―校舎

部隊長「ここか?ゾンビが群がってるのも怪しい」

特殊部隊「グレネード、投げます」
 ドォン!!
部隊長「・・・大分片付いたな。残りカスも掃除しろ」
 ダダダダダ! ダダダダダ!
部隊長(音楽準備室の札がついている・・・だが壁しかない。間違いないな)

部隊長「ここにもグレネードだ」

特殊部隊「? もうゾンビは掃討しましたが」

部隊長「いいから投げろ」

特殊部隊「はっ」
 ドォン!!
部隊長「全員ここに呼べ。周辺を警戒しろ」

部隊長「やっと会えたな。ネクロマンサー」

瀧エリ「だ、誰なの?!」

高橋風子(扉の物質をかえて壁にしたのにバレた?!そんな馬鹿な・・・)

姫子「はぁーはぁー・・・」

部隊長「で、どいつがネクロマンサーだ?」ツカツカ

姫子「はぁっ、風子、アンタだけでも、下に穴あけて、逃げて・・・今まで、ありがとう」

風子「そんなの・・・できないよ!」

風子(物質変換・・・人に試したことないけど、やってやるわ!)

風子「うわああああ!!」

部隊長「おいおい、やめとけ」シュ!
 ガッ! 
風子「あふっ!」ドサッ

瀧エリ「風子っ!!」

部隊長「ふん」サッ

部隊長「・・・こいつではないか」

部隊長「で、次はどっちを・・・いや同時に見るか」ガッ

姫子「はぁはぁ・・・・ぐ・・・」

瀧エリ「いやっ離して!」

部隊長「さ、動機をみせてもらおう」
 スッ ―・・・


―1日前 登下校路
瀧エリ「ねぇ、姫子!今日カラオケいかない?」

姫子「ゴメン!6時からバイト入ってるんだ」

瀧エリ「そっかぁ。ってここんとこ毎日バイト入ってるじゃん」

姫子「掛け持ちしてるからね」

瀧エリ「掛け持ち?!・・・なんでまた?ムリすると体悪いよ!」

姫子「うん。正直キツイけど・・・高校卒業したら本格的に同棲するんだ。アタシ。」

瀧エリ「! コンビニのバイトで知り合った年上男と?」   

姫子「うん・・・約束してるんだ。アイツ、バイトじゃなくてちゃんとした仕事見つかったみたいだし」

瀧エリ「・・・姫子。あんな男やめときなよ」

姫子「なんでそんなこというの?」

瀧エリ「私は姫子の為おもって!」

姫子「アタシ、バイトあるから。じゃ」


姫子「ただいま!」

彼氏「おかえりー」ピコピコ

姫子「今日、仕事どうだった?」

彼氏「あ?辞めてきた」ピコピコ

姫子「・・・え?」

彼氏「なんかさーw客がウダウダいってきたから俺キレてww」
彼氏「んでクソ先輩が説教してきたから半殺し(ウソ)にして帰ってきたwww」

姫子「同棲資金はどうするの・・・?」

彼氏「え?姫子がバイト掛け持ちしたから大丈夫でしょ」

姫子「ふざけないで!!」バシン!

彼氏「いてぇ… 何ビンタしてんの? オラァ!!」バキィ!!

姫子「あっ!!」ドサッ

彼氏「オイ!てめぇ!俺が最近殴らねーからって調子乗ってんじゃねーぞ!!」
 バキィ ガッシ! ボカッ
姫子「や・・・やめて・・!・・・し、死ぬ!」

彼氏「知るかボケェ!」ガスッ!・・・

姫子「ガハッ・・・!ゴホッゴホッ」

彼氏「あー糞。マジでイライラする・・・パチスロいってくっから留守番してろよ!」バタン!

姫子(マジで・・・死ぬかも・・・)

