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天子いぢめ?:28スレ113」(2015/12/12 (土) 20:30:59) の最新版変更点

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天子いぢめ? ある時、私の父が急死した。 父は不良天人と呼ばれていた私をいつも庇ってくれた。 それは親馬鹿とも言えるほどで、私にとって父はとても大切で無くてはならない存在だった。 だが、その父が死んだことで私の後ろ盾はなくなってしまった。 今までの私の地位や名誉は全て剥奪され、かつて私が住んでいた家から追い出された。 親戚達も誰一人私を助けてくれることはなかった。 つまり、現在の天界に私の味方はいなかったのだ。 だが、衣玖だけは違った。 衣玖は天界から追い出された私に付いて来てくれた。 どんな貧しい生活が待っていようとも、衣玖は私を支えようとした。 私にはそれがとても嬉しかった。 ____________________________________________________________________________________________________ 私は下界の人里近くのあばら家で暮らすことになった。 もちろん衣玖と二人でだ。 主に農作業をして作物を作り、それを人里などで売って生計を立てた。 かつて天界で自由気ままに生きてきた自分にとって、この農作業というものは辛い。 しかし、衣玖も頑張っているのだと考えると、私も頑張れた。 苦しく辛い毎日だけど、衣玖と一緒にいられるだけで満足だった。 衣玖「総領娘様。今日も沢山野菜が売れましたね。」 天子「ええ。本当に沢山売れたわね。」 人里で野菜を売った帰り道、衣玖と私はいつものように話をしている。 衣玖「総領娘様、今の生活は辛くはないでしょうか?」 天子「え?」 衣玖が突然質問を投げかけてきた。私は、驚いて衣玖の質問に反応出来ない。 衣玖「総領娘様には今のような貧しい生活は苦しくないのですか?」 その答えなんて決まっている。 天子「苦しいわけなんてないわ。私は誇り高い天人よ?こんな生活なんてたいした事ないわ!それに・・・・・」 衣玖「それに?」 天子「こんな私でも信じてくれている衣玖が傍にいるもの。苦しいはずがないわ。」 衣玖「/////」 格好つけて私は言ってやった。 衣玖は顔を真っ赤にして喜んでる。ふふふ、可愛いわね♪ 私たちの毎日はこのようにして過ぎていった。 苦しく、貧しい生活であったが、苦にはならなかった。 _______________________________________________________________________________________________ この生活が何ヶ月過ぎただろう。 もはや私にはこれが当たり前になっていた。 そんなある日、衣玖が病気で倒れた。 それは人里で流行っている病で、死に至ることも珍しくないほど恐ろしい病気だった。 私は永遠亭に衣玖を連れて行ったが、貧しかったために薬も買えず、治療すら受けさせてはもらえなかった。 何の処置も受けられない衣玖はどんどんやせ細り、今となっては見る影もない程だ。 ここ最近に至っては、衣玖の看病ばかりに時間を掛けているので仕事なんか録にしていない。 それが原因で私たちの生活はより貧しくなって行く。 分かってはいたが、私に衣玖の看病を止める事は絶対に出来ない。 衣玖「総領娘・・様。」 衣玖が弱弱しい声で話しかけてくる。 適切な治療を受けていないうえに、貧乏のために栄養のある食事を食べることさえ出来ないのだ。 天子「な、何?」 衣玖「お願いですから・・・私が死んだら・・・・貴方様の手で・・・私を埋めてください・・・・」 天子「い、衣玖!?何言ってるのよ!!貴方は死なないわ!!」 衣玖「いいえ・・私の身体の事は・・・私が一番・・・分かるんです・・・・」 天子「衣玖!?冗談は止めて!!お願いだから!!!」 衣玖「ああ、可哀想な総領娘様・・・・まだほんの子供なのに・・・・・・」 最後にそう言って衣玖は息を引き取った。 私は泣いた。泣き続けた。 夢であって欲しいと願って、泣き続けた。 だが、衣玖の埋葬によって私は”衣玖の死という現実”を受け入れさせられることになった。 衣玖の死体を埋める時、私は衣玖が目を覚ましてくれることをずっと願ったが、叶うことはなかった。 衣玖の死後、私は決意した。 私たちを不幸にした者達全てへの復讐を。 その為にあらゆる努力をした。 恥を忍んで人里のハクタクに頭を下げて教えを請いた。 吸血鬼の館の図書館へ行ったりもした。 どんなにプライドを傷つけられることがあっても、私は必死で耐えた。 復讐を果たすことで衣玖やお父さんが報われると思えば、大して辛いことではなかった。 _______________________________________________________________________________________________ それから何年の後、私は復讐を達成した。 金が払えないために衣玖を治療してくれなかった永遠亭の住人達は、寝ている間に青酸ガスをまいて皆殺しにした。 勿論、不死の二人は重りごと紅魔館そばの湖に沈めて、二度と浮かんで来れないようにした。 また、元凶である天界の住人達も、私が長い年月を掛けて作った核爆弾で跡形も残らず全員消滅させた。 そして復讐達成の後、衣玖やお父さんの元へ行くために私は自ら命を絶った。 _______________________________________________________________________________________________________________ しかし、私は衣玖達の元へ行く事は叶わなかった。 