憂「なんか,スッキリしちゃったな…」

憂「あんなに悩んでたのに,嘘みたい」

TV「話すだけでも楽になるものよ,らしいわよ」

憂「本当だ,お陰で随分楽になった!」


唯「うい~,おはよう」

憂「おはよう!お姉ちゃん!朝食だよ」

唯「うわっ!一月ぶりの憂の手作りの朝食だー!!」

憂「今までごめんね,お姉ちゃん」

憂「でもお姉ちゃんも一人で起きれるようになったね!」

唯「えへへ,これも憂のおかげかな?」

憂「あ…はは…」

唯「ふははは」

憂「あ,その笑い方はリアルにやられると気持ち悪いよ」

唯「うぇ!?憂酷い!!」



学校

憂(あ,梓ちゃん達…)

A「幽霊の気配がするぞー」

B「出た!霊感少女!」

梓「むむっ!私も感じますよ~」

A「鬼の手ーっ!」

憂(来たっ!)

ヒラリ

A「あっ!?」

B「ん??」

梓「えっ!?」

憂「私はもう,やめたの!」

AB「はぁ?」

梓「?」

同級生「おい財布,お前学校辞めんのかよ?」

同級生「えー,どうでもいい~」

同級生「じゃあさ,最後にヤらせてくんね?」

同級生「うわっきたね~」

ゲラゲラ

憂「私,財布じゃないよ?平沢憂だよ!」

A「な~に言ってんのこいつ~」

B「意味不明~」

梓「ふふ」

先生「授業始めるぞ~,皆席つけ~」

憂「あ…」

ガタ ガタ

憂(休み時間になったら…)

キーンコーンカーンコーン

憂(よしっ!)

先生「平沢~,ちょっと来てくれ~」

憂「!?」



指導室

先生「平沢,最近学校どうだ?」

憂「…昨日までは,楽しくなかったです。でも,今日からはちゃんとします」

先生「平沢…」

憂「先生,今まですみませんでした」

先生「平沢,先生は応援してるからな」

憂「ありがとうございます先生!」

憂「では,失礼します」


ガラ

憂「あ」

梓「あ」

憂(梓ちゃん…)

憂「あの…梓ちゃん!おはよう!」

梓「…」フイ

憂「あ…あのね梓ちゃん!」

憂「今までごめんなさい!」

梓「…ついて来ないでくれる?」

憂「ムシのいい話かもしれないけど…」グスッ

憂「私また,梓ちゃんと…」ヒクッ

憂「仲良く…したい…の」ヒック

梓「…」スタスタ

唯(あ,憂とあずにゃん)


憂「本当に…ごめ…ごめんなさい!!」ヒック ヒック

梓「…」チラ

梓「ふん」フイ

唯(あ~…あずにゃ~ん…)

梓「…私が」

憂「え」

梓「私がどれだけショックだったかわかる!?」

梓「一人だけ浮かれて友達気分で…」

梓「どれだけ惨めな思いをしたか,憂にはわかるの!?」

憂「ぅぅ…」

唯「でも,あずにゃんって,憂の事は今でも憂って言ってくれてるよね」

梓「唯…先輩…」

憂「お姉ちゃん…」

唯「私なら嫌いな子は,名前も呼びたくないと思うんだけど…」

唯「あずにゃんは,どうなのかなぁ?」

梓「わ,私は…」

キーンコーンカーンコーン

梓「教室戻ります!失礼します!」ダッ

唯「あ…」

唯「憂,私も協力するからね!」

憂「ありがとう,お姉ちゃん!」

唯「さ,早く教室戻ろう?」

憂「うん!」



律(梓,お前このままだと本当に大事なもの失っちゃうぞ…)



憂(今がどんなに辛くても,諦めないで頑張ってれば明日はきっといい日になる!)

ガラッ バッシャーン

憂「冷たっ!」

同級生「雨女はっけーんぬ~べ~!」

A「つおりゃあ鬼の手ぇ!」

バシッ

憂「痛ぁ!」

A「俺の生徒に手を出すなぁ!だっけ?」

B「いや,わかんない」

梓「そんな感じです」

憂「くっ…私は妖怪じゃない!人間よ!」

A「えーと,人体模型がなんかそんな感じの事言ってた気がする」

B「お前ぬ~べ~ファンなわけ?」

梓「ぬ~べ~面白かったですよ」

憂(こんな話聞いてると,本当どうでもよくなってくる…)

憂(ああ,この人達は私が何をされても気にもとめない人達なんだなって諦めたくなってくる…)

憂(でも,それでも…!!)

