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441 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/10/19(金) 23:58:17 ID:1rT8dTSc0 >>345-346にwktkしていたが、衝動を抑えきれないので結局自分で書いてお茶を濁すことにする。駄文スマソ 紅い霧事件での失態、更に度重なる魔理沙の侵入 私の信頼は地に墜ちていた 「えー?マジで?キャハハ、ホントにそんなこと言ってたのー?」 「ホントホント、結構前の話だけどね。 ちょっとおだてたらお嬢様や貴方達を守る為に私はこの仕事をしているのですよ…だって!」 「ハン、わざわざこの館の門まで逃げてきた奴のセリフとは思えないねぇ、 本当に守りたいなら別の所に誘導すればいいのに」 「そんなこと言ったら可哀想ですよーw誰か応援を!とか必死な顔して言ってたのチョー受けたしw」 「殆どのメイドはシカトしてたけどね。いつもメイド長とかお嬢様に頼りにされてます、って顔してムカつくんだよアイツ」 「まあまあ、今は役立たずの烙印押されてるみたいだしクビになるのも時間の問題じゃね?」 「やー、それがお嬢様とメイド長の会話を聞いてた子によると一般メイドに格下げらしいよ」 「はあ?あの筋肉バカに何が出来るのよ。温情措置ってヤツかい?」 「いいじゃん。アタシ達がやりたくない仕事でも押し付けてやろうよ」 心臓がバクバク煩い、息が苦しい、視界が反転しそうになるのを懸命に堪える 目の前に映るのは私に気づかずに陰口を叩き合うメイド達 その中には以前仲が良かった子もちらほら居た 私と接していた時の笑顔と今の彼女達の嘲笑。こんなにも変わるものか どうしようもなく惨めな気分で、逃げる様にその場を去った 門へ戻る途中に見知ったメイドに見つけられた この子は…巫女と戦った時に駆けつけてくれた数少ないメイドだ 「あ…美鈴さん。その、元気を出して下さい。 皆好き放題言ってますけど、美鈴さんは絶対悪く無いと思います。 大体メイド長だってお嬢様だってあの巫女に負けちゃったじゃないですか。 美鈴さんだけに責任を押し付けるのは酷いですよね」 口から出たのは私をなじるのではなく、励ましの言葉 嬉しかった。今や紅魔館中から嫌われている私にとってその言葉はまるで救いを差し伸べる天使に見えた 私とその子はみるみるうちに仲良くなり、私は鬱憤を彼女にぶちまけ、彼女は黙ってそれを聞いてくれた お嬢様への批判、咲夜さんへの不満、メイド達への悪口 確かに自業自得かもしれない。門番の任を預かっておきながら全う出来なかったのは私の責任だ しかし、今の私は弱りきっていた。責任を他者に擦り付けることで精神の安定を図った 数日後、咲夜さんに呼び出された そういえば以前メイドの子達が一般メイドに格下げを噂していたことを思い出す まあ、それも仕方ない。最近仲良くなったあの子と一緒ならそう悪いものでもないなと思いつつ、咲夜さんの下へと向かった 「貴方、クビよ。今すぐここから出て行きなさい」 …は? 突然の解雇宣言に呆然とする。 話が違う。理由を教えて下さいと問うた 「身に覚えがあるでしょう?数々の失態、解雇する理由には十分だわ。 でもね、初めは私もお嬢様も格下げ程度に留めようと思っていたの。 貴方の実力は認めているから」 ならばどうして 「…貴方、何をしたのか知らないけどメイド達からの評判が悪すぎる。 一般メイドに格下げしようとしたのはチームワークを学んで欲しかったから。 貴方一人で敵わない相手がいると分かった以上、それが最善と判断したの。 でも、こうまで評判が悪いとそれも絶望的ね」 だからといって! 「もう一つ。お嬢様が負けたのだから自分が負けても仕方が無い…と言っていたそうだけど、本当なの?」 ……………………ナゼ、それを? 「本当みたいね。そんな心構えの者は門番に…、いや、この屋敷には必要無いわ。解ったらさっさと出て行きなさい!」 何も言い返せないまま、着の身着のまま屋敷を放り出された 門の前に立つのは件のメイド 薄ら笑いを浮かべるその子を見て全てを理解した ―――嵌められた! 逆上して襲い掛かるとそいつは声を張り上げた 「侵入者よ!総員迎撃体制に移れ!」
