめんなさい・・・私が・・・あんなこと言うから・・・」 「ううん、ヒック、私こそ・・・もっと力をセーブしておけば・・・」 肩を寄せ合い、泣きじゃくる姉妹。 「こんなとこ・・・咲夜やパチェが見たら、グスッ、笑うよね・・・」 「お姉様・・・」 「1週間で・・・館が崩壊なんて・・・マヌケな当主も、いたものね・・・」 「別にお姉様だけのせいじゃ・・・」 「ううん、笑われるだけならいい!  代々伝わるお屋敷を無くしたなんて・・・  ご先祖様にどう顔向けすればいいのよ!!!!」 「・・・」 「私なんか!スカーレト家の恥さらしよ!!!当主失格よ!!!!  馬鹿!馬鹿!!私の馬鹿!!!何がカリスマよ!!!!!  あ・・・  あ・・・・・・  あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」 それはもはや泣き声とも、嘆きとも言えない、 絶叫としか言いようの無い声だった。 「・・・館が何よ。」 「・・・フラ・・ン?」 「お姉様、言ってたじゃない!私達は誇り高き吸血鬼だって!!  二人で力を合わせれば何とかなるって!!」 「・・・でも、私は・・・」 「だって・・・館だって最初からあった訳じゃないわ。  昔のご先祖様がゼロから造ったものじゃない。  また造り直せばいいよ・・・  私達なら・・・きっと出来るよ。」 「・・・そうだよね。私、どうかしていた。  ・・・頑張ろう、フラン。」 二人は固い握手を交わした。 姉妹の本当の意味を、共に生きることの本当の意味が分かった。 ピクン 「お嬢様、妹様、大丈夫ですか!?」 「あなたは大丈夫じゃなさそうね・・・」 「大体さ・・・一つ言いたいんだけど・・・ポン!」 「何よ?」 「あいつら、あんたの何十倍も長生きなのよ。だって吸血鬼だし。」 「・・知ってるわよ。」 「それに幻想郷の中でも強大な力を持った怪物だよ。  所詮人間のあんたが奴らの心配するなんて、少しおこがましいんじゃないの?」 「・・・」 「あとあまり言いたくないけど、あなたがいないと何も出来ないって、  多分あなたの都合のいい妄想よ。チー。」 「そうかもね・・・」 「あんたがいなくても、それなりにやっていけるわよ。よし、リーチ!」 「確かに・・・その通りだとは思う。  お嬢様も妹様も、そこまで私のことを必要としてないかも知れない。  でも、私はお嬢様と妹様に一生付いていくって決めたから・・・    リーチ!!!    いつまでも二人のことばかり考えている自分でありたい・・・  本当に依存しているのは、実は私の方なんだと思う。」 「・・・」 「・・・」 「・・・まあ、あんたの人生なんだから、好きにするがいいさ。」 「あ、それロン。」 「ええ!?」 「リーチ一発チートイツ・・・裏ドラまで乗ってドラ4!倍満よ。」 「心配してる割には調子いいじゃない。」 共同生活12日目。 バリアは館ごと吹き飛んだが、食料調達は全く捗らなかった。 元々、レミリアは人里まで買いに行くつもりだったのだ。 しかし目ぼしい金目の物は全て失った。 つまり食料を買おうにも、金が無い。 紫からの外界の人間の配給は、まだ当分先だ。 かと言って幻想郷の人間を襲うのは、彼女から禁止されている。 今の状況で八雲と対立するのは避けたかった。 近くの森から食べられそうな木の実を探してみたが、収穫は乏しかった。 結局、下手に動かない方がまだマシと判断し、それは止めた。 レミリアは溜まった雨水をすすりながら、皆の帰りを待つことにした。 命には関わらないとは言え、今まで経験したことの無いほどの空腹は辛かった。 フランは館の跡を捜索していた。 使えそうな物、食べられそうな物を見つける為だ。 もう体中泥まみれで、服はボロボロに擦り切れていた。 「あれ・・・これって・・・?」 すると、瓦礫の下から一着のメイド服を見つけた。 サイズ的に、きっと咲夜のものだろう。 「何だろう・・・凄く懐かしい・・・」 咲夜がここを出てから、まだ2週間も経っていない。 しかし、それを見ると咲夜達がいた頃がとても昔の事のように感じられる。 「みんな、今頃何してるんだろう・・・?」 自然と、脳裏に彼女達の面影が浮かぶ。 また涙が溢れてきた。 それから中庭の真ん中に案山子を作り、それにそのメイド服を着せた。 「あなたが、新しいメイド一号!よろしくね。」 飢えと絶望の中でも、無邪気な遊び心はまだ残っていた。 「・・・フラン、どうだった?」 「駄目。あまり役に立ちそうなものは無かったよ。」 図書館に戻り、そこで待機していた姉に報告した。 「今は耐えるしかないね。そうすればそのうち・・・」 「うん・・・私も我慢するよ。」 フランは、紫の人間配給まで待つものだと勘違いしている。 