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949 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/22(木) 09:50:59 [ O58bBEDM ]  某日 香霖堂 「ああ、魔理沙。いいところに来たね」 「なんだ香霖。私をもてなす用意でもしてくれてたのか?」 「いや、実は霧雨の親父さんから君にお見合いをすすめるように頼まれていてね」 「私がそんなものを受けると思うか?そうだな、危篤にでもなったのなら顔を出すかもしれないが」 「だろうね。親父さんには僕から話しておくよ」  翌日 香霖堂 「魔理沙! ちょっと僕と来てくれ」 「おいおい、どうしたんだよ香霖」 「霧雨の親父さんが危篤だ。一刻を争う。一緒に来てくれ」 「あのなぁ……昨日の今日でそれはさすがに引っかかってやれないぜ」 「違う!本当なんだ。頼む」 「香霖一人で行ってこいよ。私は忙しい。出かけてくる」 「魔理沙……」  翌々日 博麗神社 「あら、魔理沙いらっしゃい」 「邪魔するぜ」 「そういえば、あなたのお父さんだけど……」 「なんだよ霊夢まで。今度は死んだとでも言うのか?」 「ええ、そうよ。少し前から自分が長くないことを知ってたらしいわね」 「……え?」 「そこまで嫌ってるとは知らなかったから一応伝えておこうと思ったんだけど、忘れていいわ。ごめん」 「な……な……そん…な……」 951 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/22(木) 13:20:46 [ YUkaKqIM ]  >>949 これはいいw 二度と戻らぬモノを失い欝のどん底に落ちる魔理沙 研究なぞ手につくはずも無く、何日も塞ぎ込む日々 まともな食事も取らないから体調を崩してグダグダになる、と。 952 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/22(木) 13:41:23 [ g8VFJzQ2 ] 大急ぎで通夜に駆けつける魔理沙を幻視した。 いつもの快活さはどこへやら、放心状態で 「霧雨家は魔法使いの家系なんだぜ、それが、こんなにあっさり・・・」 とか事実を受け止めることができなかったり 火葬場まで来て父になんと最後の言葉をかけたらいいかわからず おろおろしていると魅魔様かアリスあたりから 「魔理沙、泣きなさい。立ち直れなくなるわ」 と言われて耐え切れなくなって号泣するとかね でも魔理沙の親の葬儀というだけで幻想郷中から参列者がやってきそうだし 魔理沙父としては家出した娘がそれだけ人望と人脈を集めているのを知ったら かえって成仏しやすそうな気がする 953 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/22(木) 14:47:36 [ RIDc1gFQ ] だが親族にみとらなかったことをグチグチ言われる魔理沙

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