前書き:このSSには暴力描写、グロテスクな描写しかありません。
そういったジャンルが嫌いな方、普通のけいおんSSが読みたいという方は絶対に読まないでください。 
繰り返します。
このSSには暴力描写、グロテスクな描写しかありません。
そういったジャンルが嫌いな方、普通のけいおんSSが読みたいという方は絶対に読まないでください。
この注意書きを無視して読んでしまい、「気分が悪くなった」等の文句を言われても作者は知りません。
もう一度言います。
ド変態の異常性愛者以外は絶対に読まないでください。




































DVD-Rが挿入口に差し込まれ、画面右上には“再生”と表示された。
しかし、画面は暗いままだ。
そうしているうちに、突如、倉庫とも工場ともとれる奇妙な場所が映し出された。
そこには六人の女性と一人の男がいた。
この六人の女性には見覚えがある。
平沢唯、田井中律、秋山澪、琴吹紬、中野梓、真鍋和。
全員、両手を後ろ手に縛られ、両脚も足首で拘束されている。
そして、表情は様々だった。
泣き喚く者、震え怯える者、怒りを露にする者、努めて冷静を保とうとする者。六人六様と
言ってもいいかもしれない。
対して男の方はといえば、ビニール製の保護キャップに黄色いレンズのゴーグル、大きなマスクが
頭部から顔面を覆い、表情どころか正体すら窺い知ることは出来ない。
ただ非常に大きな体格の持ち主だった。身長も横幅もまるでプロレスラーのそれだ。その身体は
やはりビニール製と思われる割烹着のようなものをまとっていた。
男は六人から離れ、こちらへ近づいてきた。

男「Dnes, zabijem tie dievčatá. Sú to japonské dievčatá. Som veľmi nadšený. Bude to
  skvelá zábava」

外国語だ。身振り手振りで後方の六人を指し示しながら説明しているのだが、何を言っているのか
少しも理解出来ない。英語ですらないようだ。
今わかることは、この尋常でない体躯の男は外国人で、唯達を完全に支配している、という
ところだ。
話し終えた男は傍らにある工具箱を取り、ツカツカと六人に歩み寄った。

梓「え……―― きゃあ! いやぁ!」グイッ

男は梓の襟首を引っ掴むと、そのままこちらの方へ引きずり出し、床に這いつくばらせた。

男「Táto žena je prvý」

男はしゃがみ込み、膝で梓の首を潰すように固定すると、工具箱から五寸釘と金槌を取り出した。
他の五人は恐怖に震えながら、その光景を凝視している。
梓は手足の拘束と首への圧力で動くことも出来ず、ただ悲鳴を漏らすだけだ。

梓「ぐうっ……! た、助けて……! げほっ!」

男は梓のこめかみに五寸釘を当てて、金槌を振り上げた。
唯がヒステリックな声を上げる。

唯「な、な、何するの……!? やめて!」

梓「助けて唯先輩! 助けて! たす――」

男は梓のこめかみに当てられた五寸釘に向けて、力を込めて金槌を振り下ろした。
ズンッという鈍い音の後、長い五寸釘は梓の頭の中へすべて埋まってしまった。
梓は短い間身体を細かく痙攣させると、グルリと白目を剥いて絶命した。
そして、梓の両目と両耳からドロリと血が流れ出した頃、唯が切り裂くような悲鳴を上げた。
澪はその隣であまりの恐怖にカチカチと歯を鳴らしている。

唯「いやああああああああああ!! あずにゃん! あずにゃあああああん!!」

澪「ひ、ひいぃ、ひいいいいぃ……! な、なんてこと…… なんてことを…… あ、梓……
  梓ぁ……」

律「ちくしょう! よくも梓を殺したな! 私達が何したっていうんだ! 梓を返せェ!!」

罵倒の言葉を叫ぶ律の横で、紬と和は震えを押し殺しながら、ただ沈黙を守っている。
唯は梓の死体ににじり寄り、声を掛けた。

唯「ねえ、あずにゃん! 起きて! 起きてよぉ!」

両手を縛られて使えない唯は、顔を使って必死に梓を揺り動かした。
だが、梓は起きるどころか呼吸すらしていない。

唯「あずにゃん…… あずにゃあん……」

物言わぬ梓の背中に顔を押しつけ、すすり泣く唯。
それを尻目に男は律の方へ振り返ると、ゆっくりと近づいた。

律「な、なんだよ…… こっち来るな……! 来るなぁ!」

強い語調とは裏腹に、律は蛇に睨まれた蛙の様に座り込んだまま動くことが出来なかった。
震える律の目の前に男が立つ。見下ろす男。見上げる律。
次の瞬間、男は律の鳩尾を爪先で強く蹴り上げた。

