――翌日・二年教室――


今日はなんとなく機嫌が悪い日なのです
そんな日くらいありますよはい


純「梓機嫌悪そうだね」

憂「ゴキにゃん死んじゃうのかな?ついに」


誰の声も聞きたくなくなる時もあるのですよ
私は「人間」ですから


純「あー・・・ほら、憂がゴキにゃんとか言うから音楽大音量で聴いてるよ」

憂「音漏れ激しい人ってイライラするよね」

純「うんってそういうことじゃないでしょ」


音楽を大音量で聴くのはいいことです
あ、決して現実逃避をしているわけではないんですよ?


純「なに聴いてんの?」近づく


夢×希望の答え知りたいならここに来てよ♪


純「あ、憂の曲」

憂「えっ・・私が殴りすぎて頭おかしくなっちゃったのかな?どうしよう純ちゃん!」

純「可哀想なことを・・嬉しくないの?自分の曲聴かれてて」

憂「お姉ちゃんならまだしも梓ちゃんはちょっと・・」

純「酷い言われようだ」

梓「」ガタッ

純「どこ行くわけ?」

梓「」タッタッタ

憂「今から授業なのにどこ行くんだろう」




――三年教室――


先生「はい、起立」

クラス「」ガタッ

先生「礼」

クラス「」ペコリ

先生「着席」

クラス「」ガタタ

澪(今日は律も唯もいるな)


律「どわぁああああああああ!?」ガタタタッ

先生「ど、どうした田井中」

律「な、なんでお前がここに・・」

梓「ごろにゃーん♪」スリスリ

紬「まぁ!斎藤!!今すぐカメラを!高画質で撮れるやつね!!」

梓「にゃぁぁん♪」スリスリ

律「」ゾワワワワ

澪「」

唯「りっちゃん懐かれてるねー」ニコニコ

先生「こら中野、自分のクラスに戻りなさい!」

梓「どうしても・・ですか・・?」ウルッ

先生「・・・・邪魔だけはするんじゃないぞ//」

律「おいこら」

先生「じゃあ始めるぞー」

律「おい」


梓「唯せんぱぁぁい♪」スリスリ

唯「あずにゃん、静かにしなきゃだめだよ?」

梓「はぁい♪」スリスリモミモミ

唯「もう、そんなとこ触らないの」


律「冷静すぎるだろ唯」

紬「」ハァハァ ●REC


ふっ・・私は今猫なんです
だから合法的に唯先輩の体を触れるんです
憂もいないしペロペロできるんです!!


梓「んにゃぁ♪」ペロペロ

唯「もう・・あずにゃん?」

梓「にゃんですか?」スリスリサワサワペロペロクンカクンカ

唯「やりすぎだよぉ」



ガラッ

憂「すみません、梓ちゃんいますか?」

先生「あぁ、中野ならそこに」


梓「にゃー」ペロペロ


憂(ブチッ)「梓ちゃん、授業だよ?教室戻ろう?」


律(お、なんか今日は普通・・いつもなら殴り合いの喧嘩するのに)


憂「ほら行くよ?」ズリズリ

梓「あぁん唯せんぱぁい」ズリズリ

ピシャッ


律(やっぱ喧嘩じゃなくてただじゃれてただけだったんだな)

ガシャーンッドカーンッバキバキドカドカバッコーンバコッドカッドカッガシャーン!!!!!!!

律(前言撤回)




――昼休み・屋上――


律「あぁー・・って梓、ボロボロだな」

梓「」

律「ん?寝てんのか?」

梓「」

律「・・・・死んでる・・ここは屋上、投げ捨てれば」

梓「私のネタパクんなです」

律「生きてたか、手が変な方向に曲がってるから死んでるのかと」

梓「あぁ、これですか?これは・・・・なんじゃこりゃぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??」