―瀧邸

瀧エリ「な・・・ペプシがない!」

瀧エリ(飲んだのお母さんね・・・!風呂上りにペプシ飲めないなんて考えられない!)ギリッ

瀧エリ「ちょっと自販機までいってくる!!」

―…
瀧エリ「ゴクッゴクッ ・・・ぷはぁ!おいしいところがいいわねー」

姫子「・・・」フラッフラッ

瀧エリ「! 姫子?」

姫子「あ・・・エリ・・」ドサッ

瀧エリ「姫子!大丈夫!? 血が・・・!」

姫子「・・・血?ああ・・・口から出しちゃったか・・・彼氏にボコボコにされて・・・文字通り死にそ・・・」

瀧エリ「何ですって?!救急車と警察よばなきゃ!! っ携帯、家に・・・!」

姫子「でね、なんか死ぬんだな~って思ったら・・・エリの顔がずっと浮かんでくんの・・・だから来ちゃった・・・」

瀧エリ「誰かー!誰かきて!!!怪我人がいるんです!! 何で誰もこないのよぉぉ!!!」

姫子「・・・あたし死にたくない・・・もっとエリと遊びに・・・」

瀧エリ「遊びにいけるよ!・・・だから・・・しっかりしてよ!」

姫子「・・・」

瀧エリ「姫子・・・姫子!?・・・・あ、ああ・・・うっぅ・・・うっ」ポロポロ

瀧エリ「なんで、死んだの…」

瀧エリ「なんで…」

   グググ

瀧エリ「! 今…動いて…」

姫子「・・・・・・・」

姫子「――っは!!」
姫子「はぁ、はぁ、、、、」

瀧エリ「! よかった!ホントに死んじゃったかと・・・」グスッ

姫子「いや、アタシ死んだよ。あの恐怖は・・・忘れれない」

瀧エリ「? と、とりあえず病院いかなきゃ!」

姫子「うーん、全く痛くないんだよね。どこも。どっちかっていうと腹減ったかな」

瀧エリ「もう、何言ってるの!私も病院ついてくからね!」

姫子「寝巻きのままで?」

瀧エリ「ハッ!・・・ちょっと待ってて!スグに戻るから!ホントすぐだから!」ビュン

姫子(エリ・・・ありがと。アタシ、ケジメつけてくるよ)

―・・・
ガチャ
姫子「ただいま」

彼氏「どこ行ってたんだよ?!」

姫子「・・・」

彼氏「お前が心配で戻って来ちゃったんだ(速攻でスッて、やることないからお前とヤりたいんだ)」

姫子「別れる」

彼氏「何言ってんだ離さないぞ(こいつはたまに優しくすりゃあいいんだよなw)」ギュ

姫子(なんでだろ・・・普段なら嬉しいのに・・・腹へってどうでもいい)

彼氏「※%g@*!」

姫子(何ていってんだろう・・・?とりあえず・・・)

姫子「ねぇ、あんたってさ」

彼氏「ん?」

姫子「おいしそうだよね」

彼氏「・・・は? うわっ!何し―」
―・・・

瀧エリ「はぁはぁ・・・姫子!やっぱり彼氏のとこ行ってたのね」

姫子「・・・」

瀧エリ「追い出されたの?でも無事でよかった。今日はウチにおいでよ」

姫子「・・・」

瀧エリ「で、明日警察いこ?」

姫子「ダメだよ・・・アタシ、彼氏の体を食べて殺したから」

瀧エリ「こ、殺した・・・?!ってか食べたって・・・」

姫子「エリが生き返らせてくれたこの体、おかしいの」

瀧エリ「私が・・・生き返らせた?」

姫子「なにもない中からエリが呼んだの。はっきり覚えてる」

瀧エリ「嘘よ・・・」

姫子「試してみる?ホラ、彼氏の家で飼ってたハムスターよ。生き返らせてみて」

ハムスター「」グッタリ

瀧エリ「・・・・・・  ! そんな・・・」

ハムスター「チョロチョロ」


―翌日 学校教室

瀧エリ「なんとか・・・人を食べないで暮す方法はないかな」

姫子「・・・無理かもしんない・・・ご飯食べると吐いちゃって・・・水で満たしてくるね」

―廊下

姫子「ゴクッゴク! はっ・・・おえっ!ダメだ(血じゃないと潤わない・・・空腹感もハンパじゃない)」

学年主任「・・・ちょっとアナタ!その靴下は校則違反ですよ」

姫子「・・・うっさい」

学年主任「っ! こっちにきなさい」グイッ!

―教室 6時限目授業中

瀧エリ(授業はじまっちゃった・・・姫子、まさか・・・!)

ガラッ
姫子「すいません遅れました」

男性教師「早く席につけー」

唯「ねぇ姫子ちゃん。今日元気なかったけど・・・今は顔色いいね!」

姫子「!・・・そう?」

唯「・・・わかった!便秘、治ったんだね!」

姫子「ふ、ふふっw・・・唯にはまだ早いオトナな事してきたのよ~」

唯「ぬおっ。よくわかんないけど姫子ちゃんってアダルトウーメン!」

男性教師「そこ。うるさいぞ!」


― 放課後

瀧エリ「・・姫子。次は、誰を食べたの?」

姫子「・・・学年主任」

瀧エリ「食べるなら・・・私を食べて」

姫子「ダメだよ・・・どんなに空腹でも、エリは特別だから」

瀧エリ「・・・どこで殺したの?」

姫子「殺してない!少し噛み付いたら気絶して・・・手当てしてそのまま・・・」

―二人は襲撃現場へと向かった

姫子「・・・いなくなってる」

瀧エリ「姫子、なんで呼ばれないんだろ・・・?」

姫子「職員室に行ってみよ」


―職員室前

ガシャン バリン!!