律「うぐえぇっ!!」

律は口から吐瀉物を撒き散らしながら、七転八倒して苦しみ悶えた。

律「うぐぉえええ! ぐぅええ! おぐぅえええ!」

耳障りなえずき声と共に、ビチャビチャと床に飛び散る吐瀉物には血が混じっていた。
強く蹴られたせいで胃でも破れたのだろうか。

澪「ああ、やめて…… やめてぇ…… 律が、律が死んじゃう……」

惨殺された後輩と親友の苦しむ姿を目の当たりにした澪は眼から大粒の涙を溢れさせた。
それでも、彼女はその場から動けずにいる。

律「ひい、ひい…… うぅ…… ひい…… うぐぅ…… ひい、ひい…… うげっ……」ピクピク

律は身をよじりながらうめき声を上げ、涙と鼻水と吐瀉物で濡れた顔を醜く歪ませていた。
男は律の髪を掴むと、顔を引き上げた。
鼻からは鼻水が流れ落ち、口の端からは血と涎と吐瀉物が混じった物が糸を引いている。
男は律の顔をしげしげと見つめると、こちらに向かって何事かを語りかけた。

男「Juicy veľmi」

言い終わるが早いか、男は律の髪を掴んだまま、彼女を壁の方へ力任せに放り投げた。

律「ぐえっ!」ドサッ

壁に叩きつけられた律は潰れたカエルのような声を上げた。
手にゴッソリと残った毛髪を払い落とすと、男は汚いバッグをゴソゴソと探り、多少大きめの
四角い缶を取り出して律の方へと歩み寄る。
缶の蓋が開けられ、律の身体へ傾けられた。
液体が不安定な放物線を描いて、律の身体にビシャビシャと注がれていく。

律「うぅ…… やめろ…… やめろぉ……」ビシャビシャビシャビシャ

動けぬ律の身体にまんべん無く液体をかけた男は、こちらに向かって言った。

男「Bol som ešte mokrý. Ale prosím, v pokoji」

澪の震えが一段と強くなった。その液体の正体、男の意図を理解したのだろうか。

澪「だ、ダメだ! やめて! やめてぇ! 律を殺さないでぇ!!」

聞く気が無いのか、言葉が通じないのか。おそらく両方であろう。男は懐からジッポライターを
出すと、妙な調子で歌のようなものを口ずさみ始めた。

男「Horí, horí, horí hajzel. Horí, horí, horí hajzel」

唯「あ…… ああ…… りっちゃん……」

梓の亡骸から顔を上げた唯もまた、身を震わせている。
紬は涙の止まらない瞳を律からそらせず、それとは逆に和はギュッと目蓋を閉じて顔を
背けていた。
律は相変わらずうずくまったまま動けずにいる。
不意に男がライターをずぶ濡れの律に投げつけた。
その瞬間、律は轟音と共に凄まじい炎に全身を包まれていった。

律「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」ゴオオオオオウ

火だるまとなり、火炎を呼吸しつつも絶叫する律。
まるで陸に上げられた魚のようにビチビチと激しく身体を暴れさせている。

澪「いやあああ! いやあああああ! 律! 律ぅ!!」

唯「きゃああああああああ! りっちゃあああん!!」

澪と唯は炎に包まれた親友の姿を前に、喉も破れんばかりの悲鳴を上げた。
部屋の中にどんどん白い煙が充満していく。

律「あ゙づい゙! あ゙づい゙よ゙ぉ! あ゙づい゙い゙い゙……! あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙……! あ゙あ゙あ゙……」

律の悲鳴は徐々に小さくなり、身体の動きも芋虫のようなノソノソとしたものへと変わっていった。

澪「お願い! 火を消して! お願いだから!」

唯「りっちゃんを助けて! お願いします!」

男に向かって、二人が叫ぶ。
しかし、男は燃える律を指差しながら、こちらに向かって軽い調子で何かを話すだけだ。

男「Viete, voda je už」

澪「火を消せってばぁ!!」

炎に包まれた律は泣き叫ぶ澪を濁り始めた目で捉えると、気味の悪いしゃがれ声で彼女に訴えた。

律「だっ、だずげ、でぇ…… み゙お゙ぉ……」

澪「ああ…… 律……」

ゴロリと横向きに転がった律は目からほんの僅かに涙を溢れさせたが、激しい炎が瞬時に
蒸発させた。

律「み゙…… お゙……」ガクッ

澪「り、律……」

ついに律は動かなくなった。

唯「りっちゃん…… そんな……」

男「Manžel, je to k ničomu. Staňte sa oheň」

何かを呟きながら男が消化器を持ってきた。
燃え上がる炎に消化剤を噴射すると、木炭の様に真っ黒になって縮まった律の焼死体が姿を
現した。
死体は焼き過ぎたスルメのようによじれ曲がっており、全身が黒く炭化していたが、混濁した
角膜の白さと突き出した舌の赤さが印象的だった。