「それじゃ、次は私が探してくるから。あなたはゆっくり休んで。」 今度はレミリアが捜索する番だ。 「本当に、全部吹っ飛んじゃったのね・・・」 やはり館の残骸を見るのは辛かった。 何しろ、あらゆる思い出が詰まった塊だ。 それが無くなって平気でいられる訳が無い。 あの時、自分が失敗しなければ・・・空腹ぐらい我慢していれば・・・ いや、そもそも最初からこんなこと始めなければ・・・ せめて、キャンプにしておけば・・・ 過ぎた事を考えても仕方が無いとは分かっていたが、どうしても後悔してしまう。 今思えば、以前の自分は本当に恵まれていた。 何もしなくても、従者達が色々と面倒を見てくれていた。 キャンプが嫌なんて言っていた自分が恥ずかしい。 妹と同じ様に、パチュリーや咲夜達のことを思い出していた。 「ん?あれって・・・」 そこで中庭に佇むメイド服の人影を発見した。 勿論、それはフランが作った案山子のメイドだ。 いつもの彼女なら、一目で見抜いていただろう。 しかし、飢えと寂しさがその眼を曇らせている。 「ねぇ、咲夜!あなたいつの間に帰って・・・」 思わずそれの下へ飛び込んでしまった。 「・・・何だ・・・案山子じゃない。」 考えてみればそれも当然。 まだ12日目、予定では14日間なのだ。 紅魔館の緊急事態を聞きつけて馳せ参じたという期待は、ものの見事に裏切られた。 ……その時、それまで曇っていた空が急に晴れ渡った。 「え!?そ、そんな!!!」 不幸なことに、曇りだから、捜索の邪魔になるからと、日傘を差していなかった。 直射日光が疲れきったレミリアの体を焼き始める。 「くそっ!戻らないと!!」 急いでフランのいる図書館へ戻る。 しかしレミリアの翼が飛び出た鉄骨に突き刺さってしまい・・・ ビリビリビリッ 「あ・・・うわぁぁぁぁ!!!!!」 ボロ布が裂けるように破けてしまった。 翼を失ったレミリアはバランスを崩し、地面へ倒れこんだ。 そうしている間にも日光は彼女を焼き続ける。 「く・・・足で・・・」 飛べないなら、走ればいい。 実際、それで十分間に合う筈だったが・・・ ズボッ! 「・・・え?」 なんと泥濘に足を取られ、再び倒れこんでしまった。 「そ・・・そんな!」 ズルッ! 何とか態勢を持ち直そうするのだが、地面が滑って立ち上がる事が出来ない。 泥まみれでのた打ち回る彼女を、頭上の太陽は容赦なく照り付ける。 「嘘・・・でしょ?私がこんなところで・・・」 既に体が灰になりつつある。 自分に来るわけがないと思っていた死の恐怖がレミリアを支配し始めた。 「本当に・・・死んじゃうの・・・?  待ってよ、私が死んだら・・・  あの子は・・・フランは・・・!」 「フラン!フラーーーーン!!!」 しかし図書館の防音対策は完璧だ。 妹を呼ぶ姉の声も届くことは無かった。 「うん・・・」 フランは図書館の長椅子の上で目を覚ました。 どうやら少しの間、眠ってしまっていたらしい。 周りを見渡してみる。 「お姉様・・・?」 が、姉の姿が見当たらない。 もう戻って来ているはずなのに。 ドンドンドンドン!!! 「おい!誰か中にいるのか!?」 不意に誰かが図書館のドアを叩いた。 この声はレミリアのものではない。 しかし、知っている者の声だ。 「入るぞ!」 彼女はドアを開け、中に入ってきた。 「・・・魔理沙?」 「フラン!レミリアが・・・!」 魔理沙の腕には体の半分以上が気化したレミリアが抱えられていた。 「お姉様・・・嘘でしょ!?」 魔理沙の話を聞くとこうだ。 研究が行き詰まり、この図書館へと足を運んだ。 しかしどういう訳か紅魔館は瓦礫になっていた。 どうしたことかと降りてみると、ちょうどレミリアが死にかけていた。 見捨ててやろうかとも思ったが、妙に気の毒に感じて助けることにした。 「魔理沙、お姉様は・・・?」 「一応、命は繋がったぜ。だけど・・・」 「だけど?」 「意識は戻らない。多分、しばらくは目を覚まさないと思う。」 「・・・お姉様が?」 「長時間日光に当たっていた様だし、栄養も足りてないみたいだし・・・  でも一番悪いのは心労だろうな。」 「心労・・・」 「よっぽど辛いこと、あったんだな。」 「数え切れないくらい・・・あったよ。」 「・・・そうか。  見たところ、他の連中はいない様だし・・・  ここで一体、何があったんだ?教えてくれ。」 フランは少しの間うつむいていたが、やがて魔理沙に全てを語りだした。 「今から2週間くらい前・・・私とお姉様の二人だけになったの・・・」 「二人だけ?」 「うん。咲夜もパチェも、みんなお姉様に愛想尽かして出て行っちゃった・・・」 魔理沙は当然の報いだとは思ったが、そんなことは口が裂けても言えなかった。 