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347 :名前が無い程度の能力:2008/03/31(月) 17:08:57 ID:tjFZqDoc0 ttp://fukunyu.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/fuku0133.txt うひー fuku0133.txt       <WARNING!>   グロでは無いですが人によっては結構気味の悪い内容です。気をつけてください。   一発ネタです。   あなたのキャラクターのイメージを少なからず壊す可能性があります。 「ねぇ、永琳。私のこと愛してる?」 「ええ、もちろん」 私がそう言うと輝夜は布団の上で跳ねて喜んだ。 「ねぇ、ねぇ!もう一回言って!」 「愛しています」 輝夜が近づけた耳に、私はさっきよりもっと愛情を込めて囁く。 「ねぇ、もう一度!」 お話の続きをねだる子供のように輝夜はせがむので、 私は頭の中にあるいくつかの言葉を調理して輝夜にご馳走してやる。 あなたは世界一美しい、とか、あなたの前では全てが霞んでしまう、とか。 蜂蜜を塗りたくったような薄っぺらな言葉に、輝夜は飽きもせずクスクスと満足げに肩を震わせる。 「クスクス、あなたって本当、私を喜ばせるのが上手なのね」 「いえ、本心を言っているまでです」 「ううん、あなたは本当に頭がいい。あなたのその頭脳をこんな馬鹿げたお遊びに使うなんて最高の贅沢ね」 輝夜はそう言うとおもちゃを独り占めした子供みたいにまたクスクスと楽しげに笑った。 「ありがとう、今夜はもうおなかいっぱいよ。次は私の番」 「いえ、あなたの喜ぶ顔が見られたら私はもう何も望みません」 「そんなことは無いわ。あなたがその自慢の脳で私を楽しませてくれるように、私も自分の自慢のプレゼントを受け取って欲しいの」 そう言うと輝夜は鋏と洗面器を取り出し、そのつやのある黒髪をためらい無く半分まで切り落とした。 洗面器の中で髪が蛇のようにとぐろを巻いている。 たった今切り落とされたその髪はまだ生きているかのように輝き、一本も乱れることなく束になっている。 輝夜は箸でそうめんの様に髪の毛を掴むと、私の口元へと持ってくる。 「あーん」 正直全く気乗りしなかったが、私は断ることも出来ず、言われるままに輝夜の箸を咥える。 何本もの細かな髪がぺたりぺたりとそこら中に引っ付く。 柔らかな髪の芳香が、鼻の奥を刺す。 濡れた髪はざらざらと舌の上で転がる。 いくら唾液を絡めても溶けることはなく、ただ不気味な歯ざわりだけをもたらして、歯の奥の神経をつつく。 「おいしい?」 輝夜は期待に溢れた表情で自慢の髪の味を聞く。 私は何度も飲み込もうとするが、どうにも身体がそれを拒む。 「ねぇ、」 私は意を決して髪を飲み込む。 喉奥に張り付く何本もの細い髪。 不快感が背筋を駆け上る。 喉の繊毛が何度も異物を押し返そうと嘔吐を促すが、細く黒い髪はべったりと喉に張り付いて離れようとしない。 かといって飲み込もうとしても奥歯に絡まった長い髪は少しも唾液に乗らず動こうとしない。 吸い込む息さえも喉の過敏になった神経を引っ掻く。 どうしようもない不快な感覚が全身を駆け巡って、私は眉をしかめ顔を青くするしか出来なくなってしまう。 「もっと食べる?」 輝夜はさらに箸に髪を絡め、口に入れるよう持って来るので、私は断ることも出来ずまた箸を咥える。 ざらざらと薄気味悪い虫のように頬の内側や歯に絡みつく輝夜の髪。 噛むたびにぷつぷつと歯の上で転がり、舌先でそれを追えば巻きついてくる。 気持ち悪くて胃の底がひっくり返りそうだった。 「ふふ、お行儀の悪い」 輝夜は私の口元から出ていた二、三本にかたまったいた髪を摘むと、ご飯粒を取るようにしゅるりと引き抜く。 「うぐ……」 思わず背筋に寒気が走る。 喉に張り付いていたその髪は、繊毛を逆なでし、口の中の髪と絡まりあって口内を不快になぞる。 私の唾液に濡れた黒髪は、なまめかしく光を放ち、ヒルのように輝夜の細く白い腕にくっ付く。 「うげっ!!」 たまらなくなって私は何度も胃液を吐き出すが、喉に張り付いた髪はピクリとも動かない。 取り出すには口に指を突っ込むか、喉を掻っ切るか二つに一つだった。 私は喉に手を入れると、髪を指に絡め掻き出す。 「げほっ!ごほっ!!」 おおきな毛の玉になった髪が、私の口から吐き出される。 涙で視界がにじむ。 全部吐き出しても、いまだ不快な違和感は喉にべったりと張り付いている。 思い返すだけで身の毛もよだつ。 「ふふ、仕方ないわ。じゃあ残った分は明日に回しましょうか」 洗面器の中の髪は、さっきと変わらず蛇のようにとぐろを巻いていた。 口直しに、ふと見えた輝夜の白い腕の方は、いったいどんな甘い味がするのだろうかと思い浮かべた。 fin みやびヤンデレ ---- - うへぇ -- 名無しさん (2009-05-20 21:49:21) - 永琳優しいな -- 名無しさん (2009-05-21 15:26:49) - めずらしいえーりん -- J (2010-02-05 08:29:19) - 最後が気になる -- 名無しさん (2010-04-01 12:09:39) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