憂「や,やめてよ…」

AB「は?」

憂「こういう事,もうやめてよ!!」

憂「うぅ…謝るから…」グスッ

A「うーわ,ウザ」

先生「おーい授業始め…うわっ!何やってんだお前ら!?」

先生「ん?平沢さん大丈夫!?」

憂「あ…すみません先生,水こぼしちゃって…」

先生「こぼすって…ぶっかけられたろこれ!?誰が」

憂「先生!今日は暑かったんで水浴びしたんです!」

先生「え…」

憂「今片付けますから,はは…」

先生「…」

梓(何よ,皆を庇ったつもり!?)

同級生「早く片付けてね~」

同級生「これで勉強遅れたらあんたのせいだよ」

先生「んなこと言ってないで誰か手伝いなさい!」

同級生「…」


キーンコーンカーンコーン

同級生「あ~腹減ってきた,平沢,ぱんつくって~」

憂「パ,パンなんて今作れないよ!」

同級生「あ?何言ってんの?ああそうか,言い方悪かったかも」

同級生「今穿いてるパンツを食って食べてみてよ~」ニヤニヤ

憂「そんなこと出来ないし,パンツなんて食べれないよ!」

同級生「皆押さえて」

ガシッ

憂「!」

ダンッ!

憂「痛い」

同級生「平沢憂のパンツ脱がすよ~」

同級生「フー!フー!!」

憂「い,いや!やめて!!」

同級生「梓~,あんた脱がせって」


梓「え…」

憂(梓ちゃん…!?)

A「今までの恨みもあるし,いい機会じゃん?」

B「楽しい~」

憂「あ,梓ちゃん!やめて!お願い!!」

梓「…」

クラス「あ~ず~さ!あ~ず~さ!あ~ず~さ!あ~ず~さ!」

梓(こ,こんな)



紬(憂ちゃん!?)イライライライライライライライライライライライライライラ


同級生「梓が平沢憂のパンツ脱がせたぞ~!」

同級生「平沢憂は今ノーパンでーす!」

憂「う…うぅ…」ポロポロ

梓「あ…気分はどう?」

憂「うぅ…ごめんね梓ちゃん,こんな事させて…」グスッ

同級生「よーし,このままチョーク挿れる?挿れちゃう?」

同級生「平沢憂の初体験はチョークでした~ってか?」

梓「あの…それは…さすがに…」ボソ

同級生「チョークだと処女喪失すんの~?もっと太い物の方がよくない~?」

梓「あ…」

梓(私チョーク挿れるの?憂のアソコに…)

梓(誰か止めてよ…)

同級生「梓~やれ~」

同級生「写メ撮ろ~」

梓(や,やだ…)


バンッ!

唯「憂をイジメるなーっ!!」

クラス「ザワ…」

梓(唯先輩!?)

同級生「誰あの人?」

同級生「平沢憂の知り合い?」

同級生「イジメるな~だって」

唯「憂,大丈夫!?」

憂「お姉ちゃん…どうしてここに?」

唯「ムギちゃんが教えてくれたの!」

憂「ムギ先輩…」

唯「ごめんね憂!ごめんね!!」

唯「憂がこんなんなってるなんて知らなくて…」

唯「こんなんで…頑張れって言った私…」

憂「ううん…ありがとうお姉ちゃん」

梓「あ…私,私…」

唯「あずにゃん!」

梓「ひっ!」ビクッ

シー…ン…

唯「こんな…クラスの人をバカにして,楽しいふりをしてる」

唯「こんな事が…楽しいの?」

唯「皆も…一人を犠牲にして送る学校生活は,楽しいの?」

同級生「犠牲って…」

同級生「ねぇ?大袈裟だよね…」

梓「わ…私は…」

唯「これ,憂が見てたの…」

梓「コードギアス…?」

唯「最後まで見ればわかるよ…」

梓(こんなの,何回も…)

梓(っ!)

梓「ゆ,唯先輩…これって…最後に…主人公が…」

唯「あずにゃん見た事あるんだね…」

梓「あ…ああ…」

同級生「あ,梓?どしたの?」

ダッ!

同級生「あっ梓!?」


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