閻魔が私の罪を許してはくれなかったのだ。 私への罰は、かつて無く重いものだった。 どうして? 私は衣玖やお父さんのために復讐をしたのだ。それが何の罪になる? 閻魔はその言い訳を聞くことなく、私を地獄に落とした。 てんしかわいいよてんし - 最初は健気でかわいいなーとか思ったら &br() &br()核 爆 弾 で ク ソ 吹 い た -- 名無しさん (2009-09-17 02:10:07) - 核吹いたwギャグだろww -- 名無しさん (2009-09-17 05:43:53) - 勉強はそっちの方向のための復讐ですか -- 名無しさん (2009-09-17 18:47:39) - 永琳「解せぬ・・・」 -- 名無しさん (2009-09-18 08:23:28) - 液化青酸とウラニウムは幻想郷で採取できるのか… &br()しかも個人の努力で…恐るべし -- 名無しさん (2009-09-18 18:09:19) - 最後諦めるなよ作者… -- 名無しさん (2009-09-21 13:00:36) - 核で腹筋が死んだwww &br()天子ちゃん可愛いよ -- 名無しさん (2009-11-19 11:12:07) - 核···材料はうにゅほか! -- 名無しさん (2009-11-19 18:47:52) - 最後投げ槍だろwwwクソワロタwww -- 名無しさん (2010-05-20 18:58:15) - お前怖いわ -- 名無しさん (2010-05-20 22:30:28) - 海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は死滅したかに見えた・・・しかし、人妖は死滅していなかった! -- 名無しさん (2011-01-01 05:07:12) - チルノ「なんかでっかいカエルがこっち見てる…」  -- 名無しさん (2011-01-04 23:52:04) - ピカドンwww -- 名無しさん (2011-02-23 18:54:40) - 核どうやって手に入れたw -- 名無しさん (2014-01-10 23:42:28) - 復讐の描写適当すぎわろた -- 名無しさん (2014-03-08 06:17:26) - お空「なんかキラキラした物くれたから手伝った」 -- 名無しさん (2014-07-08 15:54:34) - YMOのMASSに合う…のか? -- Y.T. (2014-07-24 18:34:22) - 永遠亭は金取らないとおもう -- 名無しさん (2015-12-10 11:49:06) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
天子いぢめ? ある時、私の父が急死した。 父は不良天人と呼ばれていた私をいつも庇ってくれた。 それは親馬鹿とも言えるほどで、私にとって父はとても大切で無くてはならない存在だった。 だが、その父が死んだことで私の後ろ盾はなくなってしまった。 今までの私の地位や名誉は全て剥奪され、かつて私が住んでいた家から追い出された。 親戚達も誰一人私を助けてくれることはなかった。 つまり、現在の天界に私の味方はいなかったのだ。 だが、衣玖だけは違った。 衣玖は天界から追い出された私に付いて来てくれた。 どんな貧しい生活が待っていようとも、衣玖は私を支えようとした。 私にはそれがとても嬉しかった。 ____________________________________________________________________________________________________ 私は下界の人里近くのあばら家で暮らすことになった。 もちろん衣玖と二人でだ。 主に農作業をして作物を作り、それを人里などで売って生計を立てた。 かつて天界で自由気ままに生きてきた自分にとって、この農作業というものは辛い。 しかし、衣玖も頑張っているのだと考えると、私も頑張れた。 苦しく辛い毎日だけど、衣玖と一緒にいられるだけで満足だった。 衣玖「総領娘様。今日も沢山野菜が売れましたね。」 天子「ええ。本当に沢山売れたわね。」 人里で野菜を売った帰り道、衣玖と私はいつものように話をしている。 衣玖「総領娘様、今の生活は辛くはないでしょうか?」 天子「え?」 衣玖が突然質問を投げかけてきた。私は、驚いて衣玖の質問に反応出来ない。 衣玖「総領娘様には今のような貧しい生活は苦しくないのですか?」 その答えなんて決まっている。 天子「苦しいわけなんてないわ。私は誇り高い天人よ?こんな生活なんてたいした事ないわ!それに・・・・・」 衣玖「それに?」 天子「こんな私でも信じてくれている衣玖が傍にいるもの。苦しいはずがないわ。」 衣玖「/////」 格好つけて私は言ってやった。 衣玖は顔を真っ赤にして喜んでる。ふふふ、可愛いわね♪ 私たちの毎日はこのようにして過ぎていった。 苦しく、貧しい生活であったが、苦にはならなかった。 _______________________________________________________________________________________________ この生活が何ヶ月過ぎただろう。 もはや私にはこれが当たり前になっていた。 そんなある日、衣玖が病気で倒れた。 それは人里で流行っている病で、死に至ることも珍しくないほど恐ろしい病気だった。 私は永遠亭に衣玖を連れて行ったが、貧しかったために薬も買えず、治療すら受けさせてはもらえなかった。 