「パチュリーからとあるパズルを奪う:95-96」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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95 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/05(火) 20:34:03 [ XhnrG/So ]
「よう、また本を借りに来たぜ……って、小悪魔か。パチュリーは今日はいないのか?」
「ああ、魔理沙さん。パチュリー様は昨晩遅くまで研究をしていた疲れで、まだお休みになられているんです」
「もう昼なんだが……。まぁいいや、勝手に選ばせてもらうぜ」
ーー少女物色中ーー
「お、なんだか変なマジックアイテムが沢山あるな。これは……パズルか?」
「ええ、パチュリー様が最近はまってしまって。私や咲夜さんに頼んで色々と集めさせているんです
あ、そうだ。その中に一際強力な魔力を放っている、金色の奴がありませんか?」
「あー、これか。なんかやたら厳重な封印がかかってるな」
「それってなんでも千年パズルといって、数千年もの間、誰にも解くことができなかった代物なんだそうです
完成することが出来た者は、外の世界の王の封印された力を手に入れることが出来るとか」
「そりゃすごいな。パチュリーはやってみたのか?」
「意地になって一週間近く格闘していましたが、結局ダメだったようです」
「ふーん……」
(でもこのパズル……確かに凄い魔力は感じるが、仕掛け自体はそこまで難しくも無さそうだぜ?
家に帰って腰をすえてやれば、数時間あれば解けそうだな……)
「なぁ小悪魔。このパズル少し借りて良いか?というか借りてくぜ!じゃぁな!」
「え、魔理沙さんちょっと!……あーあ行っちゃった……
まぁいいか。パチュリー様もあれはもういらないみたいなこと言ってたし
第一パチュリー様に解けない物を、魔理沙さんが解けるわけないしね」
96 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/05(火) 20:35:03 [ XhnrG/So ]
ーー数時間後
「ちょっと小悪魔、大変!あのパズルが無いわ!」
「ああ、パチュリー様、あれでしたら魔理沙さんが持っていって……」
「持ってっちゃった、じゃないわよ!貴方あれがどういう代物か解ってるの?!」
「えーと、千年パズルでしょう?別に解けなければ害は無いと思うのですが……」
「ハァ?千年パズルなんかとっくに棄てたわよ!あれは知り合いの魔導師から預かったパズルボックス!
欲ボケした外の人間が開けまくったせいで、封印がバカになっちゃったから
新しく封印を張りなおしてくれ、って頼まれてたのに……」
「( ゚д゚ ) 」
丁度同じ頃、魔法の森に
人間のモノとは思えない悲鳴が響き渡ったとさ。ちゃんちゃん