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29 :名前が無い程度の能力:2008/03/20(木) 00:01:18 ID:IoDXEsuM0 「えーというわけでメディスンに人工毒を与える実験を行います」 「おねがいしまーす」 「と言う訳で、まず毒を造りましょうか」 言って懐から大量の塩ビ製人形を取り出す。 「え……なにするの?」 「も・や・す」 人形にガソリンをかけ、火を放り込む。 人形はいい感じに燃え、あたりを嫌な臭いで覆い尽くす。 「やめて、やめてよお」 「でももうちょっと燃やさないと毒が取れないし」 言いながら尚もぽんぽんと人形を放り込んでいく。 「やめて!」 メディスンが体当たりしてくる。 痛くは無いが鬱陶しいのでロープで縛り付け、風下側に放置しておく。 数十体の塩ビ人形を燃やし尽くし、実験に移る。 メディスンは泣いているがまあどうでもいい。 「えーそれでは、ダイオキシンたっぷりな感じの土をメディスンに食べさせてみようと思います」 革手袋で土をつかみ、メディスンの口に近づける。 メディスンは嫌がり口を開けないが、開口器で口を開けさせ強引に詰め込む。 「む! む~む~」 食べさせてもメディスンはうなるだけで、ロープを切ることも開口器を噛み砕くことも出来ない。 「ダイオキシンを投与してもメディスンは強くならないことが分かりました。それでは皆さん、また来週」

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