唯「ほっ!?な~んでーすかーっ」

?「私ファンタが飲みたくなっちゃいました!買ってきてくれますか」

唯「うんいいよ~、何味?」

?「グレープがいいです!」

澪「後輩にまでナチュラルにパシられちゃって、唯はすっかりパシリ職人って感じだなw」

唯「そうかなぁ……照れちゃうよぉ~//」

律「んじゃ私もついでにお願いしよっかな。ヤンジャン買ってきてよ」

唯「ほーい、分かったよー!やんじゃんと、ふぁんた…えっと」

?「グレープですよパシリ先輩!しっかりしてください!」

唯「あ、そうだ!ごめ~ん、それじゃあ行ってくるよ~♪」

?「はーい、パシリ先輩頑張ってくださいです!ダッシュでお願いしま~す♪」

唯「まかしときんしゃ~い!あははは」ガチャ


唯「ぶぃいい~ん♪ぎゅーーーん」タッタッタッ…


―――
――

ピピピピピ……


唯「うーん…うぅうう~ん……ムニャ」

ピピピピピ…

ガチャ

憂「お姉ちゃ~ん、目覚まし鳴ってるよー!起きて~っ!」

唯「ふぁ……はぶっ!?」ガバッ

唯「あぅ、夢かぁ~… あ、おはよーう~い~♪」

憂「おはようお姉ちゃん♪朝ごはん出来てるから早く着替えちゃってね~」

唯「ほ~い」

憂(お姉ちゃんったらすっごい寝ぐせ…かわいい//)