347 :名前が無い程度の能力:2008/03/31(月) 17:08:57 ID:tjFZqDoc0 ttp://fukunyu.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/src/fuku0133.txt うひー fuku0133.txt       <WARNING!>   グロでは無いですが人によっては結構気味の悪い内容です。気をつけてください。   一発ネタです。   あなたのキャラクターのイメージを少なからず壊す可能性があります。 「ねぇ、永琳。私のこと愛してる?」 「ええ、もちろん」 私がそう言うと輝夜は布団の上で跳ねて喜んだ。 「ねぇ、ねぇ!もう一回言って!」 「愛しています」 輝夜が近づけた耳に、私はさっきよりもっと愛情を込めて囁く。 「ねぇ、もう一度!」 お話の続きをねだる子供のように輝夜はせがむので、 私は頭の中にあるいくつかの言葉を調理して輝夜にご馳走してやる。 あなたは世界一美しい、とか、あなたの前では全てが霞んでしまう、とか。 蜂蜜を塗りたくったような薄っぺらな言葉に、輝夜は飽きもせずクスクスと満足げに肩を震わせる。 「クスクス、あなたって本当、私を喜ばせるのが上手なのね」 「いえ、本心を言っているまでです」 「ううん、あなたは本当に頭がいい。あなたのその頭脳をこんな馬鹿げたお遊びに使うなんて最高の贅沢ね」 輝夜はそう言うとおもちゃを独り占めした子供みたいにまたクスクスと楽しげに笑った。 「ありがとう、今夜はもうおなかいっぱいよ。次は私の番」 「いえ、あなたの喜ぶ顔が見られたら私はもう何も望みません」 「そんなことは無いわ。あなたがその自慢の脳で私を楽しませてくれるように、私も自分の自慢のプレゼントを受け取って欲しいの」 そう言うと輝夜は鋏と洗面器を取り出し、そのつやのある黒髪をためらい無く半分まで切り落とした。 洗面器の中で髪が蛇のようにとぐろを巻いている。 たった今切り落とされたその髪はまだ生きているかのように輝き、一本も乱れることなく束になっている。 輝夜は箸でそうめんの様に髪の毛を掴むと、私の口元へと持ってくる。 「あーん」 正直全く気乗りしなかったが、私は断ることも出来ず、言われるままに輝夜の箸を咥える。 何本もの細かな髪がぺたりぺたりとそこら中に引っ付く。 柔らかな髪の芳香が、鼻の奥を刺す。 濡れた髪はざらざらと舌の上で転がる。 いくら唾液を絡めても溶けることはなく、ただ不気味な歯ざわりだけをもたらして、歯の奥の神経をつつく。 「おいしい?」 輝夜は期待に溢れた表情で自慢の髪の味を聞く。 私は何度も飲み込もうとするが、どうにも身体がそれを拒む。 「ねぇ、」 私は意を決して髪を飲み込む。 喉奥に張り付く何本もの細い髪。 不快感が背筋を駆け上る。 喉の繊毛が何度も異物を押し返そうと嘔吐を促すが、細く黒い髪はべったりと喉に張り付いて離れようとしない。 かといって飲み込もうとしても奥歯に絡まった長い髪は少しも唾液に乗らず動こうとしない。 吸い込む息さえも喉の過敏になった神経を引っ掻く。 どうしようもない不快な感覚が全身を駆け巡って、私は眉をしかめ顔を青くするしか出来なくなってしまう。 「もっと食べる?」 輝夜はさらに箸に髪を絡め、口に入れるよう持って来るので、私は断ることも出来ずまた箸を咥える。 ざらざらと薄気味悪い虫のように頬の内側や歯に絡みつく輝夜の髪。 噛むたびにぷつぷつと歯の上で転がり、舌先でそれを追えば巻きついてくる。 気持ち悪くて胃の底がひっくり返りそうだった。 「ふふ、お行儀の悪い」 輝夜は私の口元から出ていた二、三本にかたまったいた髪を摘むと、ご飯粒を取るようにしゅるりと引き抜く。 「うぐ……」 思わず背筋に寒気が走る。 喉に張り付いていたその髪は、繊毛を逆なでし、口の中の髪と絡まりあって口内を不快になぞる。 私の唾液に濡れた黒髪は、なまめかしく光を放ち、ヒルのように輝夜の細く白い腕にくっ付く。 「うげっ!!」 たまらなくなって私は何度も胃液を吐き出すが、喉に張り付いた髪はピクリとも動かない。 取り出すには口に指を突っ込むか、喉を掻っ切るか二つに一つだった。 私は喉に手を入れると、髪を指に絡め掻き出す。 「げほっ!ごほっ!!」 おおきな毛の玉になった髪が、私の口から吐き出される。 涙で視界がにじむ。 全部吐き出しても、いまだ不快な違和感は喉にべったりと張り付いている。 思い返すだけで身の毛もよだつ。 「ふふ、仕方ないわ。じゃあ残った分は明日に回しましょうか」 洗面器の中の髪は、さっきと変わらず蛇のようにとぐろを巻いていた。 口直しに、ふと見えた輝夜の白い腕の方は、いったいどんな甘い味がするのだろうかと思い浮かべた。 fin みやびヤンデレ ---- - うへぇ -- 名無しさん (2009-05-20 21:49:21) - 永琳優しいな -- 名無しさん (2009-05-21 15:26:49) - めずらしいえーりん -- J (2010-02-05 08:29:19) - 最後が気になる -- 名無しさん (2010-04-01 12:09:39) - 凄まじいな… -- エミッサリープレデター (2020-02-12 00:10:09) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

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