「始めは私も出て行こうと思ったけど・・・  やっぱりお姉様と二人で生きていこうって決めた。  でも・・・頑張った・・・けど・・・館が・・・」 フランの肩が小刻みに震える。 「フラン・・・」 魔理沙がポケットからハンカチを取り出し、フランに差し出した。 しかし、フランはそれを拒否する。 「ううん、私は泣かないよ。  お姉様がこうなっちゃった以上、私がしっかりしないと・・・  スカーレット家の未来は、私に掛かっているんだから・・・」 溢れ出しそうな涙を堪えた。 「そうか・・・そうだよな。」 レミリアは魔理沙に永遠亭へ運ばれた。 ここにいるより、ずっといい治療が受けられるだろう。 ただし・・・フランは一人きりになったが。 既に日は暮れ、空には満月が昇っていた。 紅い月が見慣れた中庭を照らしている。 フランがそれを眺めていると、門の横の花壇に葉っぱの様なものを見つけた。 美鈴の家庭菜園だ。 疲れきった体をそこへ引き摺り、その葉を引き抜いた。 すると掌サイズの未熟な大根が現れた。 表面の土を軽く手で払い、躊躇い無くかぶりつく。 泥の味が口の中に広がり、思わずむせ返った。 「あ・・・うあああああ!」 フランは地面に平伏し、泣いてしまった。 名門スカーレット家の娘として生まれた自分の、今の境遇が余りに情けなかったのだ。 やがて、両足でしっかりと立ち上がる。 ボロを着て、泥に塗れながらもその顔は誇り高かった。 そして拳を突き上げ、大声でこう叫んだ。 ―神様、見ていて下さい  私は負けません  必ずこの困難を乗り越えます  私は二度と飢えません  二度と家族を飢えさせません  例え盗みをしても!人を襲っても!  見ていて下さい  私は二度と飢えません― - (爆)風と共に去りぬ(紅魔館が) -- 名無しさん (2009-05-13 16:55:40) - 長い目で見れば円満解決なのかも -- 名無しさん (2009-05-14 00:00:45) - 見方によれば、苦難を乗り越えて成長する &br()フランドールの物語に見えなくも無い -- 名無しさん (2009-05-14 00:28:51) - レミリアもな &br()結果的に姉妹が仲良くなってよかったじゃん -- 名無しさん (2009-05-14 21:07:57) - フランは戻ってきた使用人に暇を出し、瓦礫を全て破壊して紅魔館跡地を農場にした。 &br()咲夜美鈴、パッチェ小悪魔、一部残った妖精メイドなどの協力もあり、それなりに動き始める。 &br()農場は、湖の中州の小さな原っぱにあると言うことで「スカーレット小原農場」と名づけられた。 &br() &br()一方、死の寸前まで痛めつけられたショックでレミリアは幼児退行していた。 -- 名無しさん (2009-05-15 05:01:32) - もう少し続けて欲しかった -- 名無しさん (2009-05-31 00:40:18) - 毎度のことながらレミリアが駄目すぎる -- 名無しさん (2009-05-31 03:39:59) - ラストのフランがかっこ良すぎる。 -- 名無しさん (2009-06-03 13:19:14) - >死の寸前まで痛めつけられたショックでレミリアは幼児退行していた。 &br()幼児退行化したレミリアを嬉々として育てるメイド長と、メイド長の毒牙 &br()(例・レミリアに自分のおっぱいを吸わせようとしたりw)からレミリア &br()を必死に守るべく奮闘する美鈴とフランドールを幻視したw &br() -- 名無しさん (2009-06-03 22:18:33) - 美鈴はむしろレミリアの手から咲夜さんを守るために奮闘してそう -- 名無しさん (2009-06-03 23:57:56) - 幕間に挿入される麻雀風景との対比がシュールすぎて笑える &br()良作 -- 名無しさん (2009-08-30 19:46:45) - 母親のように、姉のように面倒を見てくれた優しい咲夜。 &br()面白いお話を聞かせてくれたり、勉強を教えてくれた賢いパチェ。 &br()よく遊び相手になってくれて、楽しかった美鈴。 &br()なんか頭にも羽が生えてた小悪魔。 ← &br()お姉様は役立たずだって言ってたけど、仕草が可愛かった妖精達。 &br() &br() -- 名無しさん (2009-09-12 23:35:46) - なんか頭にも羽ってなんだなんか。 -- 名無しさん (2009-09-13 18:44:47) - 毎回毎回爆破される紅魔館の身にもなってよ…w -- 名無しさん (2009-11-08 14:23:58) - 人を襲ってもって書いてあるから人間からしたらバッドエンド -- 名無しさん (2009-11-08 20:57:01) - そもそも悪魔なのに「神様見ていてください」ってどうだよw -- 名無しさん (2009-11-09 01:10:36) - 神奈子「( ゚д゚ )」 &br()諏訪子「( ゚д゚ )」 &br()神綺「( ゚д゚ )」 &br()雛「( ゚д゚ )」 &br()蟹「( ゚д゚ )」 &br()芋「( ゚д゚ )」 &br() -- 名無しさん (2009-11-09 09:49:23) - 俺だったらチートイドラドラでリーチかはけない -- 名無しさん (2010-02-11 23:59:18) - 改めて見直してみるとチートイばっかじゃねえかww -- 名無しさん (2010-03-27 20:54:46) - 咲夜・・・予感がするなら助けに行こうぜorz -- 名無しさん (2010-05-12 20:18:26) - 帰宅後… &br()「紅魔館が…一体どうしたの!?…ポン!」 -- 名無しさん (2010-06-02 06:47:56) - フランここで起こった事を咲夜達に話す みんなもやらせるんじゃなかったとレミリアみたいに後悔 -- 名無しさん (2010-06-02 21:15:19) - レミリアはフランの為に頑張ったけど空回りし過ぎだwwww -- 名無しさん (2010-09-17 22:10:32) - ↑↑↑吹いたwwwww &br() &br() &br() -- 名無しさん (2010-09-20 13:17:09) - 良作 &br() -- 名無しさん (2014-03-01 00:30:40) - これってアニメ星の○ービィ65話・ワ○ルディ売りますが元ネタ? &br()最後のセリフとか・・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 17:34:36) - 萃香弱すぎだろwww -- 名無しさん (2014-07-04 14:47:55) - ↑↑それにも元ネタがあるんだよ -- 名無しさん (2014-10-15 07:40:00) - フランレミリア愚痴りすぎだろ!W &br()フラン嫌いだわ―…W &br()タヒね!WW -- 名無しさん (2016-03-08 19:06:25) - ↑お前が死ね -- 名無しさん (2016-05-12 00:52:19) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
-[[スカーレット 前編]]から続き ピクン 「お、お二人が未曾有の危機に!」 「あなたのそれって発作みたいなものなの?」 「時報みたいなものだと思うよ。カン!」 「第一、あの殺しても死なない姉妹がそんなに心配なわけ?」 「・・・こんなこと、慣れてないからね。」 「5日でこうだったら、あんたが死ぬときなんて大変だな。それだ、ポン。」 「まあ、死んじゃった後はどうしようもないわよ・・・誰でもね。」 「だから生きている間、頑張るのよね。リーチ!!」 「つくづく人間って儚いよね。チー。」 「まあ、そこがいいって言う奴もいるけどねぇ。」 「萃香、それよ!ロン。」 「また・・・?」 「ホンローチートイドラドラ・・・6翻、跳ね満。」 共同生活7日目。 「う・・・ん・・・うーん。・・・あれ?」 「大丈夫・・・?」 レミリアが目を覚ますと、図書館にいた。 フランが心配そうな顔で見つめている。 「えーと、私は何を・・・?」 「お姉様、今日起きたことを覚えてないの?」 「全然。でも、何か凄く嫌なことがあったような・・・」 「ねぇ・・・お姉様、落ち着いて聞いてね・・・」 「どうしたの?」 「お家が・・・吹っ飛んじゃった・・・」 「・・・・・・・・・え?」 レミリアは図書館を飛び出し、急いで地上へ上がった。 「嘘・・・でしょ・・・?」 そこで見たのは・・・瓦礫の山。 図書館以外が全て吹き飛んだ、紅魔館の残骸だった。 「何で・・・?私の館が・・・」 「どうしよう、お姉様・・・食べるものも住むとこも無くなっちゃったよ・・・」 「フラン、これって悪い夢だよね・・・」 その問い掛けに、フランは首を横に振った。 「あ・・・あああ・・・うぁ・・・  うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 既に夕日が沈みかけていた。 その黄昏の空の下、姉妹の慟哭が響き渡った。 その日の午前。 「お姉様、まだ対吸血起用バリアは解除出来ないの?」 「無理、ね。色々試してはいるんだけど。」 「そもそも、なんでそんなものがあるの?」 