唯「……」ヌギヌギ

唯「それにしてもヘンな夢だったなぁ~……」

夢の中で見た女の子を思い浮かべる。

顔はちょっとぼやけててよくわかんないけど…
黒髪でツインテールで、ちっちゃくて――

唯「うーん……」

唯「あんな子知り合いにいたかなぁ?」

意「それに私、先輩って呼ばれてた!……まだ1年生なのにな~」

唯「…はっ!!」

唯「もしかして予知夢!?来年誰か入ってくれるのかな~…だったらいいな~♪」

唯「えへへへへへ//」


憂「お姉ちゃんまだぁ~?早くしないと食べてる時間なくなっちゃうよー」


唯「あ、はぁーい!すぐ行くよぉ」ガチャ


―――


唯「どうも平沢唯です!どんくさい私だけど、この春ついに!」

唯「ぶかつを始めました!」

唯「おかげで毎日がとっても楽しいで~す♪」


和「……何語ってるのよ」

唯「えへへへ、ちょっとね~// というわけで放課後になったし、ぶかついくぞぉ~っ!」

和「楽しそうね」

唯「たのしい!」

和「良かったわね、唯に合う部活が見つかって」

唯「うん!」

唯「それじゃあ行くね、和ちゃんも生徒会がんばってね~!」タッ

和「あ、こら唯走らない!生徒会として校則違反は見逃さないわ!」

唯「うへぇ~やっぱり生徒会がんばらないでよぉ~、逃げろおーっw」タッタッ

和「唯ー!… もうっ。仕方ない子ね……」



ガチャコ

唯「やっほー皆~!」

澪「お、唯」

律「おっせーぞ唯」

紬「丁度お茶淹れたところなの、唯ちゃんナイスタイミングね♪」


唯「やったぁ~、へへへへ」ガタン

唯「うわぁー今日はぷりん!?生くりーむ乗ってるよぉ~」

唯「それじゃあ早速いただきま~…」


律「あ~唯、食べる前に漫画買ってきてよ」


唯「えっ、今? …でもぷりんが~……」


律「知ってるかー?ちょっと運動してきてから食べたほうがおいしいんだぞ」

唯「そうなの!?りっちゃんすご~い、物知りだね~♪」

律「まぁな、部長だしな。んじゃいつものやつな」

唯「うん! ……って、なんだっけ~?へへ…」

律「ったく…アクションだよ、いい加減覚えようぜー」

唯「そうだったぁ、ごめ~ん// じゃあすぐ買ってくるよ~」ガチャ

律「ゴラクじゃねーぞっ、アクションだぞー!間違えんなよーっ」

唯「ほ~い」

バタム


澪「…プッ、何が運動してきてから食べた方がおいしいだよ。適当言っちゃって」


律「でもフツーに信じちゃってただろw それに腹減ってた方がうまく感じるってのはホントじゃん?」

澪「ははは、相変わらず唯はちょろいなぁ」

紬「ふふっ、そうね~♪唯ちゃん単純だもんね」カチャ

澪「っていうかアクションって何か面白いのやってんの?」

律「極道めし」

澪「ふーん」ペラ…

律「それ何読んでんだ?」

澪「クロスビート」

律「漫画載ってる?」

澪「…これ音楽雑誌だから……」

律「なんだぁ、つーまんね」パクッ

律「プリンうめーっw」モグモグ

澪「ハァ……うち一応軽音部だろーが……」ペラ…


―――


唯「おつかいだ~、楽しいな~っ」タッタッ

唯「あくしょん♪あくしょん♪」

犬「……」トコトコ

唯「あくs あっ!わんたんだぁ!」

犬「!!」ビクッ

唯「ぉおおよしよしよしよし…よーしよしよし……」グリグリグリ

犬「……」

――20分後

唯「よしよしよし♪よ~しよしよしよしよ~し…」グリグリグリ

犬「……」

ピリリリリッ! ピリリリリッ!

唯「あ、でんわ!あわわ…」ピッ

唯「もっしもーし」

律『何してんの唯』

唯「え?」

律『漫画。おっせーぞ』

唯「あっ!! ごめ~んすぐ買ってくるよぉ…えへへへ」ピッ


唯「怒られちゃったよーそういえばまんが買いに行く途中だったんだ!じゃあねわんたん!」タッ

犬「……」



ティロリロー♪

店員「ぃらしゃっせぇーっさぁ~っ」


唯「わんたん♪わんたん♪」キョロキョロ

唯「……あれー、わんたんどこだろう…」

唯「すいませーん」

店員「なんスかぁ」

唯「わんたんってまんがありますか?」

店員「は?」

唯「やんじゃんとか、あにまるみたいなのの…わんたんっていうやつなんですけど~」

店員「…そこの棚に無かったらないっすぁー」

唯「あっ、そうなんですかぁー…… …どうしよぉ」

唯「うぅ」ピッピッ

唯「…… あ、もしもしりっちゃん?あのね、わんたん無いよ」

律『何言ってんの唯、ワンタン麺なんか頼んでないだろ』

唯「違うよぉまんがだよー。わんたん無いって」

律『は?いやアクションだから』

唯「あくしょ…あぁっ、そうだったぁ!!」

律『ったく…』ピ


唯「そうだよあくしょんだよー、何でわんたんになっちゃったんだろ…」

唯「あくしょん♪あくしょん♪」

唯「ん~っ……あっ、あったあった!あくしょん!」ガサッ

唯「…あれ、でもよく見たらあくしょん…ぴざっつ?」

唯「……でも他にあくしょんっていうの無いよね…これでいいんだよね~」


唯「くーださ~いな~♪」

店員「しゃっs …!?(え、エロ漫画じゃねーかっ!!)」

店員「……」チラ

唯「?」

店員(こんなかわいい女子高生が……)ゴキュリッ

唯「あのぉー…」

店員「!! さ、350円になりゃーす」

唯「ほ~ぃ」チャリン


店員「ありぁたっしたぁー」


唯「急いで帰らなくっちゃ!ぷりん~♪」タッタッ


唯「ふぅふぅ、やっと学校に戻ってこれた。いっそげ~ぃ♪」タタッ

和「唯!」

唯「あっ、和ちゃ~ん」

和「もう、また……駄目じゃない廊下を走っちゃ」

唯「へへへごめ~ん」

和「あなた部活だったんじゃないの?」

唯「おつかいいってたんだぁ」

和「ふーん、そうなの」

唯「うん!りっちゃんのまんが!」

和「えっ」

和(……もしかしてパシられてるのかしら?…まさかね……)