唯「ううっ……! おえええええ!」ビチャビチャ

無惨な姿となった親友を目の当たりにし、唯は激しく嘔吐した。

男「Prevarenej som steak」

消し炭となった死体を指差し、男はこちらに語りかける。
その後方では、唯が吐瀉物にまみれた地に伏してすすり泣き、澪は呆けたように口を半開きに
してかつて律だった物体を見つめていた。

和「こ、殺しなさい……」

ここまで沈黙を守っていた和がワナワナと震えながら口を開いた。

和「殺すなら私を殺しなさい! どんなにひどい殺し方をしてもいい! その代わりこれ以上
  他の子に手は出さないで!」

続けて紬も男に向かって訴えかける。

紬「Kill me! Please, kill me next, if don't you kill my friends! Please!」

和の心の底からの叫びも、紬の英語での訴えかけも、男には届いてないようだった。
それを示すかのように、男はバッグの中から刃渡り25cmほどのアーミーナイフを取り出し、
右手に握りしめると、宙空に視線を漂わせたままの澪の前に立った。

和「澪から離れなさい! この異常者!」

紬「お願い! やめて!」

二人が叫ぶ間もあればこそ、男はナイフを澪の首筋にスルリと実にスムーズに刺し込んだ。

澪「え?」

刺し込まれたナイフは一度グイと捻られ、そこから一気に引き抜かれた。
少し遅れ、澪の左隣にいた紬の顔にバシャリと真っ赤な液体が飛び散る。

紬「ひいっ!」

澪「あ、あ、あ…… うあぁ……!」

澪の首の左側がパックリと大きな赤い口を開け、そこから勢い良く血が吹き出している。
その勢いは噴水のようにと言っても決して大袈裟ではなかった。
壊れた噴水と化した澪は、独特の鉄に似た臭いを漂わせながら隣にいる紬の全身を真っ赤に
染め上げていく。

澪「いやあああ……! 血が…… 血がいっぱい出てるよぉ……!」

指を切るだの膝を擦り剥くだのとは比べ物にならないほどの大量の血液。
しかも、その血液は止まる事を知らずに、凄まじい速さでその量を増やしていく。

和「澪! 澪! 動かないで!」

にじり寄った和が己の肩で澪の傷口を強く押さえたが、そんなことで止まる訳が無い。

和「血が止まらない……! どうしたらいいの!?」

紬「あ…… ああ…… 澪ちゃん……」ガクガク

唯「うわあああああん! もうやだ! もうやだよう! 誰か助けてえ! お父さん!
  お母さん! 憂ぃ!!」ポロポロ

すでに恐慌状態と化した三人。
更には、ただでさえ血が苦手な澪も、この異常な大量出血にパニックを起こしていた。

澪「だ、誰か…… 誰か、助けて……」ヨロッ

得られるはずの無い助けを求めて、澪は立ち上がろうとしたが、恐怖と錯乱と拘束で足が
ガクガクと震えて言うことを聞いてくれない。
立ち上がろうと足を踏ん張る度に尻餅を突くという行為をノロノロと繰り返すだけである。
そのうち澪は身体を動かすことを止め、うなだれるだけとなってしまった。
そして、ずっと隣にいてくれていた和へ、まるで久しぶりに出会ったかのような表情を向けた。

澪「あ、和…… 助けて…… 気持ち、悪いし…… 頭が、グラグラするよ……」

和「澪…… 澪……! ごめんね……」

澪「ねえ、お願い…… 助けて……」フラフラッ

澪はポロポロと涙をこぼして哀願を繰り返す。だが、その相手は和ではなくなっていた。

澪「神様…… お願い…… これからは、パパと、ママの…… 言うことを、ちゃんと聞きます……
  いい子で…… います…… だから…… だか…… らっ……」ドサッ

その言葉を言い終わらないうちに、澪は崩れ落ちた。
振動で血の海が波を立てる。
澪の顔は血の気の失せた青白さを見せ、唇からは赤みが消えていた。
そして、その唇を酸欠の金魚の様にパクパクさせながら、必死に言葉を絞り出そうとしている。

澪「あ…… あ…… やだ、よ…… やだ…… や…… だ……」

もうまともな思考はままならないのか、拒絶の言葉を意味無く繰り返すだけである。
首の傷から流れる血液はだいぶ勢いを弱めていた。
もはや血圧、脈拍が極端に低下し、身体を流れる血液自体も残り少なくなっているのだろう。
ついに澪は虚ろな目で天井を見つめるだけとなった。

