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紅魔館壊滅:6スレ948」(2008/04/28 (月) 03:26:38) の最新版変更点

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唐突に幻視した。 正直ごめん。 魔理沙いじめのつもりだけど正直びみょん 設定的には紅魔郷の少し後くらい 内容が倫理的に酷いので軽く修正してます。 一応グロ&駄文注意   私、霧雨魔理沙はあの異変以来よく通うようになった紅魔館に向かっていた。 目的はその内部の図書館で本を借りる事だ。 そこに居る魔法使いは嫌がりながらも何だかんだで本を貸してくれる。 いつまでもそんな時間が続くと思っていた。 少なくともこの時までは。     紅魔館に着くと異変にすぐ気付いた。 まず門が無い。 比喩などではなく本当に無いのだ。 まるで何かに強大な力に消滅させられたかのように… あるのはわずかな門と思われる物の残骸だけだった。 少し進むといつも出てくる門番が居た。 いや、正確には門番だった物があった。 それはあのいつも明るかった門番とは思えなかった。 肉は崩れ臓器ははみ出て目が近くで転がっている。 腕も片方が無かった。 やはりとてもじゃないけどあの門番とは思えなかった。 いや思いたくなかった。 よく見るとそこら中に似たような肉片が転がっていた。 おそらく館のメイド達だろう。   私は思わずその場で嘔吐してしまった。 そこら中から肉が腐ったひどいにおいがした。   一体ここで何があった? パチュリーは何だかんだでかなり力がある。 パチュリーなら生きていて何があったか知ってるかも… そう考えた私は悪臭による激しい吐き気に耐えながら図書館のあるはずの場所に向かった。 やはり図書館も半壊していた。 しかしパチュリーは居た。 パチュリーは確かに図書館に居た。 しかし見たことの無い物体に全身を貫かれていた。 ひどい顔をしていた。苦痛に歪みきっていつも悪い顔色は出血のせいかさらに蒼白だった。 私は思わずパチュリーのその歪んだ顔を気持ち悪いと思ってしまった。 そんな自分が少し嫌だった…   こうやって見ると紅魔館もほぼ全壊だった。 所々に大穴が開きあの紅く綺麗な館は見る影も無かった。 とりあえず崩れながらもまだかろうじて原型が残っているレミリアの部屋に向かう事にした。 その途中でいつもパチュリーと一緒に居る小悪魔の首が転がっていた。 その顔もまた苦痛に歪んでいた。   少し歩いて崩れかけたレミリアの部屋と思われる所に着いた。 来る途中で私はまた嘔吐した。 とりあえずここはレミリアの部屋で間違いないだろう。 何故なら床には大量のナイフと見たことのあるメイド服の腕が転がっていたのだ。 そして何よりレミリアの服とそして壊れた壁からの日光に当たる灰があったからだ。 その血だらけの腕にはナイフが握られていた。 おそらくこの腕の持ち主は最後までレミリアと一緒にここに居たと想像できた。   私は地下室に向かった。 あの地下室の存在を知ってる者は少ない。 そのためもしかしたら何者かに襲撃されずフランが生きてるかも という考えを持って私はフランの下に向かった。   この時素直に引き返していれば私の運命は変わっていたのだろう。 地下室の扉を開けると異常な腐臭が私の鼻を襲った。 来る途中に血や肉やぐちゃぐちゃになったメイドの顔などが有り臭かったが 地下室という密室のためかより一層臭かった。 中には数名のぐちゃぐちゃなメイドとフランが居た。 やはり死んでいた。 地下室が日光を遮ってくれたおかげか灰にはなっていなかったが ひどい見た目だった。 あの羽が無ければ私もフランだとわからなかっただろう。 血の跡から察するにおそらくあのメイド達は最後の力で必死に地下室まで逃げて来たのだろう。 おそらくフランの圧倒的な力を頼りに。 だがそいつにはフランでも敵わなかった。 やはりメイド達の顔も絶望と苦痛に歪んでいた。 結局紅魔館は全滅だった。 