「ま、まあ、これには深い訳が・・・」 館の周辺に張り巡らされたバリアに、姉妹は閉じ込められたままだった。 このままでは食料の調達もままならない。 「でも安心しなさい。私達は滅多なことで飢え死にするようなことは無いから。」 「・・・だけど、お腹は空くよ。」 いくら死ななくても腹は減る。 それはつまり、気力が失われて行くと言うことだ。 状況を少しでも好転させたい姉妹は、強硬手段に出ることにした。 「これがそのバリア?」 「そうよ。外に出るにはこれを何とかしないと。」 バリア発生装置は1階の倉庫にあった。 「昨日私が解除しようとはしたけど、駄目。」 「まともなやり方じゃ埒が明かないってことだね。」 「私が言いたいこと、当然分かるわよね?」 「うん、でもこれ壊しちゃって本当に大丈夫なの?」 「そうね、十中八九大爆発よ。かなり高度なマジックアイテムだし。」 「どうするの・・・?」 「いい?コンビネーションが大事よ。  あなたはこれを破壊して。私は爆発を押さえ込むの。」 「で、でも・・・そんなこと本当に出来るの?」 「出来る!だって私とフランじゃない。不可能なんて無い。」 そう言ってレミリアは力強く微笑んだ。 「・・・分かった!行くよ、お姉様。」 「来なさい!フラン。」 「壊れろ!!!」 駄目だった。 装置の魔力が暴走し、紅魔館は木っ端微塵になった。 当然、姉妹は爆発に飲み込まれ気を失った。 今日と言う日が晴れでも雨でも無かったのは、幸運としか言いようが無い。 フランが目を覚ますと、傍にレミリアが倒れていた。 より爆心地に近かった姉の方が重症だったのだ。 フランにとっても館を失ったショックは計り知れなかったが、姉を放っておけない。 魔法で防御されていた為に被害を逃れた図書館に運び出した。 「グスッ、ごめんなさい・・・私が・・・あんなこと言うから・・・」 「ううん、ヒック、私こそ・・・もっと力をセーブしておけば・・・」 肩を寄せ合い、泣きじゃくる姉妹。 「こんなとこ・・・咲夜やパチェが見たら、グスッ、笑うよね・・・」 「お姉様・・・」 「1週間で・・・館が崩壊なんて・・・マヌケな当主も、いたものね・・・」 「別にお姉様だけのせいじゃ・・・」 「ううん、笑われるだけならいい!  代々伝わるお屋敷を無くしたなんて・・・  ご先祖様にどう顔向けすればいいのよ!!!!」 「・・・」 「私なんか!スカーレト家の恥さらしよ!!!当主失格よ!!!!  馬鹿!馬鹿!!私の馬鹿!!!何がカリスマよ!!!!!  あ・・・  あ・・・・・・  あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」 それはもはや泣き声とも、嘆きとも言えない、 絶叫としか言いようの無い声だった。 「・・・館が何よ。」 「・・・フラ・・ン?」 「お姉様、言ってたじゃない!私達は誇り高き吸血鬼だって!!  二人で力を合わせれば何とかなるって!!」 「・・・でも、私は・・・」 「だって・・・館だって最初からあった訳じゃないわ。  昔のご先祖様がゼロから造ったものじゃない。  また造り直せばいいよ・・・  私達なら・・・きっと出来るよ。」 「・・・そうだよね。私、どうかしていた。  ・・・頑張ろう、フラン。」 二人は固い握手を交わした。 姉妹の本当の意味を、共に生きることの本当の意味が分かった。 ピクン 「お嬢様、妹様、大丈夫ですか!?」 「あなたは大丈夫じゃなさそうね・・・」 「大体さ・・・一つ言いたいんだけど・・・ポン!」 「何よ?」 「あいつら、あんたの何十倍も長生きなのよ。だって吸血鬼だし。」 「・・知ってるわよ。」 「それに幻想郷の中でも強大な力を持った怪物だよ。  所詮人間のあんたが奴らの心配するなんて、少しおこがましいんじゃないの?」 「・・・」 「あとあまり言いたくないけど、あなたがいないと何も出来ないって、  多分あなたの都合のいい妄想よ。チー。」 「そうかもね・・・」 「あんたがいなくても、それなりにやっていけるわよ。よし、リーチ!」 「確かに・・・その通りだとは思う。  お嬢様も妹様も、そこまで私のことを必要としてないかも知れない。  でも、私はお嬢様と妹様に一生付いていくって決めたから・・・    リーチ!!!    いつまでも二人のことばかり考えている自分でありたい・・・  本当に依存しているのは、実は私の方なんだと思う。」 「・・・」 「・・・」 「・・・まあ、あんたの人生なんだから、好きにするがいいさ。」 「あ、それロン。」 「ええ!?」 「リーチ一発チートイツ・・・裏ドラまで乗ってドラ4!倍満よ。」 「心配してる割には調子いいじゃない。」 共同生活12日目。 