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306 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/12/06(木) 13:49:52 ID:YFy99WbIO 信仰を集めたい一心で人々に請われるままに奇跡を起こしまくる早苗さん。 農業生産が向上して里の人口も増えていき順調に集まっていく信仰心 しかし増えた人間を養うために幻想郷の開拓が進み、人間が妖怪たちのテリトリーを侵す衝突が多発する 幻想郷のバランスを保つためやむなく紫が妖怪たちに人間を間引きする許可を出すが、 妖怪にまず力の弱い子供を狙われた人間は怒り狂って抵抗を始める 決着はあっけなくついた 人間の長に祭り上げられた早苗に集まった狂信的な信仰は絶大な威力を発揮し 早苗が人間を守ろうと控えめに力をふるうだけで妖怪たちは欠片も残さず消滅していった 隙間妖怪も吸血鬼も妖精も天狗も河童もことごとく人間の軍勢の前に倒れた 霊夢と魔理沙は人と妖の狭間で翻弄され命を落とした 数十年後、老いたる女王は人間のためだけの世界になった幻想郷を見下ろしながら考える。 ……かつて自分が仕えていた神々も現人神たる自分に信仰が集まったことでその存在を失った。   そして最後に私が死ねば、じきに人は畏れを忘れ目に見えるものだけを信じるようになるだろう。   私が捨ててきた故郷の人々と同じように…… BAD END

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