一旦私は家に帰ろうとした。 すると肉の山から声が聞こえた。 「ぐ…うぅ…」 「!?だ、大丈夫か!?」 「い、妹様は?…無事ですか?…」 もうそのメイドは虫の息だった。 「フランは……」 私は力なく首を横に振った。 「そう…ですか……妹様は私達を侵入者から守るため必死に戦ってくれました…… あの妹様がですよ?…警備隊が壊滅して…何とか逃げてきた私達を必死に守って くれました……恐らくあなたと知り合ったから変わったんでしょうね…妹様は… でも後ろからいきなり弾が飛んできて私達はやられました……そのあと私が意識を 失っている間に妹様がどうなったか…知りたくて…」 どうやらフランは守ろうとしたが無理だったらしい。 私はその侵入者について聞くためそのメイドを抱きおこした。 いつもの服がそのせいで血だらけになったが気にしてられなかった。 「おい!一体ここで何があった!?誰がこんな事を!?」 「ごほっ!ごほっ!…侵入者は見たことが無い格好をしていました… ただ1つ特徴が…ありました…」 血を吐きながらメイドは必死に答えていた。 私は藁にもすがる思いで聞いた。 「何でもいい!その特徴を教えてくれ!」 「そいつは見た目は子供でした…ですが……っ!?」 私の横を何かが通りすぎたと思った瞬間そのメイドの顔は吹っ飛んだ。 その血や肉や脳の破片が私の顔に付着した。 そいつは地下室の扉の向こうから笑みを浮かべていた。 見た目は私と同じくらい…いやそれより小さいのにその身からは威圧感が出ていた。 私は逃げようとしたが入り口に奴が立っているため逃げれない。 ここは壊れかけたとはいえフランを監禁しておく地下室だ。 そう簡単に出れるはずがない。 魔法を使ってもよかったが奴の威圧感がそれを許さない。 その怯えきった私を見ると奴は呆れたようなつまらそうな感じの顔をして立ち去ろうとした。 私は奴が許せなかった。 パチュリー達を殺した奴が許せなかった。         コロス 私はメイドの死体から弾幕に使われるクナイを取り奴に襲いかかった。 後ろからの不意討ち、そして魔力で強化した速度で突っ込んだ。 反応出来るような速度では無い筈だ。 だけど奴はその攻撃に反応した。 ありえない。    オトナシクシテレバヨカッタノニネ       1週間後 「まだ意識は戻らないのね…」 そこには博麗霊夢が居た。 「あぁ…一体誰がこんなことを…」 そこには森近霖之助が居た。 「じゃあ霖之助さん、魔理沙をお願いね…」 「うん、目を覚ましたらすぐに連絡するよ。今日は遅いし帰りなよ。」 「そうさせてもらうわ。」 紅魔館壊滅の事件はすぐに天狗達によって幻想郷中に広まった。 真相を調べようと躍起になる天狗達 しかしそれの第1発見者である霧雨魔理沙は意識不明。 またそれを積極的に捜査していた射命丸文も事件の1ヶ月に謎の行方不明。 自身の身の危険を感じ天狗達は皆徐々に調査を辞めていった。 未だに捜査をしているのは犬山椛という天狗くらいである。 しかし手がかりが少なすぎた。 結局3年経ったが事件は解決せずその天狗はストレスと仲間や友人に対する疑心暗鬼で発狂。 そしてその後精神崩壊を起こした。 今は最近姿を表した竹林の病院でただただ笑みを浮かべるだけの物になった。 結局事件は調べる者も居なくなったため闇の中である。 犯人は不明だが所詮人間や妖怪が少し減っても春が来なくても花が咲き誇っても じきに誰かに解決され幻想郷は普通に平和であった。 もし霊夢が一緒に紅魔館に来ていれば もし魔理沙が引き返していれば もし他の異変がもう少し早く起きていれば もし文がより早くこの事に気づいていれば もしメイドが逃げ切れていれば そしてなにより  が     いれば運命は変わっただろう。 この運命はここで終わりだが運命とは常に無数にあり移ろいやすいとはどこぞの哲学者も言っている。 もしかしたら次はまったく違う人物の視点でこの運命を見ることになるかも知れない。 とにかくこの運命はここまでである。 ただどの者の運命も元凶はある1人の存在である。 次の運命を垣間見たときは何かが見えるかも知れない。 魔理沙シナリオA 完