441 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/10/19(金) 23:58:17 ID:1rT8dTSc0 345-346にwktkしていたが、衝動を抑えきれないので結局自分で書いてお茶を濁すことにする。駄文スマソ 紅い霧事件での失態、更に度重なる魔理沙の侵入 私の信頼は地に墜ちていた 「えー?マジで?キャハハ、ホントにそんなこと言ってたのー?」 「ホントホント、結構前の話だけどね。 ちょっとおだてたらお嬢様や貴方達を守る為に私はこの仕事をしているのですよ…だって!」 「ハン、わざわざこの館の門まで逃げてきた奴のセリフとは思えないねぇ、 本当に守りたいなら別の所に誘導すればいいのに」 「そんなこと言ったら可哀想ですよーw誰か応援を!とか必死な顔して言ってたのチョー受けたしw」 「殆どのメイドはシカトしてたけどね。いつもメイド長とかお嬢様に頼りにされてます、って顔してムカつくんだよアイツ」 「まあまあ、今は役立たずの烙印押されてるみたいだしクビになるのも時間の問題じゃね?」 「やー、それがお嬢様とメイド長の会話を聞いてた子によると一般メイドに格下げらしいよ」 「はあ?あの筋肉バカに何が出来るのよ。温情措置ってヤツかい?」 「いいじゃん。アタシ達がやりたくない仕事でも押し付けてやろうよ」 心臓がバクバク煩い、息が苦しい、視界が反転しそうになるのを懸命に堪える 目の前に映るのは私に気づかずに陰口を叩き合うメイド達 その中には以前仲が良かった子もちらほら居た 私と接していた時の笑顔と今の彼女達の嘲笑。こんなにも変わるものか どうしようもなく惨めな気分で、逃げる様にその場を去った 門へ戻る途中に見知ったメイドに見つけられた この子は…巫女と戦った時に駆けつけてくれた数少ないメイドだ 「あ…美鈴さん。その、元気を出して下さい。 皆好き放題言ってますけど、美鈴さんは絶対悪く無いと思います。 大体メイド長だってお嬢様だってあの巫女に負けちゃったじゃないですか。 美鈴さんだけに責任を押し付けるのは酷いですよね」 口から出たのは私をなじるのではなく、励ましの言葉 嬉しかった。今や紅魔館中から嫌われている私にとってその言葉はまるで救いを差し伸べる天使に見えた 私とその子はみるみるうちに仲良くなり、私は鬱憤を彼女にぶちまけ、彼女は黙ってそれを聞いてくれた お嬢様への批判、咲夜さんへの不満、メイド達への悪口 確かに自業自得かもしれない。門番の任を預かっておきながら全う出来なかったのは私の責任だ しかし、今の私は弱りきっていた。責任を他者に擦り付けることで精神の安定を図った 数日後、咲夜さんに呼び出された そういえば以前メイドの子達が一般メイドに格下げを噂していたことを思い出す まあ、それも仕方ない。最近仲良くなったあの子と一緒ならそう悪いものでもないなと思いつつ、咲夜さんの下へと向かった 「貴方、クビよ。今すぐここから出て行きなさい」 …は? 突然の解雇宣言に呆然とする。 話が違う。理由を教えて下さいと問うた 「身に覚えがあるでしょう?数々の失態、解雇する理由には十分だわ。 でもね、初めは私もお嬢様も格下げ程度に留めようと思っていたの。 貴方の実力は認めているから」 ならばどうして 「…貴方、何をしたのか知らないけどメイド達からの評判が悪すぎる。 一般メイドに格下げしようとしたのはチームワークを学んで欲しかったから。 貴方一人で敵わない相手がいると分かった以上、それが最善と判断したの。 でも、こうまで評判が悪いとそれも絶望的ね」 だからといって! 「もう一つ。お嬢様が負けたのだから自分が負けても仕方が無い…と言っていたそうだけど、本当なの?」 ……………………ナゼ、それを? 「本当みたいね。