何の処置も受けられない衣玖はどんどんやせ細り、今となっては見る影もない程だ。 ここ最近に至っては、衣玖の看病ばかりに時間を掛けているので仕事なんか録にしていない。 それが原因で私たちの生活はより貧しくなって行く。 分かってはいたが、私に衣玖の看病を止める事は絶対に出来ない。 衣玖「総領娘・・様。」 衣玖が弱弱しい声で話しかけてくる。 適切な治療を受けていないうえに、貧乏のために栄養のある食事を食べることさえ出来ないのだ。 天子「な、何?」 衣玖「お願いですから・・・私が死んだら・・・・貴方様の手で・・・私を埋めてください・・・・」 天子「い、衣玖!?何言ってるのよ!!貴方は死なないわ!!」 衣玖「いいえ・・私の身体の事は・・・私が一番・・・分かるんです・・・・」 天子「衣玖!?冗談は止めて!!お願いだから!!!」 衣玖「ああ、可哀想な総領娘様・・・・まだほんの子供なのに・・・・・・」 最後にそう言って衣玖は息を引き取った。 私は泣いた。泣き続けた。 夢であって欲しいと願って、泣き続けた。 だが、衣玖の埋葬によって私は”衣玖の死という現実”を受け入れさせられることになった。 衣玖の死体を埋める時、私は衣玖が目を覚ましてくれることをずっと願ったが、叶うことはなかった。 衣玖の死後、私は決意した。 私たちを不幸にした者達全てへの復讐を。 その為にあらゆる努力をした。 恥を忍んで人里のハクタクに頭を下げて教えを請いた。 吸血鬼の館の図書館へ行ったりもした。 どんなにプライドを傷つけられることがあっても、私は必死で耐えた。 復讐を果たすことで衣玖やお父さんが報われると思えば、大して辛いことではなかった。 _______________________________________________________________________________________________ それから何年の後、私は復讐を達成した。 金が払えないために衣玖を治療してくれなかった永遠亭の住人達は、寝ている間に青酸ガスをまいて皆殺しにした。 勿論、不死の二人は重りごと紅魔館そばの湖に沈めて、二度と浮かんで来れないようにした。 また、元凶である天界の住人達も、私が長い年月を掛けて作った核爆弾で跡形も残らず全員消滅させた。 そして復讐達成の後、衣玖やお父さんの元へ行くために私は自ら命を絶った。 _______________________________________________________________________________________________________________ しかし、私は衣玖達の元へ行く事は叶わなかった。 閻魔が私の罪を許してはくれなかったのだ。 私への罰は、かつて無く重いものだった。 どうして? 私は衣玖やお父さんのために復讐をしたのだ。それが何の罪になる? 閻魔はその言い訳を聞くことなく、私を地獄に落とした。 てんしかわいいよてんし - 最初は健気でかわいいなーとか思ったら &br() &br()核 爆 弾 で ク ソ 吹 い た -- 名無しさん (2009-09-17 02:10:07) - 核吹いたwギャグだろww -- 名無しさん (2009-09-17 05:43:53) - 勉強はそっちの方向のための復讐ですか -- 名無しさん (2009-09-17 18:47:39) - 永琳「解せぬ・・・」 -- 名無しさん (2009-09-18 08:23:28) - 液化青酸とウラニウムは幻想郷で採取できるのか… &br()しかも個人の努力で…恐るべし -- 名無しさん (2009-09-18 18:09:19) - 最後諦めるなよ作者… -- 名無しさん (2009-09-21 13:00:36) - 核で腹筋が死んだwww &br()天子ちゃん可愛いよ -- 名無しさん (2009-11-19 11:12:07) - 核···材料はうにゅほか! -- 名無しさん (2009-11-19 18:47:52) - 最後投げ槍だろwwwクソワロタwww -- 名無しさん (2010-05-20 18:58:15) - お前怖いわ -- 名無しさん (2010-05-20 22:30:28) - 海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は死滅したかに見えた・・・しかし、人妖は死滅していなかった! -- 名無しさん (2011-01-01 05:07:12) - チルノ「なんかでっかいカエルがこっち見てる…」  -- 名無しさん (2011-01-04 23:52:04) - ピカドンwww -- 名無しさん (2011-02-23 18:54:40) - 核どうやって手に入れたw -- 名無しさん (2014-01-10 23:42:28) - 復讐の描写適当すぎわろた -- 名無しさん (2014-03-08 06:17:26) - お空「なんかキラキラした物くれたから手伝った」 -- 名無しさん (2014-07-08 15:54:34) - YMOのMASSに合う…のか? -- Y.T. (2014-07-24 18:34:22) - 永遠亭は金取らないとおもう -- 名無しさん (2015-12-10 11:49:06) - 蓬莱人は好きな所で生き返れるんだよなぁ。 -- 名無しさん (2015-12-12 20:30:59) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

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