唐突に幻視した。 正直ごめん。 魔理沙いじめのつもりだけど正直びみょん 設定的には紅魔郷の少し後くらい 内容が倫理的に酷いので軽く修正してます。 一応グロ&駄文注意   私、霧雨魔理沙はあの異変以来よく通うようになった紅魔館に向かっていた。 目的はその内部の図書館で本を借りる事だ。 そこに居る魔法使いは嫌がりながらも何だかんだで本を貸してくれる。 いつまでもそんな時間が続くと思っていた。 少なくともこの時までは。     紅魔館に着くと異変にすぐ気付いた。 まず門が無い。 比喩などではなく本当に無いのだ。 まるで何かに強大な力に消滅させられたかのように… あるのはわずかな門と思われる物の残骸だけだった。 少し進むといつも出てくる門番が居た。 いや、正確には門番だった物があった。 それはあのいつも明るかった門番とは思えなかった。 肉は崩れ臓器ははみ出て目が近くで転がっている。 腕も片方が無かった。 やはりとてもじゃないけどあの門番とは思えなかった。 いや思いたくなかった。 よく見るとそこら中に似たような肉片が転がっていた。 おそらく館のメイド達だろう。   私は思わずその場で嘔吐してしまった。 そこら中から肉が腐ったひどいにおいがした。   一体ここで何があった? パチュリーは何だかんだでかなり力がある。 パチュリーなら生きていて何があったか知ってるかも… そう考えた私は悪臭による激しい吐き気に耐えながら図書館のあるはずの場所に向かった。 やはり図書館も半壊していた。 しかしパチュリーは居た。 パチュリーは確かに図書館に居た。 しかし見たことの無い物体に全身を貫かれていた。 ひどい顔をしていた。苦痛に歪みきっていつも悪い顔色は出血のせいかさらに蒼白だった。 私は思わずパチュリーのその歪んだ顔を気持ち悪いと思ってしまった。 そんな自分が少し嫌だった…   こうやって見ると紅魔館もほぼ全壊だった。 所々に大穴が開きあの紅く綺麗な館は見る影も無かった。 とりあえず崩れながらもまだかろうじて原型が残っているレミリアの部屋に向かう事にした。 その途中でいつもパチュリーと一緒に居る小悪魔の首が転がっていた。 その顔もまた苦痛に歪んでいた。   少し歩いて崩れかけたレミリアの部屋と思われる所に着いた。 来る途中で私はまた嘔吐した。 とりあえずここはレミリアの部屋で間違いないだろう。 何故なら床には大量のナイフと見たことのあるメイド服の腕が転がっていたのだ。 そして何よりレミリアの服とそして壊れた壁からの日光に当たる灰があったからだ。 その血だらけの腕にはナイフが握られていた。 おそらくこの腕の持ち主は最後までレミリアと一緒にここに居たと想像できた。   私は地下室に向かった。 あの地下室の存在を知ってる者は少ない。 そのためもしかしたら何者かに襲撃されずフランが生きてるかも という考えを持って私はフランの下に向かった。   この時素直に引き返していれば私の運命は変わっていたのだろう。 地下室の扉を開けると異常な腐臭が私の鼻を襲った。 来る途中に血や肉やぐちゃぐちゃになったメイドの顔などが有り臭かったが 地下室という密室のためかより一層臭かった。 中には数名のぐちゃぐちゃなメイドとフランが居た。 やはり死んでいた。 地下室が日光を遮ってくれたおかげか灰にはなっていなかったが ひどい見た目だった。 あの羽が無ければ私もフランだとわからなかっただろう。 血の跡から察するにおそらくあのメイド達は最後の力で必死に地下室まで逃げて来たのだろう。 おそらくフランの圧倒的な力を頼りに。 だがそいつにはフランでも敵わなかった。 やはりメイド達の顔も絶望と苦痛に歪んでいた。 結局紅魔館は全滅だった。 一旦私は家に帰ろうとした。 すると肉の山から声が聞こえた。 「ぐ…うぅ…」 「!?だ、大丈夫か!?」 「い、妹様は?…無事ですか?…」 もうそのメイドは虫の息だった。 「フランは……」 私は力なく首を横に振った。 「そう…ですか……妹様は私達を侵入者から守るため必死に戦ってくれました…… あの妹様がですよ?