そんな心構えの者は門番に…、いや、この屋敷には必要無いわ。解ったらさっさと出て行きなさい!」 何も言い返せないまま、着の身着のまま屋敷を放り出された 門の前に立つのは件のメイド 薄ら笑いを浮かべるその子を見て全てを理解した ―――嵌められた! 逆上して襲い掛かるとそいつは声を張り上げた 「侵入者よ!総員迎撃体制に移れ!」 442 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/10/20(土) 00:35:31 ID:PDaNOLMQ0 ・フルヴォッコにされる  ├スレ前半の咲夜さんみたいに誰かに依存する  ├自ら命を断つ  └精神が崩壊する ・美鈴ブチ切れる  ├妖精メイドを全員倒す  ├咲夜さんに敵うはずもなく倒される  └咲夜さんも倒す 一応ここまでは幻視できた。 447 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/10/20(土) 01:25:52 ID:lxpwj9gY0 ・美鈴、庭園管理の経験を糧に、お花畑を作って花売りをやろうと画策する →幽花りんが対抗意識を燃やしてやってきてボロクソにされ断念 ・美鈴今度はお茶を売ろうと茶畑を作る →巫女が目の色を変えて飛んできて"肥沃な土地を占拠する悪辣な妖怪を退治"  したあげく収穫の50%を神社に寄進(実質的に納税)するよう言って去る ・美鈴どうにもならず旅に出る →本を風呂敷一杯に持った魔理沙が紅魔館方向から飛んでくるのと遭遇  「ああ、新しい門番な。お前を蹴落とした奴だろ?ああいう胸糞悪い奴は   手加減要らないから毎回スッキリするまで叩きのめしてるぜ」  美鈴、ちょっと溜飲を下げる。だが魔理沙は美鈴の帽子の星が欲しいなとか言い出して・・・ 452 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/10/20(土) 02:08:12 ID:lxpwj9gY0 449 しょうがないなぁ in 紅魔館・門前 「ははは」 箒に乗ったままゆっくりと降下してくる黒白。新しい門番にはそれが 悪魔の使いに見えた。そう、悪魔。自分の主人などよりも余程。 「どうだ、門番の仕事は。楽しいだろ」 その顔は嗤っていた。いつもの魔理沙が見せる悪戯っぽい魅力的なものではなく 罠にかかった獲物を、逃れえぬ獲物を、じっくり料理する性質の悪い猟師のような そんな笑みに、妖精門番はただ震えていた。 「や・・・やめて、やめて!」 懇願の声もむなしく、目の前でスターダストレヴァリエが閃光、拡散する。 エネルギーを帯びた無数の刺々しくも美しい物体が妖精門番の体中に刺さる。 煌いて、美しかった。星が金銀に輝き、動脈と静脈の鮮血がグラデーションを醸し出す。 あたかも夕焼けに金色の陽光が沈もうとしているかのような、映え方だった。 「あー、弾幕は無粋でも、墜ちる様は綺麗にできるじゃないか。才能かな」 魔理沙は、激痛と恐怖に悶え転がる妖精門番をなおも嘲った。 着地した魔理沙は、顔面蒼白の妖精門番の、フリルがついた帽子に 美鈴から奪ってきた龍の文字の入った星をねじこんだ。 それは妖精門番の額に刺さって、骨にまで達し、彼女の喉から 潰れた絶叫をひねり出す。 「門番の証、お前がもってなきゃダメだろ?私の相手をするお前が、もってなきゃ」 言うや、魔理沙は門の奥へ入っていく。もう自分を一瞥たりともしない。 「新しい門番は鼠捕りが下手だな、パチュリー」 「自称鼠なんて、解ってきたじゃない」 「私だって自嘲くらいするぜ」 「明日の天気は幻想郷全国的に一日多弾頭再突入体、所により小惑星爆撃かしら」 「相変わらず気の利かない皮肉だな。しかし、なんであいつは一番苦労の多い門番なんかに?」 「さぁ?妖精の脳なんて私たちに比べたらタカが知れた出来なのよ。湖の氷精とか」 「ははは、違ぇ無え」

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