唯「じゃあね~、遅いってりっちゃんに怒られちゃうよー!」タッタッ

和「あ!?こらーっ!」

和「……はぁー」


ガチャ

唯「ただいまぁ~っ」

澪「……」ペラ…パラ…

澪「…ん、あぁ」

紬「唯ちゃんおかえり~」

律「おっせーぞ唯、何してたんだよ!プリン食べ終わっちゃったじゃん」

唯「へへへごめ~ん、途中でわんたんに会っちゃって…はい、あくしょん!」ガサ

律「さんきゅー… っておい!なんだこれ!?」

澪「? …うわっ!?え、え、えろ…えろっ……//」カァァ

紬「あらあらあらあら…」

唯「へ?何~?あくしょんだよー」

律「アクション…ピザッツ?ってなってんぞ…私が頼んだのはただのアクションだぞ!」

唯「えっ…だってあくしょんってつくのそれしかなかったから……」

律「……」


唯「と、とりあえず350えんだったから~、おかね…」

律「は?勝手に間違えて買ってきたんだから金は唯もちに決まってんじゃん」

唯「えぇええぇええ~!?」

律「プリンも私がもらう」サッ

唯「あっ!だめだよっ、それ私の……」

律「……」ジロ

唯「あぅ、分かったよぉ~…」シュン

澪「なんでもいいからさっさとしまえよそれっ!部屋の空気が汚れるっ!!」

律「はぁ~……まぁとりあえず読むか…」ペラ

澪「おぉおおい律っ何してんだよ!?」

律「だってしゃーないじゃん、買ってきちゃったもんはさぁ」パラパラ

澪「だ、だだだだからってそんなっ、えろ…えろほん!//だぞっ…それ……!」

唯「お、おかn」

律「いやそうだけど別に… ぷっ!はははこれ見てみろよw」バサ

澪「うわ、見せるな気持ち悪いっ!マシューの上に汚いもんかぶせるなっ!!」

律「めっちゃ汁だくじゃんw男のアレってこんなに出るもんなのか?」

澪「しししし知るわけないだろぉがっ!いいから捨ててこいよそんなもん!!」

律「やだwおもしれーもんw …そうだ、今日聡の部屋に放置して反応見てみるかなw」

澪「や、やめろよ悪影響だろ!実の姉がそういうことするなっ!」

律「悪影響とかwもうあいつ普通にオナニーしてるからw」

澪「え゛ッ!?」

律「はははは(しかもオカズはお前だっつうのw)」

唯「……りっちゃん楽しんでるね!(おなにー?ってなんだろ)」

律「ん?あぁ…だから?」


唯「お、おかn」

律「払わないぞ」

唯「あぅ」

澪「…律っ、いつまでも読んでるなよそろそろ練習するからやめろっ!」

律「はァーい。ったく、うっせーの」ガタッ

澪「か、か、鞄にしまっとけよその本は!視界に入ると気が散るっ!」

律「はいはい…めんどくせぇーっ……」ゴソ


ジャ~ン…

律「……」

澪「…唯どうした。なんか全然ノってないな」

唯「そ、そーかなぁ~っ」

紬「確かにちょっと、なんていうか…元気無い感じね」

澪「そうだぞ。もっとやる気出せよ」

唯「……ぷ、ぷりん…」

紬「え?」

唯「ぷりん食べられなかったから元気でない…」

律「はぁ?おいおい、それってあれかー?私のせいってこと?」

唯「そ…そういうわけじゃないよぉ……」


律「いやそうなんだろ?遠回しに私がプリン取ったからって言いたいんだろ?」

唯「…違うよぅ……りっちゃん怒らないでよぉ…」

律「……」

唯「……」

律「あーあー!ちぇっ…今日せっかくやる気出してたのにな。いいや、もう終わろうぜ」

唯「えっ」

澪「はぁ…仕方ないな」

唯「ご、ごめんね~皆」

紬「まぁまぁ。こんな日もあるよ、明日頑張ろっか唯ちゃん」

唯「うん。 …りっちゃんごめんね~……」

律「いいってもう。早く片付けて帰ろうぜ」

唯「う、うん」




唯「ただいまぁ~…」ガチャ

憂「おかえりお姉ちゃん! …あれ、何か元気ないね」

唯「今日ぶかつで怒られちゃったんだ」

憂「えっ…どうして?何か失敗しちゃったの?」

唯「ううん、おやつのぷりんが食べられなかったから練習に集中できなくって…」

唯「そしたら澪ちゃん達にやる気ないのかって怒られちゃった」

憂「そ、そうなんだ……」

唯「ふぁ~、なんか疲れちゃったぁ…部屋行ってるね~」

憂「うん… あっ、私ちょっと出かけてくるね」

唯「えっ、今から?」

憂「すぐ戻ってくるよ~」

唯「分かったぁ、じゃあ下にいたほうがいい?」

憂「ううん、部屋にいていいよ~」

唯「ほ~い」


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