…警備隊が壊滅して…何とか逃げてきた私達を必死に守って くれました……恐らくあなたと知り合ったから変わったんでしょうね…妹様は… でも後ろからいきなり弾が飛んできて私達はやられました……そのあと私が意識を 失っている間に妹様がどうなったか…知りたくて…」 どうやらフランは守ろうとしたが無理だったらしい。 私はその侵入者について聞くためそのメイドを抱きおこした。 いつもの服がそのせいで血だらけになったが気にしてられなかった。 「おい!一体ここで何があった!?誰がこんな事を!?」 「ごほっ!ごほっ!…侵入者は見たことが無い格好をしていました… ただ1つ特徴が…ありました…」 血を吐きながらメイドは必死に答えていた。 私は藁にもすがる思いで聞いた。 「何でもいい!その特徴を教えてくれ!」 「そいつは見た目は子供でした…ですが……っ!?」 私の横を何かが通りすぎたと思った瞬間そのメイドの顔は吹っ飛んだ。 その血や肉や脳の破片が私の顔に付着した。 そいつは地下室の扉の向こうから笑みを浮かべていた。 見た目は私と同じくらい…いやそれより小さいのにその身からは威圧感が出ていた。 私は逃げようとしたが入り口に奴が立っているため逃げれない。 ここは壊れかけたとはいえフランを監禁しておく地下室だ。 そう簡単に出れるはずがない。 魔法を使ってもよかったが奴の威圧感がそれを許さない。 その怯えきった私を見ると奴は呆れたようなつまらそうな感じの顔をして立ち去ろうとした。 私は奴が許せなかった。 パチュリー達を殺した奴が許せなかった。         コロス 私はメイドの死体から弾幕に使われるクナイを取り奴に襲いかかった。 後ろからの不意討ち、そして魔力で強化した速度で突っ込んだ。 反応出来るような速度では無い筈だ。 だけど奴はその攻撃に反応した。 ありえない。    オトナシクシテレバヨカッタノニネ       1週間後 「まだ意識は戻らないのね…」 そこには博麗霊夢が居た。 「あぁ…一体誰がこんなことを…」 そこには森近霖之助が居た。 「じゃあ霖之助さん、魔理沙をお願いね…」 「うん、目を覚ましたらすぐに連絡するよ。今日は遅いし帰りなよ。」 「そうさせてもらうわ。」 紅魔館壊滅の事件はすぐに天狗達によって幻想郷中に広まった。 真相を調べようと躍起になる天狗達 しかしそれの第1発見者である霧雨魔理沙は意識不明。 またそれを積極的に捜査していた射命丸文も事件の1ヶ月に謎の行方不明。 自身の身の危険を感じ天狗達は皆徐々に調査を辞めていった。 未だに捜査をしているのは犬走椛という天狗くらいである。 しかし手がかりが少なすぎた。 結局3年経ったが事件は解決せずその天狗はストレスと仲間や友人に対する疑心暗鬼で発狂。 そしてその後精神崩壊を起こした。 今は最近姿を表した竹林の病院でただただ笑みを浮かべるだけの物になった。 結局事件は調べる者も居なくなったため闇の中である。 犯人は不明だが所詮人間や妖怪が少し減っても春が来なくても花が咲き誇っても じきに誰かに解決され幻想郷は普通に平和であった。 もし霊夢が一緒に紅魔館に来ていれば もし魔理沙が引き返していれば もし他の異変がもう少し早く起きていれば もし文がより早くこの事に気づいていれば もしメイドが逃げ切れていれば そしてなにより  が     いれば運命は変わっただろう。 この運命はここで終わりだが運命とは常に無数にあり移ろいやすいとはどこぞの哲学者も言っている。 もしかしたら次はまったく違う人物の視点でこの運命を見ることになるかも知れない。 とにかくこの運命はここまでである。 ただどの者の運命も元凶はある1人の存在である。 次の運命を垣間見たときは何かが見えるかも知れない。 魔理沙シナリオA 完 //投稿者とはまったく関係の無い者ですが、誤字と思われる部分を発見したので勝手ながら直しておきました4/28

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