梓「全員にマーブルチョコ食べさせました。これで失敗しても記憶も継承できますね。」

唯「手錠外してーーーーーー!!!」

澪「嫌だーーーーーーーーー!私はまだ!死にたくないーーーーーーーーーーーー!!!」

律「この!このこのこの!!外れろ外れろ!!!」

紬「無駄よ。私の夢だもの。」

梓「これで眼が覚めたら・・・これからはみんな死ぬまで一緒ですね!」

紬「放課後ティータイム5人の集合体、新しい“私たち”の誕生ね!」

唯「いやああああああああああああああああああああああああああ!!!!」









はっぴばーすでーとぅーゆー

はっぴばーすでーとぅーゆー

はっぴばーすでーでぃあ ほうかごてぃーたいむー

はっぴばーすでーとぅーゆー







ガバッ

紬「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」

紬(横に皆が寝ている・・・いや本当に・・・?)

紬「唯ちゃーん。澪ちゃーん。りっちゃーん。梓ちゃーん。」

しかし誰も返事をしない。4人は白眼を向いてよだれをたらしながら寝ている。

紬「意識は無い・・・もしかして成功した・・・?」

紬「斉藤?皆の調子はどう?」

斉藤「完全に意識が飛んでます。成功したみたいですよ。」

紬「やったの・・・成功したの・・・?」

紬「やった・・・!やったわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

紬「一回私の中の誰かに体を渡してみましょう。眠るように意識して・・・」

紬「・・・」

澪「え?あれ?なにここ?どこかの施設?」

澪「もしかして・・・あの夢・・・本当だったんじゃ・・・」

澪「やっぱり私たち融合しちゃったの・・・」




数日後

さわこ「今日も田井中さんと秋山さんと平沢さんは休みね・・・」

さわこ(あの子たち・・・いったい何をやっているのかしら・・・)

さわこ「あれ、今日は琴吹さんも休み・・・?」

さわこ(そういえば梓ちゃんもずっと休んでるみたいだし・・・)

さわこ(もー!なんなのよ一体!)





紬「・・・」

医者「どうですか?気分はいかがですか?」

紬「・・・」

医者「琴吹さん?どうですか?」

紬「えーっとなんか一つになった感じがする。
  なんかすごい知識量って言うか記憶量って言うか。」

紬「マジパねえっす。」

医者「紬・・・さん・・・?」




唯の家

憂「なんで帰ってこないし連絡もくれないの・・・お姉ちゃん・・・」

ピーンポーン

憂「お姉ちゃん!?」


ガチャ

紬「・・・」

憂「紬・・・さん・・・?」

紬「やっほー憂!」

紬「久しぶりだね!憂!」

憂「紬さん・・・?どうかしたんですか?それになんか雰囲気が・・・」

憂「あ!お姉ちゃん何処にいるか知りませんか!?最近全然顔見せなくて・・・」

紬「あははー。だから私がお姉ちゃんよ、憂。」

憂「え・・・?」

憂「紬さん・・・ちょっと変です・・・」

紬「でも紬ってのももう違うしなー。これからはちゅむぎって名乗るよ!」

憂「・・・なんかコワい」

ちゅむぎ「実の姉に向かって怖いとか酷い!!私だって姉妹欲しかったに!憂は贅沢すぎるよ!」

憂「え?え?」

ちゅむぎ「なんか憂おかしいよ~。全く話噛み合ってないし!!」

ちゅむぎ「もしかしてこれも夢とか?」

憂「あぁ・・・」ガクガクブルブル

憂「何を言ってるんですか・・・?」

ちゅむぎ「憂ちゃん理解力無いなあ・・・」

憂「まったくわからないですよ・・・」

ちゅむぎ「私!憂とも一緒になりたいな!」

憂「え?」

ちゅむぎ「ちょおと台所借りるぞ。」

憂「ち、ちょっと!」



ちゅむぎ「あーやっぱなんか喋りにくいし記憶が混乱する・・・」

憂(さっきから紬さんの様子が変・・・いったいどうしたんだろう・・・)

ちゅむぎ「よく考えたら憂とは一緒になれないよ!だって夢じゃないもん!」

憂(怖いよ・・・お姉ちゃん・・・)

ちゅむぎ「でももし夢だったら・・・いっしょにトラウマ作れば融合できるかもしれないわね。」

憂「ゆ、融合!?」

ちゅむぎ「憂ちゃんもお姉ちゃんとずうと一緒にいたいと思った事、一度はあるよな?」









翌日、死体となった憂が発見された。
死体の横で添い寝をしていた紬はその場で逮捕された。







11か月後

刑務所

ちゅむぎ「だから悪いのは私だけで他の4人は関係ないけど実は私が悪いの。」

ちゅむぎ「なんで完全に一つになれないのよ!!おかしいって!!!」


そう、実験は失敗だった。紬の中で人格が完全に統一されることは無かったのだ。
中途半端に統合された意識は不安定な心理状況を生み紬を奇行へと走らせた。




数日後

ちゅむぎ「もうすぐ融合して一年かー」

ちゅむぎ「ちゅむぎも一歳だな!」

ちゅむぎ「ねえねえ看守さんもいっしょにお祝いしようよ!!」

監守「・・・」

ちゅむぎ「ケーキと紅茶もってきてー!久しぶりのてぃーたいむしたい!誕生だからいいだろ!?」

監守(琴吹紬の誕生日って今日・・・じゃないですよね?)

監守(ああ。勝手に誕生日だって言いきるんだ・・・なにがちゅむぎだ・・・)

ちゅむぎ「早くもってこいよっ!!」



看守はティーセットを持ってきた。奇行を繰り返している紬が舌を噛むのを恐れたからだ。








はっぴばーすでーとぅーゆー

はっぴばーすでーとぅーゆー

はっぴばーすでーでぃあ ちゅーむぎー

はっぴばーすでーとぅーゆー






独房で5人そろった一年ぶりのティータイムが始まった。         完




286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/01(火) 00:23:28.50 ID:h8Xeuoi30

とりあえずループはこう言うことでした。
長い間保守ありがとうございました。
そして、ここまで読んでくれた方ありがとうございました。