律「気づいてなかったのかよ!」

梓「痛くもなんともないから気づくわけないでしょう!?なんですかこれ!!?えっえっえ!?」

律「落ち着けよ、どれどれ」

ツンッ

梓「やん・・どこ触ってるんですか」

律「その変な方向に曲がった手だよ」

律「ほんとに痛くないのか?」

梓「はい」

律「・・・病院行くか」

梓「・・・はい」




――病院――


律「なんで私がついてこなきゃいけないんだ」

梓「仕方ないでしょう、私小学生に間違えられるんですよ」

律「てかついに怪我させられたな」

梓「こないだは複雑骨折しましたしね」

律「え」

梓「一週間前なんて目潰しされましたし」

律「ちょ」

梓「昨日なんて危うく逝っちゃうとこでしたよ」ハッハッハ

律「笑い事じゃないだろ!」

梓「先輩、大声出さないでください」

律「あ、すまない」

梓「私のキュートでぴゅあな耳と脳に響きます」

律「そうか中野明日屋上で待ってるわ」

梓「なんですか?・・あ、告白・・ですよね・・・」

律「なんでそうなるんだよ!」

梓「お断りします」

律「しかも断られたよ!」




――翌日・二年教室――


純「ついに骨折しちゃったか」

憂「ゴキブリって骨あったの?ごめんね?知らなかった」

梓「いいんだよ、痛くないし」ハハハ

憂「ほんと?よかったぁ」ハハハ

純「許せる梓がかっこいいわ」




――三年教室――


律「昨日憂ちゃん梓の骨折ってたぞ」

唯「へぇー、そういや昨日「なんか梓ちゃんからボキッて聞こえたから屋上に放置したんだけど大丈夫だよね?お姉ちゃん」って憂が言ってた」

律「放置って」

和「難易度の高いツンデレね」

澪「なんで!?」

和「ほら、一応「大丈夫かな?」って心配してるし」

唯「憂はツンデレのヤンデレのシスコンだよ」

律「姉としてはどうなんだよ?妹がシスコンって」

唯「え?普通かな、だって面白いじゃん、毎日お姉ちゃんお姉ちゃんってさ」フフ

唯「よく考えたらあずにゃんと憂を生かすのも殺すのも私の態度次第だよね、どちらも無視したらどうなるんだろう」

律「リアルだからやめろ」




――屋上――


律「よぉ」

梓「あ、昨日ありがとうございました、おかげで私に彼氏が出来たという噂が」

律「ないだろ」

梓「はい」

律「今日は珍しくボロボロじゃないな」

梓「そうですよ」

律「さすがの憂ちゃんでも怪我人には手ぇ出さないか」ハハハ

梓「いえ、この巻いてるのでボコボコにしたら気ぃ失っちゃって」

律「それ武器じゃないからな」




――授業中・屋上――


律「はぁー・・」ゴロン

唯「・・」ヒョコッ

律「どうした?」

唯「あ、気づいてたんだ」

律「おう、あ、憂ちゃん大丈夫だった?」

唯「へ?」

律「なんか梓が気失わせたみたいだけど」

唯「あ、それなら大丈夫だよ~、さっき歌ってたから」

律「憂ちゃんって怖いな」

唯「そう?面白いじゃん」

律「お前絶対殺されそうな時笑って「早く殺せば?」とか言うタイプだよな」


ガチャッ

梓「」

律「お、梓」

梓「」

唯「あれ?憂は?さっき殺害ソング歌いながらあずにゃん探してたよ?」

律「つーか恐ろしいほどボロボロだな」

唯「でも争い音聞こえなかったよ?」

梓「実は・・」


(回想)――――――――――――

憂「くそぅ・・梓ちゃんと二人三脚なんて・・」

梓「ちくしょう・・ちくしょう・・」

純「まぁ喧嘩しないよう頑張って」

憂「右からね?」

梓「左からね」

憂「おい」

梓「へいへい」

純「お、意外と息合ってるじゃん!」

憂「そう?」タッタッタ

梓「私のリードがうまいから・・ってわっ!!」ヨロッ

梓(ハッ!このまま転んだら憂になに言われるかわからない、よし、飛ぶぞぉおおおおおお)この間0.2秒

梓「おりゃぁああああああああああああああああああ!!」

ドンッビュンッ!!

純「うわぁ、憂連れて飛んで行ったよ」

ガシャーンッ

純「しかも教室の窓割って教室に突っ込んだよ」


―梓憂―

梓「ふぅ・・」スクッ

憂「梓ちゃん待って足!」

梓「へっ?」フラッ

ドサーッ

憂「わわっ!?」

ちゅっ

梓(この柔らかいのは・・唇?)

梓「わっ、ご、ごめんっ」スクッ

憂「だから足!」

梓「へっ?」フラッ

ちゅっ

梓(あーーー、またやっちゃったよ、どうしよう、憂に殺される・・くそ、殺される前にいっぱい堪能しておくか)

ちゅっちゅっちゅ

憂「ちょ・・んっ・・やめっ・・///」

梓(あの憂が照れてるだと・・?)


(省略)


憂「ねぇ梓ちゃん」

梓「はい」(さようなら愛しの唯先輩)

憂「行っくよー」

バッコーンッガシャーンッ!!



――グラウンド――


ヒュードサッ

純「空から女の子が降ってきた」

梓「」


(回想終了)―――――――――――



梓「それで今に至ります」

唯「ってことはその怪我はガラス突き破った時にできたんだね」

律「突っ込むとこそこなの?」

唯「おもしろーいw」

梓「憂ってやっぱ可愛いですね」

律「じゃあ憂ちゃんと付き合っちゃえよ」

梓「私は唯先輩一筋なんで」

唯「嬉しいなぁ」

律「その割には先輩の妹に手ェ出してんじゃん」

梓「あれは事後・・あ、事故です」

律「今事後って言ったよな?」

梓「いやー、憂があんな可愛い声出すなんて、思い出しただけで怪我が治りますよ」ハハハ

律「それはないだろ」

唯「ほんとだ、治ってる!」

律「治ってるのかよ!」




――夜・中野家――


梓「しかし憂に最近ボロボロにされまくってるなぁ」

梓「私は別にいいんだけどなんか会う→スキンシップって流れ飽きた、よし明日は私がなにか仕掛けよう」



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