姫子エリ「!!」

ゾンビ「あ あ」

姫子「エリ!逃げるよ!」ガシッ

エリ「あ、あ・・・」ダッッ
―…
姫子「あたしのせいだ・・・アタシがキャリアなんだ」

姫子「アタシ、ゾンビとして生き返ったんだね・・・」

瀧エリ「そんな・・・姫子、ごめんなさい私が・・・」

ゾンビ「おお おお」

姫子「何いってんのよ。生き返れた時は凄く嬉しかった・・・」

姫子「守ってやるよ。エリ」

―姫子はエリの手を強く握った

瀧エリ「あっ」ブゥン!

姫子「エリが・・・二人になった・・・」

クローンエリ「・・・」ダッ

瀧エリ「あっ ゾンビの方に・・・」

姫子「他のゾンビも追っかけていった・・・ゾンビはエリに寄っていく・・・?」

瀧エリ「私を増やしたの姫子の力だよね?これでゾンビ惹きつけて、みんなを助けよ!」

姫子「りょーかい」

―しかし、学内の感染は止まらず・・・。

風子「・・・三花も・・・しずかも・・・噛まれて・・・ううっ」

瀧エリ「私達が・・・ついてる。もう誰も犠牲にしたくない・・・」

姫子「はぁ、はぁ、そうだよ・・・(キツくなってきた・・・でも)」

姫子(一人でも助けたい・・・私達二人の責任を償いたい・・・)


―音楽準備室

部隊長「―なんだ、愉快犯でこの事態を起こしたのなら・・・駒に入れてやろうと思ったが」

部隊長「完全な事故で、本当に未熟な能力者か・・・」

姫子「はぁ・・・あ」

部隊長「噛み付くなよゾンビ。ネクロマンサーを撃ち殺すぞ」カチャ

姫子「う・・・クソっ」
 ドキュン!ドキュン!ドキュン!ドキュン!
姫子「ぐあ!!手足がぁ!」

瀧エリ「姫子ー!!」

ドキュン!
瀧エリ「あっ・・・」ドサッ

部隊長「終わりだな。キャリアのお前は研究機関にぶち込んでやろう」

姫子「・・・お前を殺してやる・・・」

部隊長「そうか」


―屋上
パッ
律「ここなら全体見渡せるだろ、オッサン!じゃなくて・・・唯のおじさん!」

唯父「ちょっと待ってくれ・・・・! あそこの三階の階段!部隊が集結している?!まさか・・・」

梓「私達の部室に続く階段じゃないですか!」

澪「先に見つけられた?!」

唯父「下からゾンビも大勢だ・・・」

梓「下のゾンビは私とさわ子先生で食い止めましょう!」

律「おし!行動開始だ!」
シュン

― 1階階段

ゾンビの群「ああ うう」

梓「ここから先は行かせないから!!」
 ブォオオオオ!
さわ子「梓ちゃん凄いわね!でもこれ...熱っ 私が攻撃できないんだけど?!」

― 2階階段
唯父「みんな!待ってくれ!!」

特殊部隊「Cか!・・・っ体が!!」

澪「5人も動き止めるのきついー・・・」

紬「すぐに終わらせるから・・・よし全員武装解除しました」

唯父「こいつらも記憶を改ざんされてる被害者かもしれん」

律「だからできれば無傷で帰したいんだってさ~ ゾンビに食われる前にアタシが送ってあげるけど?」

特殊部隊「ふん・・・くるのが遅かったな」

唯父(やはり上にいるのが奴か・・・)

唯父「君達はここにいろ!俺がケリをつける!」

唯「お父さん!待って!!」ダッ

澪「おい待て唯!」

特殊部隊「・・・こちら○○、座標―」ザー

―音楽準備室前階段
唯父「唯!ついてきたら危険だ!戻れ!」

唯「でも・・・」

ドォン!!!!!

唯父「な・・・階段が崩れた・・・唯ーっ!!」

唯「はわわ・・・助けてー・・・!」ジタバタ

唯父「いま助けるぞ!! 掴まれ!」

唯「死ぬかとおもった・・・ありがと!お父さん!」

唯父「ああ・・・//」

唯「照れてる?」

唯父「照れてないっ!・・・しかしあいつらあんなものまで・・・」

大型戦車「ウィーン」
―・・・

ガラガラ・・・
特殊部隊「う・・・俺達まで殺す気か!!クソ砲撃手!!」

砲撃手『指定されたポイントを撃っただけだ。俺の標準は狂わない』

澪「う・・・うう、! 律!おい!」

律「・・・」 

澪「そんな・・・律が死んだ・・あ、あ」

紬「澪ちゃん!落ち着いて・・・脈はある!気絶してるだけよ!」

澪「あ・・・あう・・・」ガクガク

紬「澪ちゃん!!」バシン!!

澪「あ・・」

紬「しっかりするの。私たちが律ちゃん守らなきゃ!」

澪「ムギ、律を担いでくれ!いざって時は私が砲弾を逸らしてやるから!」

紬「うん!その前にこの銃を・・・んん!」


6