律「う、憂ちゃんも行くんだ」
唯「だって私場所知らないもん」
律「あ、あぁそっかぁ~」
憂「ここだよー」
唯「あ、ここがそうなんだぁ。いっつも通りがけに見てたけどわかんなかった」
律(どうみても洗濯機なのが並んでんだろ…)
唯「乾燥機ってどれ?」
憂「これだよ」
唯「へぇーっ、これそうだったんだー!」
律「何だと思ってたんだよ」
唯「たいむましんとか……」
律「……」
唯「…中に誰か住んでるのかなって……」
律「ねぇよ」
唯「いれちゃっていいの?」
憂「いいよー」
唯「ほりゃっ!」ガボン! バム
唯「えーっと……」
憂「お金いれるんだよ、ここに」
唯「あ、そっか」
憂「この量だと20分かなぁ」
唯「んと……200円かな?」
憂「そうそう!凄いよお姉ちゃ~ん」
唯「えっへっへぇ~」チャリチャリ
律「はははは」
唯「? なにかおかしかった?」
律「いや別にw」
唯「ふー!できたぞー!あとは待ってればいいんだよね」
憂「うん」
唯「……」
憂「……」
律「……」
律「こ、コンビニ行かない?」
唯「いいのかな」
律「いーんだよ終わるちょっと前に戻ってくれば」
唯「じゃあ15分後ぐらいかなぁ」
律「んや25分ぐらい大丈夫だよ」
唯「えっなんで?200円しか入れてないから20分だよりっちゃん」
憂「終わったあとにクールダウンが10分ぐらいあるんだよ~」
唯「くーる……なに?」
律「と、とりあえず入れた分の時間+10分ぐらいって覚えとけよ」
唯「うん」
…
唯「あはははwプーッw」
律「ははは、おもれーなこれ」
唯「りっちゃん早く次のページめくってよ~w」
律「まぁまぁちょっと待てよ~、焦るなってぇーw …はっ!?」
憂「……」
律「」
唯「どしたのりっちゃん、はやくはやく~」
律「…なぁ唯、憂ちゃんと読めば?」ヒソヒソ
唯「え?なんで?」
律「い、いいから……」
憂「……」
律(さっきから憂ちゃんの視線が痛いんだよぉお……)
律「何買おっかな~」ガサガサ
律「トップバリュねぇ…あんまり好きじゃないんだよな」
唯「りっちゃん何買うの~?」
律「あれ、憂ちゃんは」
唯「雑誌読んでるよ」
律(……)チラ
憂「……」ペラペラ
律(ほんとだ)
律「いやーどれにしようかなー。唯何買うんだ?」
唯「アイスでいいや」
律「アイスなに?」
唯「ぱぴこ!りっちゃん二人で分けようよぉ~」
憂「」ピク
律「い、いいって私は!ははっ、憂ちゃんとわけたらどうだ~?wははは」
律「そろそろ時間じゃないか?」
唯「ほんとだ! うーいぃ~」
憂「何~?」ペラ…
唯「もう戻るよ~、お菓子買うけどういは?」
憂「あ、うんじゃあ何か買おうかなー」サッ
唯「あれ、その雑誌買うの?」
憂「うん、まだ全部読んでないから買っちゃう」
唯「ふーん。りっちゃん待ってるから早く選んで~。 雑誌はとりあえずかご入れちゃいなよ」
憂「うん」ガサ
憂「ちょっと待っててね~」タッタッ
唯「りっちゃーん選んだよ~」
律「ん、おぉ。んじゃレジ行くか」
律「あれファ○通じゃん。唯買うの?」
憂「あっ、それ私のです…」
律「え。あ、あぁ~そうなんだぁ」
憂「あとトッポも私のなので…」ガサガサ
律「あーいいよ!わ、私がまとめて払っちゃうからさ~!」
憂「えっ?…で、でも……」
律「いいからいいから~!」
唯「りっちゃんふとっぱら!」
律「はははは!」チラッ
憂「……」
律「……」
…
唯「ふー、これで無事洗濯もおわったぞ~っ」ガチャ
憂「おめでとうお姉ちゃん!」
唯「へへへへへ」
律「ゴキゲンだな。んじゃ私帰るからー」
唯「えっ!?」
律「な、なんだよ」
唯「今日も泊まってくんじゃないのぉお!?」
律「…だ、だって憂ちゃん帰ってきたしもういいだろ……」チラッ
憂「……」
唯「えぇえ~っ…」
律「じゃ、じゃあなー!」タッタッタッ…
…
澪「今日は楽しかったな~!帰ったら梓に電話しよーっと」テクテク
