エッセイ「都電荒川線の見どころ」

以下の文章はN○R○様本人が執筆したエッセイの引用である。

都電荒川線の面白いところはレールの幅が世界基準で言う「広軌」(1524mm)(注:実際は1,372mmである)なんですよ。鉄道の走る線路には2本のレールの幅がちゃんと国際基準で決められているんです。

例えば日本の標準的な鉄道、JRの在来線や東武鉄道・西武鉄道・名古屋鉄道・小田急電鉄などはレールの幅が1067mmに決められているんです。これを「狭軌」と言います。それから、全世界のスタンダードゲージ(標準軌)というものがあるんです。これはレールの幅が1435mm。日本では新幹線のレールの幅と近鉄(近畿日本鉄道)の主要路線がこれにあたるんです。このほかにも京王電鉄では独自の1327mm(注:実際は1,372mmであり、都電荒川線と同一)、京浜急行・都営浅草線・京成電鉄などでは1314mm(注:実際は1,435mmであり、新幹線などと同一)など独自の路線でやっているゲージ(レールの幅)があるんですよ。つまり、都電荒川線のレールの幅はJRの線路よりも広いんですよ。

(^-^)そういうところが見所なので、出来れば行く前に僕のところに来てほしかったですけれどね。(^-^;;)あと、都電荒川線の荒川車庫も見ておくと面白いですし、都電ならではの信号機で歩行者用の信号が使われていたりしますからね。今度乗るときは覚えておいてくださいね。
最終更新:2010年07月02日 22:56