バリアは館ごと吹き飛んだが、食料調達は全く捗らなかった。 元々、レミリアは人里まで買いに行くつもりだったのだ。 しかし目ぼしい金目の物は全て失った。 つまり食料を買おうにも、金が無い。 紫からの外界の人間の配給は、まだ当分先だ。 かと言って幻想郷の人間を襲うのは、彼女から禁止されている。 今の状況で八雲と対立するのは避けたかった。 近くの森から食べられそうな木の実を探してみたが、収穫は乏しかった。 結局、下手に動かない方がまだマシと判断し、それは止めた。 レミリアは溜まった雨水をすすりながら、皆の帰りを待つことにした。 命には関わらないとは言え、今まで経験したことの無いほどの空腹は辛かった。 フランは館の跡を捜索していた。 使えそうな物、食べられそうな物を見つける為だ。 もう体中泥まみれで、服はボロボロに擦り切れていた。 「あれ・・・これって・・・?」 すると、瓦礫の下から一着のメイド服を見つけた。 サイズ的に、きっと咲夜のものだろう。 「何だろう・・・凄く懐かしい・・・」 咲夜がここを出てから、まだ2週間も経っていない。 しかし、それを見ると咲夜達がいた頃がとても昔の事のように感じられる。 「みんな、今頃何してるんだろう・・・?」 自然と、脳裏に彼女達の面影が浮かぶ。 また涙が溢れてきた。 それから中庭の真ん中に案山子を作り、それにそのメイド服を着せた。 「あなたが、新しいメイド一号!よろしくね。」 飢えと絶望の中でも、無邪気な遊び心はまだ残っていた。 「・・・フラン、どうだった?」 「駄目。あまり役に立ちそうなものは無かったよ。」 図書館に戻り、そこで待機していた姉に報告した。 「今は耐えるしかないね。そうすればそのうち・・・」 「うん・・・私も我慢するよ。」 フランは、紫の人間配給まで待つものだと勘違いしている。 「それじゃ、次は私が探してくるから。あなたはゆっくり休んで。」 今度はレミリアが捜索する番だ。 「本当に、全部吹っ飛んじゃったのね・・・」 やはり館の残骸を見るのは辛かった。 何しろ、あらゆる思い出が詰まった塊だ。 それが無くなって平気でいられる訳が無い。 あの時、自分が失敗しなければ・・・空腹ぐらい我慢していれば・・・ いや、そもそも最初からこんなこと始めなければ・・・ せめて、キャンプにしておけば・・・ 過ぎた事を考えても仕方が無いとは分かっていたが、どうしても後悔してしまう。 今思えば、以前の自分は本当に恵まれていた。 何もしなくても、従者達が色々と面倒を見てくれていた。 キャンプが嫌なんて言っていた自分が恥ずかしい。 妹と同じ様に、パチュリーや咲夜達のことを思い出していた。 「ん?あれって・・・」 そこで中庭に佇むメイド服の人影を発見した。 勿論、それはフランが作った案山子のメイドだ。 いつもの彼女なら、一目で見抜いていただろう。 しかし、飢えと寂しさがその眼を曇らせている。 「ねぇ、咲夜!あなたいつの間に帰って・・・」 思わずそれの下へ飛び込んでしまった。 「・・・何だ・・・案山子じゃない。」 考えてみればそれも当然。 まだ12日目、予定では14日間なのだ。 紅魔館の緊急事態を聞きつけて馳せ参じたという期待は、ものの見事に裏切られた。 ……その時、それまで曇っていた空が急に晴れ渡った。 「え!?そ、そんな!!!」 不幸なことに、曇りだから、捜索の邪魔になるからと、日傘を差していなかった。 直射日光が疲れきったレミリアの体を焼き始める。 「くそっ!戻らないと!!」 急いでフランのいる図書館へ戻る。 しかしレミリアの翼が飛び出た鉄骨に突き刺さってしまい・・・ ビリビリビリッ 「あ・・・うわぁぁぁぁ!!!!!」 ボロ布が裂けるように破けてしまった。 翼を失ったレミリアはバランスを崩し、地面へ倒れこんだ。 そうしている間にも日光は彼女を焼き続ける。 「く・・・足で・・・」 飛べないなら、走ればいい。 実際、それで十分間に合う筈だったが・・・ ズボッ! 「・・・え?」 なんと泥濘に足を取られ、再び倒れこんでしまった。 「そ・・・そんな!」 ズルッ! 何とか態勢を持ち直そうするのだが、地面が滑って立ち上がる事が出来ない。 泥まみれでのた打ち回る彼女を、頭上の太陽は容赦なく照り付ける。 「嘘・・・でしょ?私がこんなところで・・・」 既に体が灰になりつつある。 自分に来るわけがないと思っていた死の恐怖がレミリアを支配し始めた。 「本当に・・・死んじゃうの・・・?  待ってよ、私が死んだら・・・  あの子は・・・フランは・・・!」 「フラン!フラーーーーン!!!」 しかし図書館の防音対策は完璧だ。 妹を呼ぶ姉の声も届くことは無かった。 「うん・・・」 フランは図書館の長椅子の上で目を覚ました。 