澪「…んっ?」
律「はぁはぁ…あぶねぇえ~!泊まったらどうなるか……」タッタッ
澪「おい律っ!」
律「!? み゛っ…」
澪「なにしてんだ」
律「な、何って…家帰るとこだよ!じゃあな」
澪「こら待てッ」ガシ
律「うわっ!なんだよぉおお帰るって言ってるだろ!」
澪「昼のお茶代払え!」
律「は?」
澪「お前ら慌てて金払わないで出てっただろ!私が立て替えたんだぞ……」
律「あっ」
澪「500円な」
律「うぅ……」チャリ
澪「ったく…」
律「んじゃこれで…」
澪「あぁー待て待て!まだだ」グイ
律「なんだよぉもおお!しつこいよぉおお」
澪「肩パンチっ!」ゴスゴスッ
律「い゛ッ!?いってェっ!!!」
澪「はい帰っていいぞー」
律「何すんだよぉおおおお;;」
澪「当然の報いだバカ律」
律「くっそぉおおお~っ!;;」タッタッタッ…
澪「ははは!w」
ガチャ
律「ただいまー…」
聡「あ、姉ちゃん。お帰り」
律「……」
聡「な、何?」
律「…あぁああん!?」ガシッ
聡「うわっ!なんだよぉおおお…」
律「文句あんのか聡っ!」グイグイ
聡「な、無いよ…お帰りって言っただけじゃん、離してくれよぉお」
律「うるせ!」ゴスッ!
聡「いだッ!!何するんだよぉおお;;」
律「恨むなら澪恨めっ、たこすけ!」
聡「うぅ……なんなんだよぉおお;;」
…
憂「さてそろそろご飯作らなくっちゃね~」
憂「…あ、でもそういえば買い物してない……冷凍もの何かあったかなぁ」
ガチャコ
憂「あれ?こんなお肉入れてたかな。小分けにしてある… あ、野菜も」
憂「…お姉ちゃ~ん!」
唯「何~?」
憂「これお姉ちゃんがやったの?」
唯「どれ? …あぁー、そうだよー!節約料理用だよぉ~」
憂「すごい!よくできたねこんなの」
唯「本見ながらやったんだ」
憂「へぇええ~」
唯「ういご飯作るの?私も手伝うよ~」
憂「えっ、ほんと!?」
唯「やってみたら結構たのしかったからね!」
憂「ふんふん♪」トントントントン…
唯「おぉ…早い……」
憂「はい切れた。お姉ちゃんこれ炒めといて~」
唯「ほいきた!」ジュウウー
唯「肉は野菜をしたいつつ~ 野菜は肉をしたいつつゥ~♪」ジャッジャッ
唯「はぁ~ペンペン!」カチャカンッ
憂「あはは、お姉ちゃんうまいよ~♪」
唯「ほうか、お姉ちゃんうまいんか!むはははw」カッチャカッチャ
憂「うまいうまい!鉄人みたいだよぉ~!」
唯「ういも鉄人だでこれ、鉄人姉妹だでw」
憂「もぉ~っ//」
唯「ほいほいほい~」
憂(楽しいなぁ~、お姉ちゃんと一緒に料理してるなんて夢みたいだよぉお//)
…
律「……」イライラ
律「…聡ーッ!」ドンッ!
…
ガチャ
聡「な、何?壁蹴んないでよ……」
律「肩パンしてみろ」
聡「え!?」
律「いいから。ほら、ここ」パンパン
聡「な…なんで?」
律「なんでもいいから。早くしろって」
聡「……倍返しとかすんの?」
律「しないから」
聡「……えいっ!」ポス
律「……なんだそりゃ。女かお前は」
聡「だ、だって強くやったら痛いよ」
律「意味ないんだよそれじゃ…本気でやれよ」
聡「……でも……」
律「いいからやれって、弱くやったら倍返しするぞ」
聡「うぅ… ふんっ!」ブンッ
律「はっ!!」バッ
ベシッ
律「いッて!!」
聡「だ、大丈夫!?姉ちゃん…」
律「今のじゃだめか……」
聡「え?」
律「もっかいだ聡!今みたいにだぞ」
聡「ひぃ… ふんっ!」ブンッ
律「ここか!!」バッ
ボスッ!
律「いぎっ!?」
律「ま、まだちょっと遅いか…いッて~」
聡「あわわ…なんの意味があるんだよぉこんなの……」
律「いいから!ほら次!」
聡「うぅ…… ふんっ!」ブンッ!
律「こうかっ!!」バッ
パシ
聡「あ」
律「! できた!!」
律「よしいいぞ、どんどんこい!ほらっ」
最終更新:2011年04月26日 17:37