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647 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/12/18(火) 22:21:44 ID:rqVqUpfM0 激しい口論のあと、弾幕ごっこに発展して 勢いあまってフランドールを殺してしまうレミリア 最愛の妹を失い、悲しみと後悔のあとにやってきたのは妹を殺したのがバレるという恐怖だった 幸い吸血鬼であるため死体は残らず、妹は普段から地下室に幽閉してあるため 紅魔館内にだけ気を配ればよかった その後、妹の食事は全て自分が運ぶと取り決めて 咲夜やパチュリー、美鈴、小悪魔、その他メイドを地下室に近づけさせないようにした しばらくはそれで誤魔化すことができた ある日、魔理沙が本を奪いにやってきた 魔理沙は館内でばったり会ったレミリアに尋ねる 「そういえば最近、フランを全然見てないぜ」と 最初のうちは「フランは機嫌が悪いから会わない方が良い」と嘘を通して来たが 魔理沙はだんだん不審に思い始める そしてついにフランに会わせろと言い始める 観念してレミリアは地下室に行ってもいいと魔理沙に言った 魔理沙が地下室の扉を開けるとそこにはフランドールの姿があった それは無理やり体と蝙蝠をいじって妹になりすましたレミリア本人だった 妹の振りをしてしばらく魔理沙とおしゃべりをする 弾幕ごっこをして誤魔化そうにもスペルカードまでは真似できないためそれはできなかった レミリアは完璧に妹を演じたつもりだった しかし「前と言ってたことと違う」「それは嫌いじゃなかったのか?」「あの件はどうした?」 など、魔理沙の様々な指摘に困惑する 幸いその日は魔理沙に気付かれることは無かった 魔理沙が来て以降、自分の外出時に誰かが地下室を訪れるかもしれないという恐怖から レミリアは外に出なくなった 紅魔館の当主レミリア・スカーレットとその妹フランドール・スカーレット 一人二役の二重生活を送っていた その生活は長い期間続き その間、神社の宴会や夜の散歩などをほとんどしなかった 妹を演じれば演じる度に、次第に自分がフランドールになっていくのでは、と錯覚しだすようになり いつの間にか、自分は何者なのかというノイローゼになっていった レミリアの精神はボロボロだった 当然そんな状態で周りを誤魔化せるはずも無く 紅魔館に関係を持つ一同がフランドールに化けたレミリアを問い詰めた 一同から迫られるレミリア ふと後ろから異様な気配を感じ振り返ると 憎悪の形相を浮かべたフランドール本人が立っていた それを見て全身に恐怖を感じるレミリア フランドールの手には歪な形の魔剣が握られており、それをゆくっり振り上げた 剣の先には『ドッキリ大成功』の看板が掛かっていた

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