どうやら少しの間、眠ってしまっていたらしい。 周りを見渡してみる。 「お姉様・・・?」 が、姉の姿が見当たらない。 もう戻って来ているはずなのに。 ドンドンドンドン!!! 「おい!誰か中にいるのか!?」 不意に誰かが図書館のドアを叩いた。 この声はレミリアのものではない。 しかし、知っている者の声だ。 「入るぞ!」 彼女はドアを開け、中に入ってきた。 「・・・魔理沙?」 「フラン!レミリアが・・・!」 魔理沙の腕には体の半分以上が気化したレミリアが抱えられていた。 「お姉様・・・嘘でしょ!?」 魔理沙の話を聞くとこうだ。 研究が行き詰まり、この図書館へと足を運んだ。 しかしどういう訳か紅魔館は瓦礫になっていた。 どうしたことかと降りてみると、ちょうどレミリアが死にかけていた。 見捨ててやろうかとも思ったが、妙に気の毒に感じて助けることにした。 「魔理沙、お姉様は・・・?」 「一応、命は繋がったぜ。だけど・・・」 「だけど?」 「意識は戻らない。多分、しばらくは目を覚まさないと思う。」 「・・・お姉様が?」 「長時間日光に当たっていた様だし、栄養も足りてないみたいだし・・・  でも一番悪いのは心労だろうな。」 「心労・・・」 「よっぽど辛いこと、あったんだな。」 「数え切れないくらい・・・あったよ。」 「・・・そうか。  見たところ、他の連中はいない様だし・・・  ここで一体、何があったんだ?教えてくれ。」 フランは少しの間うつむいていたが、やがて魔理沙に全てを語りだした。 「今から2週間くらい前・・・私とお姉様の二人だけになったの・・・」 「二人だけ?」 「うん。咲夜もパチェも、みんなお姉様に愛想尽かして出て行っちゃった・・・」 魔理沙は当然の報いだとは思ったが、そんなことは口が裂けても言えなかった。 「始めは私も出て行こうと思ったけど・・・  やっぱりお姉様と二人で生きていこうって決めた。  でも・・・頑張った・・・けど・・・館が・・・」 フランの肩が小刻みに震える。 「フラン・・・」 魔理沙がポケットからハンカチを取り出し、フランに差し出した。 しかし、フランはそれを拒否する。 「ううん、私は泣かないよ。  お姉様がこうなっちゃった以上、私がしっかりしないと・・・  スカーレット家の未来は、私に掛かっているんだから・・・」 溢れ出しそうな涙を堪えた。 「そうか・・・そうだよな。」 レミリアは魔理沙に永遠亭へ運ばれた。 ここにいるより、ずっといい治療が受けられるだろう。 ただし・・・フランは一人きりになったが。 既に日は暮れ、空には満月が昇っていた。 紅い月が見慣れた中庭を照らしている。 フランがそれを眺めていると、門の横の花壇に葉っぱの様なものを見つけた。 美鈴の家庭菜園だ。 疲れきった体をそこへ引き摺り、その葉を引き抜いた。 すると掌サイズの未熟な大根が現れた。 表面の土を軽く手で払い、躊躇い無くかぶりつく。 泥の味が口の中に広がり、思わずむせ返った。 「あ・・・うあああああ!」 フランは地面に平伏し、泣いてしまった。 名門スカーレット家の娘として生まれた自分の、今の境遇が余りに情けなかったのだ。 やがて、両足でしっかりと立ち上がる。 ボロを着て、泥に塗れながらもその顔は誇り高かった。 そして拳を突き上げ、大声でこう叫んだ。 ―神様、見ていて下さい  私は負けません  必ずこの困難を乗り越えます  私は二度と飢えません  二度と家族を飢えさせません  例え盗みをしても!人を襲っても!  見ていて下さい  私は二度と飢えません― - (爆)風と共に去りぬ(紅魔館が) -- 名無しさん (2009-05-13 16:55:40) - 長い目で見れば円満解決なのかも -- 名無しさん (2009-05-14 00:00:45) - 見方によれば、苦難を乗り越えて成長する &br()フランドールの物語に見えなくも無い -- 名無しさん (2009-05-14 00:28:51) - レミリアもな &br()結果的に姉妹が仲良くなってよかったじゃん -- 名無しさん (2009-05-14 21:07:57) - フランは戻ってきた使用人に暇を出し、瓦礫を全て破壊して紅魔館跡地を農場にした。 &br()咲夜美鈴、パッチェ小悪魔、一部残った妖精メイドなどの協力もあり、それなりに動き始める。 &br()農場は、湖の中州の小さな原っぱにあると言うことで「スカーレット小原農場」と名づけられた。 &br() &br()一方、死の寸前まで痛めつけられたショックでレミリアは幼児退行していた。 -- 名無しさん (2009-05-15 05:01:32) - もう少し続けて欲しかった -- 名無しさん (2009-05-31 00:40:18) - 毎度のことながらレミリアが駄目すぎる -- 名無しさん (2009-05-31 03:39:59) - ラストのフランがかっこ良すぎる。 -- 名無しさん (2009-06-03 13:19:14) - >死の寸前まで痛めつけられたショックでレミリアは幼児退行していた。 &br()幼児退行化したレミリアを嬉々として育てるメイド長と、メイド長の毒牙 &br()(例・レミリアに自分のおっぱいを吸わせようとしたりw)からレミリア &br()を必死に守るべく奮闘する美鈴とフランドールを幻視したw &br() -- 名無しさん (2009-06-03 22:18:33) - 美鈴はむしろレミリアの手から咲夜さんを守るために奮闘してそう -- 名無しさん (2009-06-03 23:57:56) - 幕間に挿入される麻雀風景との対比がシュールすぎて笑える &br()良作 -- 名無しさん (2009-08-30 19:46:45) - 母親のように、姉のように面倒を見てくれた優しい咲夜。 &br()面白いお話を聞かせてくれたり、勉強を教えてくれた賢いパチェ。 &br()よく遊び相手になってくれて、楽しかった美鈴。 &br()なんか頭にも羽が生えてた小悪魔。 ← &br()お姉様は役立たずだって言ってたけど、仕草が可愛かった妖精達。 &br() &br() -- 名無しさん (2009-09-12 23:35:46) - なんか頭にも羽ってなんだなんか。 -- 名無しさん (2009-09-13 18:44:47) - 毎回毎回爆破される紅魔館の身にもなってよ…w -- 名無しさん (2009-11-08 14:23:58) - 人を襲ってもって書いてあるから人間からしたらバッドエンド -- 名無しさん (2009-11-08 20:57:01) - そもそも悪魔なのに「神様見ていてください」ってどうだよw -- 名無しさん (2009-11-09 01:10:36) - 神奈子「( ゚д゚ )」 &br()諏訪子「( ゚д゚ )」 &br()神綺「( ゚д゚ )」 &br()雛「( ゚д゚ )」 &br()蟹「( ゚д゚ )」 &br()芋「( ゚д゚ )」 &br() -- 名無しさん (2009-11-09 09:49:23) - 俺だったらチートイドラドラでリーチかはけない -- 名無しさん (2010-02-11 23:59:18) - 改めて見直してみるとチートイばっかじゃねえかww -- 名無しさん (2010-03-27 20:54:46) - 咲夜・・・予感がするなら助けに行こうぜorz -- 名無しさん (2010-05-12 20:18:26) - 帰宅後… &br()「紅魔館が…一体どうしたの!?…ポン!」 -- 名無しさん (2010-06-02 06:47:56) - フランここで起こった事を咲夜達に話す みんなもやらせるんじゃなかったとレミリアみたいに後悔 -- 名無しさん (2010-06-02 21:15:19) - レミリアはフランの為に頑張ったけど空回りし過ぎだwwww -- 名無しさん (2010-09-17 22:10:32) - ↑↑↑吹いたwwwww &br() &br() &br() -- 名無しさん (2010-09-20 13:17:09) - 良作 &br() -- 名無しさん (2014-03-01 00:30:40) - これってアニメ星の○ービィ65話・ワ○ルディ売りますが元ネタ? &br()最後のセリフとか・・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 17:34:36) - 萃香弱すぎだろwww -- 名無しさん (2014-07-04 14:47:55) - ↑↑それにも元ネタがあるんだよ -- 名無しさん (2014-10-15 07:40:00) - フランレミリア愚痴りすぎだろ!W &br()フラン嫌いだわ―…W &br()タヒね!WW -- 名無しさん (2016-03-08 19:06:25) - ↑お前が死ね -- 名無しさん (2016-05-12 00:52:19) - 拳を突き上げて大声で叫ぶ=我が生涯に一片の悔いなしだと思っていた。 &br()自分でも謎 -- キング クズ (2016-05-13 04:14:14) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

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