和「ダメ! ダメよ澪! 何か喋って! ほら、私を見て!」

既に死んでしまったのではないかと思うほどの間が空いた後、澪の口から小さくか細い声が漏れた。

澪「パパ…… マ…… マ……」

その言葉を言い終わると、澪はピクリとも動かなくなった。瞬きひとつしていない。

和「澪……」

紬「澪ちゃん……」

唯「うわあああああん! うえぇっ! うえええええん!」ポロポロ

男は息絶えた澪をしばらく観察していたが、やがて紬にチラリと視線を移すと、画面の外へ
消えてしまった。
後に残されたのは、澪の開いた瞳孔を見つめ続ける和と紬。それと泣きわめく唯。
いつまでもその光景が続くのかと思われた矢先、男が再び画面に戻ってきた。ドラム缶を
乗せた台車を押して。
男がドラム缶を抱え、それを紬の前へ乱暴に置いた。
ドラム缶は水で満たされているらしく、こぼれた水が紬のスカートを濡らす。

紬「え……? な、何を……―― きゃあっ!」グイッ

男は紬の髪を掴んで強引に立ち上がらせ、ドラム缶の前に立たせた。

男「Môžem postaviť koľko?」

またこちらに向かって何かを説明している。
その時、敢然と顔を上げた和が男の脚に噛みついた。

和「んむぅううううう!」ググッ

男「Bolestivý!」バッ

男は驚きと怒りの声を上げて、和を振り払った。
口の端から血をにじませて倒れ込む和。もしかしたら歯が折れているのかもしれない。

男「Choď po riti!」

男は怒声と共に、床に転がる和の顔面をサッカーボールのように蹴り上げた。

和「ぐっ!」

唯「和ちゃん!」

唯が慌てて這い寄る。
男の方はといえば、今は落ち着きを取り戻したかのように、こちらへ顔を向けて何事かを
話している。

男「Je mi to ľúto. Všetko teraz」

そして、再び紬の髪を掴んで引っ張り上げ、ドラム缶の前へと連れてきた。

紬「や、やめ、ひっく…… たす、助け、うえっ…… ひいっ……」

言う端から嗚咽が溢れて言葉にならない。
紬の髪を掴む男の手に力が込められた。

紬「ひいっ! やめ──」

拒絶の言葉を言い終える間も無く、紬の顔はザブリと水の中に突っ込まれた。
顔を上げようと必死にもがくが、頭をしっかりと押さえられている為、肩をよじり足を
バタつかせるくらいしか動きようが無い。
沈められた顔の横からはボコボコと大きな水泡が浮かぶ。

男「Zaujímalo by ma, asi dve minúty?」

男はどこかあらぬ方向に目をやっているが、時計でも見ているのだろうか。
計ったように沈めてから一分半ほどで紬の顔を上げた。

紬「ぶはぁ! げほっ! ごほっ! げほっ! げほっ! はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……
  げほっ! げほっ!」

水から解放された紬は酸素を求めて大きく息を吸ったが、鼻や口に残った水も同時に肺に
吸い込んでしまい、激しく咳き込んだ。

紬「げほっ! げほっ! はぁ、はぁ、はぁ…… く、苦し……」

男「Dobre, ešte raz」

再び紬の顔は水に沈められた。
息継ぎが不充分な状態で沈められたせいか、今度の苦しみ方は尋常ではない。
男は全力で押さえつけているようだが、それでも彼の手を跳ね除けんばかりに紬の身体は
のたうつ。
その激しい動きに反比例して、浮かぶ水泡はずっと小さく少なかった。

男「Dlhšie a dlhšie」

先ほどの倍以上の時間をかけた後、紬の顔が水から上げられた。

紬「ぶはぁっ! げほっ! ごほっ! げほっ! ひいっ、ひい、ひい…… ごほっ! ごほっ!
  ひいっ、ひいっ、ひいぃ……」

室内に咳き込む声と笛の音の様な呼吸音が響き渡る。
紬の目は充血して真っ赤になり、鼻からは大量の鼻水がベットリと垂れ下がっていた。

紬「ひいぃ、ひいぃ、ひいっ、ひぃ…… も…… も、やめて…… し、死んじゃう……
  げほっ……」

紬は自身の身体を支える力も残っておらず、ドラム缶に身体を預けた姿勢のままガックリと
うなだれて、もはや半死半生である。
紬は涙をこぼしながら男に哀願した。

紬「お願い…… もう、やめて…… 死にたくない……」

男「Zabil som čoskoro」

男は短く言うと、紬の頭から手を離し、今度は両腕で彼女の腰辺りを力強く抱えた。

紬「いやあ! やめて! 助けてえ!」

紬の身体が高々と持ち上げられたかと思うと、そのままドラム缶の中に勢いよく放り込まれた。

紬「いやああああ――」

甲高い悲鳴はすぐに途切れ、ザブリという水音が響き渡る。



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