唯「ええーっと……どういうこと?」

律「だから、さっき言ったとおりだよ」

律「今日起きたら、私の股間が梓の股間になっていたんだ……!」

唯「だって、そんなの……」

 唯は律と、部室の隅でひそひそコッソリ話していた。

唯(りっちゃん、また変な冗談を)

唯「……だいたい、なんであずにゃんのだとわかるの?」

律「それはだな……」チラ


梓「なんか上手く弾けないな~」ジャガジャガ キュイーン

 律の目線を追うと、一人でギターの練習をしている梓の姿が。


律「いいか、見てろよ」

 律はスカートの上から、自分の股間をちょんと触る。と、


梓「ひゃあ!!?」ドガシャーン!!!


唯「……」

律「……な?」ポン


梓「????」キョロキョロ

紬「梓ちゃん…!?」

澪「い、いきなりどうしたんだ?」

梓「いえ……なんでも……ないです」

梓(なんだったんだろ、今の…?)

紬「梓ちゃん、ギターの弦が6本全部切れちゃってるよ」

梓「えっ、うそ!?」アタフタ

澪「一気に弦全部切れるなんて前代未聞だぞ……」



~~一方、部室の隅では~~

律「と、言うわけなんだが」

律「私はどうしたらいいでしょうか?」

 律は切実な顔で言った。

 で、唯は。

唯「……」つん


梓「あっ」


律「あのー……」

唯「……」つんつん


梓「あっあぁん!!」

澪「おい、梓…あずさ!?」ゆさゆさ




~~律の家~~

律「しかし、いったいどうしてこうなったんだろう……」

 当然、心当たりはない。

 勘違いじゃないのか。
 そう思いたくて、自分の股間を確認してみるが、

律「そんなことないか……」

 パンツを脱いでじっくり股間を確認してみるが、それは明らかに自分の物ではなく、

律「……あずにゃんのおまんこかわいいな」

 見ていたら、無性にむらむらしてきた。

律「よし、いっちょオナるか!」

 高まった欲望を満たすため、律は愛用の電動マッサージ器を引っ張り出した。



~~一方梓の家、一家そろった食卓にて~~

梓「いただきまーす!」

梓父「おお、今日はやけに豪華だな」

梓母「ふふふ、今日は梓ちゃんの初ハイハイ記念日なの♪」

梓「もう、なんでもかんでも記念日にしちゃうのやめてよぉ」

 と言いつつも、実はまんざらでもない梓だった。

梓「わー、このスープおいしッ……!!」ビクッ

梓「ぶぶーー!!!」バシャァ!!

梓母「あ、梓ちゃん? どうしたの!?」

梓「な、なんでも……んッ!」

梓「 あ、あぁん!!!!」ドタン!!

梓父「わわわっ!? どどどどどうしたんだ!!?」

梓「あああああん!!!!! だめぇ!!!
  イクぅうう!!、イっちゃううううううううううううう!!!」ドッカーン ガッシャーン!!

梓母「い、いやあああああああああああああああああああ!!
    梓ちゃんしっかりして!!!」




~~翌日、昼休み、屋上~~

律「ああ!! クソォ!!!」

 律は酷く不機嫌だった。
 なんということだろう、今の自分はオナニーができない!!!
 昨日、しようとして気づいたのだ。

律「ああ、神は私を見放したのか!!」

 とうとつに日課を禁じられてしまった。
 まるで世界の終わりを宣言された気分だった。


  ガチャリ

唯「いたいた!……なんで天に向かってお祈りしているの?」

律「あ、唯? 気にしないで気にしないで。プライベートのことだから」

唯「そ、そう……」

律「それで、どうかしたの?」

唯「あの…実は折り入ってお願いがあるんだ!」

唯「私に……私に……」

律「…?」

唯「おまんこを見せてください!!!」

律「えっ? えっ? 見たいの? 私のを??///」ポッ

唯「いやりっちゃんのは見たくないけど」

唯「あずにゃんのおまんこが見たいんです!!!」

律「え、ああ…そうですか」

唯「一生のお願い!!」

唯「どうか私に、あずにゃんのおまんこを拝ませてください!!!」

唯「このとおり!!!」どげざー

律「ええ~……」

律(……ま、いっか。どうせ私のじゃないし)

律「ほれ」ぬぎぬぎ ぺろり

唯「お、おおおおおおおおおおおおおおおおお」ブボォ!!

唯「りっちゃん、ぺろぺろさせて!!! 一生のお願いだから!!!!」

律「いや一生のお願いさっきも言ってたじゃん……」




~~梓の教室~~

憂「わあ! 梓ちゃんのお弁当、今日はずいぶんと豪華だね!」

梓「ん、ああ、そうなの。昨日は大変だったからって、母親が気を利かせてくれて」

純「いいねいいね、過保護だねー」

純「どうせ私の親は怠け者で、娘の私が食べるのはいつも手抜き料理ですよっ」

梓「えー、そんな事ないと思うよー」

梓「純の弁当、たしかに見た目はいまいちだけど、それでも頑張って作った愛情が感じられるの!」

純「え、そ、そうかなぁ…?」テレテレ

梓「卵焼き、一切れ貰っていい?」♪

純「あ、いいよいいよ! 全然いいよ!」

梓「ありがとー」ヒョイ パク

憂「あ、梓ちゃんずるーい」

純「ど、どう? おいしいい?」どきどき

梓「もぐもぐ…うん、これは、っ!! うぐ!!!」

梓「ぶばぁ!!!」

憂「ひゃあ!? 梓ちゃん汚いよ!!」

梓「んああああああああああああ!!!!!!!! 股間があああ!!!!!!」ジタジタ

梓「いやあああああああああああああああああああ!!!!
  わああああああああああああああああああああ!!!!」ドガターン バッターン!!

純「あずさ!? どうしたのどうしたの!?」

生徒たち「え、なになに?」ざわざわ

梓「やめてぇええええええええええええええええええええ!!!!
  イっちゃうううううううううううううううううううううううううううう!!!!」ビクンビクン




   *   *   *

唯「ぺろぺろぺろぺろ」

律「……ねえ唯、なんか学校が騒がしくない?」

唯「ぺろぺろ…気のせいだよ、ぺろぺろぺろ」

律「……そっか」

唯「うん、ぺろぺろぺろ」



                        完






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